うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

NHK杯2018⑲

例年ならばトークコーナーを挟んでエキシビションに流れ込むのですが、今回は40周年なので特別仕様。おそらくは今回だけのイベント、レジェンドオンアイスがいよいよベールを脱ぎます。
会場にもここからやって来る人が多かった。アイスダンスの時は少し寒いかなと思ったけど、おかげさまでほどよい気温に…。とほほ。でもこれが今回の目玉だったので、ここだけでも来たかった人はすごく多かったろうなと思います。

場内が暗くなり、観客の熱がグッと高まったのを感じ取る。ついに日本を代表するレジェンドたちが一堂に会します!

レジェンドオンアイス

まずはオープニング。本田君、織田君、川口さん、鈴木さん、高橋君、荒川さん…。凄い。誰が出演するか知ってたけど、こうしてこの空間で見ると本気で堪らなく凄い。
高橋君への歓声がやっぱり凄いな、と思っていたが、まさかのまさかで高橋君を上回る大歓声を浴びた人がいた。そう、最後に登場した伊藤みどり!この日いちばんの歓声だったと思う。日本人にとってフィギュアスケートとは今でも伊藤みどりなのかもしれないな。
高橋君の衣装が今シーズンのショートプログラムのものだったので、まさか競技プログラムが見られちゃうのか?とドキドキしたのですけど、それ以上に体のキレにびっくり。明らかにひとりだけ違うんですよ。これが競技のために体を作るということなのか。はっきりわかるものなのだなあ…。


個人演技に移ります。トップバッターは本田武史。あの衣装はアランフェス!赤いアランフェス!あああああああ←落ち着け…
曲はボーカル入りのものになってましたが、ジャンプもミスなく素晴らしい演技。今大会解説してらっしゃいましたよね?!すげええ!
そして本田君と言えばイーグル。本日のイーグルは絶品中の絶品でした。あの美しい照明の中で弧を描くイーグルの美しさは筆舌に尽くしがたい。スタオベ。そもそも本田君は滑りも綺麗で、生で演技見るの凄く好きです。みんな…、家電芸人じゃないよ、スケーターだよ…!しかもめっちゃ凄いスケーターだよおおおおおお!!まあ、家電の話してる本田君は大っっ好きですけど(笑)


続いて織田信成。懐かしい、めーちゃくちゃ懐かしい。セビリアの理髪師!ハッキリした色合いの衣装なので覚えてる人も多いのでは。てかまだ入っちゃうんだ!体型保ってるの凄いな。
ジャパンオープンで「本当に引退してましたっけ?」と現役が真っ青になるような演技を披露していた織田君ですが、本日は不調で珍しくジャンプを転倒、スピンも崩れてたかも。でもコンビネーションジャンプもきっちり入れていて、相変わらず引退していることを忘れる素晴らしい技術です。


3番目に川口悠子。あれ、オープニングと衣装が違う?早着替えすげえ。
しかもスミルノフがいないので、川口さんの多彩で豪快なリフトが見られないのは寂しいな、連れてくれば良かったのに…、なんて思ってたら、なんか赤い人出てきた。って本田君じゃないか。えっ、まさか…。
そのまさかだった。川口悠子本田武史。レジェンド同士による即席ペア。リフトはまだしも、まさかのスロージャンプ!すげえええええ!!!会場どよめき。超スタオベ。この日いちばんの伝説の演技だったのでは(笑)。だって二人とも解説もこなしながらペアの練習してたんですよ?伝説だよ(笑)


そしてこの人、鈴木明子。プログラムはなんと『愛の讃歌』!あああああああ!ああああああこれ一度でいいから生で見てみたかったんですよ!夢が!夢が叶ったああああああ(号泣)。
衣装は紫で、競技で使ってたものとは違うと思うけど、新しい愛の讃歌みたいで良かったかも。やっぱりいいプログラムですね。ってかこんな豪華でホントにいいの?チケット安過ぎない…?


さあ、会場が沸きに沸きます。高橋大輔登場!やっぱりプログラムは今シーズンのショートプログラムシェルタリング・スカイ
アクセルの着氷がちょっとだけ綺麗じゃなかったかな、くらいのことで、競技で滑ったらかなりの得点を出したのでは、という演技でした。びっくりした…。近畿ブロックの時にはちょっとしんどそうに見えて、そりゃブランクは小さいものじゃないよな、と思ったものだけど、今回はまったくそのようなことはなく、ショースケーターが昔の競技プログラムを滑った、という雰囲気がまったくなくて、ガチに現役の演技でした。
これは…。これは最終グループどころじゃなく十分に全日本の台乗りもあり得る…。西日本選手権の得点も、大会によってブレがあるとは言え、グランプリシリーズで台乗りできるくらい出てたはず。刑事君や友野君、うかうかしてられないぞこりゃ。何せ、体力的には年齢的に落ちていても、人生経験という、フィギュアスケートの演技を何倍にも深くするものを長く生きてる分彼は持ってる。世界の舞台を何度も踏んできた貫禄もある。ああこれ、全日本絶対面白くなるわ…。

全日本めちゃめちゃ行きたいのですが諭吉が呼んでも来ないので現状不可能で、高橋君の競技プログラム見られないままなのかな、と残念に思ってたので、ここで見られたのは本当に嬉しかったです、感激しました。私は高橋君の復帰に「自分も頑張ろう」と思えたひとりなので。
仮に大きな国際大会に出る、なんて話になったら世界に激震が走るだろうな。憧れてた選手も多いでしょうし。いやはやホントに全日本が楽しみ。

しかし、高橋君が捌けたのになかなか次のスケーターの演技が始まらない。一体どうしたんだろう。いや、この間はひょっとしてアンコール?まさか?!
これまたそのまさか。場内にナレーションが…!会場どよめき。高橋君のアンコールと言えばあれしかない。あれしかないが、まさかのまさかであれなのか?

