うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートつらつら語り in 8月④

フィギュアスケートに関するコーナーがあったりスケーターが出演している番組の感想をつらつらと語るシリーズ。ではでは早速どうぞ。

テレビつらつら語り①

まずは8月9日放送、『中居正広のキンスマスペシャル』。TBS。

社交ダンスの企画に村主章枝が登場。
続きが気になってたんですよ、思ったより早く放送されたな。

社交ダンスを始めて4ヶ月で全日本選手権に挑む村主さん。社交ダンスのことはよく分からないが、かなり無謀なチャレンジらしい。いくら素人とは基礎が違うといっても、長年第一線で活躍しているような選手たちといきなり戦うのは確かに無謀だろう。
しかしそこはやはり一流のスポーツ選手。振付一週間で覚えたっていうのも凄いけど、確か振付師の仕事もしてるからもしかしたらそんなに難しいことではなかったのかもしれない。この時点で、踊るということのそもそもの基礎が、趣味で始めたレベルの人間にはとても追いつかない領域で蓄積していることが伺える。

そして始まる大会。最初の種目のサンバからどこが初心者?って感じですが(比較映像分かりやすかったです…)、村主さんのスケートを生でも映像でも何度も何度も見てきた我々スケートファンには、これが村主さんだよね、普通のことだよね、と思ってしまうから怖い…。

チャチャチャ、ルンバと続き、パソドブレがああもう、村主さん!って感じでしたね。激しい踊りの方がより持ち味が出せてて見ごたえがあるように感じました。
足の上がり方が素人にできる美しさじゃなくて、確かに社交ダンスは初心者かもしれないが、それ以外で鍛えてきた基礎がありありと見てとれる。素人ってもただの素人じゃないよこれ(汗)。

予選を突破して、次は準決勝だったかな。村主さんが初心者だからか抑えて踊っていたのだろうか、ロペスはそれを外してフルパワーで踊り始めたらしいのだけど、村主さん見てると最初からそういう振付だったように見えてしまう。
もちろん素人にはわからない判断のポイントがたくさんあるのでしょうけど、村主さんの踊りは堂々としてて見ごたえありました。
5種目連続で踊るのかな、確かに予選の方が最後のジャイブは村主さんの動きが良かった気がする。体力も必要なのね。

そして決勝戦進出。どうやら凄いことらしいぞ。

1日にひとつのプログラムを滑ればいいスケートと、1日に3回集中しないといけないという社交ダンスの違いを語る村主さんに、ああ、なるほどなあって思った。決勝戦まで進むと1日3回も踊るのか、そりゃ集中力も体力も要るわ…。美しく華麗に見えるけど、やはり競技。

決勝ではほかの選手たちの様子も結構映ったけど、やはり安定感というか慣れが感じられて安心して見られるから凄い。社交ダンスの型みたいなものにきちっとハマってる感じで。村主さんの踊りはバレエのそれっぽくて柔らかく美しかったから、ラテンのコクとキレみたいなものがそこに加わったらめちゃめちゃ凄いものが見られそうでワクワクしかないんですけど。
てか社交ダンスの衣装って独特ですよね。ラテンってこういうものなのだろうか。

結果は6位入賞。ジャイブは決勝戦ではキレがあったと思う。もっとキレキレな村主さんが見られそうで次回の放送がめっちゃ楽しみです。期間限定の企画なのかもしれないけど、もう少し時間をかけてでもホントに世界に送り出して欲しいかも…。スケオタも喜んで見るよ!

テレビつらつら語り②

続いて8月10日放送、『炎の体育会TV』。TBS。

前回の放送で「続きは次回」と引っ張ったのだが、なんか放送の最後の方でやっと流れ始めた?のか?頭痛がしてテレビからちょっと離れて音だけ聞いてたのでコーナーの開始に気付かず、ザギトワが『川の流れのように』を滑ってるあたりから見たんだけど。展開からしてまだ前回の振り返りやってるタイミングかなと思ったけど、色々見逃してたらすみません。

前回の放送で体育会TVチームに勝ったんだっけ、ザギトワチーム。もはやうろ覚え…。
今回はご褒美をかけてのチャレンジらしい。4人で200mのテープをスピンしながら100秒以内に身体に巻き付けていくというもの。フィギュアスケートならではのチャレンジではある。
意外と自由な巻き方のコストルナヤ、綺麗に巻き付けていこうとするトゥルソワ、明らかに速かったシェルバコワ、結局10秒くらい余らせて終了させた貫禄のザギトワ。結構それぞれの個性が出てて面白かったわ…。

チャレンジ成功のご褒美は回転寿司。回ってるやつでいいの?と思ったが、外国の人には面白いかもしれないね。普通にこの四人が店に現れたら騒ぎになりそうだし、撮影という形で入店できて実は良かったのかも。

行き先はかっぱ寿司。新幹線に乗ってくるのね、相変わらず。むかーし一度だけ行ったことがあるのよ。
四人とも浴衣姿でかわいかった…。かっぱ寿司に花が咲いたようだよ…。ザギトワが色々手慣れててちょっと面白かったです(笑)。

四人の様子を見ていると「炙りサーモン食いたい病」が再発してしまった。今年の2月か3月頃炙りサーモンが食べたくてしょうがなかったんですよ。生魚がわりと苦手なので、回転寿司に行くと炙りサーモンと玉子とプリンばっか食ってるんですけど(子供か…)、もう炙りサーモンしか流れてこなくていいと思うくらい炙りサーモンが食べたかった。結局食べてないんですけどね。とほほほ…。うう、炙りサーモン食わせろ…。

引っ張ったわりには10分か15分くらいしか無かったような。スケオタは視聴率に貢献しているのでしょう、やはり…。まんまと見ちゃった人間がここにいるからのう…。でもいい、かわいかったからいい…。


ちなみに金スマ炎の体育会TVともに前回の放送についてはこちらで感想を綴っております。一応貼っておきますね。↓
usagipineapple.hatenablog.jp


ではでは、また次回のつらつら語りでお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。原則火・木・土曜日(たまに日曜日)に更新中なのでお気軽に遊びに来てくださいね。
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手に入らなかった幸せは切なく糸を引く

今週のお題「人生最大の危機」


ピンチ…。毎日ピンチですよ。生まれてこのかた人生ずっとピンチですよ。生きてること自体が罰ゲームですけど何か…?

