うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

カーニバル・オン・アイス2023雑感③

今回で最終回でございます。今更読んでいる人もいないと思いますが、もしたまたま目に留まった方がいらっしゃったら、よろしければ最後までお付き合いくださいませ。


ステファン・ランビエール
ジャンプはお手付き。次の動きが全然読めなくて、つい足元を見てしまう。
スパイラル。最後はゆっくり老いていくのか。円熟の演技でした。
ステファンがこうして人前で滑るのはあと何年なんだろう。趣味に予算を割く余裕はもうない、それは覚悟して生きていくつもりだけど、ステファンだけはもう一度この目で見たい。許されるなら、もう一度。


★三浦璃来&木原龍一
ステファンの内にこもった世界から一転、突然パッと花火が上がったようにエネルギッシュな二人。それだけステファンの静の演技が印象的だったのかもしれない。
豪快なスロージャンプ。ピタリと揃ったスピン。今シーズンも楽しみすぎる!!


★坂本花織
とても喜びに溢れた曲と、希望に満ちた演技。これもとてもいい!薄紫の衣装も可憐で良いですね。
アンコールもあり。フリーですね、フィーリングッド。すぐあのハイスピードの世界に戻れるのが凄いな、切り替え難しいですよね。


★ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン
机を使ったプログラム。黒い布をかけた長い箱のように見える。衣装も黒、シゼロンは羽織ものも着てるけど。
氷上のモダンアートというか、退廃的な雰囲気。滑るのうっま、単純にそこが凄すぎて見とれてしまう。
彼らもアンコールあり。ピアノの曲。畳みかけるようなリフト、スピン。息をのむ美しさ。とても良いものを見せてもらいました…。


宇野昌磨
新しいプログラムですね、クラシック系と言うか、これまであまり滑っていなかったようなイメージ。大きく転倒している場面もありましたが、さすが魅せてきますね。
アンコールもあり。何のプログラムかな、すごくユニークなステップ、面白い。そこからスピンになだれ込んで、プログラムの一部だけ見てもカッコいいな、フリーかな。それにしても、昌磨君が現役の日本男子最年長になる日が来るとは…。ついこの間までシニア最年少だった気がするんですけど(汗)
髪切ったのかな、いつもよりさっぱりしてる印象でした。


★フィナーレ
再びハラミちゃんのピアノ演奏。フィナーレもほかの楽器は登場せず、ピアノのみ。
着替えてるスケーターもちらほら。荒川さんと坂本さんはいつもオープニングやフィナーレで着替えてる気がする。着替えが早いのかしら。日本のアイスダンスの二人も着替えてますね。
ステファンの軸のぶれないスピンも堪能して、フィナーレは終了。全体的に演技だけを淡々と流してくれる内容で良かったと思います。こってりした解説を聞きながら見るのも楽しいんですけどね。


ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。