うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい(ライター始めました2018・生活の糧と居場所募集中)

フィギュアスケートだらだら語り in 1月⑥

もうすっかり今更になってしまった話題ですが、今シーズン引退を発表した選手について、私の思い出を語っていこうかと思います。この手の話題は「仕方ないさ」と思いつつも寂しくなるので、なかなか筆が進まないのですよね…。

アダム・リッポン

まずは彼。平昌でラストのつもりなんだろうな、と何となく思ってはいたので、引退発表にもあまり驚くことはありませんでした。むしろ休養なのか結局引退なのかよく分からないまま、気が付いたら競技から遠ざかっていた、という選手も少なくないので(私が引退発表を知らなかっただけなのかもしれませんが)、きっぱりと発表してくれただけでも、ファンも区切りがつけられて良かったんじゃないかな、と思います。

初めて演技を見た頃の彼は、くるくるした髪の毛と絵画のような美しい面立ちが印象的で、「リアル萩尾望都」なんてこっそり呼んでいたものです。まさか数年後に「リアル荒木飛呂彦」に変貌するとは思ってなかったですけど(笑)。年齢を重ねることで印象が変わっていく選手は時々いますが、彼の変貌ぶりは独特だったような気がします。まあ、どっちにしろ美形だってことですかね。

「タノジャンプ」と呼ばれるジャンプを覚えたのは彼がきっかけだったと思います。こんな跳び方あるのか、ととても印象的だった。ジャンプや衣装に個性を発揮しつつも、決してイロモノではない、安心して滑りを見ていられる選手のひとりだったんじゃないのかな。

私が彼の演技をこの目で見たのは2017年のNHK杯が最初で最後です。表彰台の様子を見られたのも嬉しかったし、何よりあの伝説のエキシビションが…(笑)。「歌うの?えっ、歌っただけで演技は無しなの?!えっ???」と周囲のお客さんたちとざわざわしたことも含めて大変印象深いです(笑)。バナナ・金色パンツ・赤い猫に続く四大エキシビションが私の中で決定した瞬間だった…(汗)。

ついでにその思い出、置いときますね(笑)↓
usagipineapple.hatenablog.jp


ジジュン・リー

色々噂が流れていましたが、本当に引退だったとは…。ものすごく可愛くて、透明感があって、アジアの美みたいなものを感じられる選手だったのだけど、あまり試合で見かけなくなり、どうしたんだろうと心配していたのです。平昌では演技が見られると思っていただけに、残念で。
きっとよく考えてのことなのだろうし、3年後には北京オリンピック。彼女の国で行われる大会で、何らかの形で姿が見られることを願っています。

ケヴィン・レイノルズ

昨シーズンの四大陸で引退だとばかり思っていたので、まさかもう1シーズン続けてくれるなどと考えてもおらず、NHK杯のエントリーに名前を見つけた時は涙が溢れた。一度も現役の滑りを見ることのないまま引退してしまった、とかなり落ち込んでいたので、奇跡が起きたのだと思いました。今シーズン、貧困にあえぐ私が行ける試合はおそらく地元開催のNHK杯しかない。本当の本当に、奇跡だったのです。

そして、あのNHK杯が、彼の最後の試合になってしまった。

世界選手権まで、少なくともカナダの国内大会までは続けるのかなと思っていたので、そういう意味では驚いてしまいましたけど、そもそも今シーズン続行してくれたことが予想外のボーナスステージのようなものだったので、仕方がないのかな、とも感じています。
ただ、NHK杯を公式練習とショートプログラムだけでも観戦できていなければ、突然の引退発表にはやはりショックを受ける結果になっていたかもしれません。後悔しない選択をする、選択ができるということは、やはりとても大切なのだと思いました。こんなにスッキリとした気持ちで引退発表を受け止めることができたのは、最初で最後のチャンスに間に合ったから以外の何物でもないでしょう。

いつ頃から彼を応援するようになったのか、実はよく覚えていません。今では4回転ジャンプを跳ぶ選手は珍しくありませんが、彼の若い頃は、彼が4回転ジャンプを決める度に「半端ねえ!」と叫ぶような時代でした。あの細くて妖精のような外見から繰り出される高難度ジャンプのギャップに痺れたものです。
私がケヴィンのファンだと知った友達は「わかる」と言っていました。私が好きなスケーターには共通点があると言うのです。「氷に対して誠実な選手」だと彼女は言うのです。ケヴィンも同じだと。
ケヴィンよりいい成績を残している選手はたくさんいるのに彼が印象に残ったのは、その誠実さ故だったのかもしれません。

2018年の四大陸選手権の演技は素晴らしかった。涙が止まりませんでした。オリンピックで彼を見送りたいという気持ちがずっと残っていたけれど、ケヴィンが納得の演技ができるなら、納得の演技で現役を終われるのなら、どの試合だっていいんだと考え直しました。それだけに、行きたかった、この目で見たかったという後悔が残ってしまっていたのですよね。NHK杯は、うまくいかないことしかなかった2018年の私に神様がくれた奇跡のひとつだったのです。

日本語の能力も素晴らしい。あそこまで日本語が上手い外国のスケーターこれまでにいたかしら…。どうせ投げ込みできないし、とファンレターを書かずにNHK杯に行ってしまったことだけは後悔しようと思います(泣)。
次に姿を見かけるのは、コーチとして競技のリンクサイドに立つ時なのでしょうか。その日を、楽しみに待っています。

引退発表があった当日に、noteにざっとその時の気持ちを書き留めているので、これも読んでいただけたら。あまりいい文章ではないですが、書きながら涙が出てしまいました。
note.mu



最後に、ケヴィンについての記述がある記事をいくつかピックアップしておきますので、未読の方は是非。

usagipineapple.hatenablog.jp

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ではでは、次のだらだら語りでまたお会いしましょう。



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note.mu