うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2013 in Fukuoka⑫

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

第二部トップバッターは佐々木彰夫。「ライバルはステファン!」とのナレーションにザワザワする会場(笑)。言い切ったな(笑)

曲はネスカフェゴールドブレンドのCMで使われているあの曲。鼻歌でも歌えばすぐにどの曲かわかっていただけると思うが、文字なので音が出せません(笑)←当たり前
そうか、タンゴだからステファンがライバルなのか。ステファンと言えばフラメンコのプログラムですからな。ってフラメンコかそれ。タンゴもいいプログラム滑ってますけど、ブエノスアイレスの秋。
曲もプログラムも大人の路線なので、お笑い要素(笑)はなし。衣装もシック。両手を上げて跳ぶジャンプ(タノ?)もショートサイド付近で挑戦して見事成功。迫力。失敗した回もあったかな。なかなか好調のようでしたが、もう一歩何かが欲しい、とは思った。

昨年の長岡でもそうだったけど、コアなファンがバナーだか何だかを振りまくり、相変わらずの人気ぶり。

二番手は村上佳菜子。もうすっかり常連ですね。
白い衣装の元気なプログラムでしたが、オフシーズンのせいかなかなかジャンプが決まらない。演技を終えた佳菜子ちゃんが「あーやっちゃった」って顔をしてたのがかわいかった。彼女のその底抜けの明るさはいろんなものの助けになっているのだなあ。まあ、いいことですよね。

日本人が続いて、織田信成。今シーズンのエキシビションプログラム、「ラストサムライ」。これで引退、とハッキリ意思表示してる選曲(泣)。
しかし織田君によく似合っていて、やわらかい着氷も健在。すっごくいいと思いました。織田君って生で見ると全然違う。テレビより断然いい。2年前の福岡公演には怪我で出られなかったんですよねえ。今回は無事出演できて良かった。
しかしどうなるんだオリンピック代表。熾烈過ぎ。織田君が完璧に滑ったら代表の座は結構固いような気もするのですが。全日本が楽しみだけど怖い。
初回公演には恒例の「織田くーん!」という叫び声が上がっていました。有名な織田君ファンらしい。あの声が聞こえると何となく安心します(笑)。

第一部に引き続いて登場のポーリシュク&ベセディン。なんとまたまた新プログラム。私が見たことなかっただけかもしれないけど。
曲は「カルメン」。闘牛士に扮したポーリシュクが、かわいい角をつけた(笑)牛役のベセディンと対決。激しく闘う両者ですが、頭でもぶつけたのか(笑)二人して腕を組んで仲良く踊ったり、かと思えばポーリシュクがベセディンの角を奪ったりして、仲良く喧嘩しな状態。
コミカルだけどスピード感のある、いつもの彼らよりもちょっとスケートらしいプログラムでした。何となくかわいいし、これ好きかも。

この人も二度目の登場、ブライアン・ジュベール。胸のあたりで紐をかけたみたいなデザインになってる青い衣装。これ見た。絶対どっかで見た(笑)
プログラムは見たことあったような、なかったような。ビートな曲でノリノリ滑る、パワー&スピードに溢れたジュベールらしいプログラム。しっかり堪能した。また来日してね。

鈴木明子も再びの登場。アート・オン・アイスの時にも滑ってたシルク・ド・ソレイユの曲。あの時はあまりピンと来なかったのですが、今回むちゃくちゃ良かった。たった1ヶ月で全然違う完成度。すごい。
もしかして、結構近くで見たからだろうか。細かいところまでよく見えた方が迫力が伝わりやすいのかも。でも夜公演の席でもいいと思ったから、やっぱり1ヶ月で仕上げてきたんだろう。これは今シーズンが楽しみ。

以下次号。