うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

土佐「じゃない方」ツアーズ雑感

久しぶりにこのカテゴリーで記事が書けるのですが、完全に私一人が楽しい記事なので、いつも読んでくださってる心優しい皆様以外はここでUターンしてください(笑)。すべてを許すという方だけこの先にお進みください…。


つい先日の8月15日、高知県でとある番組が放送されました。高知のローカル番組のため、高知県に住んでいない私には当然視聴できません。本来であればここで悔し涙の海に沈むところなのですが、時代は変わりましたねえ。翌日の16日から、Tverで配信がスタート!しかも無料だよ。神はいたよ…。

そもそもTverのアプリをダウンロードしたのも、今回見たがっていた番組に出演されていた方に大きく関係があったとある番組がきっかけでした。大きく関係って言っても、ほんのちょっとでしたけどね。いいんだよ、たとえ数秒でも人類には大きな一歩だよ!!!←はいはいスルースルー

羽生結弦ドキュメント』でもお世話になったTver…。こんな近々にまたお世話になるとは。ありがとうTver…。

前置きが長くなりましたが、その番組とは『土佐「じゃない方」ツアーズ』。
高知県の有名どころではないけれど素晴らしい人物や食事などにスポットを当てた番組だそうです。なかなか面白そうですね。

以下、感想を綴っていきます。思いっ切りネタバレになりますので、番組をこれから視聴予定の方は、この先はお読みにならない方がいいかもしれません。


高知を旅するのはロバートの山本さん。近年はテレビは音だけ聞いていてあまり画面を見ていないことが多いので、すっかりテレビに出ている人の顔が覚えられない。お笑いグループの名前だってことは知ってたけど、この人がメンバーなんだ、お顔は見たことあるような…?くらいの認識でした。すみません。
ボキャブラ天国』に出てた芸人さんは覚えてるんですけど…っていつの話してんの(笑)。若者は知らんじゃろうがのお、今の大御所がいっぱい若手で出とったんじゃあ。爆笑問題はあの頃から面白かったのお…。

番組冒頭は高知を取り上げた番組でだいたい見かける気がする、高知の偉人3名の像。実はその場所めっちゃ関係ありますよこれから書くことに、って今気付いて涙が溢れるわ…。


山本さんが最初に訪れたのは「吉村虎太郎邸」。場所だけでもう、誰が出てくるかわかるんですけど←心臓が口から飛び出しそう←ただ映像見るだけなのに緊張し過ぎ

この場所の案内人として登場したのは、柴田恵介さん。マスクをしていてもわかる、はっきりした眉と眼で美形なのがわかる男性です。
彼について何の説明もなく案内が始まるあたりあからさまに怪しいのですが、当然のようにそこには触れられず番組は進んでいきます(笑)。

吉村虎太郎とはどういった人物か、主に柴田さんの口から紹介が行われていくのですが、知らないことがいっぱいで勉強になりました。
そもそも、私は高知で「あるもの」を見るまで、吉村虎太郎という人物のことをまったく知らなかったのです。私が不勉強なだけかと思いましたが、幕末の重要人物の中ではやはり知名度が低かった様子。だから今回取り上げられているのですね。

高知ではないものの、実は幕末に非常にゆかりの深い土地の生まれで、「お前は○○藩の人間とは結婚できないよ」と言われたりしながら育ってきた私。にも関わらず、私は幕末の歴史には明るくなかったのです。社会は得意科目でしたが、学校で学ぶ範囲では幕末の人物の詳しい行動原理や思想まで触れられていなかったと思います。なので、私にはイマイチ彼らがどういう原理で動いて、何を成し遂げた人たちなのか理解できていなかったのですね。
当然、高知の代表的な人物である坂本龍馬が何をした人なのかもあまりわかっていませんでした。私がやっとある程度のことを理解できたのは、ドラマ『龍馬伝』がきっかけです。それまでは、武市半平太中岡慎太郎もよく知らなかったです。中岡慎太郎は龍馬と一緒に襲撃された、くらいは知ってたかな。
この状況で、吉村虎太郎が何者なのかを知ってたら、それはそれでおかしいですよね。

