うさぎパイナップル

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「フィギュアリクエスト企画 もう一度観たいあの演技 第10弾」雑感③

12月6日のCS無料放送の日にテレ朝チャンネルで流れた番組の感想です。長くなったので3回に分けてお送りしておりましたが、本日が最終回です。よろしければ最後までお付き合いくださいね。


セルゲイ・ヴォロノフ
2018年 スケートアメリカ
フリー

テン君振付のプログラムか…。テロップにわざわざテン君の名前が…。はからずも追悼になってしまったプログラムですもんね…。
滑り出す前のヴォロノフさんイケメン過ぎない?ジャンプミスがあり素晴らしい演技とはいきませんでしたけど、滑り終えた姿からはエネルギーを燃やして滑った感じがしましたね。
長年活躍してくれていた彼も引退してしまい、今後競技の滑りを見られないのは残念です。


ユリア・リプニツカヤ
2016年 ロステレコムカップ
ショートプログラム

『枯葉』。いやー、いい演技ですね、渋みもあっていい。
ジャンプもキレキレですし何よりスピンが絶品。なかなか彼女のようなポジションで回れる選手いませんものね、今見ても唸ってしまう。スピナー大好きなので彼女の演技は今見てもワクワクします。キスクラでの姿も美しいし、滑り終えた時のうっとりした表情も美しすぎましたね。
視聴者のコメントによると、これが最後の大会だったのだろうか?ソチから3年も経ってないのに。しかも今はもうお母さんですもんね、時の流れが速すぎる…。


★アンナ・シェルバコワ
2018年 ジュニアグランプリシリーズ・スロバキア大会
ショートプログラム

リプニツカヤノアのスピンの系統を継承できそうなのはシェルバコワかしら、と思ってたら続けて流れた。心読まれたかしら(笑)。氷のつぶてが散らばるような演技で美しい…。


★アレクサンドラ・トゥルソワ
2018年 ジュニアグランプリシリーズ・アルメニア大会
フリー

リプニツカヤのさっきの演技からたったの2年でロシアの女子が新時代に突入したことを示すかのような、シェルバコワからトゥルソワの流れですね…。
まだ表情など見ると子供なんだけどな。コロナ騒動がなければ今年もあの3人が大暴れしたんだろうに、なんかもったいないな。


★アリョーナ・コストルナヤ
2018年 ジュニアグランプリファイナル
ショートプログラム

やはりこの流れか。彼女は既にジュニア選手らしからぬ完成度がこの頃からあって、注目してました。
今見ても一切隙が無くて素晴らしい演技ですね。どこか優雅で品があって、でもこれはスポーツなんだってちゃんとわからせる身体能力とか技能とか…。すごい…。


羽生結弦
2012年 スケートアメリカ
ショートプログラム

『パリの散歩道』。まだ研磨の過程ではありますが、たった1年で無駄が削ぎ落とされてきて演技が垢抜けたことがはっきりわかりますね、ちょっと前に1年前の演技流れたばかりだから。
何度も世界最高点を更新した、羽生結弦の名を世に知らしめたプログラム。ジャンプの質に唸り声しか出ない…。あっという間に終わってしまう彼の技術とプログラム構成の巧みさ。黒いシャツも懐かしい。


羽生結弦
2012年 スケートアメリカ
フリー

ノートルダム・ド・パリ』。ショートとフリーがなかなか揃わない羽生君だったよなあって続けて見ると改めて懐かしくなるなあ。ジャンプの転倒が3回もあったので本人も不満そうです。


羽生結弦
2017年 ロステレコムカップ
エキシビション

『ノッテ・ステラータ』。ライティングがピンクがかった紫で、その色に染められた白鳥、人の姿をした白鳥のような羽生君が本当に幻想的で美しいのです…。演技もミスがなく非常に完成度が高いです。
演技後に記念撮影したり、金色のテープをくるくるっと身体に巻いてリンクを去って行く羽生君の姿まで流れて嬉しいですね。あれかわいかったからなあ…。あのこの世のものでないかのような白鳥が人間の世界で戯れている。本当にこの可憐な生き物は何なのであろうか。でも、阿修羅(笑)。
笑顔の群れの中にテン君の姿が見えるのが切ない…。あんなことになってしまうなんて、この時は考えることもなかった。そんなこと誰も考えもしなかっただろう…。


羽生結弦
2018年 フィンランド大会
エキシビション

『春よ、来い』。ライティングがほんのりピンクがかってて、時々羽生君そのものが桃色に染まってるように見えるのがこれまた美しい。もろに日本の歌謡曲なのでフィンランドの人はきっと全然知らないでしょうけど、日本の美そのもののような羽生君とともに桜の春を感じられたかもしれない。少年期はとっくに過ぎているのに、この儚さ…。

過去のポエムもどうぞ(笑)。大会名がよくわからなかったのでこのときはヘルシンキ大会って表記してましたが、どれがいいのかな。↓
usagipineapple.hatenablog.jp


羽生結弦
2018年 ロステレコムカップ
ショートプログラム

『秋によせて』。1分くらいしかないように見えますね。本当はその3倍近く演技時間があるはずなのに。
もう彼の場合は人気点とかじゃなくて成熟された味わいと完成度があるからこその確固としたものなので、ポエムを綴りつつも冷静に安心して見られるしスポーツとしても楽しめる。
大きな魚のぬいぐるみが気になる…。ジョニーさんありがとうって言った?(笑)

この演技についても長々と過去にポエムを書いているので、リンク置いときますね(笑)↓
usagipineapple.hatenablog.jp



以上でございます。羽生君の演技をこんなに大量に見る機会はなかなかないので面白かった。ロシアの選手の演技が間に挟まれるのがいいテンポでしたし、これ流してくれてありがとう!っていうのもいくつかあって3時間ガン見でした(笑)。無料放送本当にありがとうございました、楽しかったです。
ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。



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