うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

プリンスアイスワールド2021雑感②

5月30日にBSテレ東で放送された『プリンスアイスワールド2021』。記事が長くなったので2回に分けて感想をお送りしております。では早速後半の感想もどうぞ。


★グループナンバー
ここから後半かな?スケート靴によるタップダンス。男性スケーターも全員短パンってあたりも珍しいですね、競技では見かけないし。
手だけでなく腕や足も叩いて音を鳴らしてるのも面白い。

ゲストスケーターもお揃い衣装の短パン。似合う似合わないの差が激しいという町田君評ですが(笑)、若いスケーターはだいたい大丈夫だと思われます(笑)。友野君も違和感なかったけど、刑事君の膝小僧は我々愚民に晒してもいいものだったのか神よ教えてくれ…。てか、さすが4回転ジャンパーの足だったな…。


本田真凜
シェイリーン・ボーン振付。真凜ちゃんもこんな大人っぽいの滑るようになったのねと思う反面、ラストでポニーテール引っ張るあたりはちょっと息が抜けて、いつもの真凜ちゃんっぽい。
今は佐藤信夫コーチに習ったりもしてるの?アメリカに拠点移してたのに、練習に行けないもんねえ…。


樋口新葉
来シーズンのフリー、ライオンキング。これもシェイリーン・ボーン振付だそうな。シェイリーン大人気。
新葉ちゃんはペアの演技を見てこの曲を使いたいって思ってたとか。でもやっぱリモート振付なんだな、時期的にしょうがないよね。
彼女は表現の引き出しが多いので、滑り込まれてどんなプログラムに育っていくのかが既に楽しみになるような、いい表情の演技でしたね。わくわく。


★グループナンバー
演技に入る前の謎のドラマ(笑)。プリンスメンバーが勤める会社ってことらしいけど、こんな華やかな社員ばかり普通いないからってツッコみたい(笑)。そもそも社員がみんなカラーシャツ(笑)。そして望結ちゃんはさすが女優、演技がひとり抜群にうまい(笑)。コバヒロ君も結構うまいと思いました(笑)。

ドラマからスケーターが抜け出してきたような出だしでプログラムが始まり、なかなか面白い。引き込まれますね。
リングを使った望結ちゃんのエアリアルに、ダンサブルなナンバー。会社どこ行った(笑)。
望結ちゃんは電話で呼び戻されてしまいます。絶対怒られるパターンですよねって町田君が怯えていましたが、そんなことはなかったようです(笑)。町田君何やらかしたの、人生で(笑)。
プログラムに整氷車登場!ありそうでなかった発想ですね、これ。
後ろで炎が燃えてたりして派手。コバヒロこうして見ると存在感あるなあ…。

そこからオルゴールの映像が入って、また曲調も衣装もまったく違うものに。ブラックとゴールドでゴージャス。
リングや紐を使ったエアリアルも再び登場。回っていれば怖くないってプリンスメンバーの談話が意外だった。ジャンプやスピンみたいなもんなんでしょうか。余計に怖そうなのに。地面に足ついてないんだし。元々みんな身体能力が高いからできるんだろうなあ。


本田武史
本田君もう40歳なのか…。プログラムは懐かしのリバーダンス!これ好きだったなあ、まさか40歳の本田君で見られるとは。てか振付モロゾフだったのね、さすがだな…。
若さは失われたかもしれませんが、渋さの滲み出たリバーダンスですごく良かったです。本田君の滑ることへの想いも感じましたね。いいもの見た。


荒川静香
ネッラ・ファンタジア。これも久しぶりですね、荒川さんらしさを堪能できるプログラムですよね。薄い水色の衣装もマイナスイオン
自粛期間長かったはずなのに、体型も技術も変わってなくて凄いのひとことです…。もう年齢わからん…。


宇野昌磨
出だしから、あ、やべえこれカッコいいやつだ、って何かを掴まれますね。
てかこれ、フジが使ってるボレロか…?だよなこの編曲。毎年年末を日本で過ごすステファンならではの選曲ですね…。
滑り込まれていないのがまだありありとわかりはしましたが、手拍子や歓声が入るとめちゃくちゃ盛り上がるだろうと感じました。昌磨君のある意味での浮世離れしたスター性、アニメっぽさみたいな感じがこの曲だとすごく引き出せる。今後どう磨き込まれるかが勝負な気もしますが、仕上がっていくのがすごくすごく楽しみです!!


★フィナーレ
プリンスの群舞のいちばんの見どころ、シンクロナイズドスケーティング。こういうご時世なので、練習も大変だったんじゃないかな…。全員で合わせて円になったり交錯したり、息もぴったりで熱も感じました。
最後は威風堂々。この曲、ショーのフィナーレにはよく合うよね。
エアリアルでも思ったけど、縦方向への演出が結構増えたのかな、今年。

ゲストスケーターは皆赤の衣装。皆さんおそらく自前の中から持ってくるので、懐かしの衣装の方もいますね。そういうのが見られるのもショーの楽しいところですね。

町田君の最後の言葉はいろんな人に届くといいなあ。感染を恐れて中止や禁止にするばかりでは何も進まないし何も終わらないんじゃないかと思うのです。
感染拡大に関して他人を責める発言をしている人は、多少の生活の不自由を強いられても経済的に追い詰められてはいない立場の人が大半なのだろうなと感じます。どのような不自由も不自由であり、どのような死もまた死。そこに意識が向かず、自分だけが我慢しているような錯覚に陥るから話がおかしくなるのでしょうね。これはコロナに限らず、ずっと前から日本に蔓延る面白いとは言えない感覚な気もしますけれど。

一時期はかなりズバズバ斬ってた町田君の解説が全体的にすごくまろやかで、彼とファンの間に感じていた壁が随分無くなった気がしました。でも味わい深さは失われていなかったので、またこれくらいの聞きやすさと情報量とのバランスが取れた解説も聞いてみたいですね。放送ありがとうございました!



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