そういう話じゃない?それで終わらすな?そうですね、もっともですね。ではひとつ語ってみようか。


あれは小学生の時だった。たぶんクリスマスあたりに、私は祖母からチョコレートをもらったのです。両手で持つような大きな板のチョコレートで、たぶんサンタとかトナカイの絵があしらわれてたと思います。

私はそのチョコレートが嬉しくて、チョコレートの入ってた箱ごと大事に保管して、時々取り出しては眺めてました。確か元々お菓子の詰まってた、バッグになってるペコちゃんの赤い缶に大事に大事にしまってたと思う。

大事に大事に、本当に大事にしまってたんですよ。
たぶん一年くらい。

我慢して我慢して、やっと食べようと決めた、大きな板チョコ。どんなにこの瞬間を楽しみにしていたか。
大きなチョコにがぶりと歯を立てた私ですが、何か野性の勘でも働いたんじゃないでしょうかね。違和感を感じて、食べるのをやめてチョコレートを見つめた。

チョコレートを割ると、ねばねばしたものがチョコと割ったチョコの欠片との間に、のびのび伸びるではないか。うろ覚えだけどそんな感じだったよ確か。
これは普通のチョコレートではない、おかしい、とさすがの私も気が付いた。気が付かずにあのまま食べちゃってたら、それはもう酷い目にあってたでしょうね…。

さすがにそのチョコは捨てたと思います(泣)。たぶん悔しさに涙しながら捨てました…。親もそんなに長期間大事に取ってるなんて思わなかったんじゃなかろうか…。

それがきっかけになったのかどうかはわかりませんが、楽しみをいつまでも取っておこうとするのはやめるようになってった気がします。食べ物はいつまでももたないんだということも学んだ気がします。子供だったからね、よくわかってなかったんですね…。そうだ、食べられるお菓子はさっさと食べてしまおう。傷んだり誰かに食べられたりする前に(泣)!


あとはねえ、給食食べてるときにくしゃみするか笑うかしたら鼻からソーセージが出てきて私の学校での地位が瀕死になりかねなかったあの時とかですかねえ。ホントにピンチだったエピソードって笑えなくて書けないものばっかだからねえ、そんなもんですかね…。

思い出せば色々あったような気がするんですけど、暑くて頭が働かないや。皆様も食べ物の保存にはお気をつけて。ああ、もらってすぐ食べれば良かったなあ…。今でも時々思い出して切なくなります…。



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フィギュアスケートつらつら語り in 8月③

フィギュアスケートに関する番組の感想をはじめ、フィギュアスケートにまつわる様々な話題を雑多に語るシリーズ。本日は二部構成で。

テレビつらつら語り

まずはテレビ番組の感想から。8月2日にBSフジで放送された『フィギュアスケートTV!』について。すっかりお馴染みの番組ですね。毎月楽しみにしております。

体調不良過ぎて見られるかどうか心配でしたが根性を出した、出したよ…。テレビ見るのもしんどい体調だったという…。しかも記事にするために集中して見ながらメモを取るのは根性出さないと無理なわけでして…。とほほ。
そんなわけで、ちょっと朦朧としていたので、内容が色々間違ってたら申し訳ありません。

合宿や振付の様子が中心で、こういう絶対地上波でじっくりやらない内容が見たくなっていけばいくほどファンとして深みにはまっていってるってことなんだろうな、としみじみ思いました(笑)。


★野辺山合宿
「全国有望新人発掘合宿」というのが正しいのかな。スケートファンなら知らない者はいない夏の恒例行事かもしれません。

まずはノービスA。やっぱりほとんど女の子なんですねえ。
今年もステファン・ランビエールが講師。完全に定着…。あれ、ステファンのブレードの色が左右で違うな。片方壊れたとか?
スピンのお手本をじっくり流してくれたが、素人が見ても惚れ惚れする。あれを間近で見られたら勉強になるだろうなあ。ステファンのスピンは感情まで表現できる本当に素晴らしいスピンですからのう。

一方のノービスBは男の子が多い!すごい…。八木沼さんもこんなに多いの見たことないそうで。近年の日本男子の活躍で憧れる子が増えたかな。私も今5歳くらいの少年だったら絶対やりたいもん(笑)。
こちらはカロリーナ・コストナーが講師。まだ引退してなかったと思うけど、講師を受けるということは現役続行はどうするんだろうな…。
紹介されてた子達やっぱり上手。ポジションも綺麗だしパッと目を惹くなあ。今後がみんな楽しみ。


★全日本ジュニア合宿
こちらも講師はコストナー。ステファンは氷艶の時期かな。
4回転バンバン決まっててポカーン…。ジュニア…?
岩野さんはリショーに気に入られたのか。どんなプログラムになってるか楽しみ。
さすがに名前の知られた選手が増えてきますね。と言うかジュニア選手についても丁寧に報道されるようになって我々の知識が増えたってことかな。


★シニア合宿
講師はステファン。女子のトリプルアクセルへの挑戦の模様が次々と流される。競技のステージがひとつ上がっていくその過程を目の前で見ているようだ…。
色々な選手の新プログラムもちらりと見られてワクワク。
昌磨君はコーチ不在で今シーズン挑むってことで決定なのかな。シーズン始まってみるまではわかんないかな、と一応静観しているのですけども。


樋口新葉選手振付
昨シーズンは怪我の影響であまり活躍が見られず残念だった。ショートがすごく面白いプログラムで好きだったし、もっと見たかったです。
やはり本人も落ち込んだのか…。でも元気になったそうで良かった…。
今シーズンの振付はマッシモ・スカリ。フリーはポエタかあ、これは似合いそう。オフアイスの様子も少し流れたけど、スカリさんお箸の使い方上手いな(笑)

木原・三浦ペア結成

いつもはテレビ番組の感想だけで記事をまとめちゃうのですが、この話題は書いてしまいたいので今回は一緒に。そもそもこんな感じでフィギュアスケートに関する話題をとりとめもなく綴りたくて始めたシリーズですし。

突然発表された木原龍一と三浦璃来のペア結成。木原君は随分前に須崎さんとペアを解消して、怪我が良くないのかなと思っていましたが、こういう結末になるとは…。三浦さんが市橋君とペア解消してから木原君と再結成するまでは早かった気がするので、三浦さんは木原君と組むための解散でもあったのだろうか…。

もちろん詳細はわかりませんけど、ペアの男子としてはいちばん経験があるだろう木原君と、華があって身体能力も高そうな三浦さんで組んでみて、勝てるペアを作っていくってことなのかなあ、と何となく感じました。二人ともそれぞれのパートナーと上手くいってたように見えたのですけど、世界と渡り合っていくには厳しい壁があったのかもしれない…。それぞれ穏やかでいいペアに思えたのですけどね、私の目には。

それぞれのペア解散は残念でしたけど、この新しいペアの可能性にまずは期待ですね。そして須崎さんと市橋君にもいい相手が見つかることを願わずにいられないです。
ノービスBの合宿にたくさん参加した男の子たちの中から、ペアをやりたいって選手が現れたらいいなあ。きっとそんな未来が来るんじゃないかなあ…。


ではでは、次回のつらつら語りでまたお会いしましょう。お盆休みだというのにわざわざ読んでくださってるそこのあなた、いつもありがとうございます。大好きです(笑)←突然の告白←謎



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記憶で辿る三銃士 ─映像、文字、そして氷上─

フィリップ・キャンデロロの代表的なプログラムと言えば、なんと言っても『三銃士』でしょう。私は2017年までファンタジー・オン・アイスに毎年行っていた人間なので(この2年行ってないのは単純に金がなかったからです…。それさえあれば絶対に行ってます…)、このプログラムは何度も見ました。しかし、不思議と何度見ても飽きなかった。正真正銘のエンターテイナーなのだなあ、と唸ってしまいます。

キャンデロロの名前を覚えたのは長野オリンピックでしたが、その時に滑っていたのも『三銃士』だったかと思います。それともダルタニヤンと言った方がいいのか。とにかく、三銃士と言えばキャンデロロ、と完全に結び付いてしまうくらいに有名なプログラムですね。


