うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

ジャパンオープン2019雑感②

おそらく死ぬほど今更のタイミングで載せているであろう、ジャパンオープンの記事の2回目です。本日で最終回です。シニアのグランプリシリーズが始まって記事が渋滞してきてしまったので、競技の開催日から相当経過してからの掲載になっているだろうと思いますが、どうぞあたたかい目で読んでいただけましたら…。

ではでは、女子の競技の感想をどうぞ。

女子フリー

1:長洲未来
未来ちゃんももう26歳なのか…。わしらが年を取るはずじゃのう…。
休養中という話だったとは思うものの、もう現役には戻ってこない可能性が高いのだろうが、さすがの演技でした。ジャンプのキレもあるし、落ち着きあるベテランの魅力。最後の最後をジャンプで締めるプログラムなのだが、着氷がうまくいかず、苦笑いする未来ちゃんがちょっとかわいい。決まればカッコ良かっただろうなあ。


2:宮原知子
宮原さんもこんな情感豊かな演技をするようになったんだなあ…。やはり女子も成人してから、彼女くらいの年齢になったくらいから表現面が技術に追い付いてくる。でもその頃には若い選手に技術で勝てなくなるなんて、なんて皮肉な競技なんだろう…。
彼女にしては珍しく転倒もありましたし、冒頭のジャンプにミスもありましたが、それを忘れてしまう、さすがの後半でしたね。会場で見てた人にはきっともっと伝わるものがあっただろうなと思う。


3:アレクサンドラ・トゥルソワ
サルコウって、4回転サルコウってあんなにカッコ良く跳べるものなの…?何あの蹴り…。でもそれだけでは終わらない。次は4回転ルッツ?さらに4回転トゥループのコンビネーション…?しかもコンビネーションはもう1本…?
4回転4本という、男子でもトップ中のトップにしかできない構成。普通はルッツとループのコンビネーションやるだけでも大変なのに女子は。ってそれもバッチリ入ってるしー!フリップが存在を消されていたが、なんかもうそんなんいいや…。滑りのスピードが凄いので、その加速であんなに跳べちゃうんだろうか。
得点を見て「えっ?!」と思わず声に出てしまう八木沼さん(笑)。いや、素になってもしょうがないっすよこれ…。


4:ブレイディ・テネル
スケートアメリカの演技を先に見たので、この大会から競技に向けてバッチリ調整したのだろうな、というのがわかるのだけど、それでもさすがの演技だったと思う。振付はリショーなんですね。
えっ、少し前に骨折してたのか…。まだ練習も足りていないだろうに、それでこれだけ滑れるとか…。すげえ。今年も表彰台争いにバンバン関わってきそうですね。選曲もとても彼女に合うと思います。秋の切なさが10月の埼玉に溢れたんだろうなきっと…。


5:紀平梨花
トリプルアクセルの高さが凄まじかった。彼女のこれまでのアクセルの中でもいちばんかと思うくらい高かったのでは。4回転も入れるつもりだったのか、とりあえず3回転サルコウを入れていつかに備えているのか、気になる冒頭のジャンプ。今シーズンも目が離せそうにないですな。
ほぼ綻びのない素晴らしい出来で、最後のジャンプにミスはあったものの、完成度の迫力で圧倒されてしまうので忘れてしまうのだった。シーズン序盤だしグダグダ演技の大会、というイメージの強いジャパンオープンですが、女子にはそんなの関係ないようですな…。あわわ、あわわわ…。
今からこの出来で、シーズン終盤にはどうなっちゃうんだ…。うおおおお楽しみ…。


6:アリーナ・ザギトワ
衣装素敵、すごく素敵。黒がベースなんだけど、地味すぎず派手すぎず、たいへんきらびやかで、かつシック。とても素敵です。
そして彼女も素晴らしい…!冒頭のコンビネーションジャンプからキレキレでしたが、それが最後まで一切勢いを落とすことなく続いていった。これは会場にいたらスタオベですね、ここまでスタオベ続きでしょうが、シーズンの開幕を告げる試合をこれだけのレベルで締めくくってくれたんだからもうスタオベですよ。
高得点が出ていますね。普通ぶっちぎって優勝できる点なんですけど、2位…。トゥルソワ…。4回転4本だもんなあ…。


得点の計算方法が男子と女子ではちょっと違ってたはずですが、今のままの得点でも普通に男子と競っていらっしゃいますけどトゥルソワさん…。ネイサンとヴィンスとテネルをもってしてもアメリカが勝てなかったのはロシアの女子が強すぎるからだ。そうか、今最強なのはロシアの女子か。いやわかってたけど、わかってたけどおおおおお!
日本チームはバランス良く皆強い感じだったし、あのロシアに次いで2位なのはさすがでは。ってロシアじゃないから、チームヨーロッパだから…←震える声


以上です。そのシーズンの行方が占える大会でもあるので、出来るだけ早めに載せたいと思ってはおりますが、皆様の目に触れる頃には間違いなく今更…。シーズン序盤を振り返りながら、のんびりと読んでいただけていたなら幸いでございます。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。




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