うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

フィギュアスケートつらつら語り in 10月② ―アイスダンススペシャル―

これが載る頃にはとっくに今更の話題ですし、書いてる今ももうとっくに今更の話題なのですけど、やはり触れておきたいかな、と思ったので、つらつら語りで取り上げます。何でも語るために広く付けてるタイトルですからな。

アイスダンスに関して大きなニュースが続きましたね。だいたい察しがついてらっしゃると思いますが、私にもちょっとだけ語らせてください(笑)

ヴァーチュー&モイヤ引退

テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイヤが競技引退を発表しました。
2017年のNHK杯を制した際に、これが最後のNHK杯になるって言ってたし、平昌後に競技からは退くんだろうな、とは思ってたけど、もう平昌から1年半程経っていたので、続行の可能性もなくはないのかな、とちらりと頭を掠めたりもしましたが…。やはり、覆ることはなかったですね。

2017年のNHK杯は会場へ出向きました。予定が立たなかった金曜日以外、土日を申し込んだら両日当選し、ビギナーズラックだな、と感心したのを覚えています。
競技は緊張するし、NHK杯はテレビ放送がいちばん充実していたので、それまで一度もチケットを取ろうとしたことがなかったのですよ、実は。給料が安過ぎて、夏のアイスショーでだいたい燃え尽きていたので、資金的にも厳しかったですし…。

そのおかげで、最初で最後の機会になりましたけど、ヴァーチュー&モイヤの演技はリズムダンス、フリーダンス、エキシビションとすべて見ることができました。本当に、行って良かったと思っています。上の方の席でもはっきりわかる、存在感を放つ滑り。磁石が吸い寄せられるようにスコットに身体を預けるテッサの動きを目にした時の衝撃は忘れられません。やはり生で、この目で見ることに勝るものはないと痛感しました。

このNHK杯があったので、平昌のムーランルージュのエネルギーみたいなものを強く、強く感じられたのかもしれません。彼らと頂上を争っていたパパダキス&シゼロンは、美術館の彫刻が踊っているような無機質さがたまらなく素敵ですが、ヴァーチュー&モイヤはまったく逆で、人間の生きるエネルギーそのもののように感じていました。ムーランルージュってきっとそんな話じゃないんだろうなと思いつつも(見たことない)、私が平昌の演技に感じたのは「人間讃歌」でした。

もうショーでも滑らなくなるのでは、という話もありますが、はっきりしたことはどうかな、わかってないのかな。またこの目で彼らを見る機会があることを願いつつも、あのNHK杯の思い出をくれてありがとう、初めて生で見たアイスダンスの競技にあなたたちがいて本当に良かったと、今はそれだけを言わせてください。平昌の、団体戦個人戦の輝かしい金メダル、きっとずっと覚えています。ありがとう、お疲れ様でした。

髙橋大輔&村元哉中カップル結成

昨シーズンの競技復帰には誰もが驚いたことでしょうが、まさか2年連続で驚かされるとは…。

髙橋大輔、アイスダンス転向。
もう、今シーズンの10大ニュース入りは確実ですね。いやあ、びっくりしました。

確かにびっくりしたんですけど、どこかで驚いてなかったのも確かです。実はですね、チラッと思ったことがあったんですよね、私も。

いつだったかな、髙橋君がバラエティ番組に出演した時に、アナウンサーの安住さんとアイスダンスっぽいことやってたことがあるんですよ。僕女の子やりますね、って髙橋君がリードしながら一緒に滑ってた、ような。ちょっとうろ覚えなんですけど。その時にね、髙橋君将来アイスダンスに転向しないのかな、ってひっそり思ったんですよね。何故か。
どうも自分は髙橋君が本当に引退した気がしてなかったんですけど、そんな風に思ってたあたりからしても何かずっと引っ掛かるものがあったんだな、って今にして思います。

そう言えば、メリルの大ファンだし、アイスダンスが好きっていう話もどこかで聞いたような気もする。まったく興味がなければ挑戦もしないでしょうし。
もちろん一筋縄ではいかないでしょうけど、なんかもう、ホントに漫画みたいで面白すぎる。ひっそり願ってはみたけど、ホントのホントに転向するなんて誰が思うよ?いやあ、面白いわ…。