しかし、私は長野のキャンデロロを見るまで、三銃士のイメージがとある作品にほぼ固定されていたのです。そのイメージが強かったので、たぶんキャンデロロらしくかなりコミカルになってるけど、本来の三銃士はこっちなんだろうな、と慣れるまで実はちょっと時間がかかりました。

その作品とは『アニメ三銃士』。30年ほど前にNHKで放送されていたアニメーション作品です。歳がバレそうですが(笑)。
これがたいへん面白い作品で、毎週のように楽しく見ておりました。だいたい全話ちゃんと見たのはたぶん再放送時ですけど。


現在の日本のテレビアニメーションがどのような傾向なのか私にはよくわかりませんが、一昔前は、世界の名作をアニメ化する際には、日本のお茶の間に合わせたアレンジが施されることが多かったように思います。
この『アニメ三銃士』ももれなくそのパターンで、しかもかなり大胆な変更が加えられておりました。

まず、主人公のダルタニヤンは15歳くらいの少年です。それでも子供向けアニメ作品の主人公としては年齢が上のせいか、「はだしのジャン」という子供キャラが登場します。
コンスタンスをはじめとして多くの登場人物の設定が変更される中、最も大胆な変更が行われたのがアラミスです。作品をご存じの方には頷いていただけるかと思いますが、このアニメーションを非常に魅力的な作品にした大きな要因が、アラミスのキャラクターにあったと言えるのではないでしょうか。美しくミステリアスなキャラクターは、たいへん人気もあったと聞き及んでおります。アラミスが主人公の映画があったくらいですもんね。

この様々な変更によって、全年齢層に楽しめる、少年ジャンプ的な熱い作品になっていたのではないかと思います。ただ熱いだけでなく、フランスという異国の文化がアニメ作品と言えど優雅な雰囲気を醸し出し、憧れとワクワクの両方の気持ちで見ていたような気がします。
「ダルタニヤン」とか「コンスタンス」とか、舌を噛みそうな名前で当時はなかなか覚えられませんでしたね(笑)。


しかし、私にとって人生で最初に触れた三銃士がこの『アニメ三銃士』だったわけです(たぶんね)。当然原作の内容など知らず、アニメの内容がそもそもの三銃士の内容だと素直に思っておりました。
なので、子供向けに書かれた『三銃士』の本を読んで、それはそれは驚いたのです。えっ、アラミスはそうだったの?!コンスタンスマジですか??!!
そうか、アニメはテレビ用に色々変更されてるんだな、と小学生でもちゃんと理解しましたさ…。

その後、大人になったかならないかくらいのタイミングで一般向けの小説を読み、子供向けの本では書けなかったであろう様々を含んだ全容を知る。アニメではあんなに大活躍していた、ダルタニヤンより主役らしいんじゃないかと思っていた(笑)、ロシナンテの扱いに息ができなくなるくらい笑ってしまったことは今もよく覚えてます…。アラミスより衝撃的だったかもしれない…←マジかお前…

たぶん最初の方(第1部?)しか読んでないので、続きを含めまた読んでみたい気持ちです。ほとんど内容忘れちゃったし。大人になってから見たり読んだりしたものの大半が記憶に残ってない気がするけど、子供の頃もよく覚えてること以外は忘れちゃってるだけで一緒なのかな。


ストーリーやキャラクター以外で印象に残っているのは音楽です。アクションシーンで流れる軽快な曲、重要なシーンで流れていた気がするヨーロッパの薫りが漂う壮大なイメージの曲。耳に残る音楽ばかりでした。確か大人になってから、たまたま見つけたCDを懐かしくて買ってしまったのですが、そこで初めて作曲が田中公平さんだったことを知る。
機動武闘伝Gガンダム』というアニメのBGMが大好きで、田中公平さんの名前はその作品で覚えました。熱い音楽で知られる方なのかなと思いますが、三銃士やGガンダムを思い出すと、ヨーロッパのクラシック音楽が基礎にある方なのかなあ、なんて勝手に想像してたりします。Gガンダムの、ドモンのテーマっぽいメロディのクラシックな感じのアレンジがものすごい好きなんですよね。私が男子スケーターだったらあの曲でスピンしまくりたい(笑)←誰にも通じないネタ

私は昔から貧民のオタクだったため、本当に好きな作品のCDを厳選して買っていました。なので当時のCDはどれもこれももはや簡単に手に入りそうにもないものばかりで宝物です。もちろん『アニメ三銃士』のCDも宝物。


キャンデロロ以外で三銃士を滑っていたスケーターの印象がほとんど無くて、どれだけキャンデロロのインパクトがあったんだ、と改めてびっくりしてます。アニメで知り、本にも目を通し、そしてフィギュアスケートに出会ってキャンデロロの三銃士を知る。どれもこれも特徴的で、三銃士という作品のベースが魅力的だからこそこれだけ様々な『三銃士』に出会えたんだろうな、という気分。
次はどんな『三銃士』と出会えるのでしょうね。個人的には、もう一度キャンデロロの三銃士は見ておきたい気持ちでいます。トホホ、次にアイスショーに行けるのはいつだろう…。



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フィギュアスケートつらつら語り in 8月②

ショーや試合の放送以外のフィギュアスケート関連の番組の感想をつらつらと語るシリーズ。スポーツニュースは数が多過ぎてこういった形ではあまり記事にしないので、主にバラエティ番組とかドキュメンタリーですね。クイズ番組とかもスケーターが主体じゃないことが大半なので基本的に取り上げてないです。
ではでは、早速つらつらと。ちょっと前の番組の感想ですが、このブログはのんびりペースでのんびり掲載してますので、のんびり読んでいただければ…。

テレビつらつら語り①

まずは7月24日放送、『今夜くらべてみました』。日テレ。

緊急生放送スペシャルらしい。予告を見た時は何故ザギトワ?と思ったが、ああそうか、ザ・アイスに出演するんだな。この日のニュースで総理大臣と会談するザギトワの様子が流れてたし、ザギトワ忙しいなあ。

てなわけで、アリーナ・ザギトワ選手が出演。ふなっしーが呼んだからじゃないでしょうが、色々ついででしょうが(笑)。

りんごちゃんって方、実はこの番組の2日前に放送された『深イイ話』を見るまで全然知らなかったのですけど、なかなか強烈なキャラですな。空港で不審がってたザギトワの気持ちはわかる(笑)。でも歌と喋る声のギャップに相当ウケてたみたいで、本気で笑っててかわいかった。ウケてもらえて良かったね(笑)。

ザギトワに千葉を教えるという名目で『今日から俺は!!』を見せるという企画には「何じゃそりゃ」だったが、何気にロシア語のテロップ付けてあって芸が細かい…。しかもわりとウケてる(笑)。メンチ切りはさすがフィギュアスケーターでしたね、そのメンチ切り写真欲しい、かっけえ…。
てか、『今日から俺は!!』って千葉だったんだ。知らんかったわ。個人的に千葉の漫画というと『幕張』ですかね←懐かしい…パロディを豊富に盛り込む系のギャグ大好きなので自分も記事とかでやりたいんだけど、どこまでOKかわからんので控えてしまうのだった…

