うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

北京オリンピック雑感①

ついにオリンピックが始まりました!なんか平昌からあっという間に4年経ってしまった気がします。
今日からフィギュアスケートのすべての演技を見て感想を綴っていく予定です。長丁場になりますが、どうぞ最後までお付き合いください。

9人しか出てないのなんでだろと思ってたら、シュムラトコもコロナ陽性…?だからウクライナの男子は出てなくて9人なのか。今大会以外では考えられない理由でしょうね…。個人戦には間に合いそうだというのはちょっと安心。キーガンも同じ状況だよね、カナダはサドフスキー君がいるけど。
しかし、コロナが理由で誰かが出られなくても、チーム全体が出られなくなるわけじゃないのね。そこはちょっとホッとした。

解説は本田武史さん。楽しみ!ではでは、以下感想をどうぞ!

団体戦︰男子ショートプログラム

第1グループ

1︰パウル・フェンツ
え、個人戦は出られないのかフェンツさん…。じゃあここでしっかり見とかなきゃ。団体戦は悪く取る人も多いけど、個人では出られなかった選手がオリンピックに出場できると考えるなら、たくさんの選手が出られるしファンもたくさんの選手に会えていいかもしれないですね。
4回転はパンク。でもトリプルなら要素抜けにはならないはず。トリプルアクセルは綺麗に降りたし、緊張感も感じてあんまり元気なさそうに見えたけど頑張ったのでは。元気なさそうに見えるのはいつもか…?
団体戦名物のキスクラ。マスクしてるから表情はわからんけど。


2︰ローマン・サドフスキー
ドイツのキスクラが映ってる間に聞こえてきた叫び声はカナダかい(笑)。コロナなんて何のそのな…。
4回転サルコウはダウングレードでトリプルになってしまったのか。コンビネーションジャンプもぎりぎりな感じ。
ジャンプはかなり微妙だったのですが、後半のスピンとステップの流れはものすごく良かった、力強いけど雑じゃなくて。綺麗なスピンなので上から映さないでくれー!


3︰ミハル・ブレジナ
サルコウパンクだー(泣)技術点カウンターがうんともすんとも言わないいいい(泣)
しかしコンビネーションジャンプとトリプルアクセルは素晴らしかったし、やっぱりスケートがたいへん上手い。どこか斜に構えたような、粋なスケーティング。音が取りにくそうな曲のに全然気にならない。ステップレベル4って実況が言ってる。だよねー。
チェコ団体戦に出るの初めてなのか。ミハルは平昌も最後って言ってような気がするけど、ラストラスト詐欺なら全然やっていいですよ!


4︰ボーヤン・ジン
今日は4回転に優しくない氷なのかと思いきや、ルッツのコンビネーション降りたー!最近不調だったので、セカンドがダブルだったとは言え成功は嬉しい。しかしトゥループでは転倒。やはり優しくない氷?
けどトリプルアクセルは綺麗でしたし、ラストまで息もつかせぬ振付も良かったですね。スピンもステップも良かったし、こういうとこホントに伸びたよねえ。オールレベル4だったのか!
せっかくの自国開催だし、満員の観客の前で滑りたかったろうなあ。団体戦は観客入れてないのね、ガラガラの客席が寂しい…。

第2グループ

リンクインの曲はいつものようにワンダイレクションだけど、ボーカル入ってない?カラオケバージョンなのか?オリンピックだからなんでしょうか?それとも全然違う曲なのかな、どうなんでしょ。


5︰マーク・コンドラチュク
トリプルアクセルがちょっと微妙でしたが、それくらいでしたね。4回転2本ともしっかり降りる。少々曲がっても意地でも降りるパワーがある感じ。
ステップめっちゃ激しいんですが、曲が止まる箇所をうまく休憩ポイントに使ってる感じの振付。メリハリが効いてるように見えるし休憩ポイントだとは思わないもんね。
ヨーロッパ選手権に続き勢いに乗りまくってる。演技を終えて力強いガッツポーズ!90点超えたー!


6︰宇野昌磨
もうあなた半分日本人なんじゃないですか?てな感じで団体戦の応援席にいるステファンが見られると思ってたのに、コロナ憎し…。症状が無いようなのが不幸中の幸いですけど。
4回転フリップ、無駄な力が入ってないように見えていつも以上に良かったですね。さらに4回転のコンビネーション、セカンドがトリプル!よくダブルになっていたので、今日は調子が良いのでしょうか。
最後まで何も問題のない素晴らしい演技でした。団体戦はメダルが狙える、本人2回目のオリンピック、しかも前回大会の銀メダリスト。実に堂々とした演技。これはパーソナルベストだろうと思いましたが、やはり!これは個人戦も楽しみ!

鍵山君も応援に来てるのね、しっかり雰囲気吸収してって欲しい。


7︰モリス・クビテラシビリ
おおお、モリスも良かった…!特に後半の4回転余裕があって良かったですね。後半見てる方が少しダレてくるかと思ったあたりで側転が入っていて、わっと目が覚めてしまう感じ。ピリッととてもいいアクセントになってる。
平昌は24位だったのか。そこからの躍進凄いですよね。安定感もないし大味な選手という印象でしたが、すごく変わった…!今日も素晴らしい演技見せてくれました。


8︰ネイサン・チェン
もうネイサンはミスするかどうかでヒヤヒヤする選手じゃなくて、どの種類のジャンプ跳んでくるのかドキドキするようなレベルなんですよね。今日も何も心配いらなかった。ルッツもフリップも素晴らしい出来。ステップも滑らかで、あっという間にプログラムが終わってしまう。解説を聞いてると、ジャンプの加点も凄まじいしステップやスピンのレベルももちろん4。
曲はラ・ボエームに戻したのね。謎編曲のネメシスはやめたのか(笑)

超高得点が出ましたが、羽生君の世界最高点にはわずかに届かない。けどお前らふたりでどんな異次元の争いしてんのかとの一言です…。
平昌は何があったのかという演技でしたが、もう誰もそんなの思い出せなくなってるかもなあ、記憶が上書きされて。


9︰ダニエル・グラッセ
グラッセル君今世界ランキング1位なの?ヨーロッパ選手権も表彰台だったしね。
4回転ルッツから入る。アテンションの上qのようですが。コンビネーションはトリプルで無理せずなのかな。
キャメルスピンのポジション面白い…!コンビネーションスピンも。どっちも腕を印象的に使ってるんだ、彼のスピンいつも面白いよなー。
アテンションはついてましたが大きなミスはなかったと思います。ヨーロッパ選手権から彼も勢いに乗ったままですね。
応援席と言えばイタリアですが、コロナのせいかおとなしめ?今回フランスいないし頑張れ、別の意味で(笑)


メダルがかかってる国の選手たちは気合いの入り方が違うという印象でした。それぞれの選手が実力者ということもあるでしょうけど、皆素晴らしい調整ができてる。これは個人戦も楽しみです。

昌磨君のインタビュー、昌磨君なりに団体戦のプレッシャーがあったのかな。ほかの選手に迷惑がかかったら…という感覚は個人戦では味わうことがないでしょうしね。駄目だったら謝ろうって、昌磨君らしい素直なコメントでいいわ…。

ではでは、次回はアイスダンスの感想でお会いしましょう。



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