うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

波間に揺られて丸4年

記事の掲載が少々遅れましたが、本ブログは9月23日で5年目に突入しました。これもひとえに読んでくださる皆様のおかげでございます。本当にありがとうございます。

ブログを始めた当初の目的のひとつは「本当に個人的な日記のつもりで友人知人の皆さんに読んでもらっていただけのアイスショー旅日記を載せてみる」ことでした。それが結構な数あったので、毎日更新を3年ほど続けられたのだなと振り返ると思います。1000日で毎日更新はとりあえず止めちゃいましたけどね。

いろいろ生き方を変えてみたところどうしようもないほど貧乏になってしまって、さらに今年はコロナ。まったく旅日記の書ける状態ではありませんけど、いつか必ずポエムな感想やらカオスな珍道中やらを綴れる日が戻ってくると信じるしかないですね。とほほ。

この1年間に書いた旅日記は結局これだけ。スケート関係ないしおまけに日帰りで、旅と呼べるのかもあやしいですが。でも私にはとても充実した時間だったのですよね。

第1回目の記事はこちら。全8回です。
usagipineapple.hatenablog.jp


内容は3年目の時期の話ですがついでに置いときますね。この筆者の間抜けぶりが炸裂しています←涙目
usagipineapple.hatenablog.jp



てな感じで、1年間に書いた記事からこの1年を振り返る手前味噌企画を毎年やってたんですけど、なんか今年はたいしたことも書いてない気がするしたいした出来事もなかった気がする。いや、たぶんあったんだけどそれは書かない方がいいんだと思う。自分では「あれは自分にとってはものすごく大きいことだ」ってわかるけど、確証がないうちは言わない方がいいのでしょう。

そんなわけで、気力があんまりないので、とりあえず今年前半を振り返った記事も置いておきましょう。はてな恒例のお題なのですよ↓
usagipineapple.hatenablog.jp


スケート(競技)についてはこちらの記事を置いておきますね↓
usagipineapple.hatenablog.jp



そんな感じです。旅日記を載せたいとか、いつか仕事に繋がったらいいなとか思いながら始めたこのブログですけど、こんな片隅のブログでも見つけてくださる方がいて、大きく助けられたり不思議な何かに驚いたり、予想外の方向へ進んでいったことを改めて実感する4年目でした。それは悪い意味ではまったくなくて、数字などの目に見える形ではないけれど、こんな風に人と人は繋がっていけるんだと不思議な気持ちになる「予想外」です。
「普通」になりたくてたまらなくて、ずっとそのつもりでいたけれど、気が付くといつも孤独だった。周囲の人が憎いわけでもないのに、いつも「何故こんなことが?」と虚しくなる出来事に追い払われるように属した集団や人を失ってしまう。どこにも私の居場所はないと思っていたけれど、自分自身を世界中から覗けるショーウインドウに飾ってみたところ、少しずつだけど誰かが見つけてくれた。「今までと同じ」道を歩いていたら、私はまた同じように何かや誰かからはじき出されて、今度こそ壊れて死んでいたのだと思う。

もしかしたら、私は自分の意志ではなく、「誰か」に手を引かれるようにして無意識のうちにブログを始めたのではないかと、そんな風に思うことがあります。その答えを、この5年目に出せるような気がしています。いや、私が出すのではなくて、きっとどうあがいてもそこに辿り着いてしまうような気がするのです。


フィギュアスケートに関しては、「できるだけ誰のファンの方であっても楽しく読んでいただけるように」というスタンスを今後も変えずにいようと思います。どうしても紙幅を費やしてしまうスケーターは偏ってしまうし(いつもポエムでごめんなさい、笑)、すべての選手や情報を追うことも難しいのですが、できるだけ。
4年間ブログを書いているうちに「自分が長年スケオタでいて何が一番嫌だったか」に気付いたような気がするんですよね。それはジャッジの判定とかテレビの放送スタイルとかではまったくなくて、好きで応援しているはずの競技を信用できずに言葉の上で暴れたり、応援している誰かの敵とみなした誰かや何かを攻撃するファンという名の暴徒、だったと思うのです。

ただの悪口にならずに批判を行うには、その対象を感情的にならずに冷静に観察し、相応の知識を得た上でないと難しいのではないかと思います。本当に申し訳ないのですが、少々詳しい程度のファンではほぼ理論として成立しないんじゃないかと思うのですよね、何を語っても書いても。全部が無駄だとは言いませんが、そんなことにエネルギーを割くくらいなら「みんな可愛い!!大好き!!!!」って言ってる方がよっぽど幸せで楽しく、健康的で建設的であると痛感しました。
人間って悪口言ってる方が楽しい生き物のようで(それはよくわかります、たまには愚痴でも言わないとやってられないですよね…)、穿った見方をするブログにした方が読まれるのもわかってます。誰かのそういう発言を知ってか知らずか信じてる人もいっぱいいるだろうなと思います。それは個人の自由ですから好きにしたらいい。けど、その言葉が届く相手は時に批判されている本人や何かの関係者だったりするのです。その時に、胸を張って「自分がこのブログを書きました」と言えるでしょうか。ここではブログと書きましたが、ツイッターなどでも同じことです。
どんなにそのつもりがなくても誰かを傷付けることはありますし、見当違いの批判が届くこともあります。それらに病みそうになるまで悩んだことも実はあります。けど、それとこれとは別の話だと思います。

たとえば、私がこうやって私自身の見解を述べていることで私を「こいつ嫌いだな」と思われるのはいいんです。私が誰か特定の選手について名指しで悪しざまに語っていた場合に「この人がそう言うんだからこの選手嫌いだな」とか「こんなこと言うこの人が応援してる選手は嫌いだな」とか思われるのが困る。私のことはどうでもいいのです、ファンが原因でその選手が嫌いになるといういちばんしょうもない現象を避けたい。その温床にはなりたくない。それがどれだけ嫌だったか思い出すだけで辛いから。演技が嫌いとか性格が嫌いとかならしょうがないけど、それをわざわざ叫ぶファンの言葉を聞いてるうちに、その叫んでる誰かの好きな選手を嫌いになるとか、本当に馬鹿馬鹿しいです…。

理想は理想でしかないですが、「隣に座ってる人が誰のファンであっても楽しく応援できる」ようなブログでいたいと思ってます。実際にはそんな場合もたくさんあるんですよ。どの選手にも温かい拍手を送るファンの方の涙にもらい泣きしそうになったこともありました。静かに楽しく応援してる人の方がきっと多いのに、そういう方は大きな声を出さない場合が多いのだろうと思います。このブログだって一歩間違えばそんな声だけでかい人のブログになっちゃうので気を付けなければと思いつつ、芯は曲げずにいたいです。
このブログのそんなところが好きだと言ってくださる方には、本当に涙が出るほど感謝しています。見つけてくださってありがとう。これからも、良かったら読みに来てください。たいしたこと書いてないけど。


5年目の「うさぎパイナップル」もどうぞよろしくお願いします。お時間がございましたら、またお気軽に遊びに来てくださいね。お待ちしております。


昨年の手前味噌お祝い記事はこちらでございます↓
usagipineapple.hatenablog.jp


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