千葉で羽生君と撮った写真が!ってそれファンタジー・オン・アイス幕張公演のでしょ、確かに千葉だけど。ちなみに私が行ったことのある千葉県は幕張だけです(笑)。て言うか幕張メッセ周辺だけ(笑)。
羽生君のことも話してくれるザギトワ。指で「あとちょっと」ってジェスチャーしながら話すってことなんだろうな、羽生君。

藤崎奈々子とか間違いなくザギトワ知らんやろ…と思ってるうちに番組終了。生放送らしくグダグダ感たっぷりでしたな(汗)。
ザ・アイスの宣伝も兼ねていたのでしょうが、ホント気さくに日本のバラエティにも出てくれますよね彼女。日本でしっかりリフレッシュして、今シーズンも素晴らしい演技を見せて欲しいです。

テレビつらつら語り②

続いて7月30日放送、『真央が行く!』。NHKBS。

浅田真央がパラアスリートを訪ねる番組。今回は岐阜編。気が付けば東京オリンピックパラリンピックまであと1年なんですねえ。この番組もあと何回放送されるかな。

やっぱり軽く観光案内も兼ねているのか、風情ある通りで取材する選手と待ち合わせる真央ちゃん。紹介されてたうちわすごい素敵、ちょっと欲しい…。
鵜飼の様子も流れたが、何故か真央ちゃんがいることがほかの船のお客さんにもバレてて大にぎわいになってるっぽかったですな(笑)。

最初は水泳。足が動かなくても腕の力で見事な泳ぎ。何より本人が楽しそうだなと思ったんですが、ご家族の深い愛情を感じられる場面がいくつもあり、ああ、そこが要因なんだろうなと。真っ直ぐな愛情をかけてもらうことが生育過程ではいちばん大事じゃないのかな。

真央ちゃんの水着初公開!とのことだが、こうして考えると普段の衣装の方がよっぽど水着っぽい気がする(笑)。本格的に選手っぽいカッコいい系の水着、つーかスイムウェアって感じだった。
クロールで泳ぐ真央ちゃんという非常に珍しいものも見られたが、腕のフォームが綺麗なところと足の筋肉がさすがだなと思った…。

真央ちゃんの突然教室訪問(笑)。でも前に訪ねた学校より随分大人しいような…。もう何度か放送されてるしバレてたのかな(笑)。最後にすんごい人数が見送りに来てたからやはり興奮状態だったのでしょうが(笑)。そりゃそうだよね、真央ちゃんが来るなんて普通は動揺するよね。

続いてゴールボール。この競技はまったく知らなかった。まったく見えない状態でプレイするって、ボールの音とか感覚とかが頼りなんだろうけど、きっと実際にやってみたら自分の球技の常識が変わってしまうんじゃないかという印象だった。いろんな競技があるものだなあ。

今まで問題なかった視力がそれなりの年齢になってから酷く下がってしまうって、大変なんてもんじゃないだろうな…。私も実は片目の視力は文字も読めない状態で(※原因不明)、もう片方が無事であることを祈り続けて生きていかねばならないのです。だから他人事じゃないな、と思いながら見ました。でも、たとえ状況が変わったって打ち込めるものも道も見つからないわけじゃない、そんな熱さや希望みたいなものも感じましたね。


以上。いつも記事が長いので(汗)、本日はあっさりめで。暑いですしね…。暑すぎて頭が働かねえ。貧血が酷くなって以来、あからさまに暑さに耐えられなくなってきてトホホ。前から苦手ではあったけど(泣)。

ではでは、次回のつらつら語りでまたお会いしましょう。



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冷たい君に焦がれてる2019

今週のお題「わたしのイチ押しアイス」


以前にも似たようなお題に答えた記憶がこれまた…。何年も毎日のようにブログを更新し続ける人間は少数派ってことなんでしょうねえ。
てなわけで、タイトルもおもいっきり使い回しですが、たぶん気付く人はいないであろう…。


さて、アイスクリーム。何度も書いておりますが、大好物でございます。好きな食べ物を聞かれたら必ず挙げるくらい。
好き嫌いが多いダメ人間なので、どんな味でも好き、というわけではないですけど、アイスクリームという食べ物の括りとしては大好きです。

和風のアイスが基本苦手かな。小豆がダメなんですよ。あと栗とかカボチャとか…。それからレーズン系。あとお酒が強めのやつ。どうもピンポイントに酒が弱い人間から遺伝をもらったようで(血縁にはどっちかというと酒が強い人間が多いっぽいのだが…) 近年はあからさまに飲むと体調を崩すようになったので(泣)、基本避けてる…。

それ以外はだいたいOK。たぶん。
氷っぽいのよりはクリーム系が好きです。かき氷やシャーベットよりアイスクリームやソフトクリームね。
いちばん好きなのは…みかんかな?ヨーグルトとか柚子とか、酸っぱ過ぎず甘過ぎずくらいの爽やかな何かが好きかも。チョコレートとかいちごとか定番も好きですけど。
あとミント。チョコミント。昔は苦手で全然食べられなかったんだけど、何あれめっちゃうま。一箱くらい一気にいけるね…。危険過ぎる…。


旅行に行くとご当地アイスは必ず探しちゃいますね。お店で買えるアイスも美味しいし大好きだけど、家に帰るまでに溶けちゃったりするから(泣)、その場で食べちゃうアイスの方が気楽かもしれない…。
仕事の帰りにふらっと寄れる「アイスを置いてる店」は把握するようにしてた。どうしようもなく疲れた時は、アイス食ってストレス発散してましたから…。アイスで元気になるんだから安いもんじゃよ…。

コーヒーはあまり飲みませんが、コーヒーフロートはつい頼んじゃいますね。アイスがだんだん溶けていくのが最高過ぎる…。コーヒーは飲まないけどコーヒー牛乳は大好きっていうパターンです(笑)。
ソーダフロートにはあんまり食指が動かないんですけどね。炭酸が苦手で…。全然飲めないこともないんだけど、ソーダとコーヒーだったら間違いなくコーヒーフロートにするかな。あの、飲み物にアイスを浮かべるって方法を考えた人は誰なんだろう。天才過ぎる…。アイスどんどん追加したらなんぼでもコーヒー飲めるくらいうまい…。神…。


というわけで皆様、もし私が大人げなくヘソを曲げてたとしても、アイス食わせたら音速で機嫌が直るので、困った時は「アイス食わせりゃ大丈夫」という呪文を思い出してください。ってそんな機会ぜってーねえっつの(笑)


タイトルはこの記事からの使いまわし。一応置いときます。でも微妙にテーマは違ってますね。私が勝手にアイスについて語ってるだけ(笑)
usagipineapple.hatenablog.jp



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フィギュアスケートつらつら語り in 8月①

フィギュアスケートに関連するコーナーがあったり出演者にスケーターがいたりする番組の感想をつらつらと語るシリーズ。アイスショーシーズンなのでバラエティ的な番組の出演がちらほらありますね。どこのショーにも行けずに夏が終わりそうなので、テレビ番組だけが心の癒し←号泣

テレビつらつら語り①

まずは7月26日放送、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』。TBS。

村主章枝が出演。番組名物の社交ダンスに挑戦するという御披露目のあった回はたぶん見たんだけど、その後どうしたんだろうかと気になってたので、おおやっと続報が、という感じ。

