うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

NHK杯2019雑感⑦

大会2日目も佳境。女子のフリーが始まります。大本命が当たり前のように優勝をさらっていく中、今大会唯一優勝者が読めないのが女子だと予想されます。今シーズンの傾向から、当たり前に滑ればコストルナヤですけど、それでも最後までわかりませんよね。

それでは、ドキドキの女子フリーです!よろしかったら最後までつたない感想文にお付き合いください。

女子フリー

第1グループ

1:カイラニ・クレイン
おお、なかなか良かったのではないでしょうか。ミスなく滑ってくれるとこちらも嬉しいですね。荒川さんが指摘しているように、回転不足判定があれば得点はそれほどにならないのかもですが…。うーん、やはり回転不足がふたつにルッツのアテンションも。フリーの順位は8位か。


2:マエ・ベレニス・メイテ
冒頭のコンビネーションジャンプ素晴らしかったなあ。綺麗に決まると高さも迫力もありますね。その調子で行って欲しかったんですが、後半はトーンダウンしてきてしまったかもしれない。荒川さんも疲れてきたかも、と指摘を。当たり前だけど、4分滑るって大変なんだな。


3:メーガン・ウェッセンバーグ
うーん、ジャンプが噛み合わなかった。パンクと思われるものや転倒が多く、得点としては厳しくなってしまうだろう…。演技や雰囲気には柔らかな清涼感があり、そういった意味では見ていて気持ちがいいのですが。ジャンプが決まってくればきっともっと素敵なプログラムなのでしょうね。


4:ソフィア・サモドゥロワ
相変わらずノーミス女王ですなあ、素晴らしい。曲が曲なのでもっと迫力が出そうな気もしますけど、わざとこれくらいに抑えてるのかもしれないですし。相変わらず片手タノ入ってるのね。しかし回転不足が今シーズンは多いと荒川さん。ああホントだ、3つも…。大技がないから、それが多いと上位には食い込みづらくなるよなあ…。


5:横井ゆは菜
ショートとイメージが全然違う衣装なのも、ショートがかなりインパクトの強いプログラムなので、ギャップがあって目を惹きますね。しかも昨シーズンのオペラ座とも全然違うから、色々差が楽しめて楽しい。
ルッツかな、2番目のジャンプがダブルになったこと以外はすごく良かったですね。コンビネーションがラスト2本に入ってる諸刃の剣プログラムだけどしっかりこなしてる。ザヤックがあったようだけど(ダブルトゥループが3つあった?)、それでもなかなかの得点が!頑張った!


6:スター・アンドリュース
プログラムの最初がコレオ。あまり見かけない構成だけど、物語の序盤を表現する手法と考えたらピッタリかもしれない。曲もストーリー性のありそうなものだったので、どんな話なんだろう、と考えながら見られて面白かった。こういう風に考えるとジャンプも全部表現に見えてくるから不思議。
ちょっとジャンプミスが多かったかなあ。もっと調子のいい演技で、色々物語の想像の幅を広げさせてもらえたら嬉しいかもしれない。めっちゃ勝手な解釈なんですけどね。

第2グループ

昨日男子のショートの時にも思ったけど、ロシアのジャージ、ジッパーにスケート靴のチャームがついてる。めっっっちゃかわいい、欲しい…。


7:山下真瑚
おおおおお!おおおおお…!素晴らしい…!怪我が良くなってきたってことかな、完全にジャンプが復調してる…!トリプルフリップ以外プロトコルにマイナスもない。
滑り終えた本人の笑顔がすっごく嬉しい…。ひとつ前の大会、どうしたんだろうって思うくらい調子悪かったからなあ。
山田コーチの貫禄。リンクサイドでもキスクラでもさすがです。


8:アリーナ・ザギトワ
あとがない状況。必ずいい演技してくるだろうと思ったけど、やはり思った通りだった。もう、滑り出しから気迫が違った。静かに静かに、集中を研ぎ澄ませているのが伝わってきた。本当に素晴らしい演技…!非の打ち所がない。美しいルッツとループのコンビネーションからもう圧倒された。まさに女王の演技。これは何度でも見られる。
このプログラム、タノジャンプ似合いますね。遺跡っぽくて。やはり高得点。これは後に滑る選手にはプレッシャー…!ステップと、あとスピンにもレベル3のものがあったし、回転不足もあったから、まだ伸ばせるってことか…。


9:イム・ウンス
序盤にジャンプのミスが続き、立て直してきたかなと思ったものの、どうもいつものキレが演技になかった気がする。最後に跳んだジャンプでも激しく転倒してしまい心配したが、最後まで滑り切った。しかし本人の目には涙が…。こんな日もあるよ…。とてもかわいらしい衣装のプログラムなので、またいい演技で楽しませて欲しい。


10:紀平梨花
トリプルサルコウからスタート。タイミングが合わなかったのかトリプルだったが、これはもう4回転を入れる構成にしていくということだろう。しかもトリプルアクセルが2本ともとても美しく決まった。この安定ぶりは大きな武器になる。着氷がどうか、というジャンプが1本あっておそらくそれが回転不足だったことと、ステップがレベル3だっただけで、ほぼ完璧な演技。会場の興奮も伝わってきた。素晴らしい、素晴らしい演技だった…!凄いぞこの大会…!


11:アリョーナ・コストルナヤ
紀平さんが素晴らしい演技をしたことは知っていただろうが、そんなのものともしない演技であった…。トリプルアクセルの2本目が綺麗に決まらなかったが、転倒はない。おそらく回転も足りていないだろう。しかしミスはそこだけ。冒頭のトリプルアクセルの高さは群を抜いているし、もうまったく隙がない。ジャンプの質の高さはさすがの私にもわかる。
しかも若手の選手の中では演技者としてずば抜けている。魅せる力に長けてるのですよ。これは高得点が出るはずだが、紀平さんよりもザギトワよりも高い。エテリ門下の若手が総なめで終わりかグランプリシリーズ…!


