うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

グランプリファイナル2018雑感⑤

約2ヶ月、ジュニアから考えれば3ヶ月以上に及ぶグランプリシリーズもついにこのエキシビションでフィナーレです。さすがに生放送ではなかったしカットされた選手もいたようですが(泣)、見られるだけありがたいですね。

しかし、ちょうどエキシビションの時間に地上波でも生放送でフィギュアスケートの番組をやっている。しかもグランプリファイナルに出場した選手たちへの独占インタビューコーナーやエキシビションの様子が流れる…!
まさかまさかのだだかぶり。なんでこんなことになったんですかテレ朝さん(泣)。これあれですか、BS見るか地上波見るかでスケオタかどーか篩にかけてるんですか。普段から演技だけを流せ煽りは要らねえバラエティにするな!ってキーキー言ってるもんな、一部の人だけどさ…。じゃあ地上波はもう要らないだろお前らオタクには、って意思表示ですか…。まあ、この状況で地上波の方を見て怒るのはエネルギーの無駄だとしか言えんわな…。
でも私は地上波もBSも全部楽しく見てるよおおお、だから今回もインタビュー見たかったよおおお(泣)。CSはすみません、お金ない(笑)。無料放送の際は拝みながら見ております…。

ではでは感想を。番号が少し飛んでますが、飛んでる選手は上記の通りカットでした。無念。

エキシビション


1:ステファン・ゴゴレフ
そんなわけで、地上波でもフィギュアスケートの番組をやっていたためうっかりチャンネルを変えるのが遅れてしまい(地上波の視聴はそこで諦めた)途中から見ました(泣)。よってトレーナーの柄しかわからんかったです(泣)。こうして見るとまだホントにかわいいのに、フリー凄い構成だったよな。
おお、解説織田君なんだ、楽しみ。


2:ケイトリン・ホワイエク&ジャン=リュック・ベイカ
ありゃ、椅子を倒しちゃいましたな。椅子を片付けたり脱いだ上着もばっちり受け取る、細かいところを支えるベイカーさんさりげなく素敵。
順位は良くはなかったが、面白エキシビションだから呼ばれたのかな?観客を楽しませてくれるプログラムはエキシビションにおいては大事ですもんね。織田君の言うとおり競技でも見てみたいかも、人気のプログラムになりそう。


3:キム・イェリム
ホントにロミオとジュリエット多いんだけど今シーズン…。すっごく素敵な衣装、正統派のジュリエット。でもメイクが独特、顔をすごく白く塗ってる?そう見えるだけ?黄泉の国のジュリエットという感じがする。命が果ててもまだ愛している姿のような。勝手な印象ですけど。


4:アナスタシア・ミーシナ&アレクサンドル・ガリャモフ
ワルツかあ、ペア競技にはピッタリかもしれない。すごく優雅な曲なんだけど、すんげーリフトが挟まれてた。ミーシナさんめちゃめちゃ身体やわらかい上バランスがすげえ。


5:セルゲイ・ヴォロノフ
あああ…。なんかすげえいい演技だった…。イケメンじゃないと無理やこれ…。今シーズンのエキシビションプログラムの中でも実はかなり好きです、NHK杯でやられた…。けどNHK杯より今回の方が演技としては良かったと思いました。
彼も順位良くなかったけど出てるんだね、イケメンだからですか?←関係ねー(笑)


6:シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファッブリ
この明るい曲と明るい演技もいいよね。どうしても西部警察に見えるけど(笑)。西部警察の陽気な休暇に見える←そこから離れろ
織田君の解説がグッとくるなあ…。二人の明るい笑顔の裏にある、メダルへの想いみたいなものを伝えてくれてる…。


7:坂本花織
ショートが繊細な淑女の美しさ、フリーが哲学的な深いプログラム、そんな風に感じるので、彼女の明るさがバーンと全面に出てるこのエキシビションは競技プログラムと対照的でいいかもしれない。彼女の滑りはとにかく見てて気持ちがいいよね、演技がはっきりしてるというか。


8:エフゲニア・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ
二人の身長も考えて衣装がデザインしてあるのかな、近付いて一緒に滑っている時に不思議な一体感がある。スロージャンプめっちゃくちゃ高かったんだけど転倒してしまった。成功はきっとこの次の競技で…!
織田君このペア好きなのかな、解説に熱がこもってた。