氷の上とフロアではもちろん違うと思うけど、長年氷の上で振付を覚えて踊っていた人の振付を覚える能力や表現への感受性の、積み重ねてきたものの強さが感じられたなあ。気の遠くなるような時間を鍛練に費やしてきたという事実は、揺るぎない財産なんだな、と。当たり前のことかもしれないけど、それを感じられる機会って意外と無いから。

五種類のダンスのそれぞれのイメージの話が面白かった。つってもじゃあそれぞれのダンスがどう違うのかって聞かれたらわかんないんだけど(汗)、今後アイスダンスや社交ダンスを見る際に参考にしてみよう。

試合のスケジュールなどにも触れられていたし、今後大々的に特集される機会がありそうですね。楽しみに待っとこうと。

テレビつらつら語り②

続いて7月27日放送、『炎の体育会TV』。こちらもTBS。

すっかりお馴染みの番組ですね。だんだん人選が濃くなってきてる気がするのですが、スタッフがスケートに詳しくなりつつあるのか…。
今回もザギトワが出るのは予告で知ってたが、えっ、さらにシェルバコワ?!トゥルソワ?!コストルナヤ?!ちょ、ちょっとマジかこの番組。スケオタ大歓喜でしょこれ。スケオタ以外は「誰?」だろうけど(汗)。いやいやこの3人、覚えといた方がいいですよ。

てことは、収録はドリーム・オン・アイスの頃かな。確か3人とも出演してたような。
しかしまあ、実力だけでなくかわいい子しか選手になれないのだろうかと、ロシアの選手を見るたびに思ってしまう…。

まずは表現力対決。前回の模様としてプルシェンコ吉幾三が再び流れて吹き出した(笑)。
最初の解答者はトゥルソワ。はにかんでる感じがめっちゃかわいい。試合中はあんな格闘技の強いヒョウみたいなのに←何そのたとえ…
出題側はコストルナヤ。コストルナヤが表現すると聞くと期待しかないっすね。滑り始めた瞬間にトルコ行進曲だってわかった…。それって凄いことではなかろうか…。運命とかも見てみたかったかも。

続いて体育会TVチーム。助っ人として和泉元彌がまさかの登場。世界選手権の放送の司会してたの覚えてるあなたははい、私の仲間…。あの頃の放送局、そういやTBSだったような…。
※私が擦り切れるまでビデオを見たのがまさにその世界選手権です…←ヤグディンの『Winter』を…。それはもうアホほど…。

和装で出てきたのに課題は洋楽。曲ありで見るとめっちゃカッコ良かった。すげえな元彌。すっかり顔付きも落ち着いたし、動きが美しかった。
でも実は元の曲を全然知らず思い出せず、ビヨンセかと思っちゃいました、ごめん元彌(汗)。

2回戦は体育会TVチームから解答。今田さんの踊り笑っちゃった、やっぱり芸人風味なのか(笑)。でもすぐ分かった(笑)。リズムにない動きをしたって告白に上田竜也が「ふざけるなよ」って怒ってるのも爆笑。

続いてザギトワチーム。解答者はシェルバコワ。演歌で滑るザギトワというもう見られないであろう企画である。滑る前から『川の流れのように』だろうなと思ったけど、やはりビンゴ。
歌詞の意味がわからないことを考えるとさすがの演技だったと思う。やっぱりこの曲スケートに合うんじゃないだろうか、ジョニーが滑ってるのを見て思ったけど。でも原曲の方が絶対滑りやすいと思うな。美空ひばりさんがご存命だったら生歌で誰かとコラボしてみて欲しかった。伝説のプログラムになったのでは?大スター過ぎてさすがに無理でしょうが、夢を語るなら自由ってことで…。

次の対決は異種リレー。ザギトワチームは決められたエリアを後ろ向きに滑って、体育会TVチームは普通に走るというもの。
1回戦はなかなかいい対決だったのでは。ザギトワのターン上手い…。

しかし第2回戦は体育会TVチームが勝利。不満そうなザギトワ(笑)。最終対決では後ろ向きのエリアを短くしてくれってお願いをあっさり聞く蛍原さん。コーナーを後ろ向きで回るのは難しいよな。
で、結局ザギトワチームが勝利。かわいいお嬢さんたちに大人気なく勝利するのも番組的に駄目でしょうしね(汗)

てなところで次回に続く、らしい。また引っ張るのかー。スケオタはたぶん視聴率に貢献しているのでござろう…。
そう言えばシェルバコワの4-3-3の映像がしれっとぶちこまれていましたが、練習中とは言えどういうことなんですかね(白目)。あれ試合で跳んだら何点?←白目

ところで宮迫さん映ってなかったけど、謹慎処分の後ですかね、収録は…。業界を揺るがすような騒ぎになってますけど、あれ吉本の話で自分には関係ないって言える人少ないと思うよ。パワハラだとかいじめとか会社のよくわからん体質とかに目をつぶったり時にはその実行者になってきた人いっぱいいるでしょ。
なんかそういう「日本社会の膿」みたいなものが昨今噴き出してきてる気がする。あからさまにおかしいことをおかしいって言えなかったり(おかしくないことをおかしいって言う人はいっぱいいるけど…)、おかしいって言った人に皆で背を向けたり、それが当たり前、逆らうな黙って働けって口を塞いだり、そういう日本の会社とか働き方の在り方はもう終焉の時なのかもしれないですね。


炎の体育会TV』は続編とまとめて記事にするつもりだったのですが、記事掲載計画を少々変更したためまとめずに載せてしまう。記事が途切れないように、あと一応バランスなども考えて粛々と予約投稿してるんですけど、正直意味があるのかどうかはよくわかりませぬ(笑)。

ではでは、また次回のつらつら語りでお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。原則火・木・土曜日(たまに日曜日)に更新中なのでお気軽に遊びに来てくださいね。
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Fantasy on Ice 2019 in TOYAMA 雑感

今年のファンタジー・オン・アイスも富山公演で終了。今年もまったく行けなかったので(チケットが取れなかったという話ではなく、それ以前に生存を諦めなければならないレベルに困窮していた。要するに絶叫するほど貧乏だった…)空虚。だって2年前までは毎年行ってたのよこのショー…。ぶっちゃけ初回から行ってんのよ…。夏はファンタジーに持てる力のすべてを注ぎ込んでいたので、2年連続行けないとかそりゃ空虚にもなるっつうの…。

しかしまあ、ノーカットではないにしろ全公演放送されるとは。私がショー中心に出向いていたのはショーは放送される機会が少なかった、というのも大きかったのだけど、こうなるともうショーにこだわる必要ないなあ。テレビ映りたくないですし…。
ナハーロさんとマートンが出た時の公演は放送して欲しかったですけどね、素晴らしすぎて←たぶん放送なかったと思うけどあったらごめんなさい

