ペアに続き、AbemaTVで生中継。ライブで見られるのでありがたいことでございます。
例のごとく地上波でも少しだけ放送されました。放送されたカップルにはお名前の前に★印をつけて区別しております。
アイスダンス・フリーダンス
第1グループ
★1:小松原美里&ティム・コレト
とても雰囲気のあるプログラムですよね。世界選手権はフリーに進めなかったから、いい演技が披露できて良かった…。
ステップがすごく素敵だった。抑えたウキウキ感がとても品があって、特にティムさんの動きにそれが感じられて。この幸せが続かなかったんだろうかと、いろんなことを想像してしまう…。ラストも切ない余韻が残りますね。
キスクラ…。直立不動の平成おじさんと令和おじさんがじわじわ来るんだけどキスクラ…。
地上波はトレーニングの様子なども流れて、彼らの知名度向上に貢献してたらいいなあ。たとえ録画の演技でも、まずは興味のない層やアイスダンスを知らない層の目に入ることから…!
2:ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ
6分間練習でそっとケイトリンさんの頬を撫でるポジェが練習とは思えない空気だったわ。さすがアイスダンス…。
実況を聞いて泣いてしまう。テン君と彼に寄り添う天使を表現…。天使は本当はテン君を連れて行きたくないんじゃないかと、苦悩するような表情や動きから感じて泣けてきてしまった。素晴らしかったです…!世界選手権よりも胸に入ってきました。
誰が書いたん書き初め。「お誕生日おめでとうケイトリン」(笑)。しかも酒?飲んでる?紙コップ渡されてるよポジェ。マジかよ(笑)。自由過ぎるよカナダ…。
3:シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファッブリ
6分間練習で選手紹介のアナウンスが流れた時に、その声に応えて挨拶してるみたいで可愛かった。
今日も素敵でしたねえ、すごくお洒落で落ち着いた、大人のファンタジーみたいなプログラムで。
私はただ楽しく見ていたのだが、解説はさすがに細かいところもよくチェックしてるなあ。
第2グループ
か、会場に、会場に行きたい…(泣)。解説の河合さんの言うとおりお得感半端ないですね…。このグループだけでチケット代にお釣り出るんじゃない…?
4:マディソン・ハベル&ザッカリー・ドノヒュー
世界選手権の演技が凄すぎたので、それよりは熱さとかグイングインした滑りとかは抑え気味だったように感じたけど、コントロールされた滑りという解説を聞いて、ああなるほど、と思ってしまった。年齢設定が比較的上のロミオとジュリエットという印象なので、抑えた演技にすることでそれが引き立ったかもしれない。
アメリカのキスクラで吹き出さずに済んだためしがないんですけど…。個人的にハベルとドノヒューのお面がいちばんツボる。ドノヒューの胡散臭さがじわじわといい(笑)。
5:ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ
あああああー…。中盤までのスローテンポの曲の部分で堪能できる美しい足元、情報量の多い、表情豊かなリフト。シャープかつ抑えた華やかさ、うっすら滲む狂気…。見たかったこれ、会場で見たかった…(血涙)。
★6:ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン
最初から最後まで一筆書きしていくような演技とでも言うんだろうか。繋ぎ目のない美しさというだけでなく、音や氷や空気が彼らと一体化して、別世界に我々を放り出す。
地上波で見ると細かいところまでわかるのでさらにイメージが膨らむ。彫刻っぽさは相変わらずだけど、月明かりの美術館で踊ってた彫刻が人間に憧れて人間になって、人間の世界の喜びや哀しみに触れてるみたいに感じて、まあなんつーか、フィギュアスケートってスポーツの競技でありながらこんなに深い世界が描けるんだな、とただひたすらに感心した…。
採点表見て吹いたんですけど。加点もPCSもオール満点出してるジャッジがいるんですけど。採点投げた?って言われそうですが、ほかのジャッジもそんな変わらんからね(汗)。
以上。世界選手権のようなビリビリした緊迫感こそなかったですけど、それでもこれだけ実力のあるカップルの演技ばかり続けて見られるなんて、ものすごーく贅沢だったんじゃないですかねえ。今シーズンは視聴環境が向上したこともあってペアとアイスダンスの演技も結構たくさん見られたので、競技を見る楽しみが2倍に広がって、個人的にはすごく充実してたし面白かったです。
大会2日目も残すところ男子のフリーのみ。ではでは、また明日の記事でお会いしましょう。
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