しかし、本来ならあの高知の偉人3人の像と並んで像が立っててもいいはずだ的なことを言い張る柴田さん。彼によると建てるスペースが無かったそうですが、それに対する山本さんの返しが冷静過ぎて吹き出しました(笑)。

登場した時から、メルヘンな雰囲気の大阪のおばちゃん(←意味不明)っぽさを醸し出し、説明中も変なテンションになっていく柴田さん。テロップでも突っ込まれていますが、視聴者も「顔だけ見るとたぶん美青年なのに何このキャラの濃い人」という疑問を抱きながらご覧になっていたのではないか。もう笑いを堪えるので必死なんですけど、可愛いんですけど←とりあえずまだスルーで

虎太郎の最期を演じる様が芝居がかってる、と言うか年季が入ってる。台本なのかもわかりませんが、そんな柴田さんに突っ込む山本さん。その目線の先には、明らかに自分が美形だってわかってないとできない表情とポーズで映ってる青年の写真。一見別人のようですが、どこかで見たような…。

そう、彼は私が時々このブログでも取り上げていた高知の観光PR隊「土佐おもてなし海援隊」の一員だった柴田恵介さんなのです。
当時の懐かしい映像や写真に涙が出そう。私は本当にたまたま訪れた高知でたまたま彼らのステージを目にしたことがきっかけで、土佐おもてなし海援隊と柴田さんのファンになったのですよ。彼らが活動の拠点にしていたステージは、あの3人の偉人の像の真裏にあったのですね。
ほんの暇潰しのつもりで見たあのステージがなければ、この番組を見ることもなく人生は過ぎていたでしょうね。不思議なものです。

「土佐おもてなし海援隊」は、高知の偉人6人で結成されたという触れ込みだったのですが、柴田さんが演じていたのが、まさに吉村虎太郎だったのですね。虎太郎として芝居やダンスをしていたのですから、当然よく知っているわけです。

この吉村虎太郎邸には顔出しパネルが置いてあるのですが、それも「土佐おもてなし海援隊」の虎太郎さんのパネルなんですね。つまり、柴田さんの写真なわけです。
ここに本人がいるということは、まさか…と期待しておりましたら、本人による顔ハメが…!スタッフさんが爆笑してる声が入っていましたが、爆笑せずにいられる人大物過ぎると思います(笑)。

柴田さんは白い(いや、生成りかな?)シャツでとても素敵でした。シンプルな白いシャツって、いちばん素材を引き立てると思うし、それは素材が整っていればいるほどなおさらだと思うので、本当によくお似合いだと勝手に思っているのです。
そして、可愛らしいキャラクターも滲み出ていましたね。ある程度はカメラ用のキャラなんでしょうけど、そう思ってた私にちょっとだけ見せた、おそらく素の彼は、こんな可愛い人だなんて聞いてないんですけど?って超動揺したほど(ちなみにまだ動揺している←もはや年単位…)可愛かったので、元々の部分もきっと大きいんじゃないかなあ…。

これを読んでる人ほとんどスケオタだと仮定して話を進めますが、同じことを羽生結弦氏にされたら全員「いい人生でしたありがとうございました」って言い残して事切れると思います。今想像しただけで事切れました。まだ生きてる私すげええ!!不死身!!←頭大丈夫?←今更

なんであんな可愛かったのか、理由は全然わかんないんですけどね。わかんないまま私が事切れそう…。
結局「虎太郎さん」には一度しかお会いできなかったんですけど、柴田さんには2回お会いできてお話もできて、けど私があまりにも緊張し過ぎて奇行に走りすぎてしまい、ずっと不審者を見る眼差しでおられたことが忘れられません(血涙)。しかも一緒に高知旅行した友達は「なんか…自由ですね…」と私に呆れて呟く柴田さんに「いつもああなんですよ」と返していて、フォローどころかとどめを刺された。貴様が、貴様が「恥ずかしいからいい」って涙目だった私を引っ張ってきたんじゃないかあああ←責任転嫁するな…
ずっと後になって「車に戻っても柴田さんずっとあんたのこと見てたよ」って友達に言われた時は、絶対それあまりにも不審者過ぎたからじゃん…って死にそうになりました。むしろもう一思いにやってください←血涙

