うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい(タロット鑑定してます2020・物書き(ライター)始めました2018)

歌を記憶に雨音を聞く

今週のお題「雨の日の過ごし方」


雨は苦手なので、雨が降るとあまり外に出たくありません。自分が雨に濡れるのが嫌なんじゃなくて、雨に濡れた外の風景が苦手なのですよね。じめじめして、とてもとても苦手です…。

なので、できるだけ雨の降らない日に用事を済ませて、雨の日は家でおとなしく、家でできることをしますね。部屋やお風呂でひとりカラオケとか(笑)。

でも、雨の音を聞くのは嫌いじゃないかもしれません。雨にしか奏でられない音だな、とは思うのです。

梅雨の時期になると聞きたくなる大好きな歌があります。その昔、NHKの『みんなのうた』で流れていた、彩恵津子さんの『雲が晴れたら』。当時は歌っている人も歌のタイトルもちゃんと知らなかったですけど。

雨粒がキラキラ跳ねるようなイントロから既に胸をぎゅっと掴まれるのですけど、透明な声と暗さのないメロディは、雨の日のどんよりした心に太陽を運んでくるようです。

歌詞もとても好きなのですね。歌に登場する「ぼく」は雨のこと。涙を流すほど雨に落胆している「きみ」に、「ぼく」はずっと話しかけています。雨にも意味があること、雨が上がっても足元にいること。「きみ」はそんな「ぼく」にはちっとも気付かないのに、「ぼく」はいつだって「きみ」を見守り、寄り添っているのです。

なんだか報われないみたいですけど、明るいメロディのおかげで悲壮感はありません。きみが気付かなくても自分を見ていなくても、溢れ出る無償の愛。それは「雨」という自然の恵みだからこその愛なのかもしれませんが、子供心に私は、これは恋愛の歌でもあるなと勝手に思っていました。

振り向いてくれなくてもその価値に気付かなくても、粛々と自分の仕事をしながら寄り添う「ぼく」。「きみ」を笑わせたのは自分じゃないのに、それでも「きみ」を愛しているとそっと言葉にする。
それでもちっとも切なく聞こえないのは曲調のせい。どんな「きみ」のことも受け入れてくれる愛情深い人のように思えるのに、でもそんな魅力には気づかれにくいまま、皆「きみ」のように青空にあこがれてしまうのかもしれない。

なんてことをものすごく勝手に思っていましたが、かなり間違いなくものすごく勝手な解釈だと思います(笑)。2分半弱の短い歌ですけど、子供の私はその中にいろんな物語を勝手に見ては、想像に浸っていました。

雨が降るたびにこの歌を思い出しては、そんなに雨を苦手に思っちゃいけないかな、と思うのです。だから、外に出たくはないけれど、せめてその雨音に耳を傾けてみようと思うのかもしれません。



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