うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

グランプリファイナル2023雑感①

これを書いている現在、全然更新できないままファイナルが始まってしまいました…。書きかけの記事だけ溜まっていく…。そういや今年からトゥーランドットやめたのか、オープニング?

そんなわけでファイナルです。北京に町田樹氏がいるんですけど!!!スタジオじゃないんですね!!うおおおお!!!解説楽しみ!!

…過去映像いらんやろと思いましたけど、ファイナルのSEIMEIは見てしまうねえ…。今見てもスピードがすごいわ、水を得た魚というのか、完全にコントロールして滑れてる感じ。これにわくわくしないなんてスケートファンとしてもったいなさすぎですわ。実況の興奮具合も久々で楽しい(笑)
それから真央ちゃんの仮面舞踏会ね。伊藤みどりの実況のインパクトが強すぎてそれしか思い出せない勢いだったけど、今見るとステップが凄い!!!見ごたえあった、過去映像なのに結局見てしまった、まんまと(笑)
…まあ、どちらも「今じゃなくてもいいだろうよ」と思ったのは確かですけどね。視聴率とか色々あるんだろうね…。

そうこうしてるうちに生放送が開始、さあ試合を楽しみますぞー!!

男子ショートプログラム

挨拶と6分間練習から映してくれるのですが、町田君の解説がここからがっつり聞けて楽しいったらないですね…。ステファンも無駄に冒頭から抜かれてたし(笑)
てかマリニンがCM中に4回転アクセル練習してたとか情報ぶっこんできたんですけど。ショートで跳ぶから練習してたんでしょうねえって町田君がしれっと!!!えええどうなるんやろショートから??!!


1:ケヴィン・エイモズ
アクセルの着氷で乱れがあった以外は良かったと思う。てか町田君解説が面白くて聞き入ってしまった。必要な情報がちゃんと入っている上に適度にエモーショナル解説なので、何か聞いてるだけで自分の中で演技に対して自己完結してしまって感想が書けない、どうしよう(笑)


2:宇野昌磨
NHK杯の結果にはどこまで思うところがあったのかわからないけれど、やっぱりその結果を跳ね返していこうとしたのかなあって演技でしたね。冒頭のフリップは町田君の言ってたように少し危ないように見えたけどよく降りたし、パーフェクト演技に近かったのでは。そして町田君解説が冴えすぎてる、演技の見方が変わってくるな。ステップが解説付きだとより味わえた。
出た出た高得点!!文句なしですね。ステファンバナータオル振ってる??持ってるのかよ(笑)


3:鍵山優真
これまたすげええええええ!!!!!コロナやケガがあったから鍵山君ファイナル初出場のはずなんだけど、全然心配いらなすぎるし!いつもより高く跳び上がり過ぎて詰まったと町田君が言っていたコンビネーションもしっかりセカンドつけてる。とにかく着氷が綺麗だし、魅せる演技を意識してやってきてるんだろうな、力強いラストポーズに貫禄すら感じる。
昌磨君に3点及ばないけど100点超え。フリーでどうなるのおおお!!!てかまだ三人目なのにこの展開??!!


4:三浦佳生
コンビネーションのセカンドがつけられなかった。アクセルは問題なし、後半の4回転でどうかというところでしっかりリカバリー。一歩も引いてない!!!!スピードが凄いので上から見た映像が迫力ありますね彼。
冒頭で少し詰まった分点は引かれるかもだけど、十分点は出るはず。なんこれ全日本どうするねん!!←ファイナル終わってないのに全日本
約10点の差は表現面やスピンなど細かな部分かな。まだ若いのでこれから伸びてくるはずですよね、楽しみ楽しみ。


5:イリヤ・マリニン
ショートプログラムで4回転アクセルを入れてくる人なんて初めて見たんですけど。そんなへんた…いやそんな変わった人見たことないですもん…。というか跳べる人が基本地球にいない…。
トリプルアクセルの代わりに4回転アクセルなのかと思ったけど、ああそうか規定ではダブルアクセルトリプルアクセルを入れないといけないのか、ちゃんとトリプルアクセルも跳んでる。そうか、4回転は単独のジャンプとして跳んだことにしてたのか。でもルール的にはアクセルは同じ種類のジャンプだし…?いいのか??

やはりジャッジも混乱していたらしい、だってそんな奴いなかったじゃん!!ルールすらぶち破るとか規格外過ぎるんですが???
0点になるのか認められるのかでまったく点が変わってくるところでしたが、認められたようで昌磨君をわずかに上回る高得点!!ルール的には問題ないってことですね、もちろん本人もちゃんとそれを確認したうえで挑んだってことみたいでしたな。
ステップはもっと頑張ろうね的なことを町田君は言ってたけど、アクセルの破壊力がカバーしましたな。ルッツの高さも半端なかったのう…。あとステップしっかりレベル4ですね。


6:アダム・シャオ・イム・ファ
あああ冒頭のルッツが抜けた…(泣)。曲がブルースなのでお通夜感が(泣)。よく腐らずに最後まで滑り切ったけれども、彼もほぼパーフェクトに滑ってどっきどきの展開のフリーが見たかったよう。しかしリカバリーもしっかりできたし、ステップの派手さと迫力は6人の中でもいちばん見ごたえあったかも。
抜けなければ彼も100点近く点が出ただろうという得点で、パンクがほんとにもったいない…。


近年稀に見るハイレベルなショートだったんじゃないでしょうか。ただでさえそうなのに、4回転アクセルで大騒ぎですよ。歴史動いちゃったよ!情報が多すぎて軽くパニックのまま以下次号(笑)。てなわけで、次回は女子ショートプログラムの感想でお会いしましょう。

NHK杯2023雑感⑩

続きでございます。ではでは早速。

エキシビション

11:レベッカ・ギラルディ&フィリッポ・アンブロジーニ
マンボイタリアーノきたあああ!!!一週間は頭の中を回るぞ、曲が(笑)
倒立リフトやぶん回しリフトも入ってて超盛り上がるんですが、そもそも曲がくどいのでほんと味わい深くてたまりません。またこれやって←すっかりお気に入り


12:イ・ヘイン
彼女の演技、意志の強さみたいなものを感じていいですね。ただたおやかなだけじゃなくて。スピードもあってよかった、風を感じる演技で。そよ風じゃなくて確かな追い風のような。


13:エミリー・ブラッティ&イアン・サマービル
さすがアメリカですな、アイスダンスのいい選手まだまだいっぱいいますよ!って感じがひしひしと。腰を落としてのリフトとかもめっちゃ大変なんだろうなあ、さらっとやってるけども。終盤も元気の出る演技で良かったー。好き。


14:田中刑事
ファンタジー・オン・アイスでも滑ってたやつかな、おディーン様の曲。まだまだ現役やれるんじゃないの?って身体のキレでしたねー。トリプルもまだまだ軽々よ、荒川さんも褒めてたし。くおー、刑事君が滑るんだったらますます行きたかったあああー(泣)


トークコーナー②
製氷の間のコーナー再び。会場にいると製氷車の音で意外と聞こえないから画面の前で見るのがいちばんいいかもしれんね(笑)

まずは小松原夫妻。ティムさんの憧れの人はスコットなのか。レジェンドですもんねえ。指導も受けてたんですねこの夏。美里さんは松岡修造氏。局が違うのにいいんですかと突っ込みそうになったところ、会場に来てるらしい。ファイナルのための取材ですかね、サイン貰えて良かったね(笑)

続いて舞依ちゃんと新葉ちゃん。かわいい子来た!と成美ちゃんが大喜び。成美ちゃんの自由過ぎるトークも炸裂(笑)
新葉ちゃんは韓国のアイドルが好きなのかな、成美ちゃんがめっちゃ食いついてましたけど(笑)

