うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

スケートヒロシマ2019②

長い休憩を挟んで、いよいよ競技の開始です。競技の前にはジャッジの紹介も行われ、ああ、大会を見に来ているんだなあ、とワクワクしてしまう。

ビッグウェーブは冬期だけとは言え常設リンクなので、実は相当冷えます。防寒は必須です。しかも椅子がプラスチックで冷たいので、椅子に敷くものがあるとかなり違います。私は大きめの膝掛けとは別に、小さくて薄い膝掛けを持参して敷いてます。

観覧は自由で、席も自由。ただしジャッジ側には座れません。左手にサブリンクがあり、競技と平行して出場者の練習が行われているので、目当ての選手がいるファンはサブリンクとメインリンクを移動しながら見ていたものと思われます。どっちも目に入るくらいの位置に陣取るのもいいかもしれません(笑)。
中央の前の方の席はやはり人気ですが、その辺りを外せばゆったり座って見られるので、あえて少し端や、上の方で見るのもアリです。上の方でもリンクから遠くはないので。自由席ならではですね。個人的にもショーは前の方がいいですが、競技は上から見るのがわりと面白くて好きかな。

ではでは、選手権ショートプログラム、スタート!

選手権・男子ショートプログラム

男子が3人、女子が7人、と中途半端な人数だったせいか、第1グループの6分間練習は男女一緒だった。なかなか珍しい光景…。


1:小田尚輝
迫力のトリプルアクセル!しかし全体的にジャンプの着氷がクリーンとはいかず。コンビネーションはよく転倒しなかったな、というこらえ方だった。最後の単独ジャンプは大丈夫?回転足りてる?
スピンがとても綺麗でした。スピンは会場で見てた方がよくわかるかも。


2:山藤一悟
演技冒頭、ジャッジ前での仕草が雰囲気たっぷり。しかし最初のジャンプで転倒、ううこれはかなり痛そう…。でも最後まで滑り切れてホッ。
青い衣装がキラキラしててリンクによく映えてました。採点にちょっと時間かかってた。


3:中野紘輔
トップスの裾の方がグレーで、上に行くほど白くなる衣装。遠目にも素敵でした。
6分間練習からスピードがあって調子良さそうに見えた。コンビネーションの最初のジャンプ高い。パーフェクトまでとはいかないがいい演技!指先から気持ちが溢れてくるよう。絶対会場にいた何人か落ちたはず(笑)。
スタオベしてる人もいた。うん、わかるわー。これ新しいプログラムかな、すごく素敵です。


男子は中野君がトップでショート終了。そのまま女子の競技に移ります。

選手権・女子ショートプログラム

1:伊藤実音
うーん、ジャンプの調子が良くなさそう。転倒痛そうだ…。ダブルアクセルは綺麗に決まってたと思う。動きに鋭さが垣間見られて曲に合ってたし、フライングシットスピンもかっこよかった。この曲にはこのスピン!って感じで。


2:津内胡菜
ポエタきたー!スピンは曲のこのリズムで欲しいってとこにピッタリ合わせてきてて、すごーく良かったです。
ジャンプも転倒なし。衣装も素敵でした、赤がきいてる。


ここでまた6分間練習。地方大会だとこういうこともあるのかな?男女くっきり競技が分かれてるイメージしかなかったからさ。


3:本田翠
ハレルヤ。コンビネーションジャンプはオーバーターンっぽく見えたけど高さがあった。最後のジャンプは回転大丈夫かな、抜けちゃったようにも見えたが…。
ゆったりした曲をよく身体が表現してたと思う。なんだか懐かしい気持ちになる演技でした。


4:中塩美悠
『Time to Say Goodbye』。曲が流れ始めた時点でもう涙ぐんでたし、私が←早い
コンビネーションはセカンドの着氷が流れず。単独ジャンプは素晴らしい。ステップには躍動感があり、いい表情をしてるように見えた。
しかし最後のアクセルで転倒。ああああもったいない…。もうヤダー、みたいな声が捌ける際に聞こえてきて、客席から笑いが(笑)。転倒は残念だったけど、しんみりし過ぎなくて逆に良かったのかもですね。フリーはリベンジで!


5:西尾帆花
彼女の名前には見覚えあるな。かながわフィギュアスケートフェスティバルに出てたよね?神奈川から西日本のどこかに所属が変わったのかな。
相変わらず手足が長くてすらっとしてる。長い足でのウインドミル(って言うのかなあの技)、ものすごく様になってカッコいい。
コンビネーションは何とか、って感じでしたが、ほかのジャンプは良かったんじゃないかな?


6:井上晴絵
とっても良かったですね、ジャンプノーミス。コンビネーションの最初のジャンプには高さがありました。演技としては今日いちばんまとまってたのが彼女かも。最後の10人しか見られてないですけど(泣)。
この曲何だったっけ…。よく聞くけどタイトル出てこない、スケート観戦鑑賞あるある←私だけかも…


7:那須夏海
赤い衣装のマラゲーニャ(だよねこの曲?←物忘れが激しい…)。迫力ある曲に乗って良かったんだけど、最後のジャンプがシングルになったのがすごくもったいなかった。
採点に時間がかかっていて、皆帰り支度を始めてしまう。あれ、随分点が低いな。最後のジャンプが響いたかな…。


本当に一時間半くらい巻いて終了。不測の事態が起きた場合に備えて、競技時間を長めに取ってあるのだと思うけど、終了時間がこれくらいだからまだ間に合うかも、と予想して向かったら既に終わってる可能性があるので、来年以降観戦される方は早め早めの行動が吉かもしれませんぞ←誰よりもお前がな…

夜になったせいかめちゃくちゃ冷えた。明日はもう1枚多く着てこよう、と誓ってビッグウェーブを出る。家を出てから飲まず食わずだったけど、ツイッター懸賞で当たったコンビニのカフェラテでやっと暖まった…。懸賞に救われた…。

以下次号。



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