うさぎパイナップル

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四大陸選手権2020雑感②

昨日の続きです。第3グループからは地上波で生中継。やっぱりテレビで放送してくれるのがいちばんですな、固まらないし。羽生君が出場していてもフリーは生放送されないのが非常に勿体ない…。

ではでは、早速感想をどうぞ。

女子ショートプログラム

第3グループ

11:カレン・チェン
四大陸は久しぶりの出場なんですね。ジャンプすべて成功、スケートも非常に伸びやか。ステップは生きる力強さも感じる素晴らしい出来で、前半グループの選手たちの演技も楽しかったけど、急激にレベルが跳ね上がった印象。素晴らしかった。
技術点カウンター、レベル判定がわからんな…。曲の説明テロップが出るのはいいですね。


12:カイラニ・クレイン
彼女の曲には説明が無かった。説明しやすい曲とそうでない曲があるのか。そういう問題じゃないか…。
ダブルアクセルの入り方面白かったな。ステップも音をしっかり拾ってて見てて楽しいですね。本人は滑り終えてあまり満足そうな顔はしてなかったけども。気になるところがあったのか。ルッツの回転?


13:アンバー・グレン
ジャンプが決まると非常に豪快で気持ちがいいくらい。それだけにアクセルが抜けちゃったのが非常に勿体ない。ステップも表情豊かで、全体的には良かったんじゃないかと思います。すげえ、スピンもステップも全部レベル4だ。それだけにアクセルがー!
また曲の説明が出たわ。説明読んでから見ると、演技の印象がまた違って見えますね。


14:ホンイー・チェン
この選手気になってるんですよ、非常に線が美しい。東洋の美。ホンギーさんって表記してたけど、フジテレビに合わせてホンイーさんにしてみます。
G線上のアリア。眠くなってくる曲なので少々睡魔にやられて色々見逃した…。楽しみにしてたのに(泣)。
なもので、見逃し配信で(ありがとうございます!)見直した。なかなかいい演技じゃないですか。でも点が伸びなかったのは回転不足のせいかな。ラストのポーズが美しい…。


15:キム・イェリム
コンビネーションジャンプのみこらえた印象がありましたが、どのジャンプも高さがあって迫力。妖しくはばたく黒鳥の姿が見えるようです。それでありながら曲の最初と最後はオルゴールの音で、そこが少女らしさを醸し出しているのが何とも言えず印象的。いいプログラムですね。演技もとても良かったと思います。プログラムが短く感じました。おお、暫定1位!

第4グループ

16:ブレイディ・テネル
うおおおテネル姐さんんん!このプログラム大好きなんですけど、今日も素晴らしい出来でしたね。ミスもないし加点もザックザクついてる。非常に独特なメロディなのだけども、要素詰め詰めの新採点方式のプログラムを自然に感じさせる、非常に上手い選曲だと思う。これは高得点必至。やはり。


17:ユ・ヨン
ロミオとジュリエットの迫力あるメロディは、プログラムの選曲として人気があるのもわかる気がする。彼女のジャンプに非常に馴染む。
トリプルアクセルは着氷が乱れた、回転はどうかな。良かった足りてる。それに転倒しなかったし。頑張った。自国の声援にも助けられたでしょうか、最後まで力強く滑り切りました。女子レベルたけえええ。


18:紀平梨花
トリプルアクセル降りたあああ!コンビネーションもバッチリ。欲を言えば彼女比でもっと美しく降りられる、なんて贅沢なことを思ってしまうくらい。
構成に戻ってきたルッツ素晴らしい!ステップも過去に見たこのプログラムではいちばん良かったかも。非常に良く曲調を捉えていて見ごたえがありました。やはりレベル4。
素晴らしい安定感。押しも押されぬ日本のエースになりましたな。出たあああ80点!


19:イム・ウンス
ルッツのコンビネーションはセカンドがダブルに抜けちゃったのかな、予定通りだったのかな。単独のフリップは惚れ惚れするようないいジャンプでしたね。非常にロマンティックな曲なのですが、清楚な衣装や彼女の佇まいが曲の雰囲気を壊さず、つい見つめてしまうプログラムになってたと思います。うおおお、レベル高いよ女子…。毎度思うけどみんなすげええええ。


20:樋口新葉
冒頭の肩の動きから、今日は行けると思った。ルッツの高さ半端ねええええ!鼻血吹くかと思ったよ!
プレッシャーに弱い印象があったのに、どっしりと落ち着いた演技。ステップは白眉で、実にエモーショナルで緩急も素晴らしい。表現の引き出しが多い選手だと思うので、ミスさえなければそれがいかんなく発揮される!
この出来と得点で暫定4位?!何だこの世界選手権!


21:坂本花織
あいっかわらずスピードすげえな、グイングイン滑っていく。彼女の足にくっついてリンクの方が回ってるみたい。最後のループが!ループが!着氷があああ。そこで減点はあったものの、パンクでも転倒でもないからまあ良しで。全日本の結果は悔しかったでしょうが、これで自信をつけてグッとまた進んでいって欲しいです。
ループの減点があっても高得点。それがなければ確実に3位だったな。そう考えると惜しいのだけど。ステップのGOEが半端ない、もしかして全選手中いちばん高い?


いやー、女子素晴らしい戦いでしたね。カレンのあの出来で最終グループにも残れないとは…。自国開催はプレッシャーも大きいと思いますが、韓国の選手は皆それを上手く力に変えてる印象もありました。
これはフリーも楽しみです。せっかくのハイレベルな試合で、しかも日本の選手の表彰台の可能性も高いのに、フリーが生放送されないのはもったいないなあ。時間帯的に仕方ないのでしょうけど…。昼間じゃ視聴率が稼げないのでしょうしね…。

次回からは男子ショートプログラムの感想です。たぶん長いです(笑)。ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。




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