12:カレン・チェン
思わずどうしたんだろう、と声に出てしまったほどジャンプが噛み合わない。パンクや転倒が続き、これは得点は覚悟がいるかも…。スピンやスパイラルはとても美しかったのですが。ショートの調子が維持できれば良かったのですけどね…。うーん、こんなに順位を落としてしまうとは…。


終わってみれば日本の女子めっちゃ頑張ったな。横井さん4位ってすごくない?
コストルナヤ、喋るとまだ少女なのにあの強さ…。ホントに「あの」ロシアの3人で総なめにしちゃったよ。ファイナルはあの3人で潰し合いか。どんな地獄だよこれ…。ちょっと過去に想像もしたこともないような試合が見られそうでめちゃ楽しみです。
てか150点出してる選手3人いるとか、なんすかこの大会いいいいい!紀平さんはルッツが戻ってくればコストルナヤとはがっぷり四つで戦えそうだし、ここに4回転が入ったら十分ロシア勢3人とも渡り合っていけそうね。すげえな。明らかに昨シーズンより強いのもすげえ。

熱戦だった女子の試合も終わり、残るはいよいよ男子フリー。本当に今更ですけど、明日の記事にもお付き合いいただければとても嬉しいです。もちろん、長いですよ(笑)。




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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君が生まれた冬の日の星空に

NHK杯の記事を掲載中ですが、本日は急遽書いた記事をぶっ込みます。また次回からしれっとNHK杯の記事に戻りますので、続けて読んでいただければ幸いでございます。

本日12月7日は、羽生結弦選手のお誕生日。あのキノコみたいな髪型のお子さんが25歳の輝くばかりの青年に成長したということに、時の流れの早さと驚きと、そして喜びとを感じずにはいられません。
実は私も12月生まれなのだけど、クリスマスも正月もいっしょくたの誕生日に正直寂しいものを感じていたのが、12月生まれのスケーターが多くて救われた感があります。しかも羽生君もだし。救われた(笑)。私はもうちょっと先の日付なんですけれども、ネタの神様はプレゼントとして諭吉を複数人よこすように←寝言

羽生君の誕生日を祝う会はそのへんで勝手にやるので(笑)、それについてはnoteにでもつらつら書くかもしれないし書かないかもしれない。て言うかたぶんそんなことみんなどうでもいい(笑)。


当然ですが毎年羽生君の誕生日は訪れてきたのに、そう言えばこういう記事を書くのは初めてのはず。基本的に予約投稿だからかな、と振り返って、そうか、この2年はファイナルでお誕生日を祝う恒例行事が出来なくて、記事を書く気分にはなれなかったからだな、とふと気付く。

そう、羽生君がリンクにいる。お誕生日にリンクにいる。あの美しいジャンプを軽やかに跳んでいる。しかも今年は、トリノオリンピックの舞台だった、あの会場で。
もう、それだけで胸がいっぱい。何にも求めようとは思わないほど。思わないほどだけれど、羽生君は1ミリだってそんなことは思っていないのだろう。そう、これはスポーツなのだから。勝敗がつくのは、当然のこと。

試合前には、できるだけフラットな気持ちでいたい。だから、あまり多くの言葉はここには書かないけれど。
君が思うように、君がやりたいようにやればいい。何があっても、どんな結果になっても、私は君を信じて応援し続ける。君だけは信じてもいいんだって、知ってるから。


しかし、羽生君のお誕生日に『Art on Ice』で滑る羽生君が見られるなんて。まさに夢のようですよ。何度か書いてるけど、私ほんっっっとにあの曲が好きでしてな。羽生君があれで滑るって知った時には本気で狂喜乱舞したのですよね。おっとそうだ、以前に長々と書いた記事があるので、最後に貼っておきますわ。

…24歳の最後に4回転アクセルの練習は始めるわ、フリーの構成予定見て思わず吹く羽目になるわ、ほんっっっとにいくつになっても変わらんな!そういうところがめっちゃ好きなんですけどね!みんなそうだろ?!って違ったらすみません(笑)。

そう、自分が素晴らしいと思うからって他人も素晴らしいと思う訳じゃないのよね。評価に納得いかない!って怒るってことは、自分の価値観が正しいと思い込んでいるということで、実はとても恐ろしいことなんだよな。他人の価値観や見方を許さないってことだもの。自分にぶれない芯がある、とかそういう話ではなくて。
私ができるだけフラットに見ようとしてたり得点やジャッジに文句をつけない方向性なのは「そりゃ考え方の違う人もいるってだけで、それを悪だと決めつけるの人間としてヤバいでしょ」っていう感覚が根底にあるのだけど、多分通じないんだろうな。通じ合いたいとはもう思わないからこのブログはこんな内容なんですけども。お花畑とか事なかれ主義とか言いたいなら、好きなだけ言えばいいよ。

大好きな人たちが真っ直ぐに好きなものは、できるだけ真っ直ぐに好きでいたい。それだけなんだ。自分が正しいとは思ってないけど、でもこの芯は決してぶれずに貫いていたい。
羽生君を見ていると、本当にスケートが好きなんだな、と伝わってくる。私はその真剣な愛情を、ただ真っ直ぐに応援していたいのです。


私のこの手には何もない。君に届けられるものは何もない。だから、せめてそっと、歌を歌おう。昔、NHKみんなのうたで流れていた、椎名恵さんという方が歌う『お誕生日おめでとう』を。
故郷を離れて夢を追う誰かに、故郷から親友が送った手紙のような歌。最後のフレーズが、歌詞が、とてもとても好きなのです。

君が夢を叶えるその道を、これからも見守らせてください。神がこの世に遣わせてくれた奇跡なのであろう君の歩くその道を、けどチョコレートに「全力」なんて書いてドヤ顔してるその道を、心を揺さぶられながら涙を流しながら、時に大笑いしながら。
私の紡ぐ言葉は溢れる情報の海を漂うばかりで、何処かへ流れ着くことは神の気まぐれが起きた時だけでしょう。それでも、この目に焼き付けたその道を、その道に感じた胸の震えを、感激を、言葉にしていきたいのです。

羽生君、25歳のお誕生日、おめでとう。


まとまりのない記事で申し訳ありませんでした。さあ、グランプリファイナルも佳境。全力で応援していきましょう!