それから長岡&森口ペア。いきなり名前を間違えられる森口君。正直初見では読めないかもねえ、変換も絶対出ないし。
成美ちゃんが華があるってべた褒めしてる。へえ、長岡さんリフトで怖いって思ったことないんだ。森口君への信頼があるからなのね。すっごい素敵なお話…!
んで三浦&木原ペアが憧れなのね。国内にたくさんペアが出てきてるって素敵すぎるよなあ。こうやってどんどん受け継がれていくんだよねえ…!憧れの人も璃来ちゃんでぶれない長岡さん。
森口君は髙橋君が憧れなのね。髙橋君がきっかけや憧れの選手多いよなあ。てか森口君ペアに専念するのか。シングルとしても好きなのでちょっと残念ですが。

最後は青木さんと壷井君。日本代表には全員お話聞くのね、いいじゃないですか。壷井君ショートはやっぱ緊張してたのね、ガチガチだったって言ってるなあ。憧れは羽生君なのね。青木さんは荒川さんが憧れなんですね。


ここから後半。


15:島田麻央
トトトトト、トリプルアクセル??!!ジュニアのショートでは使えないのか、トリプルアクセルエキシビションだからそれをしれっと入れてるのか。
しかもほかの要素もまったく隙がない。既に完成されてる、振付も何もかも。そして圧巻のスピン!!出場してたら間違いなく優勝してたでしょうね…。


16:デニス・ヴァシリエフス
振付したのはやっぱりステファンかな、ステファンがいかにもやりそうな動きがあったので。違ったらすみません。あまり盛り上がる曲でもないのにこれだけ惹き付ける演技ができるの素晴らしいですわ。
リンクサイドのステファンが映し出されるんですが。なあ国営放送、お前ステファン映すためにこの大会放送してるだろ!!!←違うよ(笑)


17:アナスタシア・グバノワ
曲がバービーだから、冒頭はバービー人形ってことかな?リンクに人形を押し出してきてくれたのは誰でしょう(笑)
途中で人形に命が吹き込まれたのかしら、ポンポン持ってチアガール風。チアガールなプログラム時々見るけど、これがいちばん好きかも。身のこなしが美しいから、全然下品でも俗っぽくもないんだもん…。素敵…。


18:アリソン・リード&サウリウス・アンブルレヴィチウス
テーマは「なかなか眠れない人たちが睡眠をダンスに変えていく」…??難解すぎてさっぱりわかんないんですが!!!寝られたの??寝られなかったの???はてなが飛び交ってる間に終わっちゃった(笑)。でも表彰台良かったですね、荒川さんがキャシーの話してたけど、キャシーも嬉しかったろうな。


次回で最終回です。

NHK杯2023雑感⑨

最終日はエキシビションです。エキシビションもたっぷり見られるの嬉しいですね。ではでは、早速感想をどうぞ。

エキシビション

トークコーナー①
恒例の出場選手が色々聞かれるコーナー。今年も聞き役に成美ちゃん。ある意味スリリング(笑)
まずは昌磨君と鍵山君。昌磨君と成美ちゃんの会話が軽く宇宙なんですが。この後もトークコーナーがあったのだが、いちばん飛ばしてた気がする…。
昌磨君の憧れの人はステファンだそうな。ステファンの演技最近まで見たことなかったらしいですもんね、やっぱその話してますけど。一緒にショー出てたよな???!!!見てなかったんだなその時は…。
ステファンの話が出てきたところで、ステファンの映像が挟まれる。しかもなんか叫んでるところで、昌磨君がおそらくその叫び声に「びっくりした…」とか言ってる。絶対狙ってるだろ、国営放送!!!!


★オープニング
刑事君と知子ちゃんのコールからスタート!まずフラッグスケーターが登場。大阪や兵庫の子供たちとのこと。この中から未来のスターが現れるのかもしれませんねえ。


1:本郷理華
大会アンバサダーも演技するのね今回。久しぶりに演技見られた、ワンピース・オン・アイスに出てたことは知ってるけど私は見られなかったもので…。最初のジャンプが現役時代を思い出しました…!


2:チェルシーリュウ&バラージュ・ナジ
こういう普段着っぽい衣装で出てくると、普通のリンクに遊びに来てるカップルがいきなりスーパー演技をし始めた感があっていいよね(笑)。ラストのリフトが凄かった、片手で回ってる上、上がる前も後ろ向き。すげえ。


3:壷井達也
ジョアンナという曲らしい。ジョアンナ何者。
天井カメラはスピンじゃなくて滑走してるとこ撮って欲しいのよ、綺麗なスケーティングがよくわかるでのう。おお、わかってるアングルでありがたい…。ライティングも相まって見ごたえあり。結構唐突に終わるなこのプログラム(笑)


4:青木祐奈
バレリーナみたいな衣装でとっても素敵。ミスはありましたけど、本人がとっても晴れやかな顔で滑っているのでうきうきと見られました。スピンで転倒してたように見えたけど、珍しいな?試合で緊張したでしょうし、お疲れかもですね。エキシビションだから問題なし!


5:ガブリエレ・フランジパニ
Up town funk。どうやっても盛り上がる曲ですな。客席指さしながら投げキッスする振付がいかにもイタリアの男性っぽくてたまらんですね(笑)
エキシビションに出られると思ってなかったのか、まったくの私服らしい。普通のデニムなら伸びないかもって荒川さんに言われてて笑った(笑)


6:小松原美里&ティム・コレト
おお、桜流しじゃないか!!これ絶対スケートに合うと思ってたので、滑ってくれる人出てきて嬉しい!!!
曲丸々やると長くないか?と思ったのだが、やっぱり少しカットしてある。でも終盤は丸々滑って欲しかったかも、歌詞的にも。でもすごく切なくて素敵でした、また見たい。


7:ニーナ・ピンザローネ
なんだっけこのクラシックの名曲…。好きなのにタイトル思い出せない。タイスの瞑想曲だっけ…?
とても清楚で優雅なイメージで良かったのでは。スピンもライティングに映えて綺麗でしたし、ジャンプもしっかり降りてる。


8:アナスタシア・ゴルベワ&ヘクター・ジョトプロス=ムーア
足だけで身体に挟まってぐるぐる回るリフトすげえ…。リフトでいいのかなあれは。競技でやっちゃダメなやつだよねきっと。荒川さんもそんなこと言ってますな。


9:樋口新葉
ライティングが薔薇の形で綺麗。衣装もとっても素敵。ジャンプの調子も悪くなさそうに見えるんだけど競技は色々噛み合わなかったかなあ。でも彼女の演技、エネルギーがあってやっぱり好きだな。エネルギーをうまく抑えた演技もできるし、今回みたいな。ほんとに素敵。


10:カムデン・プルキネン
サンバ?なんかすごいビートな曲。盛り上がり系で良いですね。こういう客席を煽ってくれる存在は貴重ですぞ。最初のジャンプは抜けたのか?挨拶の時の笑顔がいいです。


そんなところで、そろそろ長くなってきたので続きは次回。

NHK杯2023雑感⑧

さあ、ついにNHK杯の勝者が全員決定しますよ!ではでは、早速感想をどうぞ!!!

男子フリー

第1グループ

1:壷井達也
冒頭から素晴らしいジャンプが続く!!4回転2本美しい!!アクセルのコンビネーションも決まった、レビューついてたから回転は大丈夫かな。うむ、やはりqなのか…。
だが後半に入っても勢いは衰えない。滑りが美しいのでジャンプも決まれば流れと勢いがある。ラストのルッツだけが転倒で惜しかった。しかもコンビネーションがひとつ足らない計算か、かなりもったいなかったですね。でもスタオベものの演技だったと思います、ワクワクしました!


