うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

世界選手権2021雑感⑥

いまさら掲載する世界選手権の感想。感想そのものはほぼ当日に書いているのですが、とにかく文書量が多いので、少しずつ分けて掲載しています。

ではでは、早速続きをどうぞ。

男子ショートプログラム

第3グループ

11:マウリツィオ・ザンドロン
28歳のベテランらしい演技でしたね、若者には出せない落ち着いた空気感。なかなか男前だし見栄えもするね(笑)。
ジャンプの転倒もあったのでいい演技とは言えなかったかもしれないですが、何かをそっと心に置いていってくれる感じ。第1滑走から見てるといろんな選手に出会えるのが楽しいよね。


12:エフゲニー・セメネンコ
コーチはミーシン先生か。ジャンプの明確さがそれっぽい。私がヤグディンをきっかけにスケートファンになったので、私の中でのジャンプの基準がそこなだけかもしれないけども。4回転だ、トリプルアクセルだって素人にもきちんとはっきりわかるジャンプってすごいことじゃないかなとは思ったわ。
表現面はこれから追いついてくるのかなという感じがしましたが、4回転を既に2種類とは。先が楽しみですね。スピンとステップも全部レベル4…!
やはりここまでではひときわ高い得点。暫定1位。


13:ハン・ヤン
トリプルアクセル相変わらずだな!!別の角度からも見たい!!!コンビネーションには乱れがあり、加点で稼ぎたい彼にはちょっと厳しいかもですが。
しかし、ハンヤンはとにかくその滑り。彼だけ違う材質の床の上に、いや重力の違う場所にいるみたいです。このスケーティングを見られるだけでもハンヤンの演技には価値があるよね。生で見たい、一度でいいから生で見たい!!!
現役続けてくれてありがとうですね。このまま北京目指すのだろうか。


14:ミハイル・コリヤダ
ハンヤンに続いて滑りの綺麗なスケーター。目の保養。でもこうして続けて見るとハンヤンのそれとは違う性質の滑りなんだなと感じてしまう。コリヤダはもう少しシャープな感じ?ハンヤンの方がよりやわらかいような。
足元がこれだけ良く滑るとスピンやジャンプも決まれば美しいよねえ。4回転のコンビネーションはマイナスされてましたが、アクセルは素晴らしかったですな。高い加点も納得。
全体的には悪くない演技でしたね。おお、やはり高得点。90点超えてきた。上位争いに食い込んできそうですね。元々それだけの実力あるもんな。

高得点だったせいか彼もテレビ放送がありました。製氷の間に一部の上位選手は流してくれるようだ。


15:Mikhail SHAIDOROV(ミハイル・シャイドロフ)
お名前の読み方間違ってたらすみません。
4回転にトリプルアクセルと難易度の高いジャンプで転倒してしまいましたし、スピンでも減点されていて得点は伸びないかもしれないですが、その構成で挑戦できるということは今後を楽しみにできそうですよね。
曲が気になる。レモンの木…?

第4グループ

若手もいればお馴染みの名前もある第4グループ。確実に上位争いに絡んできそうなメンツからベテランまで、面白そうねこのグループ。


16:コンスタンティン・ミュリコフ
4回転サルコウトリプルアクセルも1点以上加点つくくらいしっかり跳んでたので、コンビネーションの乱れがもったいないですね。ステップなどもレベルが取れてなくて、後半ちょっとパワーダウンしたのかもしれないですが、クラシックの定番を男のロマンティックさで表現してるような感じで、味がありますね。
キスクラで画像乱れて、次が鍵山君だからか?とドッキドキだよ!!


17:鍵山優真
無事に始まった。けどある意味無事に終わらなかった。これが世界選手権デビューってホント…???肝座り過ぎでしょなにこれ、待ってなにこれ…。
4回転トゥループは力で持ってった気もしたが、加点付きのジャンプにきちんと完成させる。それがいとも簡単にできてしまう体幹、滑り。物怖じしない堂々とした精神。チャンピオンの器だわ。いきなりこんなノーミス演技見せつけられて、今頃世界は震えあがっているのでは…。
映像が止まり気味で、復活したら得点発表でしたが、100点超えたああああ!!!!!びっくりして衣装変わってたって書くの忘れてたああ!!!!
非の打ち所がないプロトコル。いきなりこれをやられて世界は今頃(←繰り返し)…。いやあ、素晴らしいの一言です。

テレビでも当然放送。これ流さない道理なんてないわな。日本中が度肝抜かれてるんじゃない、滑走順的に仕方ないけど生放送できたらよかったよねえ。


18:アレクサンドル・セレフコ
鍵山君を見に来た人がやはり多かったのだろうか、その影響が何故か彼に出て、映像が止まっちゃったり、序盤は特に画質が落ちてたり…。コンビネーションジャンプ見られなかったけど乱れがあったのかな。
黒いシャツにグレーのジーンズ風な衣装で、ロックでカッコいい。スピードのあるスピンも曲などのイメージに合って切れ味があって良かったですね。彼は4回転なしなのね。


19:ミハル・ブレジナ
サルコウ綺麗な回転だったんですけどね、転倒。アクセルはさすが。
何よりもその粋な滑りね。冒頭から遊び心が感じられて見てて楽しいし、ステップは素人が見ても高い評価になるのが良くわかる。しれっと心憎く、足元に技術を詰め込んできてる感じ。今シーズンもベテランの味わいが堪能できる幸せ…。


20:ウラジミール・リトヴィンツェフ
なんと、ミハルで無料のライブ配信は終了。こりゃ確実に彼はテレビで流れませんね…(泣)。フリーに残ってくれと今は祈るしかない(泣)。
しかし祈ったが残ってなかった…。挨拶は見たから、見たからね(泣)。


21:ヴィンセント・ジョウ
リトヴィンツェフ君が映らんということは彼もヤバいじゃないか。でも実力的には必ず放送したい選手のはず。成績次第では怪しいけど流れる…よね?
いや、コリヤダが流れたということはなさそう…。彼ならフリーに残ってくれてると信じるしかないですな…。

が、まさかのヴィンスがフリー進出叶わず。その昔織田君もそういうことがあったし、トップ選手でもミスが重なるとそうなってしまうのがショートプログラムの恐ろしさ…。
3人出場していても一人がフリーに進めなかったら、オリンピックの3枠目は世界選手権では与えられずネーベルホルンで確保を目指さないといけなくなったって話を聞いた気がするけど、それでいくとアメリカの3枠目は今大会では確保不可能ってことになるのかな。あああ…。でも、まだネーベルホルンがあるんだよね。まだまだわからないさ…!


そんなこんなで、このあたりでテレビを視聴しての感想に移ります。キリがいいので感想もいったんここで終了。続きはまた次回に。



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