というわけで、リンク置いときますね↓
usagipineapple.hatenablog.jp




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NHK杯2019雑感⑥

会場で見ている際にはそれなりに長く感じる整氷時間ですが、家でわらわらしながら見てる時はあっという間…。くそう、来年こそは会場で、選手入場の曲に合わせて(あの曲なんて言うの?)手拍子してやるー!
しかし、例の手相鑑定が当たったら、逆に行けないかもしれないんだよなNHK杯…。鑑定は当たって欲しいけど、それとこれとは別に会場には行きたいでおじゃる丸…。

ではでは、早速感想をどうぞ。もうとっくに競技は終わってますけど、懐かしく思い出しながら読んでくださいませ。

ペア・フリー

第1グループ

1:タラ・ケイン&ダニー・オシェイ
アイスダンスとペアを続けて見ると、ペアがよりスポーツっぽい競技に見えますな。解説のおかげですごく勉強になる。リフトのグループって難易度で分かれてるんだな、とか。今さら何言ってんだ、と思われそうですが。
多少ジャンプ乱れたりはしてたけど、大きなミスはなかったんじゃないかなあ。豪快なリフトが曲にもピッタリだった。


2:ニコル・デラモニカ&マッテオ・グアリーゼ
解説つきでペア見ると、いかに自分がルール知らないかよく分かるなあ…。すごくいい機会、しっかり見よう…。
ジャンプがあまり上手くいかなかったですね、どうしても目立つ要素だしなあ。スロージャンプの失敗の理由らしきものを川口さんが教えてくれるのもすごく勉強になるわ、投げる方も当然だけど上手くないといけなくて、癖が出ちゃったりもするのね。
でもツイスト綺麗だった。あと最後のスピン。ペアのスピンって向き変えるときに違和感あったりするけど、それがなくて。


3:三浦璃来&木原龍一
木原君は彼女と巡り会うためにこれまでのパートナーに出会ってきたのだろうか、と思った…。もうずっと前から組んでいたようだ。組む相手によってこんなにもペアって変わるのか…!三浦さんの身体能力もすごく生きてる、二人とも素晴らしい…!
スロージャンプの転倒だけでしたよね、大きなミスは。プログラムだって作ってからそれほど経っていないだろうに。
すごい、暫定1位だ…!日本のペアって、正直順位は気にしないで見るものだと思ってたけど、これはもっと上を目指せると確信していいんじゃないか。木原君がペアに転向してからずっとひっそり応援してたけど、これからも二人を応援させて欲しいと心から思いました…!ちょっと涙ぐんじゃったもん私…。インタビューも嬉しさが伝わってくるものでしたね。


4:アレクサ・シメカ・クニエリム&クリス・クニエリム
ソロもスローもジャンプが決まらない、どうしたんだろう。リフトも途中で降ろしてしまって、本来はそのままスピンに入るのだろうけど勢いがなくなってるからスピンも回りにくそう。クリスさんが不調なのだろうか、という印象だったんですけど、どうなんでしょう…。二人の夫婦らしい優しい空気もあまり感じられなかった。また立て直してきて欲しいな…。

第2グループ

5:アナスタシア・ミーシナ&アレクサンドル・ガリャモフ
もう序盤から何かが降りてきてるかのようでしたね、素晴らしかった。川口さんのロシア語によるお褒めの言葉も連発ですぞ!衣装も赤と黒で、派手すぎず地味すぎず、特にガリャモフさんすごく似合ってて素敵。ミスもなかったしロシアらしい黒薔薇みたいな華やかさもあって、すごく良かったです。おお、高得点だ。


6:アリサ・エフィモワ&アレクサンドル・コロヴィン
アリエフも使っていたバージョンのサウンド・オブ・サイレンス。ロシアで流行っているのか。先程のペアに華やかさがあったので、一気に墨色の渋い世界に来たようだ。
細かいミスもあったかなと思いますが、川口さんからもロシア語でお褒めの言葉。スロージャンプめっちゃ綺麗でしたね、目が覚めるよう。


7:カーステン・ムーア=タワーズ&マイケル・マリナロ
カーステンさんの衣装かわいい、春の女神みたい。髪飾りめっちゃかわいい。
彼らも素晴らしかった、とてもスムーズでミスもなく、何かが溢れてくるようで…。とてもカナダらしい、と川口さん。はっきりと言葉にはできないけど、ロシアのペアとは全然違う、というのはわかる気がするなあ。ロシアのペアって独特の華があって、一方のカナダのペアに私が感じるのはオーロラなのよ。


8:ウェンジン・スイ&ツォン・ハン
あー!あー!すげえええ!すげええええええええ!ソロジャンプで転倒はあったものの、それがどうしたって感じ…。スロージャンプは一体どこまで飛んでいくのか…。
終盤に向けて少しずつ力強さを増していく曲とともに、演技にもスピードと迫力が加わっていく。もう終盤は圧巻の一言。この迫力の波のままに終わるカタルシスも味わいたいけど、いつまでも終わらないでいて欲しいという気持ちにもなるジレンマ。ハン君の安心感みたいなものもすげえ…。あああああ、会場で見たかったあああああ(泣)。


木原君と三浦さんめっちゃ頑張ったな。ベテランたちにミスが相次いだとは言え、結成3ヶ月でNHK杯5位に食い込んだの快挙じゃない…?これはこの先が楽しみだ…!