2:ウェスリー・チュウ
トリプルのコンビネーションからスタート。身体を慣らしてから4回転なのかしら。その4回転トゥループのコンビネーション綺麗だと思ったけど、回転不足かあ…。サルコウはパンク、アクセルは転倒だったけど、それ以外は良かったんじゃないかなあ。スピンも全部レベル4だったのですね、素晴らしい。


3:リュック・エコノミド
これはいい衣装!素敵衣装ですぞ!!
ロマンティックなやつか?と思ったらチャップリンだった。でも序盤と終盤はロマンティック系だったかも。中盤はめっちゃチャップリンでコミカルでした。そうか、このくどさはヨーロッパ男子だからだと思ったけど、アモディオ風味だからか…!たまらんな!!ジャンプはめちゃくちゃ歪んでても降りてたりしてなかなかの身体能力と根性を感じました。かなり乱れてたけど。
今日はグッチじゃないなアモディオ。でも貫禄なんですけど。こんな強そうな感じの人だったっけな(笑)。野球の助っ人外国人みたいなんですが(笑)


4:アレクサンドル・セレフコ
ミスはありましたけど、全身にエネルギーが行き渡ってるような演技で良かったんじゃないかなと思う。スピンとか、指の先の方まで力がちゃんと入ってるような印象。
ジャンプは気合いで降りてる感じでしたが。4回転も降りたけど回転不足か…。でも急遽の出場だったのに、しっかり合わせてきたの素晴らしいですね。


5:ガブリエレ・フランジパニ
4回転素晴らしい!これは文句のつけようがないですな、もちろんレビューも付いてない。加点も2点以上。次のサルコウはパンクしたけど、綺麗に降りたのでうっすら加点されてるっぽいな、とほほ。
後半は疲れが出たのか着氷が流れてないジャンプもありましたし、採点表上でもq祭りが開催されてましたけど、全体的には悪くなかったように思います。ちょうど脂がのってきて、いい演技をたくさん見せてくれる時期に入ってきたのかもしれないですねえ。また演技見られるの楽しみにしてる。


6:ニカ・エガゼ
ロクサーヌのタンゴ。4回転トゥループで転倒、高さはあったんですけどね。しかし間髪入れず4回転サルコウ2本をコンビネーションでも単独でも決めて素晴らしい。身長もあるのでジャンプが映えますな。
ミスもぼちぼちあったのですが、可能性を感じる選手ですね。暫定1位。

第2グループ

ステファン今日は例の茶色のコートね。今日は一段と男前で腹立つな←ツンデレ


7:ミハイル・セレフコ
みんなバシバシ4回転決めてくるわね、と感心しておりましたけど、あらら、2本目は転倒。ループもパンク。続いてのアクセルもパンクだったけど、セカンドに跳んだタノのトゥループは軸も真っ直ぐで綺麗でした。
でもちょっとミスが多かったかな、ジャンプの…。得点はどうなるだろう。うーん、やはり伸びないか…。
左腕だけオレンジの不思議な衣装もなかなかインパクト。ステファンの四季の衣装みたいな印象ですね。


8:デニス・ヴァシリエフス
4回転は氷に引っかかりでもしたんだろうか、シングルにパンク。しかし構成を変えて跳び直してきた!転倒はしたものの、強気のチャレンジでとてもいいですね。アクセルが2本とも綺麗に決まったのも良かった。結局両方回転不足の判定ではあったのですけども。
スピンとステップだけでこれだけ沸かせられるのが素晴らしいですよね、ジャンプのミスを忘れちゃう。音をピタッと拾ってて気持ちいいんですよ。独特のスピンは何て呼ぶのかしら。蛇の置物みたいなスピンって勝手に呼んでるんですけど←意味不明
キスクラでのステファンの距離の近さよ。何故貴様がお愛想で手を振っているのだ。まあいつものことですけども(笑)。しょうがないよな需要あるもんな!


9:カムデン・プルキネン
冒頭の4回転素晴らしい、とても明確なジャンプ。やっぱり彼のジャンプ決まると素晴らしいですねえ。しかし全体的にはミスが多かった。パンクしてしまうジャンプもちらほら。コンビネーションはめちゃくちゃこらえたジャンプになったりもしてましたが、よく転倒しなかったなあ。すごい体幹
選曲がとても彼に似合っていると思いました、トスカ。風格が出ていいですね。暫定2位。


10:ルーカス・ブリッチギ
4回転もさることながら、アクセル!アクセルの質!!これは素晴らしいのではないか…?これだけのトリプルアクセルが跳べるとは。これだけでも見たくなる選手ですね。
パンクしたジャンプもありましたが、それほどミスはなかったしいい演技だったと思います。軸を取るのが上手なのかな、スピンも良かった。やはりすべてレベル4ですね。
衣装は何の柄なんだろう、派手な柄物好き?ヨーロッパ男子ぽくていい(笑)。表彰台決定!!


11:宇野昌磨
振付は宮本先生だけど、選曲はステファンなのかな。曲聞いて宮本先生頭を抱えたみたいですけど(笑)
4回転のループとフリップが続く冒頭。あんまり跳ぶ人がいない4回転界の2大ジャンプをあえて跳んでくるのね。アクセルはこらえたけどシークエンスはバッチリ、後半に入っても4回転のコンビネーション。しかし次がパンク!すかさず4回転のコンビネーション!!点が取れるよう構成を変えたんだろうけど、あなたそれラストジャンプよ??
回転不足もあったようですがさすがの高得点。ステファンもニコニコですな。でも加点があんまりないのね、4回転4本も入ってるし基礎点はすごいでしょうが…。qが4つもついてる、全体的に今日は回転不足が厳しく取られてる印象だけど、彼に対しても例外じゃないってことか。


12:鍵山優真
さあ、どうなる頂上対決!!
4回転サルコウぐうの音も出ないな…。今日乱れ飛んだ4回転の中でもいちばんの出来だったのではないか。加点が4点以上ついてましたが納得。続くジャンプも美しい。滑りの美しさとスピードがあるのでジャンプが実に美しい。後半のアクセルの転倒だけが惜しかった。
そしてステップが圧巻。スピードと巧みさと情熱と気合い。カロリーナの指導を早くも吸収しまくってるのかな。スピンも含めて終盤が圧巻過ぎる…!4回転が2本だけでも、十分点が出るだろうと思わせる内容でした。実際加点が多い。
おお、鍵山君が逃げ切った!!僅差!!!!ショートの貯金が効きましたな。


これマジで全日本どうなるの??表彰台足らんじゃろ。佐藤君も三浦君もいるし片手の指じゃ足りないんですけどおおおお!!!
カロリーナとステファンの因縁対決(と言ってもあの二人すごく仲いいですけど、笑)はカロリーナに軍配。昌磨君は3連覇こそ逃しましたが日本ワンツーフィニッシュですし、いい加減毎年日本男子が勝ってるだろこの大会。

鍵山君のインタビュー笑った。ネイサンの次に滑るよりはマシだったのかな(笑)。ネイサンの次に滑るのはそりゃメンタル鍛えられたでしょうな(笑)
てかファイナルがコロナのせいで開催されない時期が続いたから、鍵山君は出場するの初めてなのね。昨シーズンは怪我してたしな。なんか意外。
またもやどーもくんがトロフィーに差されるのか注目しましたが、トロフィーは床に置かれてどーもくんは両手でちゃんと持って国歌を聞いておりました鍵山君の場合は。かわいい。床に置かれるのとどーもくん入れになるのとどっちがいいんだろうか、トロフィー本人の意見としては(笑)

男女ともファイナルに日本から3人。相変わらずつええー。男子は日本とフランスとアメリカの三つ巴。何気にフランス強くなったな!!!


