うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

NHK杯2023雑感②

続いて女子ですね。選手のリンクインの曲がワンダイレクションの曲でしたが、世界選手権は放送局の都合だったんでしょうかね。やっぱこれじゃないと試合が始まった気がしませんね(笑)

ではでは、早速感想をどうぞ。

女子ショートプログラム

第1グループ

1:青木祐奈
とてもいい表情からスタート。ルッツとループのコンビネーション、セカンドが高い!ダブルアクセルもしっかり降りたのですが、このふたつのジャンプにはレビュー。ううん、回転不足か…。ラストのフリップは大丈夫かな。いやアテンションか…。たいへんまとまった演技だっただけにもったいない。
振付は自分で行ったそうですが、とても想いを感じて良かったです。回転不足があったとはいえ、素晴らしいグランプリシリーズデビューになったのでは?
8年か9年くらい前、まだ小さかった頃に生で演技を見たことがあるのだけど、もうこんなお嬢さんなんだなあ。そりゃ8年も経てばそうか…。


2:ウィ・ソヨン
プライドと偏見』という映画の曲らしい。どんな映画?
ジャンプの回転がはっきりして大きくて、派手じゃないけれど力強さがありますね。韓国の選手っぽい。スピンとステップはレベルが取れていないので、これからでしょうか。でもしっかりミスなく滑れることがまずはショートは重要ですかね。
採点ちょっと時間かかってた気がしたけど、回転?いや回転不足はないや。GOEがもっと稼げるようになったら伸びてくるかな?暫定1位。


3:リンゼイ・ファン・ツンデルト
リンジー・ファン・ツンダートさんに聞こえたな、アナウンスは。そっちにした方がいいかしら。
タノ入りルッツで転倒。ショートなのでコンビネーション必須、リカバリーが気になるところですが、回転不足はあってもしっかり立て直してました。でも転倒で全体的にかなりリズムが狂ってしまった印象でした、もったいない。
プレスリーの有名なバラード『Can't help falling in love』のカバーなのですが、めちゃくちゃ暗い曲になっててびっくりした…。女性ボーカルなんだけど、フラれたとしか思えない歌になってるんですけど。あんな甘い歌詞の曲なのに(笑)


4:レア・セルナ
おっと、お久しぶりですな。ダブルアクセルもコンビネーションジャンプもとっても大きくて良かったんですけど、フリップでかなり崩れてしまった、ここだけもったいなかったかな…。
以前に比べると演技がくっきりして迫力が出た印象で、演技自体は悪くなかったような気がします。ミスが響いたか、暫定3位。


5:アヴァ・マリー・ジーグラー
ジャズのプログラム。とてもけだるい雰囲気で良かった、17歳という年齢を忘れるような。ジャンプも少しミスは見られましたがダイナミックで良かったと思います。コンビネーションはレビューついてたけど、回転不足かな。セカンドがちょっと、ん?と私でも思ったので。あ、ルッツにアテンションもついてるのね。


6:樋口新葉
素晴らしいダブルアクセルからスタート。情感すら感じさせる、今日いちばんのアクセルだったのですが…。あああ、コンビネーションのルッツで転倒。回り切ったと思ったのに。当然リカバリーしてくるのですが、セカンドがシングルになってしまった。動揺したか、ステップやスピンのレベルも取れていない。とはいいつつも今日は全体的に判定が厳しめらしいのだけど。
ミスが響いて、暫定5位。うーむ…。ちょっと厳しい展開か。


第2グループ

7:ニーナ・ピンザローネ
とてもスピードとキレがあって、見ごたえありました…!なんというか、思い切りがいい。それでいて雑にもなってなくていいなと思った。ルッツの回転不足があったくらい?
ベルギーの選手か、これは今後も楽しみ。今日がお誕生日だったそう、とてもいいお誕生日になったのでは?
お、キスクラにリショーいますな。リショーの振付、やっぱ独特で印象に残るなあ…。


8:リンジー・ソーングレン
リンゼイ・トルングレン表記と迷いましたが、会場に合わせてみました。
いやー、素晴らしかった。スピンの軸が細くて回転が速い、非常に美しい。すべてレベル4も納得。ジャンプの高さや幅もありつつも演技の美しさを損なっておらず、大きなミスも見られなかったと思うし、スタオベが出るのも頷ける演技。さすがアメリカ、層が厚い…!柔軟性がある選手というのはやはり見ごたえがあるのだなあ。ステップもレベル4ですね。
おや、タイムバイオレーションがあったみたい。ちょっともったいなかったですね。でも暫定1位。


9:アナスタシア・グバノワ
あああー…。コンビネーションのセカンドがパンクー!!ああああもったいない…。そこ以外はさすがの演技だったと思うのですが、ちょっとぼやけたような印象になっちゃったかも。でもやはり彼女の腕の表現は素晴らしいですね、現役選手の中でも特に目を引く気がします。
回転不足等、厳しい判定は続いているらしい。彼女もルッツが回転不足。ステップもレベル2か…。ううむ、暫定7位…。


10:三原舞依
うおおおおおー!!うおおおおお!!!これはスタオベ必至!!!
カップ・オブ・チャイナ、出られなくて悔しかったろうな。今回もギリギリまで検討したらしいのに、滑る喜びを感じさせてくれる演技で素晴らしかった。振付はジェフだそうだけど、ジェフの笑顔も背景に感じてしまいそうなとても魅力的なプログラム。ジャンプも調子がいいときはもっとキレがあるんでしょうが、十分だったと思います。今日はジャッジも厳しいらしいしな。
回転不足がやっぱり響いたかな、暫定3位。


11:キム・イェリム
今日は皆なかなかジャンプが厳しいな…。特に彼女はこのところなかなか調子が上がってないような印象があります。優雅でどこか清らかな悲壮感のある雰囲気(意味不明な表現で申し訳ない)は健在で、演技自体は悪くなかったのですが、ジャンプの着氷が乱れて、回転足りないんだろうなというジャンプもあったので…。
暫定6位。なかなか混沌としてきました、今大会。


12:イ・ヘイン
スピンの足の下ろし方が、あれ?と思ったら速攻判定が赤くなってる。素人が見てもあれ?と思うものをジャッジが見逃すわけないですよね。GOEがマイナスだ。ジャンプも気になったところがあったけど、やはりいくつかレビューがついてる、今日は厳しいからどうなるだろう。
でもラストのステップ素晴らしかった、これでもかというくらいのスピードと気合い。ラストをステップで締めてるのもカッコいいです。これだけでおつりがくるわー。
しかし暫定3位。あんまり加点ついてないわりには上位かもしれませんけども、優勝候補だったと思うのに、やはり今回は厳しいのか。


70点越えのないなかなか厳しい採点。表彰台予想メンツが今のところほぼ入ってないんじゃ…?フリーがあるのでまだわかんないですけどね。強い選手はフリーが強いですからな。これは明日も楽しみですね!
舞依ちゃんが刑事君と知子ちゃんにインタビューされてる画、和むな(笑)

ではでは、次回はペアのショートプログラムの感想でお会いしましょう。