村元さんももう現役を続けないのだろうか、と少し心配していたので、まさか髙橋君と組んで戻ってくるなんて、本当にびっくりです。クリスと組んでいた彼女は本当に華やかで、これからグイグイ日本のアイスダンスのレベルを押し上げていくのだろうと期待していたので、クリスとのカップル解消は本当に残念に思っていました。
彼女もシングルの出身ですし、アイスダンスについては初心者の髙橋君を精神的にもうまくカバーできるかもしれない。二人とも華があるので、男子選手が添え物にならず、二人とも主張しまくるねっとり濃い滑りが見られるかもしれませんね(笑)。

何より大きいのは、髙橋君が出場するなら、ファンもメディアもアイスダンスに注目せざるを得ないことです。これまでほとんど地上波に乗らなかったアイスダンスの楽しさを、広く伝えることができるかもしれない。
私も観戦者としては本当に初心者で、詳しい解説入りの放送や、分かりやすいルールの説明などがあればいいのにな、とずっと思ってました。アイスダンス、単に美しさや華やかさを見てるだけでも十分楽しいんですけど、ルールまできちっと頭に入れて見ようとしたら、細か過ぎてまったく覚えられない。独学よりも、きちっとした基礎の知識を最初に頭に入れたい、と考えてしまうタチなので(基礎がしっかりしていれば独学の知識も綺麗に乗っていくので。勉強やスポーツの基本かなと)、そういう機会が欲しかったのですね。

スター選手の存在は競技の裾野を広げる最も大きな要因だろうと思います。かつて髙橋君が、女子にばかり注目が集まっていたシングルにおいて、男子の競技にも目を向けさせようと頑張っていたように、今度はアイスダンスに注目を集めることがモチベーションになるかもしれませんね。もちろん、そのためには実力も伴わなければならない。国内にもたくさん素敵なカップルがいて、彼らとも切磋琢磨していかなければならない。大変な道であることは本人たちにも分かっているでしょうが、その役目を背負う覚悟も感じられて、ああ、本当に頑張って欲しい、と素直に思ってしまいました。

身長差があまりないこと、経験の少なさ、リフトのための筋力、課題は山程あるでしょうけど、不思議と「やってみたらいいよ」って思えてしまう。きっときっと大変だけど、夢を見させて欲しいと思ってしまう。世界と戦う覚悟がなければ二人ともこの決断は下さなかったでしょう。色々言う人はいるかもしれないけど、まだ何の結論も出てないんだからとりあえず黙ってろよ、とだけ申し上げて、そっと見守りたいと思います。


そしてこの転向により、髙橋君のシングル選手としてのキャリアは全日本で最後になるとのこと。世界選手権に出場しないで引退したこと、最後の場を設けられなかったこと、ずっと引っ掛かってたんだろうなあ。これで彼も、スッキリと未練なく、新しい道を踏み出せるのではないかな。

何度か書いてる話ですが、私、髙橋君がジュニアの世界選手権で優勝したことを告げる新聞記事、スクラップしてまだ持ってるんです。私がフィギュアスケートに熱中するようになったのは2002年のソルトレイクシティーオリンピックから。髙橋君のシニア選手としてのキャリアを、スタートからずっと見つめてきたことになります。それだけに、感慨深いものがあります。是非、最後の全日本、彼だけにしか出来ない、素晴らしい滑りを見せて欲しい。

…こうなるとね、全日本めちゃくちゃ行きたいですよね。バンクーバー、ソチ、平昌のメダリストが勢揃いする、最初で最後の大会になるかもしれないんですよ。これだけ熱い全日本を、男子シングルのファンが見逃せるはずがないでしょうよ…。
現状寝言なんですけどね…。最高に熱い記事を書く自信ありますけどね、諭吉が私のことをちっとも見つめてくれないんです…。頼む、なんか某占い的に来年は行けない気がするので(もちろん先のことはわからんけど、これまでのことはぜーんぶ当たってるので、たぶんまた当たるよ…)、今年だけはどうしても行かせてくれ…。ネタの神様ー!


そんなところで、長くなってきてしまったのでそろそろ終了といたしましょう。ジュニアのグランプリシリーズも一区切りし、いよいよシニアのグランプリシリーズ開始も間近。今シーズンも全力で応援していきましょうね!すべての選手にとって、最高のシーズンとなりますように!




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