表彰式も流してもらえて嬉しいですわ。スイさんをひょいっと持ち上げて表彰台に載せるハン君素敵…。ペアの選手なら朝飯前なのね、きっと。
今年もオリーブの冠は江田島製らしい。地元愛がそこまで強いわけじゃないけど、フィギュアスケートに広島が少しでも関わってくれるのは嬉しい。ちょっと、トロフィーにお花差しちゃうスイ&ハン超かわいいんですけどおおおおお!しかも国歌流れる時に表彰台に置いてて、さながらオブジェ…。ごめんじわじわきて笑ってしもうた(笑)。
ニュース潰してウイニングランまで流してくれたのかな?ありがたいですね。って、アイスダンスの表彰式も続くんだ。わー、ちゃんと見られるの嬉しい。パパダキスとシゼロンも花瓶にするのか気になる…!…しない、花瓶にはしない…!←どこ見てんだよお前…

表彰式も堪能したところで、いよいよ女子の競技がスタートです。また次回の記事も読んでいただければ嬉しいです。




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NHK杯2019雑感⑤

さて、大会も2日目です。本日の競技もアイスダンスから。この日の私もわらわらしてたんですけど、わらわらしながらもNHK杯をちゃんと見ろ、とネタの神様だか誰だかに言われてるような気がした…。なんかねえ、流されるように生きた方がいいってとあるたぶん霊感ある人から言われたんだけどね、ホントにそれが正しいような気がしてるんだよね最近…。

ではでは、感想をどうぞ。最初の優勝者が決まりますね。

アイスダンス・フリーダンス

第1グループ

1:キャロラーヌ・スシース&シェーン・フィルス
トップバッターからノリノリ!すっごく盛り上がります。すまん、楽しいのでなーんも考えずに見たから細かいこと書けない(笑)。
ショートと同じリフトやってたかな?あのリフトが得意なのかしら。確かにすごい見せ場になるリフトだし。バランス感覚パネエ。


2:ロレイン・マクマナラ&クイン・カーペンター
雰囲気のあるプログラムでしたなあ。でもまだどこか若々しさが強くて、アイスダンスらしい深みみたいなものや胡散臭さ(笑)はこれからもっと出てくるのかな。後半は確かにちょっとスピード落ちてたかも、宮本先生の解説助かる…。アイスダンスは私にはルールが難しいからなかなか覚えられないけど、全部は理解できなくてもとにかく耳で聞くだけでも知識として残っていくと思うので。


3:ソフィア・シェフチェンコイゴール・エレメンコ
テネル姐さんも使ってた曲かしら?衣装や髪型もすごくかわいいんだけど、なんかもうロシアのスケーターの魅力、みたいなものが溢れ出ていて、すごく楽しく見てしまった。どこかメカニカルな角張った動きが小気味良くてとても面白い。まだ若いこともあるだろうけど、その若さゆえに似合う振付と言いますか。うん、これ良かったわ。


4:シーユエ・ワン&シンユー・リウ
定番のブラックスワンアイスダンスではあまり見ないかもしれないけど、それだけにこんな風に表現するのね、と興味深かった。解説あると漫然と見飛ばしちゃったりするポイントも色々気付くからすごく勉強になる。沈む位置が低くないといけないとか、技の名前とか。ここ勢いなくなってきたかな、と思ったとこはやっぱりそうだったり。後半疲れてるように見えたけど、迫力ありましたね。

第2グループ

選手入場の曲で思わず手拍子しちゃう人、手を挙げて。はーい←やかまし


5:ライラ・フィアー&ルイス・ギブソン
終盤が楽しい、超!超たのしいいいいい!だから細かいこととか全然見てない(笑)。私もお客さんと一緒に手拍子したかったああああ!終盤楽しすぎて前半忘れるのが玉に瑕、ってとこですかの。


6:クリスティーナ・カレイラ&アンソニー・ポノマレンコ
フラメンコもフィギュアスケートの定番ですけど、アイスダンスの想定年齢層高め(意味不明の表現だがなんとなく伝わってくれ)の空気で見るとまた違いますね。
衣装のスカートがすごく情熱的でアクセントになってました。長めでカットも面白くて、裏地が赤の黒いスカート。スカートが短い選手が多くなった理由も宮本先生が説明してくれて、なるほど、という感じ。


7:シャルレーヌ・ギニャール・マルコ・ファッブリ
うわあ、ものすっごい素敵なプログラム…!アシンメトリーなのにシンメトリーというか、柔らかくて優しくて、でもしっかりと芯があって、生きていこうって思わせるような。素敵な振付も入っててまた見たくなったわ。
リフトのあと膝ついちゃってたけど、宮本先生が大丈夫って言ってたので安心してたら、やっぱ転倒扱いになるのか…。無念。へえ、プロトコルにあんなマークがつくのね…。


8:アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン
実況がプログラムのストーリーを教えてくれたので、このあたりで女性の心が彼に向いてきたのかな、ここでもう完全に通じあったのかな、なんて想像しながら見てました。
滑ること自体が上手すぎて、もうガン見でした…。シットポジションの入るツイズルなんてあるんだなあ。シンプルな黒い衣装なんだけど演技と相まってシックでアンニュイで都会的。全体的にすごく良かったです…!


9:ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン
宮本先生解説忘れてない…?いや、気持ちわかるけど(笑)。
テレビだとわかりにくいけど、すごくよくスケートが滑るんだな、ということが宮本先生の言葉からもわかる。きっとリンクを広く感じないくらいに、縦横無尽に滑っていくのだろう…。
ショートとは全然違うプログラムなのだけど、あまりにも完成され、美しく、言葉が何も出てこなくなる。こんなに人の動きというものは氷の上で美しく揃い、美しく広がるものなのか…。
フリーも最高点更新だそうだが、もう圧巻です。真駒内がうらやましくて私は禿げそうだよ…。


優勝者インタビュー。カンペ持ってるシゼロンさん。日本語で挨拶してくれてる、素敵。昨年は会場で見られなくて残念だったけど、日本楽しんで帰ってね。
パパダキスは氷上だとあんな動き出した絵画みたいな人なのに、氷上以外ではなかなか快活なキャラでギャップがすごいよね(笑)。

んで、ここでまさかのどーもくんオンアイスの生中継(笑)。まさかの宮本先生の解説(笑)。宮本先生から飛び出る「ディープエッジ」の一言(笑)。あかん面白すぎる…。家で見てて良かったのかもな、こんな面白いものが見られたわけだし(笑)。