なんか採点でファンが揉めてるみたいですが、めんどくさいのでスルーです。私は目が悪いこともありほぼ見分けなど付かないのですけど、はっきりしてるジャンプとはっきりしてないジャンプがあるなあとは思っていて、今回だと女子で優勝したジーグラーさんのジャンプははっきりしてるなあと思いました。んでやっぱり回転不足がほぼなかったので、回り切ってないジャンプははっきりしてないように感じるのかなあと思ったり思わなかったりです。まあいい加減極まりないないんですけど。
この程度なのでスルーでございます。専門的に勉強してる人に向かって知ったかぶって持論を主張し出したら、あんた自分を見失ってるよ!やばいよ!って指摘してください…。まあ、誰もこんなクソみたいなブログ読んでないと思いますが(笑)


ではでは、次回はエキシビションの感想でお会いしましょう。

NHK杯2023雑感⑦

競技も残すところあと2種目。毎度毎度あっという間ですなあ。ではでは感想をどうぞ。ただの私のメモ書きに近いですけども…。

ペア・フリー

第1グループ

1:長岡柚奈&森口澄士
3連続ジャンプが素晴らしかった…!トップ選手かと思うような揃いぶり。スロージャンプもこらえていたし、コレオでのリフトもラストのリフトもちゃんと上げきれなかったりしてミスも少なくなかったのですが、結成半年での大舞台は緊張もあったでしょうし、よく頑張ったのではないかな。もっと息が合ってくるのが楽しみですね。
成美ちゃんの褒めっぷりが凄い。褒めて育てるのですな…!お客さんの歓声も温かかった。


2:ケリー=アン・ローラン&ルカ・エティエ
10代の恋の物語らしいですが、コレオで愛が成就したのね。でも結末は…??10代の恋だから壊れるのも早いってことか?
いい演技でしたね、スロージャンプがとても幅が出てて良かったし全体的にミスが少なかった。デススパイラルからペアスピンへの流れ、回転大盤振る舞いって感じ←意味不明


3:ダリア・ダニロワ&ミシェル・ツィバ
ソロジャンプは転倒がありましたが、3連続の方は素晴らしかったです。スロージャンプもばっちり!高くて流れるようです。やはり加点もしっかりついてますね。
細かいミスは色々あったようですが(気付かないあたり素人…)スピード感もあり悪くはなかったのでは。


4:チェルシーリュウ&バラージュ・ナジ
ソロジャンプと3連続ジャンプを続ける構成なのですが、どちらも転倒。しかしその直後に、究極に難しいと成美ちゃんが評するリフトをぶち込んでくる。リフトに自信のあるペアだという解説でしたが、ラストのリフトはただ上に上げて回してるだけじゃないというのがよくわかる、芸術的なリフトでしたね。あんな技の締め方もあるのね、ドキドキしちゃう。

第2グループ

5:レベッカ・ギラルディ&フィリッポ・アンブロジーニ
恋に落ちた吸血鬼を演じるらしい。ロマンティック。
と言いつつも前半は不穏な空気。中盤で恋に落ちたのか。恋の喜びを表すのはやっぱりスロージャンプなのか。2本目はこらえた感じでしたが、1本目はとてもいいスロージャンプが決まってました。でもどっちもGOE的にはそんなに差がないな、私の見間違いかも。
しかし終盤また不穏。やはり異形の者と人間は結ばれないのか?畳みかけるようなリフトが迫力でした!


6:アナスタシア・ゴルベワ&ヘクター=ジョトプロス・ムーア
アナウンスはヘクトルって言ってたような。読み方難しい。
ツイストは減点されてたけど、何がいけなかったんだろ。成美ちゃんが説明してくれた、くっつきすぎちゃいけないのね。
ジャンプは素晴らしい、タノ入れて跳ぶペアスケーターなんて初めて見るような。特に単独のソロジャンプの方めちゃくちゃ綺麗だった…。
スロージャンプのミスなどもありましたけど、非常に大きくて見ごたえのある演技でした。シェルブールの雨傘の曲の広がりみたいなものをよく活かせてますね。暫定2位。


7:ルクレツィア・ベッカリ&マッテオ・グアリーゼ
3連続の方は良かったんだけど、ジャンプの単独の方は乱れ。もし二人がピッタリ同じように乱れたら、一応加点されたりするんだろうか。ないか…。
リフトで崩れそうになっても瞬時の判断で立て直したり、スロージャンプも手をついたくらいで、ミスは最低限に抑えようとしたんじゃないかな。
プログラムはキャッツ。髪型も猫みたいなお団子でかわいいし、フィニッシュポーズもめっちゃ猫でかわいい。あああ、赤猫のことは言わないでくれとあれほど!!←誰も言っておりません


8:ミネルヴァ=ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ヴォロディン
3連続のほうは綺麗に決まるのに、ソロの方で乱れが出るペアが今日は多いな。このペアもでしたが、そこまで大きなミスには見えませんでしたけども。
ペアスピンも素晴らしいし、全体的な完成度が高い。結成1年なのに、素晴らしいパートナーと会えたんじゃないかしら。個々の能力はもちろんだけど、やはり相性がものをいう競技なんだろうな。フィンランドから連戦での優勝はすごい。


ここまで優勝した国が全部違うのよ。男子はきっと日本のどっちかだし、国際大会っぽくていいですね。ロシア総なめみたいなことも少なくなかったですしな。地域もばらけ気味でいいんじゃないかしら。
ペアの二人もどーもくんをトロフィーに突っ込んだのだろうか…。


ではでは、次回は男子フリーの感想でお会いしましょう。

NHK杯2023雑感⑥

順位がまったく読めない女子フリー。ではでは、早速感想をどうぞ。

女子フリー

第1グループ

1:リンゼイ・ファン・ツンデルト
ジャンプの回転が逆だと、やっぱ序盤はあれ?と思いますね。すぐ慣れるけど。個性ですよねー。
調子のよくない時期に当たっちゃったのかなあ。ジャンプの転倒も多かったし、レビューも付きまくってる。ほとんどが回転不足って荒川さんもはっきり言ってるな…。うーん、単独のダブルアクセル以外のジャンプはすべて回転不足判定ですかね。
スピードもなかったので、パイレーツ・オブ・カリビアンの勇壮なメロディも助けにならなかった印象です。次回はいい演技ができますように…!


2:樋口新葉
前半がFix you。この曲めちゃくちゃスケートに合いますよね。いい選曲。
トリプルアクセルは転倒。いいジャンプに見えたのですけどね。しかし転倒後が素晴らしかった。彼女らしい迫力のジャンプが続いていく!
レビューが付きまくっていたので、またも厳しいジャッジだった場合は心配ですけれど、演技自体はとても良かったと思います。ステップも世界を作れてたと思う。スタオベしたーい。
うーん、やはり回転不足の嵐…。コレオも転倒ありですね…。


3:アナスタシア・グバノワ
今日はジャンプがパーフェクト…!とてもキレがあって素晴らしかったです。レビューもあまりついてませんでしたし。後半でスピンが少し最後まで回り切れてないように見えるところなどもあり、最後は体力的にしんどかったのかもしれませんが、ショートの雪辱を晴らす演技になったのでは。女の情念みたいな曲と演技がいいですわ(笑)
あ、ラストのスピンGOEがマイナスだ。やっぱりミスがあったのね。


4:レア・セルナ
冒頭のフリップで転倒。すぐ素晴らしいルッツで立て直してきたけど、次ふたつも着氷乱れ。後半にコンビネーションを固め打ちしてる構成なので心配になるところですが、やはり転倒で1本入らなかった。しかしダブルアクセルのシークエンスは良かったですし、ステップもよく曲を表現してた印象です。


5:青木祐奈
いやあ、いい演技でした…!いい演技でした…!!
柔らかい曲に柔らかいイメージの衣装、演技も柔らかく、彼女のスケート人生とのことですけど、とても包み込むような、愛情深い演技だったように思いました。ルッツとループのコンビネーションは結局入れなかったのね。でもしっかりリカバリーしたし、アクセルからのコンビネーションも非常に幅があって素晴らしかったです。
おおお!暫定1位きたー!!


