うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

ジャパンオープン2023雑感②

今更過ぎる掲載ですが日記代わりに置いておきます。万が一興味のある人がいれば読んでください(笑)
ではでは、女子に続いて男子。男子の解説は本田武史さん。なんだかんだといちばん安心感と安定感のある解説かもしれませんね、本田君が。

男子フリー

1:モリス・クビテラシビリ
『エルヴィス』という映画の曲らしい。あのエルヴィス・プレスリーだろうな、映画になるようなエルヴィスがほかに思いつかないわ。
数か月前のこととはいえ彼も既に引退済みのせいか、ジャンプがかなりしんどい感じ。最初の4回転こそ降りたけれど、あとはパンクと転倒。4回転以外のジャンプもかなり抜けちゃったかな。バタフライもなんだか危なく見えました。ザヤックにも引っ掛かっちゃってる?でもラストのコレオからは元気で楽しい演技だったので、印象は悪くなく終われたかも。


2:島田高志郎
死の舞踏。おっと、こりゃ素敵な衣装ですな。
4回転ジャンプのうちサルコウは綺麗に降りたけれど(GOEはマイナスでしたが)、トゥループは抜けてダブルに。ルッツのシークエンスもちょっと怪しかったような。でもあとは良かったんじゃないかと思います。とは言えセカンドジャンプがあまり流れていない印象はあったかな。
演技そのものはバレエっぽさがあって見応え十分。滑り込まれるのが楽しみなプログラムでした。
キスクラのステファン、上着脱いでる。暑いのか?


3:ジェイソン・ブラウン
『ターザン:REBORN』という映画の曲らしい。全然知らないや。でもまあ、ターザンの映画なんだろうなきっと←投げやり
変わった動きがたくさん入っていて、ジェイソンの独特な身体の使い方がさらに独特な感じになっていて面白いですね。ただ、コンビネーションを2本しか入れられず、ジャンプの得点的には厳しくなりそう。さらに、スピンも同じコンビネーションがふたつ入ってしまったのかな、最後のスピンは無得点になってしまった様子。ジェイソンにしては珍しいミスのような。
キスクラにマリニンがいるんですけど。君もうすぐ滑るはずでは…??チーム愛でしょうか。


4:ケヴィン・エイモズ
ボレロ。手の先が赤い衣装。一瞬怪我してるのかと思ってドキッとしちゃった。
冒頭の4回転トゥループでいきなり転倒。ほかにもぼちぼちミスがあり、ジャンプはまだまだシーズン序盤でしょうか。
しかし、ジェイソンに続いてユニークな動きが多く興味深いプログラムに仕上がってます。新解釈のボレロって感じ。だけどやっぱりちゃんとボレロなんだよな、面白いなこれ。せわしない印象はありますが、嫌いじゃないですこのプログラム。


5:友野一希
真っ黒な衣装のピアノ曲。賑やかというか明るいプログラムのイメージが強いので、なかなかシックで新鮮。
4回転トゥループ単独はステップアウト、ダブルトゥループをつけたコンビネーションの方は綺麗。4回転サルコウもなんとか降りた。トリプルループの指先がとても美しい。
友野君が今までに演じたことがないと思われる系統のプログラムでとてもいいです、たいへん抒情的です。これはまた新たなファンが増えそうな…。切なくて良かったです。


6:イリア・マリニン
シーズン序盤から4回転アクセルでーす!GOEはまったくついてないけど成功です。4回転ルッツも高い。まるで高いところから人間を見下ろしているかのようだ(笑)。ルッツはqでしたが。
4回転サルコウに至ってはもはやトリプルに見えるほどでした…。4回転トゥループからトリプルトゥループのコンビネーションは無理矢理な感じでしたがそれでも跳び切りました。ラストジャンプはトリプルルッツからトリプルアクセルのシークエンス。変態ですね(笑)
構成は凄まじいものの、全体的にあまりジャンプはクリーンではなかったので得点はそこまで伸びないかもしれませんが、やぱりすごいですな…。あだ名が「新・絶望」とかになりそう。まだ18歳ですから、表現面の伸びしろもありますものね。しかも予定では4回転ループも入ってたのか。今回はトリプルにしたようですが。ひょっとして全種類4回転跳べるの君??


結局キスクラに座ってたコーチはステファンだけ??何なのあいつ(笑)。
最後にインタビューも流れました。インタビューの最初にお客に感謝を述べる高志郎君、しっかりしてるなあ…。坂本さんは友野君のこと「一希」って呼んでるのね。男女仲のいいスケート選手っぽい。知子ちゃんすごいよってキスクラで燃えたとか言ってたような。萌えた、じゃないだろうなきっと(笑)

表彰式やウイニングランも流してくれて、よくまとまった放送でした。これくらい淡々としてていいんですよスポーツなので。地上波だとスポンサーの絡みなどでなかなかそうはいかないんでしょうけどね。


ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。