うさぎパイナップル

フィギュアスケート旅日記とテレビ観戦記とその他色々色々・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018)

かながわフィギュアスケート・フェスティバル2015⑧

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

最後を飾るのはもちろんこの人、エフゲニー・プルシェンコ!曲は「STORM」。
…誰がどんな素晴らしい演技をしても、結局アンタがぜーんぶ持ってっちゃうんだよねえ(笑)。あのステップを見せつけられるだけで「あ、こいつ変態。すごすぎて変態。もういいや負けた」って思ってしまうから凄い。何をやってもザ・プルシェンコ。でもそのザ・プルシェンコに納得するしかないのである。4年半ぶりくらいに彼を見たけど、全然変わってなくて安心した。私には見えなかったが4回転も跳んでいたようです。散々リンク脇で暴れて疲れてるかと思ったけど(笑)、プルシェンコは健在でした。
ちなみに変態ステップは主にロシア国旗持参のファンの前で披露していたらしく、土曜日の夜は私の少し左手にあるアリーナ席にそういうファンがいたようで、そのあたりでニヤリとしたかと思うとシャカシャカ始めてました(笑)。そう言えばトマシュもチェコ国旗やチェコジャージ?にかなりサービスしてたな。やはり自分の国の象徴を見つけると嬉しいものなのでしょうね。自分のファンだってことですもんね。
最初に流れるメッセージも「エフゲニー・プルシェンコでした」(和訳)でいちいち締めくくるザ・プルシェンコっぷりでした。何度名前言うんだよ(笑)。ずーーーっともう一度見たいと願っていたスケーターなので、間近で見られて大満足です。プルシェンコは生に限るね。あのオーラはテレビじゃ半分も伝わりません。
ところで、土曜日はちゃんと衣装だったのに、日曜日はただのシャツだったような気がするのは私の気のせいでしょうか…

そしてショーはフィナーレへ。いつか自分もあの場所に立ちたい、数々の綺羅星のような戦績を残したベテランスケーターたちの立つ場所へ…。そんな決意の感じられる子供たちのナレーションとともに、流れ出す音楽。…あれ、この曲聞いたことがある。有名な曲だから聞いたことがあっても不思議はないんだけど、そうではなくて曲の最初から最後まで何度も聞いたことがある。ということは所持しているCDの中にあるはず。必死に思い出したその曲は、ヴァネッサ・メイの「I'm a doun」。私の持っているアルバムではこのタイトルになっているのだが、「I'm a Doun for Lack O' Johnnie」とかその和訳の「ジョニーがいなくてがっかり」とか「リトル・スコティッシュ・ファンタジー」の方が知られているのだろうか。全部同じ曲…だよね?違うかな…。違ってたらすみません(汗)。和訳だと全然伝わらないけど、ヨーロッパの大地の情景が浮かんでくるような美しい曲である。そう、その昔本田君の滑っていた「レイエンダ」をとても気に入って、探し回ってやっと見つけたCDにこの曲も入っていたのだった。
その美しい曲とともにフィナーレは進んでいく。女の子のスケーターとコストナーが輪になる。ステファンが何人かの選手を導くように滑っていく。最後に青木さんの手を引いてプルシェンコが現れる。ひとつの時代を築いた世界の宝物たちから、次の世代へ。大切に大切に、愛おしむように、渡されていく見えないバトン。
素晴らしい演出に胸が熱くなりました。そしてその素晴らしさはヴァネッサ・メイのあの曲の、どこか優しいあのメロディーの賜物でもあったと思う。出演者にも、観客にも、心に残るショーだったのではないでしょうか。滑り以前にとにかくお辞儀が上手ではなく、人前で滑ることに慣れていないように感じられた子供たちが、まるで別人のように堂々としている。彼らにとっては、何より最高の3日間だったろうと思います。

スタンド席は非常に寒かったけど、しばらくそのまま余韻に浸っていたいほど満足でした。時期的なこととか色々あったにせよ、このショーが完売しなかったのはあまりにも勿体ない。
そして思いました。広島でもこんなショーを開催して欲しい。広島だけじゃ無理なら中四国地方合同でいい。フィギュアスケート不毛の地・中四国地方で頑張っている選手たちを応援し、かつフィギュアスケートの楽しさを中四国の人に伝えられる、こんなショーを。大きなアイスショーが無理ならば、せめて。見果てぬ夢なのかもしれないけれど。

ちなみに日曜日のフィナーレの周回でトマシュはチェコジャージ?の人を見つけては一緒に写真を撮っていました。ステファンもいつものようにいの一番に帰ったと思ったらスマホを持って戻ってきて(確か)記念撮影してました。
土曜日の夜公演ではスケーターが一列に並んで最後の挨拶に来た際にステファンが近くにいたのでそちらに目をやろうとしたら、

目の前にプルシェンコジュベールが立ってる(茫然)

ステファンどころではありませんでしたね、ええありませんでした。もう二人分くらい私から見て左にステファンがズレてくれてたらガン見できたんですけどね。でもせっかくなのでプルシェンコジュベールをガン見しました。いい眺めだった。

そう言えば私のすぐ近くの最前列に座ってた人はいろんなスケーターにアピールされてて、その様子が伺える度に最前列って凄いんだなあと感心しきりでした。そのあたりの人だったか誰だったか忘れたけど織田君ファンらしき人がいて、織田君の視線もバンバン飛んできてました。まあ私にじゃないけど。んでちょっと記憶曖昧だけど←別のショーの話かも

以下次号。