うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2017 in KOBE⑥

さて、オープニングも終了し、ここからは個人演技。

トップバッターは紀平梨花。黒い衣装が似合ってて素敵。
演技は日曜日の方が良かったかな。まだシーズン始まったばかりだしね、という感じではあったけど。表情がはっきり見えたので、やっぱり近いのは近かったかな、2日間とも…。

2番手はデニス・ヴァシリエフス。素晴らしい足の長さですな。
プログラムの最初はゆったりとしたスタートで、まるでコーチであるステファンのコピーのように見えた。しかし段々テンポアップしてくるとさすがに現役、キレとスピードのある動きはまったくステファンのそれではなく、彼だけのものでした。うーん、これはジャンプさえ決まるようになれば絶対強いぞ。既に日本での人気もかなりあるようで、客席からの歓声が凄かったです。
土曜日はステファンが演技を見てたかも。違うかもしれないけど。曖昧ですみません。

続いて坂本花織。ピアソラ。綺麗な青が鮮やかな衣装。
競技プログラムみたいだな、と思ってたけどエキシビション用でいいんだよね?彼女も日曜日の方が出来が良かったです。日曜日は視線をガンガン送っていただけるあたりの席で、たいへんドキドキしました(笑)。やっぱり彼女のスケート好きだな、と思いながら見てましたです。

ここからはコラボレーションタイムに突入。まずは織田信成藤澤ノリマサ氏の歌う『愛の挨拶』に乗せて、相変わらずの素晴らしい演技を披露。ジャンプキレキレ。何故引退した…。日曜日はちょっとミスってたけどそれでも十分現役に戻れると思うよ彼は…。
客いじりありのプログラムで、ショートサイドの客をつかまえて一緒に星?を指さしていた(笑)。土曜日はそれがおじさんだったせいか会場バカウケ(笑)。日曜日は女性だったと思うけど、土曜日と同一人物かどうかわからないがそわそわしてるおじさんがいたので期待に応えてあげて欲しかった気も(笑)

藤澤氏がもう一曲披露。曲は『星に願いを』、滑るのはアンナ・ポゴリラヤ。
エキシビションで着てた衣装かな。こうして肉眼で見るとやっぱり素敵。演技も厳格さの中に繊細さややわらかさが滲んでいて、とっても良いスケーターだと思った。競技を見る時にも結構注目してた選手なんだけど、生で見るとどうして惹き付けられたのかその理由がよくわかるな。
日曜日は演技の途中だったか最後だったか、すぐ近くで笑顔を見せてくれてその辺りの客席から思わず拍手が。それくらい可愛かったんですよ、ふっと緊張を緩める瞬間の、ほんのり優しい笑顔で…。ロシアの代表争い、見てるこっちも苦しくなるくらい厳しいけれど、頑張って欲しい、そう心から思いました。

さーて、実はもうこのあたりからほっとんどメモが残ってねー!正直もう全然思い出せないんだけど(泣)、頑張って書いてみるのでよろしければもう少しお付き合いください。ダイジェスト化しそうな気もしますがその時は申し訳ありません(泣)。

というわけでいきなり順番もあやふやで、間違ってたら申し訳ないのですが、ジョニー・ウィアー
土曜日は目が点になりました。ジョニーの彼以外には不可能な衣装の数々にはいい加減慣れてきたつもりだったはずが、想像を遥かに遥かに超えた衣装で、たぶん私は終始あんぐり口を開けたまま見てたんじゃないかと思います(汗)。
…全身透けてらっしゃる。透けているようで隠れてるんだと思うけど、隠れてないと言われたらそんな気もしてくる。男子の衣装史上最強に透けてる面積が広いのではないか。でも透けてるように見える素材なだけかもしれないし、いつぞやのオペラ・オン・アイスのエジプトみたいな衣装の方が今考えるとよっぽどヤバかった気も…。ジョニーは出てないが男子の衣装的な意味で…。
どうしても衣装に釘付けになってしまい、全然演技覚えてない(泣)。これ放送できたんだろうか…(汗)。

日曜日は衣装にも目が慣れて演技を堪能できるかも、とか思っていたら、なんと土曜日とは違うプログラムを滑ると言うではないか。リンクに現れたジョニーの衣装でわかった。黒くてシンプルで、ロングスカートのようになびく裾がドラマチックなあの衣装。
「Creep」だ!
うわあ、大好きなんだよこのプログラム。もう一度見られるとは思わなかったのでめちゃくちゃ嬉しかった。このプログラムにはジョニーの生き様が潔いまでに刻み付けられていて、ジョニーの並ぶもののない個性と美しさを際立たせる衣装も込みで名作だと思う。プロになってからのジョニーのプログラムとしては一番好きだ。
このところジョニーの演技にはミスもなく、いつも一定以上のパフォーマンスを見せてくれているという感じがする。素敵なプログラムをありがとう、ジョニー。

以下次号。