うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

ファンタジー・オン・アイス2023神戸公演雑感①

毎年神戸だけでも行きたいと思っているんですけど、まったく行けないまま8年近く経とうとしておりますね…。過去の記事を読んでいただければおわかりの通りなのですが、私2010年の初回公演からこのショーに行ってたガチ勢なんですよ。色々生活上の事情があって長年会場に行けないまま過ごしているんですけどね、とほほ。金持ちの愛人になれば万事解決なんですが、そんな都合のいい話は当然ながらありません(笑)

あちこち歯抜けのまま放置していた記事が発見されたので今回掲載してみることにしましたが、歯抜けだった部分は今更埋めるのが難しかったので、今更読む人もいないことでしょうし、まあ適当に読み流していただければ幸いでございます…。ではでは、以下テレビ放送を見ての感想をどうぞ。


★オープニング
この曲を会場で聞かないと死ぬ病気だとあれほど…←人生に絶望
衣装が今回随分スケスケ。これでショースケーターも引退するジョニーにはひときわ大きな歓声が。ステファンの登場位置が、やっぱこのショーの重要人物なんだなと感じてしまいますね。そう考えるとカオリサカモト大出世。世界選手権連覇ですもんすげえよ!

そして!これを見るために行きたかったんだよ会場に。ディーン・フジオカの生歌による『History Maker』!
このショーの初期に出演していたスケーターたちの多くがおそらく主なモデルとなっているであろうアニメ作品『ユーリ!!!オンアイス』。この曲が原点の場所にやっと満を持して登場したんだなと感慨深いものがありました。

なんとなくジョニーフィーチャーのオープニングのように感じましたが気のせいかな。最初期は彼とステファンがこのショーの二大看板という印象でしたしね。プルシェンコとか人気スケーターもたくさん出てたけど、多くのスケーターが毎回出てたわけじゃないですし。その頃のことを知っているかいないかで、今回の公演への思い入れはまったく違うでしょうね、観客の側も。
できれば初期から見てきた人たちが会場にひとりでも多く足を運べてたらいいんだけど。私ももちろんその場にいたかったんですけどね、私を助けてくれる白馬の王子様も魔法使いのお婆さんもいないんですよ、この世界のどこにもね。こうしてほんの少しだけ思いを書き残すこと以外、私に許された力は無いみたいですよ。


三原舞依
普通のシャツとスカートって感じの衣装なんですけど、そういう格好でなんとなくリンクに遊びに来た普通の子はこんなにスケート上手くないでしょ、ってギャップがかわいいですね(笑)。連続ジャンプもスパイラルもキレキレですな。


ジョニー・ウィアー
ジョニーの名作プログラムのCreep。これが人前で披露されるのもこれが最後なのか…。
最後はありのままの自分でと、衣装ではなくおそらく練習着、メイクもしていない。素顔でも元々が美形なので違和感ないし、素のジョニーに最後に会えるのはファンとしてはこれ以上のものがないと思う。なんの飾り気もないジョニーは、今まで見たどんなジョニーより美しかった。


無良崇人
小林柊矢コラボ。白シャツにジーンズのラフな衣装が爽やかな曲にマッチしてますね。相変わらずのジャンプの高さがいい。そしてじわじわ味が出てくるプログラムでなかなか良いですな…。いい意味での普通っぽさがあるのよ。


★デニス・ヴァシリエフス
途中で衣装を脱ぐプログラムは多いけど、衣装を序盤で着るという新機軸。演出だと思うけど、単に衣装着てくるの忘れただけ?(笑)あ、歌詞に茶色のセーターってあるから演出か。ラストの方でセーター脱いだからお別れなのか…。
間奏に合わせたスピンがいい。あとこの歌手の方とても歌詞が聞き取りやすい歌い方なので世界観が伝わりやすいですね。


★坂本花織
照明がずっと彼女を追ってると、スピードをますます感じ取れてゾクゾクしますな。しかもマトリックスじゃん、生でまた見られるチャンスだったじゃん…。くそう神戸行きたかった死ぬほど行きたかった(泣)


宮原知子
中島美嘉コラボ。ORION。何のドラマの主題歌だったっけこれ。ちょっとした身のこなしが芯のある柔らかさで素敵。曲をすくい上げて星空にそっと投げていくみたいなイメージかな…。


★パイパー・ギレス&ポール・ポワリエ
中島美嘉コラボ。これも何の曲だっけ、たぶん聞いたことあるんだけどおおおおおー。ヒット曲多い人ってすごいなあ。
この二人も来てたのよねえ、会場行きたかった…。日本語難しいだろうに、ふわりとした間合いが曲にぴったり合ってるのさすが過ぎる…。


ステファン・ランビエール
黒一色の衣装なのに、彼の身体の動きに世界や色が見えるから全然暗く感じないんだよ、世界は闇じゃないんだって感じられるような…。
派手なジャンプ入ってなくてもこれだけ目が離せないんだよね…。スパイラルは教会に終わる命を迎えに来た天使のようだった…。


★ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン
何をどうしたらここまで寸分違わず同じタイミングで、同じリズムで滑れるのだろう…。異なる人間がぴったり同じ動きをするというのはそれだけありえないことなのか。静かなピアノ曲なのにまったく滑る音の聞こえないスケーティングも絶品過ぎる…。芸術だよこれもう…。


織田信成
コラボで瞳を閉じて。用事が入ってほぼ見られなかった…。無念…。


ハビエル・フェルナンデス
ジャズの名曲メドレーというところですかね。オープニングでもいい動きしてるなと思いましたが、引退して随分経つのにキレが落ちてないのが素晴らしいですね。


長いので2回に分けますね。よろしければ次回の記事もお読みいただければ幸いでございます。