そんなわけで、BSフジでの放送を視聴しての感想文です。


★オープニング
結構カットされてますね。放送時間が一時間しかないからなあ。
ハビエルは富山にはいたのね。神戸いなかったよね、多分。出演してたらごめんなさい。

残酷な天使のテーゼ。この曲だとどうしても羽生君に目が行ってしまうのは許してくだされ…。神戸公演の放送と比較すると途中まではシンジに見えたけど、やっぱり初号機に訂正(笑)。
しかし、オープニングから燃え尽きる勢いで全力で滑ってるな。なんか今年の羽生君の気合いの入り方半端ないんだけど。確かにそうじゃないと歌に負けるかもしれないが。
ところで、アスカのヘッドセットつけてるのはメドベージェワかな?見たことあるのかな作品。ロシアでも放送されてたのだろうか。スコットも歌ってるように見えたけど気のせいかしら。相変わらず録画機器が無いもので、適当なこと書いてたらごめんなさい。


アリーナ・ザギトワ
椅子は神戸の圧勝(笑)。神戸以外はごく普通の事務用の椅子でしたよね、確か。
まだあどけない少女のはずなんだけど、独特な美しさがあるよね彼女は。カルメンはいい選曲だったのかもと今更思った。


紀平梨花
なんかエジプシャン忍者みたいなプログラムっすよね←意味不明
すごいインパクトのある曲だけど、負けてないのがやっぱスゴいね。体の動きが無駄がなくてしなやかなのよ。


織田信成
織田君の行方不明率が高い(笑)。コミカルさとカッコ良さが共存してるプログラムで見てて楽しいですね。
昨年も思ったけど、織田君はコラボの曲をただのBGMにはしない段階まで来てる気がする。来年何やるのか早くも期待してしまう…。
インタビューも笑った、ラストにはスタッフの笑い声入っちゃってるし(笑)。でも気持ちはわかる(笑)。


★ダイジェスト
放送時間が短いので、多くのスケーターがダイジェストでした。一気にまとめてごく簡単な感想を。

鈴木明子
コラボ。途中からでしたが。すごくいい表情で、本人が曲に入り込んでるのが伝わる。

宮原知子
彼女もコラボの一部だけ。感想を書くにはちょっと短すぎたかも。曲が深くて色々考えてしまって。

☆坂本花織
絶対似合うってこれ。水戸黄門出てるってこのくノ一←出てないから(笑)

三原舞依
これはまた違ったイメージ。ここ1、2年で少女っぽさが一気に抜けたので、競技で見るのが楽しみな感じ。

エフゲニー・プルシェンコ
プルシェンコがダイジェストになっちゃう時代なのね…。めっちゃ短かった…。しょうがないけどちょっと物足りんかも。

☆テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイヤ
オープニングでカットされてたからまったく流れないかと思った…。ちょっとでも見られて良かった…。

ステファン・ランビエール
客が遠慮なくキャーキャー言えるプログラムですね。ステファンのこれもんのプログラムは楽しいのでどんどんやって欲しい。たぶんかなり需要あるよ(笑)。

☆アンサンブルスケーター&エラッジ・バルデ
お客さんたち楽しそう。彼らが映るとは思わなかったが、きっとすごく盛り上がったんでしょうね。神戸の放送でもめちゃカッコ良かったし。

☆メリー・アゼベド&アルフォンソ・キャンパ
エアリアル用の紐?はああやって引いてるの?ええっ、すんごい大がかり。機械で操作してるのかと思ってた。チェスナさんたちは機械操作だったのかしら、どうなんでしょ。


羽生結弦
クリスタルメモリーズ。今回わりと足元に注目して見たんだけど、魔法のように曲を奏でてるのな、足元が歌ってるのな…。羽生君だし、ついご尊顔含め上半身の動きを見たくなるけど、うっとりと足元に見とれられるプログラムだなあと感じた。

これ、ゲームかアニメの曲かなあ。何となくそんな感じが…。羽生君わりとその辺の曲で滑ってますよね。何せ動く二次元ですし、違和感が全然ない…。

5年前の富山にはもちろん行ったんだけど、『The Final Time Traveler』で滑る、壊れそうな儚い硝子みたいな彼の姿は今も印象深い。氷の結晶から鈴の音が鳴るような、少年と青年の境目にいる存在にしか出せないであろう美しさに息を飲んだ。羽生君のコラボプログラムの中でいちばん好きかもしれないくらい。
あれから5年。儚い氷の精霊は、決して砕けない氷の国の騎士として富山の地に降り立つ。少年・羽生結弦はもう居ないけれど、あの儚い硝子の欠片を夢のように纏った、青年・羽生結弦はここに居る。
騎士は氷と炎の世界を駆け抜け、いずれ氷の王となる。我々はその物語を、今まさにこの瞬間も世界のどこかで描かれるその物語のページをめくり続けることのできる、この時代に居合わせることのできた、幸せな人類なのである。


★エフゲニア・メドベージェワ
ジャンプ一本パンクしてたけど、やっぱ完全に復調したように見える。コラボはやっつけ感の出るスケーターが多いけど(練習時間も短いだろうし仕方なかろうが)彼女にはそのやっつけ感がなかった。カットされなかったのは直近のオリンピックのメダリストということもあろうが、演技の出来が良かったからかもな、と思うくらい。


羽生結弦
今度はマスカレイド。顔を手で覆う仕草に漂うこの凄まじいまでの背徳感は何なのであろうか…。表情や顔のパーツを隠し、指の隙間から鋭く光る眼光だけを覗かせる羽生結弦の、そのすべてを射抜く眼差しに、我々は圧倒され、ただひれ伏すしかないのである。時に少女と見紛う儚い青年の、決して燃え尽きぬ修羅の炎を前に、我々は言葉を奪われ、物語の傍観者に成り果てる。

そして最終公演かなこれは、生演奏のOrigin。もちろん一部だけだけど。
髪型がいつもと違って左サイドをふわっと立ち上げたような彼にしては珍しいスタイルだったのは、このプログラムのためだったのかな。プルシェンコのいる所で披露できて良かった…!捧げられましたな。次はジョニーにも捧げてあげて(笑)。
いつかマートン呼んで生演奏やってください、チケット100万でも見たいわそんなん…。石油王になってやる…←寝言って目を開けてても言えるんですよこれが←空虚

演技後の羽生君のインタビューが珍しく虚脱状態。どこを見てもとても気合を入れて滑っていたし、しかも最終公演はOriginにすべてを懸けていただろうから、本当に燃やし尽くす勢いだったんだろうなあ、彼をそこまで駆り立てる何かがあったんだろうなあ、と想像してしまった…。


インタビューや舞台裏の様子もぼちぼち挟まれていたのですが、最後にまとめて。
ショーの合間?にラーメンも食べられたんだ。織田君楽しそう。5年前はお土産にいっぱい買ったけど、結局食べてないんだよね、ブラックラーメン。
歳を感じるという羽生君に突っ込む鈴木さんの気持ちはわかる(笑)。でも確かに、まさに5年前に富山で撮った自分の写真見たらやっぱ全然違うのよね。顔色がいい(笑)。人生まだ楽しかった頃だから(遠い目)。5年って、やっぱ短いようで長いよ。
「今日の主役です」ってタスキどこで買うたん。じわじわウケる(笑)。あと舞台裏のトゥクタミシェワがかわいすぎました。演技カットだったけどかわいすぎるから許す…。

