うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

スケートアメリカ2021雑感②

男子に続いて女子。見逃し配信本当にありがとうございました…!てなわけで早速感想をどうぞ。

女子ショートプログラム

第1グループ

1︰クセニア・シニツィナ
彼女もシニアのデビューシーズンなんですね。第1滑走者からこのレベルかああ!今シーズンの女子シングルを象徴するかのようなスタートですね。今年はすべての国際大会の表彰台をロシアの女子で独占しそうな勢いですもんね…。

4回転やトリプルアクセルは入っていないけど、背伸びもせず気も衒わず、しっかりコントロールされたとてもいい演技でした。衣装も可愛い。


2︰オードリー・シン
放送なし。


3︰ダリア・ウサチェワ
ウサチョワ表記のほうがいいかしら?
まあああ、なんとジャンプが美しい…!余裕をもって降りてくるので見応えがありますね。
そして演技に華もある。本当に大輪のダリアの花が咲いていくみたい。エテリコーチはどこまで驚異的な選手を生み出してくるのでしょうか…。

リンクの端っこにいるトカゲみたいなの何…?なんかめっちゃ「グッ!」みたいなポーズ取ってるし(笑)。


4︰横井ゆは菜
マラゲーニャ。彼女の迫力が引き出せそうでいい選曲ですね、オリンピックシーズンに選んだ気持ちもわかる。

ああ、ルッツのパンクが痛い…。規定を満たさず無得点になってしまうので。
でも手の表情がとても豊かなスピンなど、見応えのあるポイントもあったと思います。

インタビューの声がやっぱりいいですね、耳に心地のいいお声。女子選手ではなかなかそんな声の持ち主いらっしゃらないから貴重(笑)。


5︰アンバー・グレン
6︰スター・アンドリュース

放送なし。

第2グループ

7︰宮原知子
女子の戦いのレベルを考えると、トリプルフリップの着氷乱れや回転不足は上位に食い込むには厳しいかもしれない。
けど、本当にいい表情で滑るようになりましたよね。昔はあまり感情が感じられなかったのに、世界観や物語がこんなに広がる…!こうやって選手の成長を見られるのが楽しいよね…。

少し前のシーズンに滑っていたプログラムですが、彼女のいい意味での「渋さ」みたいなものが味わえて、いいですよねこれ…。

インタビューでの涙は、嬉しい涙なのか…。なんかグッと来てしまう…。


8︰キム・イェリム
9︰エカテリーナ・クラコワ
10︰ユ・ヨン

放送なし。


11︰坂本花織
相変わらずアナウンスが「ケオリ・サカモト」に聞こえるなあ(笑)。英語圏ではどうしてもそういう発音になるのかしら。

コンビネーションジャンプでミスが…。でもセカンドがトリプルなので最低限のミスだったと思われる。うまく対処できましたよね。ダブルアクセルは相変わらずの質。

疾走感と浮遊感、その足元から繰り出されるジャンプ。人間の「滑る」という行為にひたすら酔えるスケート。じわじわじわじわこのプログラムも癖になりそう。

70点台は出してきててさすがなんですけど、シニアデビューの二人もいい演技だったからなあ。インタビュー相変わらず聞いてて楽しい(笑)。


12︰アレクサンドラ・トゥルソワ
本来の予定は冒頭はトリプルアクセルだったのか。女子はショートから4回転入れられないもんな。しかしダブルアクセルさすがの安定感。ジャンプすべて素晴らしいキレ。普段4回転跳んでるわけですしね。ルッツのコンビネーションの加点すげえ!

ジャンプ以外の要素もまたギュッと濃密になってきた感じ。少女からすっかり大人になって、一見別のスケーターのようだけど、ジャンプのキレはどう見てもトゥルソワだし。

彼女もエテリのところに戻ったのか。プルシェンコのところでは物足りなかったか。コストルナヤもトゥルソワも戻るとは…。それだけエテリコーチの腕が良く、そして二人との相性も良かったのかもしれませんけども。


てなわけで戦いはフリーに続く。また次回の記事も読んでいただければたいへん嬉しいです。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com