うさぎパイナップル

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フィギュアスケートほろほろ語り in 5月②

フィギュアスケートに関する番組の感想をゆるゆると語るシリーズ。このたびはテレ朝チャンネル2で1月3日に放送された『フィギュアリクエスト企画2020 一挙放送』の感想です。無料放送の日だったので視聴できました。このシリーズの第14弾が放送されたってことでいいんでしょうかね?
いつも2番組ほどまとめて感想を書いているのですが、長くなったのでこのたびはこの番組だけでひとつの記事としております。

テレビゆるゆる語り

過去にこの番組を視聴できた際には各演技の感想を個別に書いていたのですけど、早朝からの放送だったこともあって最初の方を見逃しちゃったんですよ。中野友加里さんの途中くらいから見たうえ、真央ちゃんくらいまでは半分寝てて夢うつつ…。
それに、過去の放送の感想ともかぶる場合も多いかなと思い、今回はまったく感想を書かないつもりでいたのですが、ぼんやりと見ているうちに「これは…!!」と思う演技がいくつもあったので、やはりざっと書き留めておこうと思います。


リクエストの対象だったのは2006年~2009年なのかな。その中で、おそらく多くのリクエストが寄せられたのであろう選手はベスト3が、それ以外の選手はひとつだけ放送されたみたいです。
ベスト3が放送されていたのは、中野友加里安藤美姫浅田真央織田信成小塚崇彦に髙橋大輔と、やはり日本の人気選手が中心。メンツがもはや懐かしいですね。髙橋君のリクエストが全部ショートだったのちょっと面白かったな。
外国勢ではキム・ヨナとヴァーチュー&モイヤが3つずつ流れてたと思うんですけど、特にヴァーチュー&モイヤが貴重では。当時はアイスダンスを見る機会が全然なかったから、若い頃の演技こんなんだったんだ!と楽しく見られました。2006年のスケートカナダのフリー、衣装もめっちゃ素敵だった。

そうなんですよ、当時は今のように放送環境が充実していなくて、私も全然見ていない試合が結構あるのです。グランプリファイナルはどうにか記憶あるけど、NHK杯以外のグランプリシリーズは果たしてどれだけ見たことあるっけな?という状況。なので、ある意味この頃の演技ってこの頃にはとっくにスケオタだった私にも貴重。
なのにヨナちゃんはちょうどばたばたしててちゃんと見られなかった(泣)。今となってはもうなかなか見る機会もないのに。とほほ。

バンクーバーの日本代表だった男子3人の演技をざっと語ると、まず織田君。どの大会か忘れたけど「Fly Me To The Moon」懐かしい。ラストのポーズはみんなあれになってしまうのかこの曲(笑)。
小塚君は2008年のスケートアメリカショートプログラム。テイクファイブ!!!小塚君と言えばこれですよ個人的に。「この曲と言えば小塚君」レベルです個人的に。淡々としれっと滑っているようで抜群に上手い。憎いくらい上手い。やっぱ小塚君の滑り大好きですね。
髙橋君と言えばやっぱりヒップホップ白鳥の湖(2007年のスケートアメリカのものが流れていた)と感心するとともに、個人的には「eye」が流れたのが嬉しかったですね。2009年のファイナルの演技だったかな?このプログラムの「曲と演技に取り込まれる感」が大好きなんですよ。違う大会なのに「この表情!」と実況を入れたくなるのは許してください(笑)。


個人的にガン見しちゃったのは海外の男子スケーターが続けて流れたあたり。
まずジェフリー・バトル。2008年に引退してしまったのであまり映像が残っていないのでしょうね、こういう企画で見かけることがないなと思っていたので不意打ちを食らって完全に目が覚めました(笑)。
流れたのは2007年のスケートカナダショートプログラムの道化師。ジャンプ転倒してるしいい演技ではないのですけど、若い頃のジェフがどれだけ美形だったかを知っていただけるいい機会になったのではなかろうか。私は長年ファンですけど、久しぶりに見てあまりの顔面レベル4ぶりにビビりました(笑)。20年近くファンのはずなのに本当に今更(笑)。

ジェフからのステファン・ランビエールの流れには泣くしかない。2006年から2009年くらいって、私はその二人が特に大好きで二人をいちばんに応援してた時代なんですよ。どっちにも勝って欲しくていつも胃が痛かったなあ。でもあの頃の海外男子の個性派の揃いっぷりは最高に楽しくて、あの頃ファンでいられて良かったなってずっと思ってます。
ステファンもあまり映像残ってないのか(バンクーバーで引退したし、その前にも一度引退しましたからね)だいたいポエタですよね。2007年のファイナルのフリーのポエタ。スピンの軸が固定され過ぎてて目がおかしくなりそう。上手いなんてもんじゃないでしょこれ…。

そこからのまさかのアルバン・プレオベール!!何この私のための編集は。ひそかに大好きだったんだよアルバン様!!!!懐かしすぎて号泣。超人気スケーターってわけでもなかったと思うのに流れるなんて号泣。
しかも私この演技見てないよたぶん。2008年のエリック・ボンパールのフリー。ジャンプしっかり決まってほぼパーフェクトに近い演技じゃないですか!!こんな名演技があったとは。今更ながら見られて良かった。ありがとうテレ朝…。

さらにそこからのジェレミー・アボット。ねえ心読まれてる?←気のせい
2008年のカップ・オブ・チャイナのフリー。これもたぶん見たことないや、嬉しい。スケーティングがやっぱ素晴らしい…。

さらにさらに、アボットと同じ曲で滑る申雪&趙宏博が!!!心読まれてる!!!!←だから気のせい
2009年のファイナルのフリーですね。どの要素もピッタリ、素晴らしすぎる…。実は初めてスケートを見て泣いたのは彼らの演技で(2003年の世界選手権)すごく好きなのでまた見られて嬉しいです。

高橋成美&マービン・トランの2009年のジュニアグランプリファイナルのフリーが見られたのも良かったです。このペアホントにエネルギッシュで素敵でしたよね。レピストコストナーも懐かしい。特にコストナーの衣装懐かしいわ…。


そんな感じで、個人的にはとってもとっても楽しめました。無料放送ありがとうございました!!毎月の無料放送デーはひそかな楽しみだったりする。貧民で申し訳ありません…。
こうして昔の映像を見ると「広告が青で統一されたエリック・ボンパールの会場」がいかに美しかったかをしみじみと感じる。できる範囲でまたあんな感じのやって欲しいなあ。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。




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