6:キム・イェリム
Je suis Malade。スケオタなら何故かみんな鼻歌で歌える曲じゃないでしょうか(笑)。
冒頭のコンビネーションいいジャンプだったのに…。幅があり過ぎたのか壁にぶつかってしまった。しかしものともせずいいジャンプを連発していたのですが、後半で転倒。ですがラストのダブルアクセルをシークエンスにしてリカバリーしたり、非常に美しいイナバウアーも入ってたり、見どころの多い演技だったかと思います。
青木さんまだ1位。どこまで食い込む?

第2グループ

7:ウィ・ソヨン
エクソジェネシス。こんな曲だったっけ、スケーターが使うのほぼ3番だもんな、1番か2番なのかなって思いながら聞いてたら、やっぱり途中から3番でした(笑)
しかしジャンプが相当に不調。前半でも後半でもパンク、明らかに回り切れていないジャンプも…。でも3連続ジャンプはとても良かったと思います。
うーん、回転不足が多くやはり得点的にはふるわず。
振付はジェフなのね。ジェフ本人にも滑って欲しかったなあ、エクソジェネシス


8:アヴァ・マリー・ジーグラー
いきなり素晴らしい3連続ジャンプから。回転の軸も細くてくっきりしたジャンプでいいですね。やっぱり回転不足取られてないんだ、どのジャンプも。これは素人目にもジャンプが明確で納得できる。
少しこらえるようなジャンプも見られましたが、なかなか良かったのではないかと思います。スピンも綺麗、衣装もお素敵。今日はなかなかいい演技が出ないので、観客の印象にも残ったのでは。
コンビネーションのルッツにアテンションがついているだけでGOEにマイナスのない素晴らしい出来。自己ベストも大幅に更新!


9:三原舞依
冒頭のアクセルは良かったように思ったのですが、その冒頭のジャンプからずっとレビューが付いている。しかも中盤からジャンプが崩れてきて、怪我の痛みがあるのだろうかと心配に。踏ん張り切れていないような、どうにか踏ん張っているような印象の苦しい演技。それでも最後まで諦めない滑りでした。荒川さんの言うように、普段の練習が本番の演技を支えてくれているのでしょうね。
やはり回転不足は多かったですが、スピンとステップレベル4はさすが!


10:イ・ヘイン
ノートルダムの鐘。前半とても良かったのですが、後半は少し回転が怪しくなってきた。荒川さんの声でだいたい回転足りてるかどうかわかるんですよね、見ててわかることもあるけど。
全体的には悪くなかったと思うのですが、少し物足りない感じだったでしょうか。回転不足の多さがその要因だろうか。でも内側から迸ってくるような表現面はとても見どころがあると思います。


11:ニーナ・ピンザローネ
スパルタカスの妻を演じるらしい。荒川さんの声でなんとなくわかるのできっと冒頭のルッツは回転不足だったのだろう。うむ、やはりそうですね…。
しかし大きなミスはなかったと思いますし、軸の細い素晴らしいビールマンスピンで締めくくっていて良かったのではないかと思います。ファイナル進出はまだ不明?


12:リンジー・ソーングレン
サルコウの着地に失敗して、転倒というか足が崩れるような感じで降りてしまった。痛そうな感じですけど、ちゃんと立て直して滑り切っていたので良かった。ラストのスピンも見ごたえあり。回転不足をまったく取られていなかったですし、悪くない演技だったと思います。
おや、タイムバイオレーションがあったらしい。優勝争いをしているだけに、かなりもったいない減点ですね。次回は荒川さんの指摘する膝と足首の柔らかさにもっと着目してみよう。グランプリシリーズ今年はこれしか出てないというのがちょっともったいないですね。


終わってみればアメリカ女子でワンツーフィニッシュ。久しぶりですな、アメリカの時代。なんと、グレイシー・ゴールド以来とは。10年ぶりくらい?星条旗よ永遠なれいいよね。ピンザローネさんもファイナル進出ね。てか青木さん終わってみれば5位か、頑張ったなあ…!
今回の順位が予想できてた人、地球にいるんでしょうか。相当なスケオタでも無理では…?表彰台のデザインが素敵ですね今回。どーもくんのぬいぐるみ贈呈されてる、かわいい。ほしい(笑)どーもくんが一緒に国歌聞いてる感じになってるのかわいすぎるんですが??

これでファイナルには日本からは3人進出とのこと。カオリサカモトは誰も心配してなかったでしょうが、吉田さんと住吉さんは初めてだよね?楽しんできて欲しいなあ。ってこの記事いつ載せるのか、そもそも載せるかどうかわかんないんですけども。

ではでは、次回はペアフリーの感想でお会いしましょう。

NHK杯2023雑感⑤

競技2日目です。以前はアイスダンスだけ最終日でそのあとエキシビション、みたいな流れだったこともありましたけど、初日はショート、翌日はフリー、最終日はエキシビション、と分けたことですっきりした気がしますね。
というわけで、アイスダンスの感想をどうぞ。掲載する頃には完全に今更ですけど(笑)

アイスダンス・フリーダンス

第1グループ

1:小松原美里&ティム・コレト
深い色の衣装の美里さんと白い衣装のティムさん。美里さんをちゃんと引き立てる構成なんだなあ、衣装からして。とても優しい空気で、見ていてじんわり心に広がってくるような演技でした。土曜の昼下がりに素敵な贅沢をした気分。


2:ロレイン・マクナマラ&アントン・スピリドノフ
ロングスカートの選手が多いのに、ロレインさんがショートパンツ。なかなか新鮮。ダンスピンが美しかった…。あんまり詳しくないんだけど、モダンバレエとか現代舞踊とかの雰囲気で、きちんと居住まいを正して見ないといけないような気持ちになりました。


3:マリー=ジャード・ローリオ&ロマン・ル=ギャック
実況がストーリーを説明してくれるんだけど、死者を生き返らせちゃう系の話かな。出だしがめちゃくちゃ個性的で、ロマンさんの足の上にマリーさんが寝てる。ものすごい体幹では、あんな体勢で片足の上にビシッと真っ直ぐ寝られるなんて。怒涛のぶん回しスピンの連続で、ここで目覚めたのかな死者は?
ツイズルで転倒してしまったんですが、生き返ったばかりできっとうまく動けなかったのよ、と前向きに解釈してみたい。面白いプログラムでした!マリーさんが紫色なのは死者だから顔色悪いのかしら。


4:エミリー・ブラッティ&イアン・サマーヴィル
『Ne me quitte pas』ですね。スイス方面の方のおかげで綴れるようになってしまいました(笑)。女性ボーカルでのアレンジですね。
おもっくそ別れの曲なので表現しやすいかもですが、それでもコレオはピタッと音を拾ってて見入ってしまったし、間奏でのリフトも素晴らしかった。男性が別れたくないでいるのかと思ったけど、去っていったのは結局男の方だったのかな…。切ないラスト。

第2グループ

5:ロイシア・デムージョ&テオ・ル=メルシェ
前半は月の光、後半はロックな感じのピアノの曲。冒頭のダンススピンから心を掴んできますが、曲調が変わってからのコンビネーションリフトがすごい、めちゃくちゃいいところに見せ場を持ってきてる。滑りと技術できっちり魅せてくれる演技でとても良かったです!!


