うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

ただひたすらな壁の思い出③ ~さよならはいつだって突然~

スケートリンクデビュー顛末記最終回。2回目までお付き合いくださった方がもしいらしたら本当にありがとうございます。何も得るところのないただの日記ですが、よろしければ続きをどうぞ。

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そろそろ整氷時間だったような記憶もあるし、いったんリンクを出て休憩するか、とリンクの出入口に目をやった私。その一瞬の気の緩みがバランスを崩す元になったのだろうか。
ええ、転んでしまいました、思いっきり…。一瞬何が起きたのかわからなかった…。

後ろにひっくり返ったようなのですけど(はっきり覚えてない)どうも左腕を強く打ったらしく、痛くてしばらく起き上がれずにいたら係の人が心配して様子を見に来てくださった。何とか起き上がって、椅子に座って腕を冷やす。ヘルメットや膝当てを借りてて正解だった、あれが無ければもっといろんなところ打ってたかも…。
友達は私が転ぶ様子を目撃したらしく、安定してきてたのにいきなり転んだのでびっくりしたそうである。私も全然転ぶと思ってなかったんですよ。ほんの一瞬の隙を突かれた感じ…。まあ、普段から良く転んだりぶつかったりしてる気もするけど(泣)。

転ばなければたぶんもう少し長く滑ってたと思うのですが、捻ったのか腕も痛いし、スケートリンクデビューはこれにて終了。壁から離れられずに終了した(笑)。リンクから客席を見上げてみたらスケーターの気持ちがちょっとだけでも分かるかな?なんて思ってたけど、完璧にそれどころじゃなかった(笑)。

リンクを出たあとは友達とごはん行ったり、また別の友達と合流してお茶して帰ったんですけど、腕はその間にじわじわ痛くなってきて、友達が見かねて湿布買ってくれた(汗)。転んでこんなに痛い思いしたのどれくらいぶりだろ、いや初めてかも(泣)。
その後、肘や手首といった間接部分が痛い時期が微妙に続きましたが、もうほぼ大丈夫かなと思います。当日や翌日は相当痛かったですよ、とほほ…。


以上が悲惨なスケートリンクデビューの顛末でしたが(笑)、こんなツルツル滑る場所で4回回ったり踊ったりしてる人たちって何なの?!超人なの?!こんなかったい氷に叩きつけられてもすぐ立ち上がって演技続けられるとか超人以外の何者でもなくない?むしろもう神格化して良くない?!
私がまともに滑れるようになる可能性はほぼゼロだと思いますが、試合やショーに出られるってことはそれだけでものすごいことなんだ、とますますスケーターを尊敬できるようになったので、これはこれでOKのような気がします。うん、もうそれでいいや…←涙目

そうだよ、根拠もわからんような文句ばっか言ってる人いっぱい見かけるけどさ、君たちにあんなことできるのか?できんやろ。ジャッジの人だってみんな元々氷上で跳んだり回ったりしまくってた人たちなんだぞ。どう考えたって染み付いてる感覚や見えてるものが素人とはまったく違うだろう。そこを信じられないって、もう世界中のすべての知識を自ら身に付けて、ありとあらゆる事態に自ら対処できる人材として自分ひとりで生きていくしかなくない?ぜっっったいに無理だと思いますけどね、ジャッジに対してああいう見方しかできない時点で…←げっそり吐き出す黒いエクトプラズム
以前から違和感を覚えるばかりだったことだけれど、改めて「わかったようなつもりでしかない状態であることを自覚しないまま批判する」ことの駄目さ加減が体感できた気がします…。ギャースカ言ってる人も自分なりに頑張ってることあるんでしょ、それ批判されたら苦しいでしょうよ。みんな頑張ってる、もうそれで良くないか…?私ゃもう疲れたよ…。


そう言えば、転ぶとやはり痛いので、それでもう滑りたいと思わなくなる人がいる、というお話は理解できるんだけども、転んで恥ずかしかったから、という理由で滑りに行かなくなる人もいるんだとか。私は普段からよく転んでいるので恥ずかしさはまったくなかったけど(笑)、確かに道路で転ぶよりはずっと痛かったかもしれない、転び方がまずかったのかもしれませんが。
けど、もう二度と嫌だ、とまでは思わなかったなあ。手取り足取り教えてくれる人がいる状態じゃないと運動神経が破壊され過ぎてて無謀すぎてこりゃ次回は無理かな(汗)、とは思ったけど、またお金があればチャレンジしてみたいです。その代わりずっと見守っててくれる人が欲しい!見守っててええええ!!ってみんなそんなに暇じゃねえ!無理!(笑)

とは言いつつ、これが最初で最後のチャレンジになりそうな予感もしていますが、それでも体験できて良かったな、と思います。スケーターって凄い、関わってる人みんな凄い、って改めて思えたので。尊敬の念をますます深めつつ、これからも楽しく記事を書いていけたら、と思います。
友達を始め、見ず知らずの私にも親切に教えてくださった皆様、本当にありがとうございました。もう必死だったので(汗)、おっしゃってたことを間違えて覚えてたらごめんなさい。読まれた皆様も、テンパってた人間が記憶の断片を繋ぎ合わせてどうにか書き留めた日記だということを十分ご理解の上で、さらっと流していただければ幸いです(泣)。


そんなわけで、長年の目標を達成できたことをここにご報告させていただきます。よっく当たる手相鑑定によると、2020年は私にとって人生最大の転機となりそうですが、ようやく滑りに行けたこともその一環かもしれないですねえ。

転機ねえ、色々予兆はあるのですが未来のことはやはり確実には言えないので…。今年に入って、時期や状況まで怖いくらいに当たったことが一件あるので(絶対当たらないと思ってた…)何が起きても受け止める覚悟ではいますけど。きっと素敵過ぎる未来が待ってるはずなので、どうにかここまで生きて来られた、あと少しだ、という気持ちでいます。当たればね(笑)。
当たれば、この話はどこかでひっそり書いてみたいです。マンガみたいな話ですからねえ。当たらなくても十分ネタとして活用できそうですが、当たった方が絶対にいい(笑)。

うむ、だらだら書き過ぎてしまった…。最後までお付き合いくださった皆様、ありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。




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