スケートカナダの記事と掲載が前後してしまいましたが、スケートアメリカの感想を粛々と載せております。放送のあった選手のみですが。よろしかったら今回もお付き合いください!
男子フリー
第2グループ
6︰ミハル・ブレジナ
放送なし。
7︰佐藤駿
オペラ座の怪人。超定番の選曲ですが、やはり羽生君のオペラ座の怪人がモデルなのね。尊敬してるみたいだったもんなー。
転倒などミスもありましたが、脱臼を抱えながらも諦めない気持ちが伝わる演技でした。傷付きながらも、道を見つけ出そうとするファントム。きっと優しいファントムなんでしょうね。
4回転が4本。彼らしいジャンプの上手さも観客にはちゃんとわかったんじゃないかなあ。もう一回見たいな、と思わせる演技でしたしね。
インタビューからすると調子が良かったようなので、脱臼さえなければと思ってしまうけど、ベストな演技は次の機会に…!
8︰ネイサン・チェン
プロトコルだけ見て、目をひん剥いてたので、見逃し配信で見られて嬉しいですわ。
4回転市場では全然人気のない4回転ループが冒頭から…!ルッツとサルコウはダブルに抜けたけど、これ当然4回転の予定だったってことよね。
ループ、フリップ、トゥループは決まったので4回転はきっちり3種類。ほぼ入れてきてなかったループがここで決まったのはでかいんじゃないか…?
明らかにバランスの崩れていたジャンプもあったので、得点はいつも程は出ないでしょうが、アクセル以外の4回転をすべて入れ込んだ、現時点では最高難度のプログラムということになる。逆転を狙ってのことだったのかもしれませんが、これをやろうと考えることがもう尋常じゃないよ。
インタビューでもいい顔つきだなあ。いい練習できてるのかな。
9︰ジミー・マー
放送なし。フリー10位か…。ショート良かったのにね。
10︰宇野昌磨
彼も4回転ループ!手をついたけど入れてきた!ここに来て急にループが大人気!
4回転サルコウも両足か。ものすごく沈み込んだけど4回転フリップも決まった。残りは4回転トゥループとトリプルアクセルを2本ずつ。
ループを入れることで4回転5本の、アクセル以外のトリプルジャンプの単独を排した、おそらく彼の中で最高難度のプログラム。クリーンには滑れなかったものの、ボレロの高揚感と、ステファンの振付の華やかさと昌磨君の元々のいい意味での雰囲気がとても良く混ざり合っていて、これは生で見たい!とめちゃくちゃ思ってしまいました!
11︰ヴィンセント・ジョウ
4回転が5本続く。しかもどれも素晴らしい質。ループ以外は全部入ってる。相変わらず回転不足気味の選手で、qたくさんついてはいましたが。
最後はトリプルアクセルのコンビネーション。これもしっかり着氷!これはもうヴィンス史上最高の演技では…!震えが来るようだ…!
プログラムも何シーズンか前に滑ってたやつだよね。オリンピックシーズンに持ってきて正解だったんじゃないか、彼の実直な雰囲気にも合うし観客の高揚感もこれでもかと煽ってくる。こういう完璧な演技のために用意された曲のような気がするほど。
ネイサンがずっと負けなしだったし、この優勝は本当に嬉しかっただろうなあ…。いいもの見せてもらえたよ…!
スケートアメリカの記事は次回で終了です。良かったら最後までお付き合いくださいね。
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