あのスケーターもダイジェストすら無し?と終わってみると思ったりもしましたが、その分舞台裏もしっかり入ってて、全方向全レベルのファンが見ても楽しめるよう一時間に詰め込んだ、及第点の放送だったのではないかな。全国放送してくださってありがとうございました。


来年は絶対に行ってやるからなああああああ!「あいつ全公演チケット取ってやがる、独り占めしてズルい」とか恨まれるくらい見てやるからなああああ!2年耐えたんだから3年目は好きにさせろ!すべては諭吉次第!結局諭吉!来年も諭吉がつれない方にGOEマイナス50!←意味不明



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。原則火・木・土曜日(たまに日曜日)に更新中なのでお気軽に遊びに来てくださいね。
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フィギュアスケートつらつら語り in 7月⑥

夏や湿気が大の苦手なので、毎日身体がだるくてへろへろしております…。それより貧血が酷いのがいちばんの要因なんでしょうけどね。貧血ヤバいわー…。異常に疲れやすくなっておかしいな、とはずっと思ってたんだけどね。数値的にはかなりヤバイって言われ続けていたっけな…。最近は調べてないけど確実に復活してないと思う…。あんな急激に髪が白くなったの絶対おかしいもん…。

さてさて本日は、フィギュアスケートに関するちょっとした話題を本当の本当につらつらと語るだけの記事です。ええ、私がだらだら語りたいだけの記事…。シーズンオフですし、たまにはこんなのもありってことで、ゆるゆるお付き合いいただけたら。
途中からスケート関係なくなっても気にしないでね☆気にしちゃダメだよ☆←なんか言ってますけどこの人

つらつらと語る①

まずは羽生結弦選手の話題から。

これ書いてる時点では話を聞いたばかりなのでどこまで正確な情報かははっきりしませんが(※予約投稿)、今年は公開練習が行われないようですね。足の調子もあるだろうし、プログラムやらジャンプ構成やら、色々戦略があるのかもしれないですし、それはそれで全然構わないですけど。むしろ楽しみが延びて、初戦のワクワク感が最高潮になるからこれはこれで楽しい。要するにどっちでもいい(笑)。
公開練習の映像だけで暑苦しい長文記事を綴る行事を行えないのが残念なくらいですけど、それ残念がるのどうせ私だけだから(笑)。

オリンピックの聖火リレーの最終走者の最も有力な候補、という話も聞こえてきてますね。以前から羽生君にランナーを、という声はしばしば耳にしていたので驚きはしませんが、確かに震災からの復興という観点からも、彼を起用しないという選択肢は考えにくいでしょうね。
練習時間の確保等の問題を差し引いても、彼にとって何物にも代えがたい素晴らしい経験になるだろうと想像できますが、実際にどういう結果になるかはもちろん静観。これが冬のオリンピックなら満場一致で羽生君だったでしょうけど。って冬なら本人が出場してるか…。

もう生きてる間に夏のオリンピックが自国開催される可能性はかなり低いし(開催されてもきっともうよぼよぼ)、開会式を見てみたい気持ちはあるんですけどね、かなり。人生最初にディープにハマった漫画が某野球漫画だったくらいだから、スポーツ観戦がわりと好きなのよ。自分は全然運動できないし、純粋に凄い、どうなってるんだろう、って感激できるんですよね。ちょっとルールや内情に詳しくなったりしても、その気持ちは忘れずにいたいです。

つらつらと語る②

続いて、6月の末に発表された『美少女戦士セーラームーン』のアイスショーについて。

1年も前からショーの発表があるなんて珍しいな、とは思ってたんですけど、主人公の誕生日に合わせてのことだったんですかね。

メドベージェワのセーラームーン好きは散々話題になってましたし(何せ本人がコスプレしてプログラム滑ったくらいだもんな…。あれかわいかった)、彼女が出演者として発表されたのは納得。メドベージェワの存在があったからこそ誕生した企画なのかも。
いやその前に、作者の武内直子さんがフィギュアスケートの漫画を描かれてたことがありましたね。読んだことはないと思うけど、私が忘れただけかもしれない…。わざわざスケートを題材に漫画を描かれたということはきっとお好きなのでしょうし、持ち上がるべくして持ち上がった企画なのかな。

メドベージェワ以外の出演者は不明ですが、現役選手は難しいとしても、華やかな女性スケーターたくさんいるし発表が楽しみですね。ウラヌスがオーストマンさんだったら泣いて喜ぶスケートファンは多かろうが、きっと難しいんだろうなあ(悲)。

漫画はたぶん最終回まで読んだし(身内がなかよし買ってた)、アニメもたまに見てたけど、何となく世界観的に「氷」は合いそうな気がしたので、わりと期待してます。初めてフィギュアスケートに触れる方が、こんなにスケートって凄いのか、と思ってくれるような、素晴らしい出会いを果たせるようなショーになればいいな、とスケートファンとしては願うばかりです。チケットきっと高いけど、その分の価値はあるから…!

てか、実はちょっと見たい(笑)。来年6月かあ、生きてるかしら私…←遠い目
エヴァンゲリオンの最新作も来年6月だそうですし、オタク忙しいね来年6月。神様あと1年は頑張って生きてたいので諭吉をくれ…。手相鑑定的にはその頃には結構幸せになってるはずなのでとりあえず手相当たってください←実は今のところ(3年分くらい)ほぼ全部当たってるんだけどね…。これから検証していく内容もあるけど

セーラームーンと言えば、鉱物の名前が色々出てくるのが面白かった。カオリナイトとかネフライトとか、不思議な響きで。
当時はパワーストーンなんて聞いたこともなかった気がするけど、鉱物の不思議な名前には子供の頃から惹かれるものがあって。私は星が好きな子供だったから、鉱物は地上に落ちてきた星のように感じたのかも。覚えてないけど(笑)。

つらつらと語る③

セーラームーンアイスショーが発表された当日、実は私がこっそりとファンの方が(こっそりとのつもりだったのですが…後述…)セーラームーンのTシャツ姿で映っている写真をツイッターに挙げておられたのです。
今日のタイミングでわざわざこのTシャツってことは作品のファンなのでは、と予想したのですが(以前にもチラッと、そうじゃないかな、と思ったことはあったので)、どうやらビンゴっぽい。もう今までに出したことのない勇気を出してお尋ねしてしまった…。これはつっこまないとあかんやろっていう謎の使命感が…←いらんその使命感…

…一部の方はご存知かとは思いますが、私は「大ファンの人が手を振ってくれたのにびっくりして完全に固まってしまって手を振り返せない」系超絶チキンなので(←意味不明)、よくそんな勇気出たよね、と自分でもびっくりしたり青くなったり赤くなったりです…。ご丁寧に本当にありがとうございます(感涙)。

その方は柴田恵介さんとおっしゃって(アクティブK介さんとお呼びするべきなのか…)、高知の観光PR隊だった「土佐おもてなし海援隊」(通称・もて海)のメンバーだった方です。残念ながら今年の3月でもて海の活動は終了しています。

私は偶然、たった一度だけ見たもて海のステージがいまだに忘れられず、どうにか2枚だけ手に入れたCDを宝物にしているくらいです。ソルトレイクヤグディンの『Winter』を見た時以来の衝撃だったんじゃないだろうか。両者に共通するのは、「それまでに存在をまったく知らなかった」という点ですね。