あれだったあああああ!マンボきたあああああああ!!!
もう何度見たかわからないアンコールのマンボですが(笑)、この場で見ると格別。こけちゃってたけどまあご愛嬌(笑)。
結局アンコールがあったのは高橋君だけだったのですが、現役復帰によりアンコールも滑れるほど体力的に問題ないってことなのか。もし復帰してなかったら、滑るのはマンボだったのかもね。復帰したから出演しないという手もあったのに、レジェンドにも出てくれてありがとう高橋君。


興奮冷めやらぬ会場はさらなる興奮に。この流れなら彼女のプログラムはあれしかないだろうと思っていたが、やはりあれでした!荒川静香トゥーランドット
確か半年前くらいにお子さんが生まれたばかりでさすがにジャンプが戻らなかったのか、イナバウアーやスパイラルなどの技のみでジャンプなしのプログラム。それでも会場は優雅さに沸きました。音源もたぶん当時と同じものだよね、懐かしい。
荒川さんは一時期痩せすぎに見えて心配になるほどだったのですが、この日はちょうどいいくらいの健康的な体格に思えました。もちろん十二分に細いけど。とても美しかったです。


そして大トリ。実は生で演技を見るのは初めてのはず。まさか今になって見られるとは…。そう、伊藤みどりの登場!
ちょっと信じられない高さのジャンプの映像がいまだに流れるのでつい今でも跳べる気がしてしまうけど、彼女は既に50歳近い。あれはもう30年くらい前の話で、もちろん往年の高さはなかったけど、この本当に小柄な人があんな驚異的なジャンプ跳んでたんだ、とこの目で確かめられて、まさにレジェンドに触れた瞬間でした。プログラムもごく短いものでしたが、存在感はいちばんだったかも。


ひとり滑る度に寿命が10年延びるのでは、と感激に震えっぱなしだったレジェンドオンアイスもついにフィナーレへ。このフィナーレがまた美しかったんです。プロジェクションマッピングと言うのかな、スケーターの滑っていった軌跡を光で彩るような、光の筋が追いかけていくような演出が本当に綺麗。今までに見たどのショーの照明よりも綺麗だった。これは会場でなければ真価を味わえなかったかもしれません。
そしてフィナーレでも高橋君がキレキレで、つい目が引き寄せられてしまい、全日本に思いを馳せてワクワクしちゃいました。
もう二度と揃わないかもしれないですよねこのメンツ…。広島開催じゃなかったら今年は確実に行けてなかったから本当に運が良かった…。


大満足で終わったレジェンドオンアイスでしたが、何故か場内は暗いままで(確かそうだったと思うけど違ってたらすみません)キスクラが煌々と明るい。今年も結局あるのか、トークコーナー!レジェンドの部屋(笑)!
まずは本田君、川口さん、荒川さん、伊藤みどり伊藤みどりだけ何故かフルネームで呼びたくなってしまうんです、すみません(汗)。チーム酉年だそうだが、てことは伊藤みどり以外は同じ年の生まれ?本田君も川口さんのこと「悠子」って呼んでたし。
そしてトークもめっちゃ面白かった。懐かし映像連発。本田君の個性的過ぎる衣装とか(笑)。時代を感じる…。映像出て叫んでるし本人(笑)。本田君と川口さんのペアは結成2日くらいだったらしい。よくスロージャンプまでやったな!でも本田君の爽やかな引退宣言が(笑)。いや、意外とペアいけるんじゃないですか本田君(笑)。
伊藤みどりも自分の映像に容赦なくツッコミ入れたりしてかなり自由でしたが、この自由さは布石でしたね(笑)。後述。

続いて織田君、高橋君、鈴木さん。若者チームらしい(笑)。確かについ最近まで現役だったって印象の3人ですね。現役なのにレジェンドという高橋君、確かに不思議な立場(笑)。NHKがオファーした時はまだ復帰前だったのかな、どうなんでしょ。
織田君の持ちネタ・鈴木さんのオペラ座の怪人を3人でやったり、なかなかの無茶ぶりでこれまた面白かった。確かに織田君は泣き顔の映像ばっか流れてましたね、本人も気にしてたのね(笑)。あと高橋君の演技初めて見たのは2002年のNHK杯だ自分、めっちゃ覚えてるもんあの衣装。くっきり思い出したわ。ビデオまだあるかも。


以上で本当にレジェンドオンアイスは終了。40周年最高…。ありがとうNHK…。
しかしNHK杯のレジェンドと言えば樋口豊先生であろう。どうせトークコーナーをやるなら「豊の部屋」だったならもう完璧だったのに。「お休みの日は何をしていらっしゃるの」とチャーリーに尋ねる豊は忘れられない。そして豊の扱いに慣れきった高橋君に爆笑し続けたあの日々。カムバック豊…!ああ、収集がつかなくなるからダメですね(笑)。

NHK杯ではいい成績を残せてないし難しかっただろうけど、広島のレジェンド町田君もこの場にいてくれたら、とちょっと胸をよぎってしまいました。真央ちゃんがいないのも不思議な感じだったけど、サンクスツアーがあるから出演しなかったのかな。先週も広島来てたし。

以下次号。


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