うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

西日本選手権2023①

その文面を目にした私は我が目を疑いました。2023年の西日本選手権の開催場所を記されたその文面に。
家から最も近いリンクが会場なんですけど。毎年小さな大会は行われているのでそれは見に行ってるけど、そこそこ大きな地方大会って久しぶりじゃない??大きな国際大会も数年前に開かれたけど会場ここじゃないし、それだって四半世紀ぶりだったはず。

これはぜひとも見に行きたい。なかなか宿泊を伴わずにスケートを見られる機会がないのです、それも試合を。近年はコロナの影響で無観客の試合が多かったので、そうなっても仕方がないかなと様子見していましたが、有観客の上に入場無料というではないか。どうにかして交通費をひねり出さなければ!!

しかし夏頃に仕事が減り気味だったため、私の恒常的に厳しい財政状態はどうしようもないレベルで非常に厳しかった…。交通費すら出せるか怪しいレベル。
なので1日だけしか行けないかもしれない、それなら3日のうちいつ行くべきか、初日は試合開始時間が早いので通勤ラッシュに巻き込まれること必至、それなら2日目だけにするべきか、などなど散々逡巡。悩みに悩んで、結局初日を見に行くことに決めました。交通費だけで見に行けるというのにこの体たらくですよ、とほほ…。


そんなわけで迎えた大会初日。試合開始時間からもちろん見たかったのですが、やっぱり通勤ラッシュが嫌すぎて少し外して出かけることに。後々後悔するんですけどね!!
バスセンターもしくは広島駅からビッグウェーブまでバスで移動か、新白島駅からアストラムラインで移動かのどちらかかなとだらだら考えながら結局新白島ルートに決定。新白島駅からは徒歩でも移動できるのですが、私の体力がなさ過ぎることを考慮してアストラムラインに乗り継ぎ。180円だか190円だかを節約するチャンスなのにねえ。まあ丸1日行われる長丁場の試合ですし、体力を温存しておけて良かったということにする。

通勤ラッシュは避けたので、沿線の学校に通うのであろう若者になんとなく囲まれながら牛田まで移動。何度も来てるくせに毎回ビッグウェーブと反対側の出口に行こうとしてしまうアホですこんにちは…。
牛田駅の階段を下りると、ライザップだかチョコザップだかのチラシを配っているお兄さんがいた。いかにもスポーツセンターの付近って感じ。私の前を歩いてた人には無視られてたけど、可哀想になったので貰っておいた。お兄さんもなんとなくホッとした様子だった。やったわ善行を積んだわ。今日は絶対いいことあるな←そんなことを善行に数える器の小ささ

今回は2階が入口らしい。スケートヒロシマは1階から入って観戦するから初めてかも、ここから入るの。
試合はとっくに始まっているので、入り口付近には誰もいない。パンフレットを売っている受付があったので、1部購入。1000円。入場料の代わりということで。追々語っていきますが、とても楽しい時間を過ごさせてもらえましたしね。

このパンフレット、選手のプロフィールが載っていて、製氷時間に読むにはもってこいなのですが、古のスケートファンには懐かしいお名前やよく知ったお名前も散見されてなかなかワクワクしました。へー、そんな方も今回の運営に携わっていらっしゃるんだなとか、かつての人気選手のお名前をインストラクター協会のページに見つけたりとか。
こうやって組織があるからこそ大会もショーも楽しめるのに、自分の贔屓がいじめられていると思い込んで敵認定してる人たちなんなんだろうな。小学生くらいならそういう思考になることもあるかなあと思ったんですが、実際は小学生くらいの孫がいるような年齢層の方が多いっぽいのがびっくりですね。世の中知らないことがたくさんありますねえ←棒読み


座席は自由なので、どこに座ったらいいのか受付で一応聞いてみる。このあたりが見やすいですよ、と親切に示してくれたのはジャッジ側。ジャッジの真上は関係者席のようですが、少し外れた位置なら座ってもいいみたい。スケートヒロシマの際には開放されない場所なので、座れるとは思わなかったな。
とは言えこの日は既に試合が始まっていて、ちょうど滑っている選手の演技が終わって次の選手の演技が始まるまでにサッと座らなければならないので、入り口から会場の奥側に移動しなければならないジャッジ側ではなく入り口側の席にタイミングを見て座りました。ジャッジ側はそれなりに人がいたし、入り口側でも座る場所によってはよく見えるし、人がたくさんいるところは避けたかったので、あえてそこまで見やすいわけではない位置に陣取ることにしました。
顔なんて正直覚えてないんだけど、そばに座ってたら楽しく観戦できないだろうなと過去の思い出をいくつか辿った結果、そうすることにしました。その人たちにはスケートを楽しむチャンスはまだいくらでもあるのだろうけど、私はこれを逃したら次の機会は当分ないでしょう。数年単位でないかもしれません。邪魔されたくなかったのです。

この会場は冬季は常設リンクになるので非常に寒いです。スケートヒロシマでいい加減学習したので、座席に敷くための小さめで薄手のブランケットと、ひざ掛けを別々に用意していました。薄手のブランケットはぞうの形に畳めるというかわいらしいものでお気に入りなのですが、上に座るとぞうの目の位置のボタンが当たって痛いので、うまく敷かないといけないのがたまに傷です(笑)。でもこれがあるとないとでは段違いなので持ってきて良かった。あとは大して厚着もせず。外がそんなに寒くないですしね。まあ、もっと防寒してくれば良かったと結局後悔するんですけど。学習したんじゃなかったのかい(笑)。

そんなこんなで前置きが長くなりましたが、いよいよ試合観戦開始です。次回より各競技の感想を綴ってまいりますので、今更の掲載ではありますがよろしかったらお付き合いください。