長々と今更綴ってきたグランプリファイナルの感想ですが、いよいよ本日で最終回です。毎回お付き合いくださった方がもしもいらしたら心の底からありがとうございます(涙)。ショーも軒並み中止になってしまいましたし、拙い記事ですが少しでも楽しんでいただけていたら幸いです。
ではでは、本日も是非最後までお付き合いくださいね!
エキシビション②
14:Aleix GABARA
この選手存じ上げなかったわ。冒頭では椅子に座ってエッフェル塔の絵を描いている模様。赤いスカーフがお洒落なファッションもパリの雰囲気。小さな女の子と一緒に登場しましたが、パリの花売り娘ってとこかしら。女の子はもちろんちょっとだけで、滑ってるのはほぼ彼ひとり。ラストはフランス国旗を背負ってました。なかなか凝ったプログラムでなかなかいいかも。
あ、フランスでテロがあった年だったっけ?だからこのプログラムだったのかな…?
15:エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビエフ
真っ赤な丸いお鼻を着けた二人が登場。ピエロの二人?衣装もサーカスっぽさがあります。二人ともストライプの靴下でかわいい。
対決してるのとも意思のすれ違いとも違う?何だか不思議なプログラム。二人の動きがコミカルでお人形みたいで面白いです。
16:アシュリー・ワグナー
登場時のアシュリーが何とも言えない美しさを放ってましたなあ。きっちりカメラに目線を送るところもさすがですー!その角度バッチリですー!
力を抜いているような振付で滑ってるとこが雰囲気あったなあ。上手く表現できませんけど…。この曲のことは全然知りませんが、何だか曲のプロモーションビデオ見てるみたいですな。
17:川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ
ハバネラだっけこの曲、すぐタイトル忘れていけませんよ。
二人の豪快なリフトを堪能しまくれるプログラムでした。バリエーションも豊富なら迫力も桁違い。よく人間の腕や足の力だけでこんなことができるなと本当に感心する。リフト以外もとても良かったです。会場から大歓声が起こるのよくわかる、これは会場で見てたらもっと迫力を感じられたはず。
18:ネイサン・チェン
ジュニアの男子シングル優勝者。ネイサンわっか!わっかー!実際の年齢を忘れてしまいそうになるくらいに、既に様々な方向に完成されてる感のあるネイサンですが、この頃はさすがにかわいいですね。
スピンが上手い…。今はジャンプのイメージがありますけど、まだそういう感じがしないのでこの数年で本当にレベルアップしたんだなあ。衣装のシンプルさは変わってないですね(笑)。
19:アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ
寄り添いあって現れる二人。寄り添いあって…寝てる?ああああこれ、枕だか布団を取り合う?めちゃくちゃかわいいプログラムじゃないかあああああ!また見られて嬉しい。
カッペリーニさんのネグリジェと青いクマのぬいぐるみがかっわいいのよ。枕でラノッテを殴る振付とか超かわいいのよ。子供たち二人ってとこでしょうね、このかわいさ。新婚夫婦に見えんこともないですが(笑)。
20:宇野昌磨
独特の流れのあるジャンプですよねえ。クリムキンイーグルもしっかり見せてくれます。顔立ちにはまだ幼さが残っているのだけど、なんか今見ても既にベテランなんですけど(笑)。
21:ジュリアン・セガン&シャルリ・ビロドー
口の周囲をスカーフで覆って、カッコいいガンマン風に登場したのですが、外すと二人ともチョビ髭(笑)。コミカルプログラムだったー!(笑)でもスロージャンプなどの技はコミカルではなくビシビシと決まりますよ!ボンヨヨヨーンみたいな音も入ってて脱力してしまう(笑)。かわいいプログラムですな。
22:パトリック・チャン
シンプルなシャツにベストですが、フリーの衣装よりよっぽど衣装っぽいんですが!(笑)
やっぱりひたすら足元見ちゃいますね。どれだけ一蹴りがスムーズに伸びるのか。押し出すように滑ってる感じが全然なくて、体重がないかのようにスーッと走っていくんですよねえ。いつまででも見られそう。
23:ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ
ロミオとジュリエット!!若気の至りみたいな恋愛ではなく、深い深い大人の恋愛を感じさせるロミジュリ。冒頭で二人が離れて滑ってるあたりとか素敵過ぎるんですけど。スケートでは定番のロミジュリですが、やはりカップル競技でこそ真価を発揮するテーマだなと感じてしまいますね。ラストは死をイメージさせますが、ポジェのイケメンの説得力が凄すぎてもうガン見でした…。
24:エフゲニア・メドベージェワ
おお、三連続ジャンプも入れてきてる。メドベージェワのプログラム時々難解ですが、これもテーマは何なんだろう…?最後にニワトリの声がしたからニワトリ?いやそんなわけないか(汗)。朝が来て夢の世界から覚めたのかしら?
25:クセニア・ストルボワ&ヒョードル・クリモフ
照明の下でもピタリとタイミングの合ったソロジャンプ。素晴らしい。ストルボワさんだけがスピンしてたけど、あんまり競技では見ないような気がする、普通二人で回るよね。でもそこがなんか物語を感じる振付になってましたね。
26:羽生結弦
天と地のレクイエム。久しぶりに見る気がします。ジャンプはお疲れ気味でしたけど、記録更新した直後ですからそりゃお疲れでしょうさ。大記録ですからな。
勢いよく突然振り向く振付がとても好きなんですよね。苦悩する姿に胸がぎゅっとなるプログラムですが、このファイナルでの演技はどちらかと言うと強い希望を感じさせるものだったように思います。どんなに痛めつけられても苦しめられても、人類はそれでも日々を歩いてきたから今我々がここに在るのですよね。
エキシビションもいよいよフィナーレ。『Don't Stop Me Now』が流れて楽しい雰囲気。この曲明るいフィナーレにしたい時はピッタリだと思うわ。
羽生君が町田君のドンストの振付で踊ってたのこの時だっけ?あれ爆笑したんですけど。ISUカメラは残念ながらさっぱり抜いてなかったようですが、なかなかの完コピぶりで本気で爆笑したのでまた見たかった(笑)。羽生君て町田君になついてる印象があったんですけど、当の町田君はどう思ってたんでしょうね(笑)。
なんか暖かい雰囲気を感じる大会で、見ていてすごく満足度が高かったです。当時もシングルについてはテレビ放送を見てるはずなんだけど、覚えていないもんですねえ。羽生君のドンストが面白過ぎて全部かき消されたんですかねえ(笑)。
長い長い感想文にお付き合いいただき、本当にありがとうございました。なかなか新しい話題で記事を書くのが難しい状況ですが、また次回の記事でもお会いできればとってもとっても嬉しいです。
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