9:ミハル・ブレジナ
爽やかなチャラさ(爆笑)。織田君ナイス解説(笑)。
このプログラム好きなんですよ、ゆっるくて。このゆるさは滑りの上手いスケーターじゃないと出せないんじゃないのかなあ。んでチャラいけど悪い人じゃなさそうだよね、このプログラムの主人公(笑)。


11:チェン・ペン&ヤン・ジン
あああこのプログラムも大好き…。壮大な歴史と深い情感と静かな情熱みたいなものを感じる。リンクがリンクに思えないもん、広い大陸がそこにあるような、果てのない舞台で滑っているような…。小道具系のプログラムで笑いに走らず、これだけ魅せられるプログラムなかなかない気が。


12:宮原知子
これステファンの振付だったのか、そういやそうだって聞いたっけ。確かにノリノリで歌いながら滑ってるステファンがちょっと見える(笑)。宮原さんはわりとステファンの振付でエキシビション滑ってるよね。
シニアで出場した日本のスケーター全員出てるのか。日本人のお客さん多かったのかしら。ほかの大会でも結構日本のスケーター呼ばれてたし。


14:キーガン・メッシング
今日は壁壊さなかったー(笑)!後半でジャケットを脱ぎ捨てる。バレエジャンプにジャケットは邪魔なのか。バックフリップもあるもんな。これ後半は監獄ロック?
やっぱりキーガンっていいわー、また日本に来る機会があったらめっちゃ見たい。去年のNHK杯でも印象に残った選手だったんですよね。


15:アリョーナ・コストルナヤ
ダンサーの練習着みたいなシンプルな衣装なんだけど、ものすごく美しい。競技のプログラムとはまったく違う印象の、射抜くような目で語る。ジャンプまでのスピードがすごい、ものすごい。既に女王の貫禄があり過ぎて、シニアで戦うようになったらどんな選手になるのか楽しみでしょうがないです。


16:ニコル・デラモニカ&マッテオ・グアリーゼ
ラウンドガール超可愛いんですが!トゥクタミシェワあああ!しかも投げキッスつき(笑)!
絶対面白エキシビションの人優先的に選んでるでしょ(笑)。足撫でてひっぱたかれてたり、一見色っぽいプログラムに見えてその実マッチョギャグなのが笑ける…。ってマッチョギャグって何だよ自分(笑)


17:チャ・ジュンファン
こりゃまたファンを増やしそうな…。実際キャーキャー言われてる(笑)。でも俺様成分が少なくて、アイドルなのに生徒会長も務めててしかも気さくで親しみやすさもある感じ。でも決して甘過ぎないという。リアル少女漫画…!←意味不明の感想で申し訳ございません…


18:ソフィア・シェフチェンコイゴール・エリョメンコ
スーツケースと…手紙?スーツケースを抱えて、行かないでと言っているのか。日本のドラマの見すぎなのかスーツケースに別れときたら空港しか思い浮かばないんですけど、家かなこれ(笑)。
なんだかアイスダンスしながらドラマの撮影してるみたい。男女の別れを描いたプログラムは多いけど、このプログラムはとてもストーリーや表現が明確で面白い。これまた見たいな。


19:エリザベータ・トゥクタミシェワ
やっぱり彼女のファンだったか織田君、いつもルッツ褒めてるもんなあ。
ジャンプ跳んだ時かな、なんか頭につけてたのが吹っ飛んだ気がしたけど大丈夫かしら。気のせいかな。トレイはやっぱ毎回違う気がする。紙コップにサインが入ってるのかな?細かいところまで作り込んである。
NHKが放送できたんだから少々のことがあっても問題はなかろうが、カナダのカメラ、その角度…。大丈夫かああああ(汗)。でもこのプログラムは今年のエキシビション大賞じゃないかな。女子選手がなかなかここまで振り切れないもん。下僕になりたい…。


20:カムデン・プルキネン
わりと線の細いイメージの多い男子シングルの選手としては、「漢!」って感じがして新鮮ですね。観客を巻き込むパワーみたいなのもジュニア離れしてる。


21:ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ
織田君解説忘れてますけど。実況も黙っちゃってましたけど。これは見とれてしまいますわ…。ものすっっごく贅沢な時間を過ごした気がする…。なんか気になって見ちゃうのよねこのカップル。


22:アリーナ・ザギトワ
エキシビションお休みしちゃうかと思ってたけどしっかり滑ってる、無理するなー。ザギトワはまだ16歳、すごく若いし喋るとまだ少女なんだけど、こういうクールさが似合うよね。ラストはカメラを攻撃(笑)。


