うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

ロステレコムカップ2019雑感④

さてさて、女子のフリーです。しかし、地上波放送はうっかり寝てしまったため見られませんでした(泣)。よって、とっくに何もかも終了したタイミングでのんびり視聴しての感想でございます。

ではでは、早速感想をどうぞ。

女子フリー

第1グループ

1:横井ゆは菜
昨シーズンもオペラ座の怪人で、それとはまったく切り取り方の違うプログラムだということを知っていたらさらに楽しめますね。毎年フィギュアスケートを見続けているとこんな面白さも味わえるのね。
転倒して壁にぶつかってしまうジャンプがあって心配したが、すぐジャッジに笑顔を向けていたところが偉い…。大きなミスはそこだけだったと思うし、表情もとても素敵だし、今後が楽しみになる堂々としたグランプリシリーズデビュー戦でした。彼女は声がいいので、インタビューにも注目ですよ(笑)。


2:スタニスラワ・コンスタンティノワ
こらえたジャンプや回転不足、パンクなどもありましたが、前回の大会よりはずっと良かったんじゃないかな。もっと足首を柔らかく使えるように、という荒川さんの指摘通りステップでレベルが取れていない。表情などは良かったのですけどね。本人もキスクラで不満そう。うーん、今シーズンはどうも上手くいかないですね…。


3:エミー・ペルトネン
うーん、ジャンプがどうも噛み合わない。これだけパンクが続いてしまうと得点的には厳しいだろう…。しかし滑りは時に重力がないかのように感じられるし、身のこなしもとても美しい。プログラムの最後に持ってきているだけあって、ステップも素晴らしかったです。レベルは2でしたけども。


4:ホンギー・チェン
この選手注目してるんですよ。姿形がとても美しい。滑っているだけで氷に映えます。これからもっと動きや振付のこなし方が洗練されてきたら非常に魅力的な選手になるでしょうね、楽しみです。全体的な出来も悪くなかったと思いますが、回転不足が多いのね。


5:ニコル・ショット
プログラム構成がなかなか憎い。激しいリズムで畳み掛けるようにジャンプを跳び、穏やかな曲調で彼女の優雅な魅力を活かしたステップを踏む。終盤はまた激しいリズムで畳み掛けるようにスピン。メリハリがあっていいですな。演技自体もさほどミスもなく美しかったと思います。


6:白岩優奈
衣装は血染め…?男子ではたまにいるけど、女子では珍しいな。
ジャンプがなかなか綺麗に決まりませんでしたね、加点のつくものが少ない。得点的には難しいかもしれませんが、本人が見せ場というだけあってステップはドラマチックでした。このプログラムを通して、表現の幅を広げていくことができそうですね。
キスクラのステファンがやたらイケメンでした。今日も黒いコートですな。すまん、ステファンチェックは必修科目なんで(笑)←科目?

第2グループ

7:宮原知子
フリップでの転倒だけが本当に惜しい。あっという間に終わってしまうプログラムで、美しく切ないピアノの音色を、まさにその色を表現するかのような演技でしたね。回転不足を荒川さんが気にしているので、得点的にはどうかというところですが…。うーん、ものすごく取られてる…。
彼女はファイナルがかかっているからなあ。以前の宮原さんなら表彰台は難しくなかったのですが、あの宮原さんも勝てない時代に変わってきているのかと、あまりの時の流れに目眩がしそうです。宮原さんはそれでもよく食らいついて続けていこうとしてるな、スケートが好きなんでしょうね…。
宮原さんの隣にバーケルさんがいる光景も、そのうち見慣れていくのかな。


8:アレクシア・パガニーニ
へえ、葉加瀬太郎演奏のジェラシー。彼女の関係者はどうやって見つけてきたんだろう。確かにこのヴァイオリンの「色」みたいなものは葉加瀬太郎だわ。って、プログラム前からこれだったっけ?
ジャンプに高さがあっていいですよね。パンクもしてたし、後半は疲れてきていないか実況も心配していたように、少しトーンダウンしてしまったか。


9:エカテリーナ・リャボワ
おや、これはマートンゴッドファーザーじゃないか。プルシェンコトリノオリンピックで滑ったバージョンのゴッドファーザーだよ。何度も聞いたから覚えてるよ←CD持ってる
しかし、序盤ですぐマートンから女性ボーカルの曲に変わり、最後までそのままだった。マートンは掴みだったらしい。
演技自体は大きなミスもなかったと思いますし、良かったですね。本人のガッツポーズも嬉しそう。


10:エフゲニア・メドベージェワ
これは素晴らしい、ものすごく、ものすごく素晴らしい…!色々なスケーターが滑ってきた曲だけれど、これほど鬼気迫る、壮絶な美しさに満ちた滑りが過去にあっただろうか。まったくミスの見られない、まさに誇り高く生を全うした誰かの姿を演じ切っているようである。ルッツにエラーついてるけど、空気読めそのマーク、って思っちゃうほど。
このプログラムがシーズンを通して深化していくのをとても楽しみにしていた。それだけに、今後のシーズンでこのプログラムをテレビで再び目にする機会があるかどうかわからないというのは実にもったいないのです…。衣装は今シーズンの女子スケーターの中でもいちばんと言っていいくらい好きです。


11:マライア・ベル
後半になるにつれどんどん動きが伸びやかに美しくなっていき、物語がリンクいっぱいに広がっていく。前半のミスを忘れてしまうほど。草原を撫でる優しい風が吹き抜けていくようでした。コレオの加点が凄い。全体的に素晴らしかったです。いいものを見せてもらいました。


12:アレクサンドラ・トゥルソワ
転倒が2回ありましたが、それがどうした、と言いたくなるくらいの鬼のような構成。男子ならアクセルがトリプルになるくらいですかね。でも、男子でも4回転からオイラートリプルサルコウのコンビネーションなんてそうそう跳んでこないでしょうよ…。そりゃ優勝するわ…。
格闘家のような目付きに痺れるフィニッシュといい、とにかくこれまでの女子選手の常識を破る存在なんだな、としみじみと感じる。これからこんな選手が続々と現れていくのだろうか。女子選手永遠の課題であろう、身体的な成長によるバランス等の変化はこの新しい時代にも立ち塞がる壁なのか。それが見えてきてから、本当に結論が出るのだろう。


女子はメドベージェワの大会だったな、という感想。私は彼女の演技に見える「覚悟」みたいなものが好きなのですけど、一本筋の通ったそれが完璧な演技をさらに研ぎ澄まされた一段上の完璧さに仕立てているようで、本当に絶品でした。

さて、ファイナルの行方が読めるようで読めませんね。NHK杯、こうして見ると上位選手が激突するんだな…。現実には残り1枠に誰が入るのか?ってとこでしょうけど。って、これが載る頃にはとっくの昔に結果が出ているでしょうけども。

ではでは、次回はエキシビションの記事でお会いしましょう。




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