しかも番組終了前に髙橋君のアイスダンス転向の話も振られてた。宮本先生の話聞いてみたかったから興味津々。やっぱりびっくりしたんですね、そりゃそうだな…。

ではでは、次回はペアのフリーの感想でお会いしましょう。




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NHK杯2019雑感④

さあ、皆さんお待ちかねの男子の競技です。羽生君が無事にNHK杯のリンクに登場しているというだけで既に涙ぐんでしまう私。
実は2年前の大阪、絶対チケット取れないと思ってたのにあっさり取れて、会場行ったんですよ。だから、忘れようにも忘れられないんです。あの日のショックがあったから、平昌の金メダルが余計に胸に迫ったんですよね。また追々語ります。2年前のNHK杯についても記事書いてますので、ご興味のある方は記事探してみてください。

ではでは、一部がやたら長い(笑)感想をどうぞ。

男子ショートプログラム

第1グループ

1:ローマン・サドフスキー
4回転サルコウ綺麗でしたねえ。彼回転の仕方が綺麗なのかな、スピンも綺麗だし。
コンビネーションはかなりセカンドまでに間が空いちゃったけど、コンビネーション扱いにしてもらえるのかドキドキしちゃうわ。一応大丈夫っぽいけど、セカンドがシングルだから点は入らないのかしら。でもいい雰囲気ありましたな。
キスクラで水筒のふたが空いた「ぽんっ」って音にツボった←どうでもいいよそれ…


2:アントン・シュレポフ
4回転は抜けたのか、跳ばなかったのか。あ、ジャンプ変えたのか。トリプルアクセルの高さからして綺麗に4回転跳べそうだけども。
スピンがエッジに引っ掛かったのかほどけてしまって、すぐ衣装替えだったから盛り上がりポイントを逃した感じになっててもったいなかった。日本の客はきっと喜んだだろうになあ。


3:コンラッド・オーゼル
4回転は転倒してしまった。コンビネーションも4回転の予定だったのかな、でも確実にトリプルにして成功させてきたぞ。
と、その辺までは良かったんだけど、BSから地上波に切り替わるタイミングが近かったのでそわそわして集中できなかった(泣)。わーん、ごめんよー。


4:山本草
草太君から地上波に切り替わるとは、草太君持ってるな…。
4回転サルコウのコンビネーションが決まって思わず拍手だったのだけど、ああああ次がパンク…。もう1回転回れてれば(泣)。アクセルもこらえた。しかしやはり『エデンの東』という選曲が非常に彼の滑らかなスケートを引き立てる。見ていてとにかく気持ちがいい。この滑りを地上波で見てもらえて良かったってことで!


5:マカール・イグナトフ
ジャンプが真っ直ぐで高くて、しかも4回転2本ばっちり決めて、ロステレに続くかと思ったんですけど…。トリプルアクセルの転倒、痛そうに見えてしまう。要素抜けじゃないからまだいいのかもだけど、ロステレコムの再来とはならなかったか、無念。そうか、まだ10代なのか。


6:島田高志郎
トリプルアクセル綺麗に降りたので続いて欲しかったんだが、4回転トゥループは転倒。でもそこだけであとは大丈夫、と安心してたらステップの途中でまさかの転倒。本人も滑り終わってやっちゃった、って顔してて会場からは笑いが。スローで動きの激しいステファンが映って、さらに会場からは笑いが(笑)。しょうがない、本人は真剣なんだけど、正直面白い(笑)。

第2グループ

7:樋渡知樹
ジャンプが逆回転だと一瞬びっくりしてしまう、しかも4回転だと。降りたと思ったんだけど、氷に引っ掛かっちゃったのか転倒。うーん、ジャンプのミスがどこまで響くか。バレエジャンプの足の開きがえげつないとか、見せ場いっぱいありましたね。シャツは…大阪テイスト?←違う
うーん、得点伸びなかったなあ。GOEにマイナスが多いもんな…。フリー頑張って。


8:セルゲイ・ヴォロノフ
NHK杯6回も出てるのかヴォロノフ。現役が長いってこともあるけど、好きなのかしらNHK杯。アラサー表彰台の生き残り、とか書くと歴戦の勇者みたいだが、あながち間違ってもないと思うが(笑)。
会場のスケオタがスタオベ必至の演技でしたね。素晴らしかった、どのジャンプもしっかり降りたし、ヴォロノフの「LOVE」がどんどん広がっていくような、どこか暖かさも感じる演技ですごく良かった…!
もちろん高得点。キスクラでの「アリガト」かっわええええええ←落ち着け


9:ケヴィン・エイモズ
うおおおおー、彼も凄い演技!ホント、身体の中にバネでも入ってるんじゃないかって思うくらい。繋ぎの部分にも見せ場入れてきたり、競技とは思えないような動きが盛りだくさんで、とにかく見てて飽きない。ラストすげえ、身体能力高くないとあの動きできないでしょ…。おお、スピンもステップも全部レベル4!
身長160cmなのか、でもリンクでは大きく見えるよね。


10:ジェイソン・ブラウン
なんか、いつものジェイソンじゃなかったなあ…。もっとスピードとかいつもある気がする。4回転入ってないからトリプルアクセルを降りることは必須なんだけど、転倒。コンビネーションジャンプもコンビネーションにできなかったし、うーん、これは得点が伸びてこないかも…。でもさすがの滑りやスピンは素晴らしい。当然のようにスピンとステップはレベル4ですね。


11:羽生結弦
何だか羽生君、楽しそうというのとは少し違うのだけど、「羽生結弦本人」に見えた。散々書いてるけど、このプログラムは「秋の街角ですれ違った名前も知らない美少年を忘れられず、生涯味わう甘美な絶望」だと私はものすごく勝手に思ってるのですよ。今年のスケートカナダの記事がものすっっっごいポエムなので、興味のある方は目を通していただければ(汗)。

しかし、今日の美少年は、自分を忘れられない誰かのことを、そう思われていると知ってか知らずか、「エゴサしてるからあなたのこと知ってますよ?」と突然いいねを飛ばしてくる(※誤操作)美少年、という印象だった。突然の展開なんですけどどうしよう…。
…すべての人類が「意味がわからない」と呟いていることだろうと思いますが、私も意味がわかりません。真剣に意味がわかりません。でも私の正直な感想はそれでした…。すみません(汗)。

