うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

世界選手権2019雑感⑬

実力が拮抗した選手が多過ぎて、まったく読めない女子のフリー。今これを書きながらうっすら予想を立ててみましたが、たぶんこれ当たらんな…。ペアはスイ&ハンが優勝だろうと何となく思ってたんですが…←ただの勘

第1グループのテレビ放送はありませんが、きっちりライブ配信してくれます。画面が粗いこと以外は、CMもなくスローやキスクラも流れ淡々と進行するので視聴しやすいですね。解説でわかることも多いのでテレビ放送もやはりいいものだし、どっちも捨てがたい。

記事が長いので、2回に分けてお送りします。まずは前半グループの感想をどうぞ。

女子フリー①

第1グループ

1:ナターシャ・マッカイ
今回はいい演技をする選手が多かった中でのフリー進出なだけあって、調子が良さそうに見える。ノーミスではないだろうがなかなか良かったのでは。何より曲を表現しようとする気持ちが伝わってきて、弾けるようで見ていて気持ち良かったです。
衣装も一風変わってるんだけど、決して奇抜なデザインではなく、個性的で素敵。


2:アレクサンドラ・フェイギン
おお、ジャンプが綺麗だ。大きなミスもないしすごく頑張ったのでは。
緊張したのかとにかく最後まで滑ろう、という感じに見えたし、演技としてはまだジュニアという印象はあったかな。もちろんこれからいっぱい磨いていくのだろうけども。技術的にはかなりいいものがありそうですね。


3:ロリーヌ・ルカヴァリエ
ジャンプの着氷が序盤から乱れ気味だったが、そのまま立て直せずに終わってしまった。転倒などはなかったものの、それほど点は伸びないかもしれないな。それでも暫定1位。
フランスの選手のアートっぽさは何なんだろう。今回出場しているほかのカテゴリーの選手もアートっぽい。独特の雰囲気があって素敵ですね。


4:アレイン・チャートランド
彼女も序盤からジャンプが上手く決まらない。転倒も2回。集中出来ていないのか、彼女の持っている基礎的な力も十分に出せていないように見えた。
来年の世界選手権はカナダでの開催なんだっけ。自分の順位が自国での大きな大会の出場枠に影響すると知っていたらプレッシャーがあったかもしれない…。キスクラでも頬を涙が伝っているように見える…。うう、つらい…。


5:イサドラ・ウィリアムズ
うーん前半が特に絶不調…。ジャンプは抜けてしまうし、スピンも位置がどんどんずれていってしまう。中盤で少し立て直し始めたかと思ったが、結局最後まで上手くいかないまま終わってしまった。
うーん、ベテラン勢が力を出せない演技が続いている。彼女もキスクラの様子がつらい…。


6:エヴァ・ロッタ・キーブス
フリーもなかなかインパクトのある衣装ですね。ナスカの地上絵みたい。
冒頭のコンビネーションジャンプが決まったのでこのまま行けるかと思ったんですが、彼女もジャンプが大きく乱れ始めた。スピードもあまりなかった気がする。フリーを滑るのは大変なのか、それとも大観衆に皆気圧されてしまうのか…。
得点もあまり伸びなかったが、涙が出ていないだけちょっと安心。これをいい経験にまたいい演技して欲しい。


ここでライブ配信は終了、第2グループからはテレビでの生中継。やはり5分ほどタイムラグがあるので、6分間練習などは流れません。配信終了とともにテレビが始まるのがいちばんだったけど、準備とか色々あるのかな。
てなわけで、以下はテレビを視聴しての感想です。まったく展開が読めないので、心を無にしてじっくり見ます。

男子の公式練習の様子もチラッと流れる。生放送。ちょうど女子の試合中にやってるのか。なるほど、試合も見たいし公式練習も見たいという贅沢な悩みが生まれるのだな…。まあ埼玉から遠く離れた地にいる身にはまったく関係ないけどおおおお(泣)。

第2グループ

7:エリシュカ・ブレジノワ
ショートに続いて素敵な衣装。キラキラしてて綺麗。ある程度年齢を重ねないと着こなすことが難しそうなデザインが素敵です。
いいジャンプも跳んでたんだけど、転倒など大きく乱れたジャンプも…。ダブルアクセルのシークエンスとか入っててカッコいいんですけどね。
うーん、彼女も点が…。なかなかフリーはいい演技が出ない状態が続いてしまっている、うーん…。


8:エカテリーナ・リャボワ
おお、ほぼノーミスか?最後のジャンプを跳び終わるとガッツポーズも出た。ジャンプを跳んでるだけのプログラムにも見えたのだが、ジャンプを問題なく跳び終えて安心したのか、終盤は演技が柔らかくなった気がする。まだ15歳か、表現面はこれから磨けばいいさ。
ああ、いい点が出て嬉し涙が…。こういう涙なら見てる方も安心するよね…。


9:ホンジー・チェン
170cmあるのか、それはジャンプ跳んだら迫力あるだろうな、特に会場で見たらよくわかるはず。
いいコンビネーションジャンプから入ったのだが、転倒などミスも見られた。気合いの入った表情や、動きに柔らかさがあるところなど、伸びてきそうな選手だなと思うので、次の機会にはガツンといい演技して欲しいです。


10:ルナ・ヘンドリクス
手の表情がとても豊かで美しい。滑りも美しいので、頭の先から爪先まで美しく見える。そうした美しさの中から繰り出されるジャンプやスピン。非常に質の高い、こういう演技が見たかったんだ、という滑り。転倒などミスもあったのですが、ここまでに滑った選手の中では抜群に良かったと思います。きた、暫定1位!


11:ダーシャ・ゲルム
アナウンスはグルムに聞こえるんですが、フジテレビのテロップに合わせてみたよ。
ジャンプで手をついたり抜けてしまったり、すごくいい演技とまではいかなかったかもしれないが、最後のトゥループを跳び終えて見せた笑顔がかわいくてホッとしちゃった。シーズンベスト更新もおめでとう!


12:イー・クリスティ・レオン
おお、あの強そうな衣装だ。ロックの女王っぽいやつ。なので演技ももっと女王っぽいといいのだが、まだ若いししょうがないかな。前半は特にジャンプ跳ぶのに必死って感じだったし。
いい出来で進んでいたので、最後のジャンプの転倒だけが惜しかった。まだ若いし、今後どんな演技を見せてくれるか楽しみ。


ここで整氷タイム。あらかじめ予告があった通り、羽生君の公式練習の様子が流れる。曲かけ練習がフルで。スピンやコレオは流していたが、ジャンプはすべて挑んでいた。絶対に負けないというビリビリした気合いを感じる。
ループの転倒はヒヤッとしてしまいますが、ループが決まるか決まらないかは非常に大きいはず。本番ではループにも復活してもらいたい。当分試合から行方不明ですよね、羽生君の4回転ループ。

とりあえずここまでで本日は終了。接戦かつ熱戦の後半グループについてはまた明日。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。毎日更新中なのでお気軽に遊びに来てくださいね。
note.mu