さあ、今年の全日本も大詰め!女子フリー後半グループの感想です!掲載する頃には今更ですけど、よろしければ最後までお付き合いください!
女子フリー②
第3グループ
6分間練習などはアイスダンス等々を放送していたため流れなかったのですけど、バックヤードの紀平さん密着映像がちょいちょい挟まれて、すぐ近くにいるステファンがちょいちょい抜かれるのでブログ書いてる暇がない(笑)。
スマホ?見ながら腰かけてる様子が結構長く映ってたけど、マスクしてても横顔でも顔面レベル4がわかってしまうな…。でも紀平さんのこと見てなくていいのかな(笑)。アップ中だからいいのか?ほかにも廊下移動してるところとか映るしさ!!なんか生徒が二人いた男子より忙しいんだけどおかしいな(笑)。
13:吉岡詩果
転倒2回が痛そうだった…。あまり流れていないように見えるジャンプもありましたけども、伸びやかに雰囲気を持って滑ってたんじゃないかな、気がついたら終わっちゃってましたし。スカートの部分だけ紫のグレーの衣装でシックですけど良く似合ってるように見えます。
暫定4位。少しジャンプミスが響いたかな。回転不足もあったのですね。
14:住吉りをん
ルッツは跳び上がる瞬間に転倒するのがわかってしまいましたが、それ以降は素晴らしかったのではないでしょうか。ダブルアクセルまでの流れもとても素敵でしたし、そこからのスピンもすごく見ごたえがあった。
「ロシュフォールの恋人たち」はクラシカルな雰囲気の曲としては少し強めな気もしますけど、それに全然負けない、伸びやかで決して若々しいだけではない演技でした。実況の言う通り、また楽しみな選手が全日本にやってきたというところですかね。衣装も色合いがかわいいです。おお、暫定3位!
15:白岩優奈
ラスト2本のジャンプでミスが出て、最後は転倒してしまいましたけど、そこまでは大きなミスもなく非常にいい出来のジャンプが続いていましたし、全体的にもスピードがすごくて、衣装などからも感じる厳しく難解な世界観をまずそのスピードが表現していたような気がします。何かを伝えたいという気持ちを感じる演技でした。良かったと思います。
16:川畑和愛
このプログラムに込めた思いをちゃんと伝えられるような演技だったと思います…!!
冒頭のルッツはコンビネーションに繋げられず、アクセルのコンビネーションの着氷でミスしたりもしていましたが、しっかりリカバリーもできたし、何よりジャンプが成功することによって後半曲調が変わり自分も観客も鼓舞するような音楽の表現に集中できてた気がする。コレオすごく見ごたえありました。高い加点にも納得。振り付けたステファンの言う「日本の少女が世界に羽ばたく」物語が今回は見えた気がしましたね。
17:河辺愛菜
トリプルアクセル高さあったんだけどなあ、あれで決まってたらすごいジャンプになったろうに。しかしミスはそこだけだったと思う。とにかくジャンプの質が素晴らしく、スピードも全然落ちない。何と言うか、身体にしっかり重しが入っててふわふわしてないので迫力があって、ものすごくワクワクしながら見られてしまう。素晴らしかったですねえ、会場いたらスタオベしたかも。
フィーチャリングYOSHIKI?YOSHIKIなのかこれ?確かになんかそれっぽさはあるけど。YOSHIKI僕の曲スケートに合うと思うから使ってみたいなこと言ってた記憶があるけど(うろ覚えなので間違ってたらごめんなさい)ホントに合うかも、めちゃカッコいいプログラムになってたし。
ラストのポーズは向きを間違えたらしいが、そんなんわかんないから大丈夫(笑)。
18:松生理乃
うおおおおこれもスタオベ!!!!ノーミス、素晴らしい!!!
ゆったりした曲ながら非常によく動いているんですけど、決してせわしなくなくて優雅で、余白があるんですね。着氷も余裕があって綺麗ですし、腕の表現もとても上品でチャーミング。見終わった観客が非常に充実感のある甘さに包まれていく感じです。
荒川さんが体幹の強い選手、オールラウンダーみたいなこと言ってたけど、体幹ってやっぱ重要なのね。バランス崩しにくくなったりするのかな。
おおお彼女も高得点!!暫定1位!!!!最終的にどこまで食い込むか!!
第4グループ
さあ最終グループですよ!!さすがに挨拶も映りますね。新田谷さんがここに入ってるの素晴らしいよね、引退撤回してのこの結果ですもんね。
19:宮原知子
トスカ。フィギュアスケートと言えばトスカかトゥーランドットな気がしてしまう。
前半はこんな曲もトスカにあったのねって感じの歌。そのオペラが宮原さんに非常に良く合ってて、赤一色なんだけど上品なカットの衣装も雰囲気を醸し出してる。ジャンプなどもミスなく素晴らしい出だし。コレオの加点は2点を超えてる。
後半はド定番のトスカ。荒川さんの声で回転不足がわかるし転倒もあったけれど、ステップからラストのスピンまでの流れなど非常に迫力があり、会場で見ている人を強く引き込んだんじゃないでしょうか。
なんと、ステップレベル4の上満点!!高得点、もちろん暫定1位!
20:新田谷凜
ジャンプの転倒とパンクが1回ずつありましたが、十分にまとめ切った演技だったんじゃないでしょうか!!ラストのジャンプは3連続ですよ!!