冒頭の表情からして慌てて作ったような印象でしたし、氷の炎のような美少年の、壮絶なほど美しくて冷たい横顔を今回は感じなかった。羽生君は羽生君のままで滑っている、という印象でした。
グランプリシリーズの2戦目で怪我をするシーズンが続いたから、彼も不安だったのかも、と少し感じた。どんなに氷の精霊のように人ではない何かに見えても、彼はやはりひとりの若い男の子でしかないんだよね。

もちろん、それが悪かったという意味では全然なく、むしろ演技は素晴らしかった。なんというか、あまりにも軽々としていて、演技だと感じなかったくらいです。これが「当たり前」と言いますか。練習そのものが衣装を着て本番のリンクに登場したような。
コンビネーションジャンプだけはこらえた印象がありましたが、相変わらずものすごく上手に滑りに溶け込ませるので、加点もしっかりついている。アクセルもほぼ満点だし。スピンやステップも当然レベル4。

すごい、カナダに続いてほぼパーフェクトな演技。何より足元や動きの軽やかさに、体調の良さを感じるのが嬉しい。何も言わないだけで本当は大変な思いをしているかもしれないけど、明らかに怪我を抱えてた時の動きとは、やはり違う気がするので。
得点は微妙にカナダのそれを超えないか。本人得点見て不満そうなんですけど。109点出して不満そうって何だよお前…。さては記録更新するつもりでいたな。NHK杯は彼が伝説的な記録を作った試合でもあるし、ファイナルに向けて、ライバルに、というかネイサンに「俺はこれだけ強いぞ」って見せつけたかったんじゃないかな、とちょっと想像したりもする。羽生君ももうすぐ25歳、大人にはなったけれど、あの負けん気はストレートに見せなくなっただけで、彼の中には常に燃えているのだろう。

何よりも、NHK杯に彼が元気に出場しているということが嬉しくて仕方ない。2年前のあの日、やっとこの目で彼の演技を見られるとワクワクしていた私を地獄に突き落とした知らせ。オリンピックが差し迫ったこんな時期に、こんなトラブルと戦わなければならなくなった彼の気持ちを思うと、涙が止まらなかった。それでも、絶対に平昌で優勝するのは彼だ、と信じ切っている自分に呆れて、本当に泣きじゃくってしまった。大阪で待ってるよ、と言ってくれた人たちがいなければ、心折れてたかもしれない。
あの日のショックを、本当は私も払拭しなければならないのだけれど、今回も叶わず私は自宅で羽生君を見ている。神様は私に羽生君の試合を見せてくれる気がないらしいけど、その気は絶対に変えてやるからな…!


12:アレクセイ・ビチェンコ
引退しちゃったリッポンを除いた、アラサー表彰台のもうひとり。会場で見たから、アラサー表彰台。2年前の大阪な。
トリプルアクセルがシングルになったのは痛い…。いい質で跳べてたら10点くらいあるはずだから、その点が丸々ないのは得点的に痛い…。全体的にミス多かったし、ううう、やっぱり得点伸びない(泣)。


よっぽどポカしなければエイモズは上位に入るかな、と思ってたけど、ヴォロノフの3位には少々驚きました、すみません。さすが2年前のNHK杯獲ってるだけありますな。戦い慣れてるベテランだわ…。

しかし、私がチケットを取ることを検討すらしないと、無事に羽生君が出場できるというジンクスが立証されたようで涙も出ません…。諭吉さえいれば絶対行ってるよ北海道!諭吉がいないからそもそもチケット争奪戦にすら参加できないし!
記事有料化してやろーかとか、美味しいネタ有料noteにしてやろーか、とかたまに思っちゃうことはあるんですよ。これだけ時間かけて記事書いてて、無駄じゃんって。でも大好きなものをね、自らそんな風にするのは違うかな、とやっぱり思うのよね。いつか「このブログ書いてる奴いつも観に行っててずるい」って言われるくらい観に行ってやる←血の涙


てなところで、1日目の競技はすべて終了。2日目は再びアイスダンスからです。ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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NHK杯2019雑感③

大会第1日目にすべてのショートプログラムアイスダンスはリズムダンス)をやることになったのね。てなわけで続いては女子のショートプログラム。かなり間違いなくファイナルに進出するであろう3人が出場する女子は激戦必至。熱い戦いが見られそうですね。

ではでは、今さらにはなってしまいますが、感想をどうぞ。

女子ショートプログラム

第1グループ

1:メーガン・ウェッセンバーグ
うーん、ジャンプを2本転倒してしまった。コンビネーションが入らなかったのは痛いな…。ルッツ、タノだし高さもあるように見えたのですけど。でも後半はしっかり滑れてたかな、と思います。
技術点のカウンターが表示されないのよねそういや。すっかりあれに慣れちゃったからなあ。ないならないで別の見方すりゃいいんだけども。


2:横井ゆは菜
冒頭のジャンプ、あれは転倒扱いになっちゃうのかな。めちゃくちゃこらえたジャンプ。良かった、転倒じゃないみたい。しかもルッツのコンビネーションにしてリカバリー!後半にビシッと決まって素晴らしい。
ダブルアクセルをガツーンと降りたあたりで狙った男は落とせたのかしらね(笑)。恋心を狙うっていうかもう取って食われそうな迫力だったけど(笑)、すごく良かったと思います。会場も盛り上がったんだろうなあ。


3:カイラニ・クレイン
んー、荒川さんが回転不足を指摘してる。わりとそういう傾向はあったかもしれないですが彼女…。見た目上はノーミスで、本人も楽しんで滑ってるのが伝わってきて、すごくいい演技だったんですけどね。確かにひとつついてる。
あれ、キスクラひとりだけ?どーも君そばにいてあげて…。


4:マエ・ベレニス・メイテ
カイラニさんと続くと一気に南国のムードになりますな、プログラムや衣装的に。会場あったかくなりそうね。そんなわけで今日も素敵な衣装。この衣装生で見てみたかったなあ、どんな風にリンクに映えるのか知りたくて。
ジャンプの転倒がひとつ。コンビネーションもリカバリーを狙ったがセカンドがシングル。シングルでもやらないよりは良かったと荒川さんも言ってるが、得点は伸びず…。フリーで巻き返しだ。


