うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートゆるゆる語り in 11月①

スケートに関する番組の感想をゆるゆると語るシリーズ。試合が中止になりまくっているせいか、地上波の番組では特集が組まれることもなく、スケオタ向けのコンテンツのみがひっそりと流され、貧乏人の私は何ひとつ見られぬまま唇を噛んで日々が過ぎて行きます…。だから本日感想を書いていく番組の存在はたいへんにありがたかったです(涙)。
ではでは、本日は2番組の感想から。

テレビゆるゆる語り①

まずは11月1日放送の『フィギュアスケートTV!』。BSフジで放送されているお馴染みの番組ですね。

今回流れたのは主にブロック大会の様子。
まずは関東選手権。注目は何と言っても鍵山優真と佐藤駿の一騎打ち。てかシニア男子は二人だけ、しかもこの二人だけだったのね。なんという…。
鍵山君はコロナの影響で練習不足?何それ、とでも言い出しそうな出来だったようですね。二人とも同じジャンプ跳んでるのに味わいが違うんだよなー。こうして同じくらいの年齢の男子を続けて見るとよくわかると言いますか。

続いて近畿選手権。注目は三原舞依さんでしょうね。元々ほっそりした選手だったけどなんだか一層細くなったように見える。けど試合に戻ってこられて本当に良かった…!
坂本花織さんはマトリックス継続か。これ生で見たいから継続嬉しいけど見に行く経済的余裕など…。うっうっうっ…。
男子の友野一希君もフリー継続なのかな。これも生で見たいし。もしかしたら森口澄士君、初めて見たかもしれないですけどジャンプ高くていいですね。三宅星南君はまだジュニアに残るのね。あー、やっぱ試合見に行きたい…。

それから東北・北海道選手権。そうか、渡辺倫果さんはこのブロックか。

最後に東京選手権。本田真凜さんがフリーの曲と間違えてエキシビションの曲を提出してしまい、そのままほぼアドリブで滑り切った演技が紹介される。びっくりしましたよその話を聞いたときは。少年漫画みたい…。
妹の本田望結さん、面白い衣装。二人とも関西じゃなくて東京から出るのね。今シーズンで引退の永井優香さんはエデンの東を使うのか。じっくり見られる機会が楽しみだな。

ブロック大会以外には全日本ノービス選手権についても。男子も女子もレベルたっか…。島田麻央さんのジャンプにはびっくりですよ…。女子は今後の身体の成長をどう乗り越えていくかという問題もあるものの素直にすげえ。
木下アカデミーはサンボ70になるつもりなんだろうか…?ノービスからアイスダンスでエントリーしてる子たちもいるんですね、今後が楽しみ。

テレビゆるゆる語り②

続いては同じく11月1日に放送された『フィギュアスケート傑作選 あの時、キミは…』。フジテレビONEでの放送なので通常であれば見られないのですが、無料放送デーに無料放送してくれるというまさかの計らいで視聴できました(涙)。ありがとうございます(涙)。

第1回は「宮原知子&山本草太」。まずは草太君から。
最初に流れたのは2012年のノービスの試合。8年前か。ちっちゃ!!まだ本当に子供。次に流れるのが2015年の全日本ジュニアなのですが、3年ですっかり成長して今の草太君になった感が(笑)。ジャンプの転倒もありましたが、ノーブルで美しい。
それから2017年の西日本選手権、ショートプログラム。素晴らしい出来!!!地方大会なのに随分観客がいるのですね。
最後に流れたのが2017年の全日本。これまた素晴らしいフリー。心が雄大な世界に導かれていくようです。素晴らしい演技を時系列で見られて、各スケーターのファンには垂涎の企画かも。

続いて宮原さん。まずは2010年の全日本ノービスから。こちらもちっちゃ!!でもちっちゃいのにステップは躍動感がある。
翌2011年の全日本ジュニアの演技も。ああ、これ今の宮原さんで見たいな。表情が出せるようになった彼女で。

ここからは全日本の演技が続く。まずは2012年。あー、このプログラム覚えがある、懐かしい。可憐ですね。しかし本人は真面目で面白みがないと評価。確かにまだ子供だったこともあるけど、そうだったんだよね。彼女は「あとそれだけあれば」ってすごく思ってた。その過程もたぶん見られるんじゃないかな、これから。
続いて2014年。宮原さんと言えば個人的にミスサイゴンとファイヤーダンスなんですよねえ、これも今の彼女で見たいいいい。赤い衣装似合うなあ。オンライン出演の宮原さんのコメントがところどころ挟まれるのが興味深いですね。

2015年がそのファイヤーダンス!!!わかってるなフジ!!!これ振付もめっちゃ素敵ですよね。彼女のプログラムではこれがいちばん好きかも。
最後が2017年。平昌前の怪我から復帰した彼女、本当に別人かと思うくらい演技が変わったんですよね。それまでにも豊かな感情は持っていたんだろうけどそれが氷上では出せてなくて、ただ振付をこなしてるだけの印象だった。それが、あとひとつだけ足りなかったそれが加わって、怪我からの回復も含めよく平昌に間に合ったって胸が震える思いでした。
こうして続けて見ると、幼い少女が世界に心を開いて素晴らしいスケーターに成長していく物語が見えるようですね…。

最後は名作劇場。はて名作劇場とは?
まずは永井優香、2014年の全日本ジュニア。プログラムはエデンの東。惚れ惚れするような素晴らしい演技…!現役ラストシーズンにエデンの東を再び選んだという彼女の気持ちが、これを見ると本当によくわかる…。いいイメージで選手生活を終えたいですもんね…。
続いて新田谷凜、2019年全日本。これはこの年の全日本屈指の名演技だったと思います。ああ~、心が満たされていく…。

なるほど、名演技のセレクトか。国内大会の映像しかないのは国際大会の映像が使えないとかいろいろあるのであろう。けど、「わかってる」人がセレクトしてる感が溢れていてとてもいいです、とてもいい。ビンボーイ過ぎてCS契約できないのがたいへん残念です…。そんな蚊帳の外の民にもお試し的に視聴させてくださってありがとう…。せめてお礼に感想置いておきますね…。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com