うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

全日本選手権2020雑感⑪

配信は有料のものしかなく、BSでもアイスダンスの放送はなかったんですけど、男女フリーの製氷の間に地上波で上位2組だけ放送してくれたので感想を。
全日本のアイスダンス競技が地上波に乗った記憶がないので、2組だけでも見られてこれはこれで良かったかもしれません。これまでまったく放送が無かったことを考えれば大きな一歩じゃないのかな。

アイスダンス・リズムダンス

4:小松原美里&小松原尊
見るたびに良くなっていきますね、このプログラム!!めっちゃワクワクして見てしまいました。よりディープにイキイキと、彼らの世界が広がってきたような気がする。足元とかユニゾンとか、いろんなとこに目が行ってるうちにあっという間に終わってしまうのだった。ティムさんのシルバーのジャケットもインパクト。きっといきなり楽しい気分になれた人もいるのでは。男子フリーの放送の前に流れましたからね。
ティムさんは日本国籍を取得されたからこのお名前で出場されるのか。なんかそこも感慨深いですね。国際大会ではこれまで通りティムさんを使われるとも聞いたけれど。NHK杯の時に、やたら過去の世界選手権の記事にアクセスがあったんですけど、どうもティムさんがイケメンだと気付いた人々によって検索されていた様子。これが地上波の威力か…。


5:村元哉中&髙橋大輔
衣装少し変えたのね。こっちの方が多少落ち着いていいかも。黄色のパンツも面白かったけど髙橋君が目立ち過ぎだったもんな(笑)。
公式練習中に村元さんが怪我をしたそうで心配したのですが、その話を知らなかった人にはわからなかったんじゃないだろうか。NHK杯と比較すると髙橋君の固さも取れてきて、スピードにも乗って華やかさも抜群で。アイスダンスのことはさっぱりわからなくても楽しい演技だったんじゃないかな。
シングルからあの年齢で転向してまだ1年経っていないカップルとは思えない。もちろん技術的な細かいことを言ったらまだまだなのでしょうけど、「持って生まれた華」は練習で培われるものではないでしょうから、ふたりのレベルが上がっていく過程が楽しみでしょうがないです。

アイスダンス・フリーダンス

5:小松原美里&小松原尊
「薄れゆく意識の中で楽しかった日々を思い出す」って…。解説聞いてるだけでもう切ないんですけど…。
ツイズルやリフトも滑らかで美しく、中盤の楽しげな曲調になるあたりは何度見てもやっぱり好き。ワルツみたいな感じでアイスダンスの魅力たっぷりって印象なんですよ、アイスダンスよくわかんないんだけどそう思うのよね。
そこから突き落とされるように曲が悲壮感を帯びると、何とか助ける方法はないのかとハラハラしながら見てしまう…。どんどん見えてくる「物語」の像がはっきりしてくるあたり、滑り込んでいいプログラムに育っているのでしょうね。


4:村元哉中&髙橋大輔
放送はこの順だったんですよ、なのでそのまま放送順で書きますね。
村元さんの怪我がどの程度かはわかりませんが、おそらくそれをかばいながらなのでリフトなどでぐらついたりとミスもいくつか見られました。村元さんもやはりNHK杯の方がイキイキしていたように見えますね。
なのでシンクロ具合や華やかさはNHK杯ほど感じられなかったかもしれませんけど、氷上にいるだけで目を惹き、どんなものを見せてくれるんだろうというワクワク感が凄いので、ぜひ今後も長く続けてもらえたらなあと思います。
フリーは3位だったのか。採点表からの印象だと、あれだけステップがうまかった髙橋君の評価がアイスダンスではこうなるんだな、まったく別の競技なんだなと改めて感じる。きっちり要素の見方を覚えているわけじゃないので、なんとなくの印象ですけど。


地上波効果というのは凄いものですねえ、またもやティムさんがイケメンだと気付いた方々からのアクセスが増えてました(笑)。そんなに大したこと書いてないんですけど(笑)。
2019年の世界選手権のリズムダンスの感想なんですけど、何でそれが引っ掛かってくるんですかね検索に(笑)。そんなにアイスダンスについてゆるっとでも感想書いてる人いないんだろうか。そんなこともないと思うのですけどね。これからは増えていきそうですね~。

残る競技は女子のフリーのみ。ではでは、次回はその女子フリーの感想でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いています。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com