6:ユリア・トゥルッキラ&マティアス・ヴェルスルイス
冒頭のコンビネーションリフトが、滴り落ちる水とかそういう系の大自然的な印象だったのですが、なるほど、雲と鳥なのね。空を飛ぶ鳥に寄り添う風であり雨であり雲なのかもしれない。
コレオが独特の振付ですごく面白い。仏像みたい。って雲と鳥はどうした(笑)


7:アリソン・リード&サウリウス・アンブルレヴィチウス
コンビネーションリフトがすごい。180度開脚のまま回り続けるって、簡単そうにやってるけど超技術だよなあ。なんか現代のネット社会を皮肉ってるというか、問題提起してるようなプログラムなんでしょうか。緊迫感のある演技で良かったです。足が浮くようなところがあったって宮本先生が言ってたけど全然気づかなかったぞ。
キスクラでキャシーとクリスの写真を掲げるアリソンさん。クリス…。見に来たかっただろうな…。


8:ライラ・フィアー&ルイス・ギブソン
リズムダンスがノリノリ系が多いのでフリーダンスは皆しっとり系なのに、あえてロッキーを持ってくるあたりがもう作戦勝ちですよ。ロッキーのあのくそ有名なメロディにツイズルがこんなに合うなんて思わないじゃないですか(笑)。縄跳びの振りも入れてる!てか赤坂5丁目ミニマラソンとか言わない!!(笑)
終盤で一瞬用事が入ってしまいラストの方見られなかったんですけどどうなったんですか??世界チャンピオンにはなれたんですかボクシングの??(泣)
…その後無事に見られました。キャラクターステップ最高過ぎ。腕立て伏せまでやってるじゃん!これはラストは世界チャンピオンになったと解釈していいですね(笑)


9:シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファッブリ
ロッキーであんなに沸かせた後に、純粋に滑りの技術だけで殴り掛かってきたようだ…。結局それさえあれば観客を黙らせることができるというのがよく伝わってくる。リフトやスピンも素晴らしいけど、滑りそのものに見とれてしまう。素晴らしかったです!!
しかし思ったより点が伸びなかった。何が要因だったんだろう。伸びなかったわけではないのかな、彼らもしっかり点は出てる。コレオあたりのGOEの差か。超僅差でロッキーが勝ったぞ。ロッキー!!エイドリアアアアン←ロッキー言うな


フィアー&ギブソンはグランプリシリーズ初優勝だったのか。にっこにこでインタビューに答えてるギブソンさんかわいかった…。イギリス国歌ってこんなんなんだ、結構短い?あっ、トロフィーの中にどーもくんのぬいぐるみを入れるのはおやめくださいお客様!!!(笑)
ではでは、次回は女子フリーの感想でお会いしましょう。

NHK杯2023雑感④

初日最後の競技は男子。夜になったこともあり、さすがに客席も満員御礼な感じですね。なんだかんだと今も男子がいちばん人気ありそうですしねえ。
見るのが楽しみでございます!ではでは、感想をどうぞ。

男子ショートプログラム

第1グループ

兄弟で同じ試合に出てるのも珍しいけど、同じグループにいるのはなかなかレアでは、セレフコ兄弟。


1:アレクサンドル・セレフコ
セレフコ兄弟はまずは兄の方から。第一滑走者から4回転が出る時代だよ、転倒しちゃったけど。しかしトリプルアクセルの幅!!これはいいジャンプ!コンビネーションもしっかり降りましたね。ちょっと回転が怪しい?と思ったけど、やっぱqがついちゃうのね。
何よりステップやスピンが個性的。ものすごい面白い動きがいっぱい入ってて目が離せない。ザ・ヨーロッパ男子って感じ。会場の拍手の大きさはスケオタの心を掴むものがあるからだろうか(笑)


2:壷井達也
アランフェス。衣装がとても素敵。シンプルだけど品があってとてもいいです。
4回転サルコウはしっかり降りた!レビューがついてたし、回転が気になるところですが…。やっぱりqなのね。トリプルアクセルも着氷が乱れ、コンビネーションジャンプは転倒してしまった。かなり最後の方にコンビネーション入れてるのね。
リンクイン前の表情からしても、やっぱり緊張があったのかな、というジャンプの乱れぶりでしたけど、滑りがなめらかなのでそれだけで見ごたえがありますね。やっぱりスケーティングですわ…。フリーで巻き返せ!


3:リュック・エコノミド
はじめてお見かけする選手。楽しみだなあ。
トリプルアクセルは手をつきましたが、残りふたつのジャンプすごく高さがあって着氷も柔らかくてすごくいいな。んでステップ。超アモディオ。彼のコーチがアモディオって情報知らなくても、めっちゃアモディオじゃん!って思ったかもしれない(笑)。この無駄な動きなのか何なのかわかんないけどめちゃくちゃ動きが激しいのが(笑)
もちろんキスクラにもアモディオがいるぞ。うおー、お久しぶり!貫禄出たなあ(笑)。んでコートが超主張してくるグッチ(笑)


4:ミハイル・セレフコ
兄に続いて弟が登場。4回転降りたー!兄の仇を取ったぞー!
コンビネーションは両手タノ、ファーストもセカンドもタノ。トリプルアクセルもしっかり降りて、会心の演技だったのでは。演技後のガッツポーズが見てて幸せな気持ちになれるね。
男子も厳しいのか、ジャッジ。アクセルはqか。本田君もそんな厳しく取るのかって感じでしたけど、それでも80点超えて暫定1位。


5:ガブリエレ・フランジパニ
4回転のコンビネーションからスタート。セカンドめっちゃごまかしたけど、転ぶよりはいい、よくこらえた。しかし4回転サルコウの単独は転倒。だけど目にもとまらぬ速さで立ち上がったので個人的には帳消しだった(笑)何あの速さ(笑)
トリプルアクセルはしっかり降りましたし、プログラムもユニークな動きがたくさん入っていてキレがあり、見ててとても面白かったです。
全然気づかなかったけど、途中でズボンを靴に固定するベルトかな、あれが外れてたのね。影響が出なくて良かったけど、気付いた本田君はひやひやしたろうな。


6:ウェスリー・チュウ
ロミオとジュリエット。ディカプリオのやつだっけ。毎年必ずロミオとジュリエットのどれかを使う人はいるよね、超定番。
4回転トゥループは転倒。トリプルアクセルも手をついてしまった。しかしラストジャンプでしっかりコンビネーションにしたので、被害は最小限。良いリカバリーでしたな。スピンはどれも見ごたえがあって良かったです。スピンとステップをしっかりこなしてくる選手はやはり全体的な演技の質がいいですね。おお、スピンとステップ全部レベル4なんだ、すごい!

第2グループ

リンクイン前にいきなり大映しなのもステファンなら、リンクから選手がはけていく時もステファン。絶対狙って抜いてるよな国営放送???