もうね、アイスショーが発表されたその日にそのTシャツだったし、セーラームーンがお好きなら今すぐ滑れるようになって来年出演しないか、そしてスケオタに「日本のどこにこんなイケメンが隠されていたのか」と衝撃を与えてみないか、というところまで妄想した(笑)。今すぐってそりゃ無茶でしょうよ、と即却下したけど(笑)←当たり前

そもそも、高知にスケートリンクは無いみたいですね。あれば真央ちゃんがショーを開催してるだろうから、無いんだろうなとは思ってたけど。
時間はかかるかもしれないけど、高知にもリンクが出来たらいいですね。こけら落としには羽生君を呼ぶのです。高知と言えば柚子じゃん。羽生君が柚子がらみで寒いギャグを解き放つところまで想定済みだよ拙者は←その想定いらん
仮にそれが数十年後だとしたら、往年の活躍を知らないお子様たちに「何あの居酒屋」とつっこまれたりするのだろうか。我々に佐野先生がみのる呼ばわりされているように、未来のお子たちにゆづる呼ばわりされるのだろうか。って無いから(笑)

元々柚子の香りが好きなので、羽生君に関係なく手は伸びがちでしたけど、今じゃ羽生君ファンのお友達と会うと「柚子製品交換会」が始まるレベルに(汗)。てか私が一方的に頂いている。いつも本当に申し訳ありません…。
だから高知行った時は楽しかった、めっちゃいっぱい商品あるし。この商品名、羽生ファンに見つかったらバカ売れすんじゃないの…?みたいなやつもあったわ…。いや私の思い込みかもしれないですけど(汗)←かなり間違いなく思い込み

もて海ホントにかわいいので、是非今からでもチェックを!ってもう居ないんだよなー(泣)。メンバーだった方は現在もそれぞれに活躍されているので、そちらもチェックを!ジョン万さん元気かなあ…。東京方面の方は「若林秀男」さんでチェックだ!
ジョン万さんは歌声がいちばん低音でかっこいいし(でも素で笑ってるの危険レベルでかわいい…やられる人いるだろうなあれは)、武市先生はクリアな歌声が素敵で絶対やられる人いるし、慎太郎さんはロマンを感じる歌声で絶対やられる人いるし、龍馬さんは少年みたいな歌声で絶対やられる人いるし、弥太郎さんは歌声が初々しくて母性本能の強い人絶対やられるし、虎太郎さんの歌声の一生懸命さにも絶対やられる人いるから、とにかく皆さんやられてください。って何故歌声なんすかここ←書いたの自分でしょ…

「手を出すと取り返しがつかなくなるからお止め」とあえて自分を制していたのですが、ほんの出来心で「土佐おもてなし勤王党」(もて海の前身のグループ)のブログや動画をいくつか見てしまい、案の定可愛くてゴロンゴロンした…。やばい…。だから言ったじゃん自分…。何あの丸太切り落とす動画最高なんだけど←引っかかるのそこ…?
てか、当初は緊急雇用創出事業だったのか。ああ、あの頃か…。景気悪かったもんね(遠い目)。そう言えばあの当時成功モデルとして、名古屋かな、武将隊の話見るか読むかした記憶がうっすらと…。なんか誰かが力説してた記憶があるんだよ、地元に武将隊ができた時に。人気があって凄いんですよ武将は!って。もしかしてあの人ファンだったのかしら。


…途中脱線してたような気もしますが、一応ちゃんとスケートの話だった気がする。うんそんな気がする。そういうことにしよう。そういうことで!←超無理矢理

ではでは、また次回のつらつら語りでお会いしましょう。アデュー!←なんかセーラームーンに決め台詞がこれの人いなかったっけ、どう見てもまもちゃんだったけど←記憶が曖昧




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あの頃窓から眺めてた、曖昧な夏

今週のお題「夏休み」


夏休みはそもそも何で「夏休み」じゃなきゃいけないのかと、時々考えるわけです。学校の休みでいちばん長いの、夏休みじゃないですか。何で夏なんだろうと。

昔の学校にはクーラーなんて無かったし(今もあるのかどうか知らないが)、勉強どころじゃないから家で、っていうのはわかる気がする、と一瞬思ったけど、その昔はたぶんエアコンのある家が少なかったよなあ。てか今ほど暑くなかったよねえたぶん。
暑くても海や川で遊べたり作物が取れたりするからかしら。私のような超絶インドアな子供には全然実感無かったですけど。
農作業の手伝いがあるから?とか思ったけど、田植えや稲刈りって夏休みの前後だよねえ、たぶん。

むしろ冬休みが長い方がいいんじゃなかろうか。雪降ったら大変だし、学校寒いし、家にこもって勉強するなら最適な気もする。
いや、春休みが長い方がいいのでは。学年が切り替わるタイミングで、区切りもいいし。学校側が手続きとか諸々助かりそう。
いやいややっぱり秋休み?季節もいいし頭スッキリして色々吸収できそうだし。

まあでも、やっぱり暑いから「夏の休みがいちばん長い」のかねえ。家で涼しく過ごせるのならその方がいいんだろうし。この暑さの中を学校へ行くだけでもしんどいもんな。そんなん関係なく子供は走り回ってたりしますけど。私みたいなやる気ない子供には何故あんなにみんな元気なのかわからなかったわ(汗)。


社会人になってからは夏休みの感覚はすっかり薄くなり、夏に特別感は無くなってしまいましたが、個人的に子供の頃の、いや人生における印象深い思い出は、夏が多いかもしれません。
夏は戦争が終結した季節で、平和学習が毎年行われていたり、お盆があってこの世との境目を曖昧に感じたり、大きな災害や個人的に強く心を乱した別れは多くが夏だったりと、「生きるとは、人間とは」ということを考えるきっかけになった季節だな、と感じています。ほかのどの季節でもない、何故かたいてい、夏なんですよ。

こんなに空の色が濃くて、入道雲は主張しまくるし、太陽だってそうだし、花火は鮮やかで、色彩も存在もとてもくっきりしてる。なのに、人のかたちは何故かとても曖昧に感じる。生きていることと生きていないことの境目をとても曖昧に感じる。怪談も夏の風物詩だもんな。
熱くて鮮やかな花火が、夜空を覆い尽くすように煌めいてから、跡形もなく消える。そんな寂寥感の方が、結局残っていくような。

私には夏がよくわからない。春や秋や冬は何となくわかるけど、夏は曖昧過ぎてわからない。子供の頃から苦手だったからかもしれない。暑いのが大の苦手だし、色が白いので日焼けがつらい。ほとんど焼けないんだけど痛い。この間から、家の中にいたのに窓際でうっかり日光に当たった時に焼けたらしい鼻の下が痛い。家の中でもこの状態だから外なんてもう(泣)

夏休みの感覚はもうまったくないから、夏休みとして期待はしないけれど、今年の夏こそ自分のターニングポイントになってくれたら、振り返ったら美しい想い出の残る夏になってくれたら、と願っております。アイスクリーム死ぬほど食べたい。

…相変わらずお題の主旨からずれ続ける人間でたいへん申し訳ございません…。



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