5:カレン・チェン
おおー、いい演技でした!とても滑らかで、最後まで流れの中でたゆたうように見ることができて見てる方も気持ちがいい。ジャンプも美しく決まっていたので、回転不足等がなければいい得点が出そう。おお、やっぱりシーズンベストなんですね。回転不足はもちろん、プロトコルにマイナスが無い。
画面に得点等が表示されない。トラブルらしい。会場ではちゃんと表示されてるみたいだから、問題はないだろうけど。視聴者にわからんだけで。


6:スター・アンドリュース
実況が、フリーはコレオから入る珍しいプログラムだって言ってたけど、私もそれ思い出してた。そういう構成のプログラムが好きなのかな。さすがにステップが最初に入ったりはしてなかったけど。
ジャンプが1本パンクしてしまった。あああ、得点が…。それ以外は問題のない演技だったと思うのでもったいない。それでもそこそこの得点にはなったでしょうか。あ、得点表示も復活したね。

第2グループ

7:イム・ウンス
あああ、コンビネーションジャンプで転倒してしまった。しかしそこ以外は良かったんじゃないかな。実に綺麗な衣装で、白に入った水色のグラデーションがとても美しくて清涼感があるのだけど、曲にも似たようなイメージがあるから、曲と衣装とが絡み合うようでとても素敵です。


8:山下真瑚
あれ、衣装変わったっけ?そりゃ去年からの話だっけな?一瞬曲も変わったのかと思ったが、それはやはり変更なし。そりゃそうか。
今日は素晴らしい演技でしたね。コンビネーションのルッツの高さが素晴らしい…!スケートアメリカだったかな、調子が上がってなさそうだったので心配してましたけど、今日はいい演技できて良かった…!


9:アリョーナ・コストルナヤ
はぎゃあああああ…。ふぉっ、ふぐおおおお…←声にならない驚き
なんすかね、シニアデビューシーズンって…。完璧な演技じゃないですか…。トリプルアクセルをあんなにも軽々と決めてるのに、それ以外の要素もまったくひとつも隙がないんですよ。むしろ隙のない状態にして満を持してトリプルアクセルを入れてるというか。
85…?!ええええ、今日何回世界最高点出るの…?でもこれは正直言って納得です。こんなに難易度高くて、かつ非の打ち所のない演技なんてあり得るの…?


10:アリーナ・ザギトワ
コストルナヤの得点は聞こえていただろうから、その影響があっただろうか…。コンビネーションジャンプのセカンドがつけられない。リカバリーは挑んだが、セカンドがシングル。コンビネーションにしなければきっといつものように美しいフリップを跳んでいたのだろうが…。
ミスは最小限に押さえたとは思うし、基本的な力があるだけにそこそこの点は出すと思ったが、えっ、低い。暫定3位か…。


11:ソフィア・サモドゥロワ
彼女ホントに凄いよねえ、ホントに滅多に転倒しない。ミーシンメソッドであろうか。でも荒川さんによると回転不足があるのかなあ。コンビネーションのセカンドがやっぱりそうか。
サモドゥロワらしいハッタリきいてるというか、迫力で迫ってくるプログラム嫌いじゃないわよ。キスクラのミーシンがなんか妖精っぽいですね。うーん、得点あまり伸びなかったかな。


12:紀平梨花
衣装は紅色に変更。前の衣装も綺麗だと思ってたけど、ショートもフリーも似たような感じだったから、ホントにこれでいくのかな?と思ってはいたんだよね。
トリプルアクセル降りたああああああ!今シーズンめっちゃ安定しましたねトリプルアクセル?これは強いわ…。
コストルナヤととてもいい勝負になると思ったが、ラストのループだな。怪我?の影響で少し難易度を下げたのにこらえたジャンプになったから、ここが響くだろうか。コストルナヤとは5点の差か。でも高得点ですね。


コストルナヤと紀平さんの構成、ほとんど一緒なんだな。紀平さんが一時的にルッツをループに変えていて、しかもそこにミスが出たので大きな得点の差は今回についてはここだろうけど、さらに心持ちコストルナヤに加点が多いのと、コストルナヤは最後に跳ぶジャンプをコンビネーションにしてることが大きいかもしれない。1点くらい基礎点が上がるのね、最後に跳ぶと。失敗するとリカバリーがきかないので諸刃の剣だけど、こういう拮抗した状況だとそれが生きてくるんだな、と実感する。

ここまで世界最高記録をすべての競技で更新している状態。さて、男子はどうなることであろうか。

てなわけで、次回は男子ショートプログラムの感想でお会いしましょう。いつも読んでくださってる方には予想がついてるだろうと思いますが、次回はうっすら長いよ(笑)。




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NHK杯2019雑感②

続いてペアのショートプログラム。競技中にはひたすらこのブログ記事を書き、競技と競技の間の隙間時間にもいろいろ書き…。朝2時起きで、ぶっ続けで何かやってる1日でした。アドレナリン出てたのねきっと…。体調が悪かったので、アドレナリン出して頑張るしかなかったのかも。

ではでは、早速感想をどうぞ。

ペア・ショートプログラム

第1グループ

1:三浦璃来&木原龍一
えっ…!すっごく、すっごく良くない…?私会場いたらスタオベしてる。二人とも元々ペアスケーターだということもあるけれど、組んで3ヶ月とはとても思えない。三浦さんの雰囲気に合わせたようなプログラムも彼らに寄り添ってるし、三浦さんの身体能力の高さが木原君をものすごく活かすことにもなってる。これは今後期待できるよ…!キスクラでの喜び方もかっわいい。


2:アリサ・エフィモワ&アレクサンドル・コロヴィン
ソロジャンプではミスがあったが、スロージャンプやリフトは素晴らしい。デススパイラルからの体勢の戻し方?とか、エフィモワさんの身体能力すごいな、と感じる。カルミナ・ブラーナ、定番だけどやっぱいいね。
川口さんのロシア語によるお褒めの言葉出たー!コーチのお誕生日というマニアックな情報もぶちこんでくる(笑)。