23:宇野昌磨
私、ジュニアの頃の昌磨君がこういうイメージだったんだよなー、滑りが子供のそれじゃなくて、滑り出すと途端に艶っぽさが爆発するという。大人になって落ち着いたクールさが加わったし、ジャズはいい選曲だったような気がする。
インタビューによるとスピン間違えてたのか。気付かなかったよそんなの。


24:マディソン・ハベル&ザッカリー・ドノヒュー
サイケなシャツのプログラムじゃないんだ、カナダだからハレルヤなのかな?
時間帯が違う、お酒飲みながら見るやつ、と思っちゃうようなイメージのプログラムが多かったので、こういう正統派な曲と演技が新鮮に感じる。素敵じゃった…!


25:紀平梨花
この衣装の製作の過程をテレビで見たせいか、衣装に注目してしまった。アシンメトリーだけど左右でバランスが取れるように作られてるんだよね。
キレッキレでしたな。自信がみなぎってる。力任せでもなくてふわふわもしてなくて、ちょうどいいバランスで滑っているように感じる。21世紀のダンスを身体に染み込ませたスケーター、というイメージ。


26:ヴァネッサ・ジェームス&モルガン・シプレ
これはほんっとに会場盛り上がるだろうな、何度見てもドキドキして、何度見ても叫びたくなる。まさにエキシビションプログラム。最後の超大技は競技では絶対できないだろうしさ。ほかの技もか。こんなのできちゃうくらい身体能力が凄いってことですよね。


27:ネイサン・チェン
ふおおおおネイサンもキレッキレですがな。肩の動きがネイサンって感じ。ネイサンのエキシビションはいつかこの目で見たい…。
イケメンかって言うと何か違う気もするんだけど、日本人だったら卒業式でボタン何個も要求されるタイプだと思う、ネイサン…←意味不明


そしてフィナーレ。ダンサブルな曲でのフィナーレだが、かーなーり大人な雰囲気のダンサブルなので、日本人選手たちはかわいすぎてちょっと浮いてたかもしれない(笑)。アイスダンサーたちはさすがでしたね、待機中の様子を見ても明らかに踊りが上手い…。そんな中、なんかノリッノリの人がいると思ったらキーガンだった(笑)。
登場は女性スケーターと男性スケーターが完全に分かれていて、組んで踊る振付があるんだけど、昌磨君と坂本さんが組んで踊ってる様子が色気もそっけもなくて笑ってしまった(笑)。ほかのスケーターの様子も見てみたかったわこれ。あ、ジャンプに失敗して転がってる昌磨君をカツァラポフが助け起こしてる(笑)。
フィナーレの振付も爽やかなものから艶っぽさのあるものまで様々ですな。


はあ、これで今年のグランプリシリーズも終わりかあ。結構長い間地上波オンリーの民だったので、シニアのシングルだけでも全選手のショート・フリー、そしてすべての大会のエキシビションを見たのはたぶん今回が初めてです。ものすごく充実したテレビ観戦ライフでしたし、勉強にもなりました。NHK杯はまさかの地元開催だったこともあり、現地で観戦できましたし。
すべて見た上で全選手の感想を書くのは大変でしたが、スローやCMの間にだいたいの感想をざっと書いてしまい、記憶が新鮮なうちにさっとまとめるようにしていったおかげで何とか書ききれた感じです。録画できないため、見てすぐ書かないと忘れちゃうことも多くて…。すっごくいい演技だった場合はしばらくの間は詳細に覚えていられるんですけど。

ひとりひとりの選手についてそこまで掘り下げて書いてはいないので(阿修羅は例外…)、内容が薄くて申し訳なかったですけど、それぞれの選手にはどんな魅力があるんだろう、と探しながら演技を見て、できるだけ素敵だなと思ったポイントを書くようにしてみました。プロトコルなどもチェックしてできるだけいい加減なことを書かないように気を付けていますが、単なる素人なので間違ったことを述べていたらごめんなさい。ご指摘いただければ幸いです。
NHK杯だけ現地観戦なので全22回(汗)、ほかの大会は5、6回シリーズで感想を書いてます。ジュニアの大会についても放送を見られたものについては書いております。これから載るものもあります。既に載せているものもこれから載るものも、つたない感想文ではございますが読んでいただければ嬉しく思います。

ではでは、来年のグランプリシリーズでまたお会いしましょう!


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