うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートふらふら語り in 1月③

フィギュアスケートに関する番組の感想をふらふらと語るシリーズ。
今回は11月11日放送の『フィギュアスケート 魂の振付師 シェイリン・ボーンのメッセージ』。

フィギュアスケートファンなら知らない人はいないであろうシェイリーン・ボーン。印象的な振付をたくさん生み出していますね。アイスダンサーとしての活躍を覚えている人も多いことでしょう。
日本人選手との仕事も多く、それらにスポットを当てる様子。


シェイリーンの振付のプロセスが密着取材で明かされていく。密着しているのは鍵山優真の振付。そうそう、今シーズン見られるはずだったのよね…。怪我でグランプリシリーズに出られなくなってしまったので、いまだ全容がわからないままなのが残念。
振付もコロナの影響でリモートでやってる印象だったけど、直接会って指導できるし、それを密着取材することもできるようになったってことなんですねえ…。
選手のことを事前に徹底的に調べるっていうのは初耳。振付もパワフル。振付って1日でできるものではないのね、今回は5日。
腹の底から出てくるもので表現する的な話も面白い。シェイリーンの動きが超カッコいいんだけど、鍵山君もそのメリハリをしっかり写し取ってるみたいで、くあー、早く試合見たいですね!


そうそう、個人的にシェイリーンの振付と言えば髙橋大輔のマンボ。これで振付師・シェイリーン・ボーンの名前を覚えたんですよ私。アイスダンサー・シェイリーン・ボーンではなくて。あのマンボ、アンコールの持ちネタ状態になるくらいファンからも愛されてたじゃないですか。彼にピッタリ合ってるってことも大きいけど、インパクト絶大でしたものね。見てる人がみんな笑顔になる。
髙橋君との対談も入ってる。髙橋君に振付することを勧めてるけど、振付師・髙橋大輔がいつか誕生するのかしら。


荒川静香とシェイリーンの対談や樋口新葉のインタビューもあり。盛り沢山だなあ。荒川さんのプログラムの振付もしてたの知らなかったよ、プロになった人の振付が誰か、能動的にチェックしてないとわかんないもんだな。
今年のフレンズ見に行けてないけど、荒川さんの緑の衣装すごく素敵だなあと思ってた。あれシェイリーン振付のミス・サイゴンだったのね。
樋口さんとも6年もタッグ組んでるのかあ。今シーズンは樋口さんが休養でちょっと寂しいですね。


そして、この人。羽生結弦とシェイリーンの対談。対談場所も能舞台とこだわってる。

晴明神社にも行ったのね、シェイリーン。もう十年以上前ですけど行ったことある。そう、シェイリーンを何より有名にしたのは羽生結弦のSEIMEIでしょうから。

オリンピック前からシェイリーンに振り付けしてほしかったのかあ。最初の作品はオペラ座の怪人。シェイリーンの振り付けた羽生君のプログラムではこれがいちばん好きです、美しくドラマチックで、再演してほしいとずっと思ってます。

確かにSEIMEIは羽生結弦自身の出てるプログラムだなと思うけど、シェイリーンの振付をきっかけにプログラムに自分を出してもいいって思ったってことかな。転換点になったんですね。

Hope & Legacyも大好き。羽生結弦最高の演技が、おそらく2017年の世界選手権で演じられたこのプログラムでしょうから。
冒頭の動きが夢を掴むためというのは初めて知った。羽生君はプログラムの内に入り込むので表現が詩のようになるっていう感じのシェイリーンの話も興味深い…。
Origin様のことが忘れられていましたがカットされただけ…だったらいいな(泣)


なかなか濃い番組でしたね。日本人スケーターとこんなに仕事してたのねえ。光を内に秘めた人たちと繋がる機会を振付が生むといったニュアンスの言葉が深かったです!

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。



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