ブラックスワンって毎シーズン一人はいるような気がしますけど、大体みんな使ってるようなメロディは後半で、前半はもう少しおとなしい感じ。でも後半に入るあたりで曲からも何か不穏な空気がし始めて、嵐に乗って黒鳥が飛んでくるみたいな感じの構成でした。最終グループは初めてとのことでしたけど、堂々とした演技でしたね。
21:山下真瑚
1本目のルッツのコンビネーション、目の覚めるようなジャンプでしたが転倒。しかし2本目のルッツのコンビネーションは目の覚めるようなジャンプを3連続で…!!これだけでもう満足感があるレベルですねえ…。
しかしジャンプのミスがいくつか続いて、得点的にはどうだろうか。映画の内容はわからないですけど、山下さんの健康的な明るさは物語をハッピーエンドに導いて行ってくれそう。どこかあたたかい気持ちになってくる演技でしたね。滑りも気持ちがいいです。
うーん、あまり伸びなかったかな得点。演技時間もオーバーしちゃったのかな、1点減点が。
22:三原舞依
おおおお!!!おおおお!!!!
ジャンプがひとつダブルに抜けたくらいじゃないかな、審議もほとんどついてないし。さすがのミスの少なさ。
プログラムの後半を見つめていると、森に迷い込んだ少年と心を通わせるものの、少年の未来を思って人間の世界へ帰す妖精の切なさと成長の物語、みたいなものを勝手に想像してました。三原さんのふんわりしてるけど芯の強い雰囲気がそうさせたんだよしょうがないって…。
おや暫定3位?パンクが響いたか?結局フリーは7位だったんですね、接戦…。
23:坂本花織
きいたあああああああ!!!!!来たああああああああ!!!!!!パーフェクトおおお!!!
コンビネーションが1本ちょっとあやしいようにも見えたけど、オールグリーン、減点なし!!ジャンプの高さは言わずもがな、着氷も流れが非常にあって、とにかく何もかも見ていて気持ちがいいのである。
しかもその抜群のスピードと滑り。これだけの迫力で演技ができる女子選手はそうそういないのでとにかくガン見してしまう。今日もジャッジを全員なぎ倒していく足上げコレオが決まり過ぎです、もはや必殺技的な何かだなありゃ。加速していく音楽とのシンクロも興奮度マックスだし、坂本さんのツンとした横顔がまた雰囲気合うんだよねえ。
あー、生で見たかったマトリックス。どこの試合でもいいから生で見に行きたかったよちきしょおおおおお!!!150点超えたあああ!!!ルッツがエラーついてて減点あったけどそれでもこの点か。トリプルアクセル等の大技入ってないことを考えたら驚異的。
そうそう、あの足上げコレオ(加点すげええ)、あとから見たらジャッジが次々よけてて笑った…(笑)。
24:紀平梨花
4回転サルコウ!!!サルコウ降りた!!!!変な声出た!!しかも真っ直ぐでぶれもない、すごい完成度!!決まったら2003年の安藤さん以来だという話だったけど、実に17年ぶりか!てか17年前に跳んでた安藤さんすごいな!!!!ちゃんと4回転判定になってるどころか加点が3点オーバー。ぐうの音も出ないほどの成功ですな。
しかも次のジャンプがトリプルアクセル。男子の方でしょうか…。回転不足でGOEはマイナスでしたが基礎点が違いますからな、ダブルとは。
多少微妙な部分もあった気がしますが大きなミスはなく、これが実はシーズン初戦でしかも初披露のプログラムと考えると十分な出来。しかも美しいピアノの音色の(すっごく綺麗な曲ですねこれ)爽やかな優しさのあるプログラムにも関わらず男子の方のような構成で、圧倒的な技術点を叩き出せる鬼の構成。開いた口がふさがりませんよ!!!!
てか演技の最後に聞こえた「フォー!!」って叫び声は誰のだ(笑)。観客我慢してるのに(笑)。ステファンか応援に来てた男子選手かな(笑)。
紀平さんの演技の余韻にも浸れずステファンチェックが止まらない。Mr.サンデーに移るまでにもなんか紀平さんとハイテンションに喋ってるの映ってて笑った…。ステファン毎年のように全日本来てるけど、過去いちばん映ってた気がするんですけど。メダリスト・オン・アイスにゲストで来てた頃は地上波でカットされたりしてなかったっけ…?
そんでもってあの叫び声、やっぱステファン?んで紀平さんのアップ中にスマホいじってたのはもしかしてインスタ更新…??余裕ですねあなた!!!更新するタイミングそこ??!!
終わってみれば貫禄のメンツでしたね表彰台は。宮原さんも表彰台返り咲き。松生さん頑張ったな。横井さんも最終的にフリー6位ですさまじい巻き返しでしたね。
紀平さんが新たな世界に行ってしまったので日本の女子は新時代に突入しました。トリプルアクセルを跳べる選手はどんどん出てきてるし、4回転が乱れ飛ぶ日も近いのかもしれない。もう手が付けられないと思っていたロシアの女子に対抗できる日も近いかもしれませんな。
そんな女子の選手の素晴らしい演技の数々に熱くなっていた魂を一瞬で塗り替えていくステファン・ランビエール35歳。スイス出身。何故かもはやステファンのことしか記憶がない。今年は来られないだろうと思っていたのに結局例年以上にステファンが面白くて、いい全日本の締めになったと思います。って締めがステファンでいいのか!!!でも異論がない人も多いのでは(笑)。
…もう私も忘れかけてますが、私の本命はステファンですからね(笑)。どうにかまだギリギリで(笑)。
締めに入りかけてますが、競技は終了してもまだエキシビションが残っておりますよ。ではでは、次回はそのエキシビションの感想でお会いしましょう。
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