虎太郎さんはたぶん「役」としてある程度演じておられたんでしょうけど、柴田さんも直にお会いする感じでは、冷静に対応してくださってた気がするので、不意打ちで見せた可愛さには困ってしまった。あれわざとだったらびっくりですけど。そして人間は動揺し過ぎると逆に冷静になるらしいですね…。詳しい話はそうですね、いつかスケオタ飲み会とかやりましょ…。
とにかく可愛い人なので、これをDVDにして私にプレゼントしてくれ石油王。むしろ地元ローカル局で放送してくれ石油王。一応中四国地方でいちばん人口多いから観光客を送り込むには最適じゃないか石油王。そして柴田さんを高知と地元ローカル局の共同制作の番組とかに隙あらば登場させてくれ石油王。聞いてんのか石油王←聞いてない←この無駄なくだり何?


柴田さんのパートが明らかに長過ぎますが、これを書くための感想だったのでお許しください…。

番組はまだ2パートあって、四万十市で色々なたたきの紹介と、土佐清水市でジョン万次郎やグルメの紹介も行われました。

四万十市のパートは、案内人はVTuberの女の子。あ、いつぞやに東広島市とコラボしてた子ですね。高知で柴田さんも関連してたプロジェクトだったので、柴田さんと東広島市もコラボしてくれって私がひとりで言い張ってたね←そろそろ黙れ
3種類のたたきはどれも美味しそう。ウツボ食べたことないけど美味しいのかな。ウナギもウナギそのものを食べたことあったっけ…?←貧乏育ち
お値段出てこなかったけど、どれも結構しそうだなあ。金持ちのおじさんの愛人になれば食べられる?←いいから黙れ

しかし可愛らしいお声でしたねえ、VTuberさん。顔出ししたくないしVTuber占い師とかやりたい、システム作ってくれって某氏に言ってスルーされたっけなあ(笑)。
でも私鼻声で滑舌超悪いから声だけでも駄目かな(泣)。仕事で自分の声録音して聞いたときなんて心底ウンザリしたし。ウンザリし過ぎて腹立って歌吹き込んだらあんまり鼻声じゃなくなって不思議だったな(笑)。ちなみに知人複数によると電話の声は可愛いらしいよ!石油王騙されてくれ←無理

最後はジョン万次郎について。この方も知ってるようでちゃんと知らなかった。何故か鯨に飲まれたところをアメリカに助けられた人だと思ってたけど、捕鯨船が何かの間違いでこんがらがってそんな覚え方をしたらしい…。ABCの歌を広めた方っていうのも初耳。
グルメも美味しそうでした。普段ろくに食べていないド貧民には眩しすぎたよ…。石油王まだかな←諦めろ


柴田さんパートが長過ぎなので最後は駆け足の感想になっちゃいましたが、中だるみもなく面白い番組でした。
土佐おもてなし海援隊や柴田さんのおかげで、行ったこともない高知の地名や、歴史上の人物にも随分馴染みができましたが、まだまだ知らないこともいっぱいですね。また高知行きたいです。と言うか柴田さんに会いたいです←不審者だからもう無理では…

…でも私にとっての土佐は、坂本龍馬でもカツオのたたきでもなくて、土佐丸高校なんですけどね。犬飼三兄弟。あ、知三郎は室戸学習塾だった。何の話かわからない人は『ドカベン』と『大甲子園』を読んでね☆

じゃなくてですね(汗)、こちらの番組は先日16日から2週間程度視聴できるようなので、皆様もぜひぜひどうぞ。



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