うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

涙目で見下ろすなら微笑みで見上げていたい

今週のお題「わたしと乗り物」


私は高所恐怖症です。子供の頃からずっとです。たぶん2、3歳くらいだと思いますが、父親に肩車されて大泣きしている写真が残っているので、その頃から既に苦手だったのか、肩車がトラウマになったのかはわかりません。昔の人にしては背が高い方なので、父親。身長は遺伝しなかったけどな…。号泣。

もちろん、飛行機はものすっごく苦手です。窓際なんて怖くて座ってられないし、誰かと一緒だとその人の腕を掴み続けてうざがられたり、気流?で揺れると「客室乗務員さんが笑ってるから大丈夫」と心の中で呪文のように唱え続けたり、それはもう悲惨です。何より機内のモニターが怖い。飛び立つ瞬間の映像流してたりするじゃん?下手なホラー映画より怖いんですけど←涙目

そんなわけなので、できるだけ新幹線やバスで移動するようにはしてるんですけど、行き先によっては陸路では費用や時間がかかり過ぎて、背に腹は代えられずに飛行機を選ぶことがあります。


その日、陸路を散々検討したものの泣く泣く諦めた私は、初めてひとりで飛行機に乗りました。予約の段階から「高いところが怖いので窓際以外の席で」と正直にお願いして臨んだのですが、いざ搭乗口に向かうととてつもない緊張感に襲われるのがわかる。もう行くって決めちゃったんだし!しょうがないし!と自分を鼓舞するもののたぶん足とか震えてたんじゃなかろうか…。

確か3人掛けの席の真ん中にしてもらっていた。良かった、外があまり見えないだけでも心情的にかなり違う。
隣の座席には親子連れ。母親と、性別はどっちかわからないけど子供。子供は母親の膝の上で、狭そうだったけど機内はほぼ満席だった気がする。

飛び立つ前からそわそわと落ち着かない私。ぬいぐるみを膝に乗せたり(いわゆるぬい撮りを時々やってた)機内の雑誌に目を通してみたりしてみるが完全に気もそぞろ。雑誌の内容まったく頭に入ってきません。そもそもひとりでぬいぐるみ見つめてる大人とかやばすぎるんですけど…←涙目

そうこうしているうちに離陸し始める飛行機。怖すぎて機内の雑誌を思わず頭にかぶるなど、完全に不審人物と化してがたがた震えていたところ、突然隣の座席の子供が叫んだ。

「落ちるー」


……
もののけ姫』っていう名作映画で、美輪明宏さんが声を当てていらっしゃるじゃないですか。その中のものすごく有名なセリフがあるじゃないですか。
あれを叫びそうになる私。よりによって今、今いちばん聞きたくなかった動詞をおおおおおお!!!

しかし実際には恐怖で声も出ない状態。とにかく早く目的地に着いてくれと必死で祈ったが、さっき飛び立ったばかりですからね!

バクバクし続ける心臓にもう耐えられんのではないかと思ったが、上空まで上がると何となく落ち着いた。と言うか急いでやらなきゃいけないことがあってそれに没頭するようにしたのでどうにかごまかせた。もし何もやることがなくて暇だったらたぶんずっと震え続けていたのでやることあって良かったです…←涙目

地上に降り立った時には本当の本当にホッとしました。ちょっと伝わらないかもしれないですが本気でホッとしました…。その後もう一度ひとりで乗る機会があったんですけど、ぐっだぐだに疲れていたので搭乗中は思ったほど気にならなかったものの、着陸時に思いっきり揺れて本気の涙目でした…。


これだけ飛行機が怖いのに、占い師に「行ったらめっちゃ開運する」とアドバイスされたからって台湾に行きたいってずっと言い続けてたり、フィギュアスケートのファンなので海外のショーや試合にも行きたいと切望している私。北京オリンピック行きたいいいい。
…どうやって行くんだ。国内の距離でガタガタ震えてるのにどう考えても長時間は耐えられんだろお前…。
前途多難過ぎる…←涙目

「将来は遠くに行ったりして忙しくなりますよ←おそらく仕事」とよく当たる手相鑑定で告げられた私。たぶん旅行線ってやつがあるんじゃないのかしら。遠くってどこだ。北京オリンピックか?(←都合のいい解釈)大丈夫か、飛行機乗れるのか…。
とりあえず、飛行機に乗らなきゃいけない状況になった時は、一緒に乗ってくれる人を探す方向で頑張りたいと思います…。ひとりに、ひとりにしないでええええええ←血を吐くような叫び



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。原則火・木・土曜日(たまに日曜日)に更新中なのでお気軽に遊びに来てくださいね。
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