うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

スケートカナダ2021雑感④

スケートカナダの記事はとりあえずこれで最後。配信のチケットが購入できればペアやアイスダンスも見られるのにな、と切ないですが、見られるものだけでも精一杯楽しむということで、とりあえず頑張っていければ…。

ではでは、地上波で放送のあった選手のみですが、以下演技の感想をどうぞ!

女子フリー

第1グループ

1︰河辺愛菜
YOSHIKI作曲の『Miracle』。昨シーズンからの持ち越しですね。選曲が彼女にピッタリ合う気がしてたので持ち越し嬉しい。YOSHIKIも自分の曲が使われて喜んでそう(笑)。

トリプルアクセル素晴らしい出来!フリーの第1滑走者からこのジャンプで、観客の度肝を抜いたのでは。回転不足判定だったようですが、よく降りた。
全体的に大きなミスがないどころかジャンプが次々決まる会心の演技。qがいくつかあったようですが素人にはわかんないです。
自分でも出来はわかるでしょうし、コレオでとてもいい表情をしていて見てて泣きそうになる。今シーズン初の家庭内スタオベでした!よく頑張った!


2︰アリソン・シューマッハ
3︰エミリー・バウスバック
4︰マデリン・シザース
5︰イ・ヘイン

放送なし。第1グループだししょうがないか。


6︰三原舞依
うおおおおおおおお!あああああああ!これもスタオベだあああああ!

彼女も昨シーズンからの持ち越し。昨シーズンはもっと森の妖精っぽい衣装でしたが、今シーズンは森の中で花の咲いてる妖精っぽい。意地の悪い悪戯とかしなさそう、静かに花の蜜とか集めてそう。

冒頭のコンビネーションジャンプからして高さもあって素晴らしく、その後もノーミスが続いていく。体力が完全に戻ったのか、エネルギーを感じる。しかしその滑りは上品で、妖精の世界の物語を読んでいるかのよう。

これは出るでしょう、自己ベスト。総合得点も自己ベスト更新。フリーだけなら3位。スピン・ステップすべてレベル4でGOEにマイナスもない圧巻の出来。
急遽出場だったはずなのにさすがです。女子の戦い熱い!!

第2グループ

7︰カレン・チェン
放送なし。次の大会では映ってくれー。


8︰樋口新葉
トリプルアクセルきたあああああああ!シャープでカッケエエエエエエ!!加点ついてるし回転不足でもない!成功だあああああ!これは今後も大きい!

コンビネーションにミスは出たものの、ラストジャンプを3連続にしてリカバリー。スピード感や高揚感も感じられる、名プログラムになる予感しかないこのライオンキングですが、今日も良かったですねえ。スピンもステップもレベル4。
樋口さんの表情がまたとてもいい。彼女、今とても充実してるのかな。滑りにも全体的な雰囲気にも喜びが感じられて。

彼女もパーソナルベスト。日本女子、あっつ!!今から全日本が楽しみ。


9︰アリサ・リウ
放送なし。フリーも流れなかったか。


10︰アリョーナ・コストルナヤ
彼女のトリプルアクセル、高さと飛距離が凄いですよね。空飛んでるみたいな。ハンヤン系と言うか。

ラストのルッツも減点されてたし、その前のコンビネーションもちょっと怪しい?あ、qついてる。でもオイラー挟んでトリプルサルコウのジャンプよ。男子の方でしょうか…。

怪我でもあったのか、ジャンプの不調か、まだ戻りきってないみたいな話もありましたが…。そのためなのか細かくミスは見られたものの、この時点で表彰台確定。
ノーミスだったら何点行くかなあ。トリプルアクセルはあるけど4回転入ってないことを考えると、質の高さと総合力で十分勝負できる選手ですよね。


11︰エリザベータ・トゥクタミシェワ
えっ、待ってこの衣装超素敵…!髪型も素敵。めちゃくちゃ美しくない?いつも美しいけど今シーズン過去最強に美しくない…?

トリプルアクセルも2本成功。コンビネーションも単発も。そしていつでもキレキレのルッツ。フリップがちょっと怪しかったけど、よくこらえた。あー、やっぱりq。でもミスはここだけか。
ジャンプ見てて楽しい女子選手っていいよね…。

観客を乗せて、楽しませる演出や構成も入っていて、ただ高難度ジャンプを入れてるだけじゃない、サービス精神や観客とのコンタクト、そして彼女の個性もすべて意識されてる。彼女の競技人生の集大成のようなプログラム…!

フリー150点超えててもパーソナルベストじゃないのね。恐ろしい。今シーズンの彼女も本当に楽しみ…!


12︰カミラ・ワリエワ
は…?あの…?え…?グランプリシリーズデビュー?は…?

4回転サルコウを何故あの質で跳んだ上にタノが入れられるの…。4回転トゥループも2本。どうしてタノが…。しかもオイラーからトリプルサルコウのコンビネーション…?男子でもそんなに跳べる選手いなくね…?
トリプルアクセルは着氷が乱れましたが、あんたこれトリプルアクセルですよ…?

そして絶品のスピン。正直このスピン持ってるってだけでも十分見応えある選手なのに、それだけどころじゃない。濃密でスピード感に溢れたプログラムは、あっという間に終わってしまう。

驚異の180点。女子の得点じゃないだろこれ…。総合得点は260オーバー…?だってトリプルアクセル以外すべてのGOEが1点以上あるんだぞ…?
男子と戦っても十分勝てるよね…?女子って得点男子よりちょっと低めに出るよね、0.8とか掛けるんじゃなかったっけ…?


驚異のトリプルアクセル祭りだった…。出場選手の半分がフリーで跳んでる。もはや祭典…。

紀平さんが出場できなくなって放送局的には痛かったかもしれないですが、地上波で放送して正解だったんじゃ。北京のメダルの行方を占う超面白い試合でしたわよ。

そんなところで、カナダの記事は終了。放送のあった選手だけとは言え、久しぶりにがっつり感想書けて嬉しかったです。開催順としては前後してしまいますが、次はスケートアメリカの記事でお会いしましょう。


「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com