7:鍵山優真
今シーズン初めて演技見るんですけど、大復活!!!大復活じゃないですか!!!!すっかり怪我はもういいのね(涙)
ジャンプがどれも素晴らしい、スピードと高さと流れと着氷。冒頭の4回転は一瞬ヒヤッとしたんだけど、空中で修正して降りたんだろうなあ。加点が4点近くついてる。
ステップもめちゃくちゃキレてたし、まだブラッシュアップ途中だと思うけれどもかなり洗練されたなという印象。素晴らしかったです。解説陣も喋るの忘れてたような(笑)
超えも超えた、105点!これは昌磨君との頂上対決が楽しみ!!コーチの因縁対決でもありますし!(笑)


8:ニカ・エガゼ
アヴェ・マリア。と言っても第3のアヴェ・マリア、最近出てきた奴。って最近かどうかは知らんけど。いろんなアレンジがあるのね。
4回転サルコウのコンビネーションはしっかり。トゥループの方は着氷が乱れ、トリプルアクセルも手をついた。ミスは出たけれどでも最後までしっかり滑ってたと思う。スピンも独創的。曲はちょっとBGM化してた気もしますが、悪くなかったと思います。


9:カムデン・プルキネン
4回転降りたー!レビューついてなくてホッ。トリプルアクセルの幅も素晴らしい。やっぱり彼のジャンプいいね。
コンビネーションもばっちり降りて、これは神デンが来たのか??レビューは結局ひとつだけ、スピンでバランスを崩して減点されたみたいだけど、アホなので見てる間には全然気づかなかったです。とてもいい演技だったのではないでしょうか。
これでも2位か、と思ったけどそういや鍵山君が爆走しとったな(笑)


10:デニス・ヴァシリエフス
4回転は転倒。綺麗な軸だと思ったんですけどね、惜しい。コンビネーションもトリプルアクセルも良かったと思ったんだけど、容赦なくレビューがついてるなあ。どうなるかなあ…。
スピンだけで沸かせられるのはさすがですね。ステファンに似ていることを以前はさんざん言われてだけど、今はそうでもないような。彼の演技のは外向きな印象なんですよね、ステファンはもっと内向きな感じ。勝手な印象ですけど。
相変わらず会場の笑いと話題を誘うステファン。何も滑ってないのに(笑)。暫定3位か、ミスと回転不足があった割には点が出たかな?スピンとステップ全部レベル4ですし。


11:ルーカス・ブリッチギ
4回転のコンビネーションはどうにか降りたという感じでしたが、トリプルアクセルはビシッと決めてカッコよかったっすねー。そして黒一色のシンプル衣装かと思ってたら、前を開けてルービックキューブみたいなカラフルなシャツを見せてきた。曲調も変わってノリノリに。衣装替え入れてくる選手久しぶりなような、盛り上がりますね!
ミスはあったけど悪くはなかった気がする。単独のルッツも良かったし。レビューがどうなるかな。あ、やっぱそこそこ点出てる、暫定2位。減点がコンビネーションだけでしたしね。


12:宇野昌磨
4回転フリップからスタート。美しく降りたと思ったのですが、レビューかよ!!4回転トゥループのコンビネーションは無理矢理トリプルを付けた感じで、これはレビューは仕方ないか。トリプルアクセルは問題なかったですね。
スピンやステップもさすがで、解説がまたも喋るのを忘れているかのようだったのですが、レビューが多いのでどうなるか。スローで映し出されるリンクサイドのステファン。音声も拾われていればさぞうるさいに違いない…。
回転不足を取られていても100点超え。さすがですなー。てか何なのこの全日本頂上選手権!!!!


コーチ対決はひとまず元カノの方に軍配が上がりましたな。元々実力のある選手ですけど、カロリーナの力でさらに飛躍していくといいですね。でもフリーでどうなるかわかりませんからな、昌磨君との頂上対決が楽しみですし、誰が表彰台に上るのかも楽しみですね。

そんなところで初日は終了。フリーで順位が入れ替わりそうな競技が多いので、余計楽しみ。
ではでは、次回はアイスダンスの感想でお会いしましょう。

NHK杯2023雑感③

今度はペアでございますよ。三浦&木原ペアが怪我で出場できなくなったのが残念ですが、それでもきっと見ごたえのある試合を展開してくれるでしょう。ではでは早速感想を。

ペアショートプログラム

第1グループ

1:長岡柚奈&森口澄士
森口君と村上さんのペアは解散しちゃったのか…。結成半年のペア、初めて見るけど楽しみ!
結成半年、まだまだの部分も多かった。ツイストもダブルだし、スローは転倒してしまった。ソロジャンプも合わなかった。でもこれからですね、緊張したでしょうし。そういやペアも1回転になっちゃうとショートは無得点なのね、ソロジャンプ。
それにしても森口君のジャンプはやっぱいいな、森口君のジャンプのファンとしてはループが見られただけで結構満足(笑)。あと明るい雰囲気もすごくよかった、君の瞳に恋してるもいい選曲では。


2:チェルシーリュウ&バラージュ・ナジ
ツイストすごかったな、すっごい放り投げてる。滑りも大きくて、演技が全体的に大きいです。細かいミスもありましたけど、結成したばかりという話でしたね、それなら十分な出来だったんじゃないかな。二人ともベテランだということですけど、相性もあるでしょうし。
デススパイラルがめっちゃ氷に張り付きそうですごかった。ルンバもびっくり。めっちゃ床掃除できそう←なんだよその感想


3:ミネルヴァ=ファビアン・ハーゼ&ニキータ・ヴォロディン
ハーゼさんはお馴染みのお名前だけど、お相手違うよね?と不思議でしたが、やっぱり新しいパートナーなんですね。ってそりゃそうか。いやもう、私の記憶が曖昧なのかと思ってさ、最近もう信用ないからそのへん、自分自身に(笑)
スロージャンプしっかり決まった、演技も全体的に余裕があっていい。リフトの入りが迫力があって思わず声が出ちゃいそう、アクロバティック。
成美ちゃんのすっごくよかった!という実況もいいし、滑り終えた二人の表情もすごく素敵だった…!おお、自己ベスト。


4:ケリー=アン・ローラン&ルカ・エティエ
ソロジャンプでケリーさんが転倒、スロージャンプも転倒してしまった。その転倒で精神的にも厳しくなったのか、少し演技もぼやけてしまっただろうか。しかしリフトはめちゃくちゃ見ごたえありました、蜘蛛の女王様みたいで気品すらあるリフトだわ。
ケリーさんが滑り終えて悲しそうな顔してるのがつらい。暫定3位。フリーは頑張れ…!

第2グループ

5:ルクレツィア・ベッカリ&マッテオ・グアリーゼ
デラモニカさんは引退してしまったのか。ムキムキエキシビション(笑)で長年楽しませてくれたものですが。グアリーゼさんは競技に残って新しい相手と再スタートしたのですね。年齢差16歳か、普段の話合うのかな(笑)
衣装の色がとっても綺麗。ジャンプやスローもよくまとまっていたんじゃないかな。デラモニカさんのときとまた違う空気感で、とても清純なイメージ。曲とか衣装とかもあるかもですが。また演技見るの楽しみになりますね。でもグアリーゼさんの挨拶はサービス精神に溢れてて相変わらずな感じでした(笑)


6:ダリア・ダニロワ&ミシェル・ツィバ
ソロジャンプなど揃わないところもありましたけど、なかなか良かったのでは。スロージャンプの着氷の柔らかさもいい。成美ちゃんが、リンクを大きくカバーするので目が疲れるとも。画面を通してだとわかりにくいですが、リンク全体を使えてるってことですよね、それだけよく滑ってるってことだろうな。ミスも影響したか、暫定4位。


7:アナスタシア・ゴルベワ&ヘクター=ジョトプロス・ムーア
うわあああ、良かった…!!!あっという間に終わった…!ジュニアのグランプリファイナルで優勝して満を持してのシニアデビューシーズンとのことですが、これは注目ですな。実は今回初めて演技見たんですよ。
大きなミスがなかったのもあるけど、演技に流れがあって無駄がなくて、スルスルって見られちゃうんですよね。フリーも楽しみだなあ。ツイストのGOEマイナスはなんだろ、解説聞きそびれちゃった。


