うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

カーニバル・オン・アイス2022雑感②

感想の続きです。ではでは早速。


★マライア・ベル
ハレルヤ再演?かと思いきや、マントを脱ぎ捨ててショートパンツのノリノリナンバーに。現役を引退して元気に次のステージに、ということなのかな。面白い演出ですね。


ステファン・ランビエール
CMの前にロミオとジュリエットの映像が流れたのですけど、2008年の衝撃の坊主ロミオ…。表情をよく見てほしい、と当時も言ってましたけど、絶対そんな理由で切ったんじゃないと勝手に思ってる(笑)。てか何故これをぶち込んできたんだテレ東(笑)

プログラムはロスト。難解なプログラムのせいか、実況が詳しい解説を入れてくれている。振付はサロメさんも関わってるのね。
車通りのあるいつもの帰り道で、家への道がわからなくなるという謎のストーリー。ステファンらしい…。
普通にお洒落に巻いていた白いストールは彼の心らしく、外して身体から切り離すことで、彼は無心で踊り始めるらしい。我を失い、自分が何者かもわからないなら、いっそ何もわからずにただ赴くまま歩くのか。
ステファンの自由自在な滑りと動きがここで表現される。
しかしストールを再び手に取る彼は「我に返った」らしい。心のままに踊り狂ってリセットされた彼は、新しい世界に歩み出す…。

何の変哲もない日常の中で、彼自身にも、時にふと狂ってしまいそうになるとき、自分を見失いそうになるときがあるのかもしれない。自分自身を取り戻すために何かに没頭してリセットし、日常を刷新して再び始めるという感じかな…?
自由と言いつつそれは計算された滑りなのだろうけど、彼の自由な滑りをただ無心で観客は受け止めて、観客も新たな日常へとまた踏み出せるのかも。

成美ちゃんの唱える「ステファン最強説」、わかる…。日本では特にそうかも。人間的にも素晴らしいって言ってくれてる…。

インタビューで日本語でメッセージをとせがまれたものの、オツカレサマとアリガトウゴザイマスだけだったな。もっと喋り出してもおかしくないくらい日本に来てるけど、日本語で会話する必要がないだろうしなあ。


★三浦佳生
吉野晃平振付。すごいスピードのまま最後まで滑り切る、シンプルな白シャツなのに魅せる!
インタビュー面白い…。フリー滑った日にきつい、って素直に言ってる(笑)。


★ルナ・ヘンドリクス
成美ちゃんはお兄さんのヨリクと同世代なのかな、ジュニア時代から一緒だったと。今は彼女のコーチだよね。
ジャンプにミスが出たりしてはいたけど、やっぱ巧みだなあ…。なかなかエキシビション見られないので嬉しい。黒の衣装もカッコイイ。


★小松原美里&小松原尊
今シーズンのリズムダンスですね。すごくカッコイイ、照明の効果も手伝っていつも以上にカッコイイ気がする!あっという間に終わっちゃった。いい演技だった証拠ですね。


佐藤有香
スケートを始めて45年とのこと、最低でも45歳のはずなのに、鍛え抜かれた身体が素晴らしい。リンクは寒いけど暖かいものを感じるという実況の言葉がその通りだと思った…。
今シーズンでショースケーター引退とのことで、生で観に行きたい気持ちがすごくあったのですがやはり難しかったので、こうして画面を通してでも見ることができてありがたかったです!


ステファンの感想が長すぎたのでここまで(笑)。次回で最終回です。



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