うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

グランプリシリーズ2018 ヘルシンキ大会 雑感①

さあ、ついに待ちに待ったヘルシンキ大会。カップ・オブ・チャイナの代替大会ということで、大会の正式名称とか通称的なもの(エリックボンパールとかスケートカナダとか)がよくわからないのですが。間違えてたらすみません。
何を待ってたかって、今大会は羽生結弦のグランプリシリーズ初戦なのですよ。初戦はだいたい調子の上がらない羽生君。果たして今回はどうだろう。覚悟はできてるものの、簡単に掃除してお風呂入って禊して、ルマンドとゆず茶を用意してやれるだけのことはやりました。ええやりましたとも←そっとしといてあげてください(笑)

そんなわけで地上波放送。まさか平昌の羽生君の演技がフルで流れるとは…。時間帯による地上波の違いを噛み締める3大会目のグランプリシリーズですね…。

まずは女子のショートプログラムから。第2グループは全員地上波放送あり。一応お名前の前に★を付けて地上波放送がなかった選手と区別しております。

女子ショートプログラム

第1グループ

1:キム・ハヌル
グランプリシリーズデビュー戦からいい演技でしたね。スピンが美しい。ステップは動きが重くなっていたように見えたのでデビュー戦だということもあり疲れや緊張があったのかなあ、と感じました。織田君が指摘していたように回転不足などもありましたが、カロリーナの欠場で急遽出場が決まったということを考えても頑張ったのでは?


2:ダリア・パネンコワ
コンビネーションのセカンドでぐらついてしまったこと以外はしっかり滑れていたのでは。おそるおそる滑っていたように感じたので、最後まで大きなミスなく滑れて良かったし、これが大きな自信に繋がっていけばいいなあ。キスクラでの様子が愛らしい。


3:エミー・ペルトネン
ヤバい、素敵…。めっちゃ素敵このスケーター…。プログラムもめっちゃ好き…。
ジャンプは着氷が乱れていたりもしたけれど高さのあるシャープなジャンプでかっこいい。ただ織田君の解説を聞くと、見た目の印象だけじゃなく細かいところで減点されるのだということがよくわかるな。


4:アンジェラ・ワン
あああ、最初のジャンプがすっぽ抜けてしまった…。ショートプログラムのジャンプのミスは得点的に痛いが、そのあとは問題なく滑ってたんじゃないのかなあ。でも私のそんなざっくりした感想を織田君の解説で「ああプロはここを見てるのか」とチェックできるので、織田君解説は素晴らしいと思いますです。


5:ヴィヴェカ・リンドフォース
誰でも知ってる超有名なメロディを使ってないので(私が知らないだけかもしれないが)、オペラ座だけど曲かぶり感がなくて良かったかも。ジャンプはすごく斜めになったりしてて、全体的に力が入ってしまってた感じ。自国開催ですものね、力にもなるけど緊張もするよな。

第2グループ

6分間練習中に松岡修造さんのコメントが入る。そう言えば修造が現地にいるのは今シーズン初?カナダの時はスタジオにいたもんな。BSでは修造の影も形もなかった気がするけど。修造は地上波専用らしい。


★6:本郷理華
地上波は彼女の演技から。フリップの転倒以外はとても良かったように思えたけど得点は厳しいな…。そうか回転不足か、前からその傾向あったからルール改正でさらに大変かもしれない…。でもアクセルまでの繋ぎ面白かったし、ステップは超!かっこよかった。


★7:白岩優奈
これはまた盛り上がりそうなプログラム。アクセルに入るまでがかわいい…。ジャンプ全部素晴らしかったし、勢いとスピードが気持ちいいくらいでしたね。そのせいかなんだかスキッと清々しい。もう1回じっくり見たい。


★8:ルナ・ヘンドリクス
スケートアメリカはフリーを棄権してしまったので心配してたけど、元気に出場してくれて良かった…。伸びのあるスピンがすごく好きです。決してパーフェクトではなかったにしろ、スケートアメリカよりもずっといい出来だったんじゃないかなあ。


★9:アリーナ・ザギトワ
以前にショーで着てた衣装は暫定的なものだったのかな。さすがに本番用の衣装は隙がない、とても美しいデザイン。今シーズンの女子の衣装の中でも特に好きかも。
コンビネーションのセカンドがシングルになるというミスがあったのは確かなんだけど、彼女にしては得点が低いように感じてしまう。でもあの得点でも悪くはないはずなのに、キスクラで泣きそうな顔してる。彼女はオリンピックの金メダリスト。普通は翌シーズンのB級大会から出場したりせず、休養したり引退するケースが多いのに金メダリストとして戦い続けているのだ。プレッシャーは小さくないはずだ…。


★10:坂本花織
ジャンプの転倒が2回…。コンビネーションをリカバリーしたので最低限にミスは抑えたと思うけれど、ファイナルに出たいという気持ちが強すぎたんだろうか。ジャンプが武器の選手なので得点も厳しくなってしまった。滑り終えてすぐ顔を覆って涙をこらえて挨拶していてつらかった…。キスクラで泣いててもっとつらい…。でも彼女ならきっと巻き返せるはずだ…!ここがたぶんトップ選手へ上がるための正念場だ、頑張って欲しい…!


★11:スタニスラワ・コンスタンティノワ
シニア1年目なのにいきなり素晴らしい出来だな、と思っていたのだが最後のジャンプで転倒。いきなり最終滑走じゃ無理もなかろう…。
しかし美しい選手ですね、キスクラで見とれたし。18歳とのことだが昨シーズンまでジュニアにいたというのが不思議な感じ。ロシアにはそれだけ強い選手がひしめいているということですね…。


上位選手にもミスがあったからなのだろうが、全体的に得点がアメリカやカナダに比べて低いような気がする。アメリカが高かったのか今回が低いのかははっきりしないけど。今シーズンはテストシーズンとして割り切る方がいいのかもしれません。
ではでは、明日の男子ショートプログラムに続く。たぶんちょっと長いよ(笑)。特に第2グループが(笑)。


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