8:レベッカ・ギラルディ&フィリッポ・アンブロジーニ
ミスもありましたが、さすがに組んで長いだけありますね、安定してる。スピードがすごくあって情熱的で、細かいこと気にしないで見たくなってしまいます。スロージャンプやリフトも素晴らしかったですね。
キスクラでパンダ持ってるのかわいい。さっきまであんなに迫力の演技やってたのにね(笑)。そもそも、キスクラもどーもくんでいい加減かわいいしな(笑)
採点に時間かかってたけど、なんか引っ掛かる点があったのでしょうか。おや、暫定4位。ミスありましたしね。


なかなか接戦ですね。ミスがないペアが上位というすごく当たり前の結果でもありますけど。フリーはどうなるかな。

ではでは、次回は男子ショートプログラムの感想でお会いしましょう。

NHK杯2023雑感②

続いて女子ですね。選手のリンクインの曲がワンダイレクションの曲でしたが、世界選手権は放送局の都合だったんでしょうかね。やっぱこれじゃないと試合が始まった気がしませんね(笑)

ではでは、早速感想をどうぞ。

女子ショートプログラム

第1グループ

1:青木祐奈
とてもいい表情からスタート。ルッツとループのコンビネーション、セカンドが高い!ダブルアクセルもしっかり降りたのですが、このふたつのジャンプにはレビュー。ううん、回転不足か…。ラストのフリップは大丈夫かな。いやアテンションか…。たいへんまとまった演技だっただけにもったいない。
振付は自分で行ったそうですが、とても想いを感じて良かったです。回転不足があったとはいえ、素晴らしいグランプリシリーズデビューになったのでは?
8年か9年くらい前、まだ小さかった頃に生で演技を見たことがあるのだけど、もうこんなお嬢さんなんだなあ。そりゃ8年も経てばそうか…。


2:ウィ・ソヨン
プライドと偏見』という映画の曲らしい。どんな映画?
ジャンプの回転がはっきりして大きくて、派手じゃないけれど力強さがありますね。韓国の選手っぽい。スピンとステップはレベルが取れていないので、これからでしょうか。でもしっかりミスなく滑れることがまずはショートは重要ですかね。
採点ちょっと時間かかってた気がしたけど、回転?いや回転不足はないや。GOEがもっと稼げるようになったら伸びてくるかな?暫定1位。


3:リンゼイ・ファン・ツンデルト
リンジー・ファン・ツンダートさんに聞こえたな、アナウンスは。そっちにした方がいいかしら。
タノ入りルッツで転倒。ショートなのでコンビネーション必須、リカバリーが気になるところですが、回転不足はあってもしっかり立て直してました。でも転倒で全体的にかなりリズムが狂ってしまった印象でした、もったいない。
プレスリーの有名なバラード『Can't help falling in love』のカバーなのですが、めちゃくちゃ暗い曲になっててびっくりした…。女性ボーカルなんだけど、フラれたとしか思えない歌になってるんですけど。あんな甘い歌詞の曲なのに(笑)


4:レア・セルナ
おっと、お久しぶりですな。ダブルアクセルもコンビネーションジャンプもとっても大きくて良かったんですけど、フリップでかなり崩れてしまった、ここだけもったいなかったかな…。
以前に比べると演技がくっきりして迫力が出た印象で、演技自体は悪くなかったような気がします。ミスが響いたか、暫定3位。


5:アヴァ・マリー・ジーグラー
ジャズのプログラム。とてもけだるい雰囲気で良かった、17歳という年齢を忘れるような。ジャンプも少しミスは見られましたがダイナミックで良かったと思います。コンビネーションはレビューついてたけど、回転不足かな。セカンドがちょっと、ん?と私でも思ったので。あ、ルッツにアテンションもついてるのね。


6:樋口新葉
素晴らしいダブルアクセルからスタート。情感すら感じさせる、今日いちばんのアクセルだったのですが…。あああ、コンビネーションのルッツで転倒。回り切ったと思ったのに。当然リカバリーしてくるのですが、セカンドがシングルになってしまった。動揺したか、ステップやスピンのレベルも取れていない。とはいいつつも今日は全体的に判定が厳しめらしいのだけど。
ミスが響いて、暫定5位。うーむ…。ちょっと厳しい展開か。


第2グループ

7:ニーナ・ピンザローネ
とてもスピードとキレがあって、見ごたえありました…!なんというか、思い切りがいい。それでいて雑にもなってなくていいなと思った。ルッツの回転不足があったくらい?
ベルギーの選手か、これは今後も楽しみ。今日がお誕生日だったそう、とてもいいお誕生日になったのでは?
お、キスクラにリショーいますな。リショーの振付、やっぱ独特で印象に残るなあ…。


8:リンジー・ソーングレン
リンゼイ・トルングレン表記と迷いましたが、会場に合わせてみました。
いやー、素晴らしかった。スピンの軸が細くて回転が速い、非常に美しい。すべてレベル4も納得。ジャンプの高さや幅もありつつも演技の美しさを損なっておらず、大きなミスも見られなかったと思うし、スタオベが出るのも頷ける演技。さすがアメリカ、層が厚い…!柔軟性がある選手というのはやはり見ごたえがあるのだなあ。ステップもレベル4ですね。
おや、タイムバイオレーションがあったみたい。ちょっともったいなかったですね。でも暫定1位。


9:アナスタシア・グバノワ
あああー…。コンビネーションのセカンドがパンクー!!ああああもったいない…。そこ以外はさすがの演技だったと思うのですが、ちょっとぼやけたような印象になっちゃったかも。でもやはり彼女の腕の表現は素晴らしいですね、現役選手の中でも特に目を引く気がします。
回転不足等、厳しい判定は続いているらしい。彼女もルッツが回転不足。ステップもレベル2か…。ううむ、暫定7位…。


10:三原舞依
うおおおおおー!!うおおおおお!!!これはスタオベ必至!!!
カップ・オブ・チャイナ、出られなくて悔しかったろうな。今回もギリギリまで検討したらしいのに、滑る喜びを感じさせてくれる演技で素晴らしかった。振付はジェフだそうだけど、ジェフの笑顔も背景に感じてしまいそうなとても魅力的なプログラム。ジャンプも調子がいいときはもっとキレがあるんでしょうが、十分だったと思います。今日はジャッジも厳しいらしいしな。
回転不足がやっぱり響いたかな、暫定3位。


11:キム・イェリム
今日は皆なかなかジャンプが厳しいな…。特に彼女はこのところなかなか調子が上がってないような印象があります。優雅でどこか清らかな悲壮感のある雰囲気(意味不明な表現で申し訳ない)は健在で、演技自体は悪くなかったのですが、ジャンプの着氷が乱れて、回転足りないんだろうなというジャンプもあったので…。
暫定6位。なかなか混沌としてきました、今大会。


12:イ・ヘイン
スピンの足の下ろし方が、あれ?と思ったら速攻判定が赤くなってる。素人が見てもあれ?と思うものをジャッジが見逃すわけないですよね。GOEがマイナスだ。ジャンプも気になったところがあったけど、やはりいくつかレビューがついてる、今日は厳しいからどうなるだろう。
でもラストのステップ素晴らしかった、これでもかというくらいのスピードと気合い。ラストをステップで締めてるのもカッコいいです。これだけでおつりがくるわー。
しかし暫定3位。あんまり加点ついてないわりには上位かもしれませんけども、優勝候補だったと思うのに、やはり今回は厳しいのか。


70点越えのないなかなか厳しい採点。表彰台予想メンツが今のところほぼ入ってないんじゃ…?フリーがあるのでまだわかんないですけどね。強い選手はフリーが強いですからな。これは明日も楽しみですね!
舞依ちゃんが刑事君と知子ちゃんにインタビューされてる画、和むな(笑)

ではでは、次回はペアのショートプログラムの感想でお会いしましょう。