3:アレクサ・シメカ・クニエリム&クリス・クニエリム
ツイストすっごい綺麗だった、すっごい。しかしソロジャンプでミスが出てクリスさん転倒。その影響ではないと思うけど、デススパイラルの途中でクリスさんが体勢を崩してしまった。デススパイラルに入る体勢はすごく面白くて良かったんだけど…。デススパイラルの得点が入らないのか、うーん、それは痛いな…。でも、ぽんぽん腰の辺り叩いて慰めてるアレクサさん、ご夫婦って感じね。


4:アナスタシア・ミーシナ&アレクサンドル・ガリャモフ
川口さんの解説面白い…。女性の方がリードしてるとか、どこ見てそう判断するのか我々にはわかんないけど、川口さんにはやっぱ気付くものなのね。
少し動きが固いように見えたけど、川口さんによるとまだジュニアの滑りだそうな。それでもロシア語でお褒めの言葉。本当に独特で面白いし、滅多にペアの解説は聞けないので、すごく勉強になります。

第2グループ

わー、ニュース入ったー。挨拶見せてー。しょうがないけどー。←無意味なライブ感


5:ウェンジン・スイ&ツォン・ハン
彼らもブルースか。今シーズンわりと見かける気がするわ。大陸的な雄大な演技をさせたらピカイチだと思うが、ブルースもすごくいいですね。スイさんの動きがとってもいい。彼女を自由に滑らせているかのようなハンさんのいぶし銀の魅力もいい…。あー、あーーーーー、会場行きたかったあああああ(泣)。出たあああああ世界最高点!←本日2回目


6:タラ・ケイン&ダニー・オシェイ
ダニーさんどうなさったの?髪の毛ないよ?前からそうだったっけ…?
ちょっとカッコいい系というか、じわじわ迫力ががあるような、ちょっと不思議なプログラム。うまく感想書けないわ。細かいミスも見られましたが、ラストの振付がめっちゃくちゃカッコいいから帳消しでは。しかし得点が低いわ、何か大きなミスが実はあったの?うーん、GOEがマイナスの要素が多かったのか。


7:カーステン・ムーア=タワーズ&マイケル・マリナロ
うわあ、すっごく良かったです!スピードもキレもあったけど、リフト上げる時もスッと素早く真っ直ぐ上がっててすごいなー、と素人丸出しのよくわからない感想を呟く私…。
男性の方がノリノリ、と川口さんも言ってたけど、確かにずっと楽しそう。何かいいことあった?って聞きたくなるくらい。金のエンゼルでも出た?←ぜってー違う
リンクいっぱいに豊かな表情が広がっていくみたいだったわ、良かったです。


8:ニコル・デラモニカ&マッテオ・グアリーゼ
あれ?リフトが…。デラモニカさんを上まで上げられなかった。今日はなんだか珍しいミスが続きますね。あんまりリフトが上がらない様子って見ることないから。ステップの前辺りにも、ん?って思ったとこはあったけど、あれは振付だったんだろうか?
全体的には悪くなかったように見えたんだけど、あらっ、得点が低い…。リフトの点が入らなかったとはいえ低いような。ほかにも何かミスがあったのだろうか。うーん、あまり加点ついてないのね。


三浦さんと木原君頑張ったな、6位だ。正直もっと点差つくかと思ったので。だって結成3ヶ月なわけだし。二人のペア結成には驚きつつも、いい選択かもしれないな、とひっそり期待してもいたので、期待以上のものを見せてもらえて感無量です。

ではでは、次回は女子ショートプログラムの感想でお会いしましょう。




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NHK杯2019雑感①

グランプリシリーズもいよいよ第6戦。これですべてのファイナル出場者が決まります。
どうにかこうにかやらなきゃいけないことをギリギリで終わらせて、テレビの前に待機。本当は死ぬほど真駒内に行きたかったけど、この日が来てしまったのだから仕方ない。こうなったらテレビ観戦を全力で楽しみますよ!

とっくに競技は終了しておりますが、懐かしく思い出す気持ちで、本日からしばらく感想記事にお付き合いいただければ幸いでございます。

ではでは、まずはアイスダンスの感想からどうぞ。

アイスダンス・リズムダンス

第1グループ

1:ロレイン・マクマナラ&クイン・カーペンター
おおー、トップバッターからなんかかわいい。今シーズンのリズムダンスいいな、なんかみんなかわいい…。この二人がかわいいのかしら?
ツイズルずれたのは私にもわかってしまった、宮本先生も解説してくれてましたが…。アイスダンスは滅多に放送もない上、解説が聞ける機会はさらに無いからすっごい楽しみ←まさに放送見ながらここ書いてる


2:ソフィア・シェフチェンコイゴール・エレメンコ
宮本先生の解説聞きながら足元見てるのが気持ちいい。やはりアイスダンスの選手は滑るのが上手いなあ、純粋に。ツイズルずれた、くらいのことしかわかんないんだけどもさ、自分の目では。
衣装のスカートのデザインがすごく面白い、見かけるようで見かけない、花びらみたいな大胆なデザインで色合いもかわいい。へえ、まだすごく若いカップルなんですね。


3:キャロラーヌ・スシース&シェーン・フィルス
おおっと、いい演技だったんじゃないかしら?ずっと足元見ちゃった、ツイズル綺麗ー。宮本先生はさすがにしっかり見てたけど。実況がちゃんと要素を説明してくれるのもありがたい、勉強になる。リフトの体勢すごいな?
このプログラムもすごくかわいいな。うん、今シーズンのリズムダンス好き…。ああ、行きたかったなあ(泣)。


4:ライラ・フィアー&ルイス・ギブソン
ギブソンさん元シングルの選手だったっけ?違ったっけ?ジャンプ力っていうか身体のバネっていうか、それがすごく感じられて。身体能力高そう。
ツイズルってやっぱり難しいんだなあ、ずれるカップル多いもんね。彼らも上手くいかなかったので、宮本先生残念がってる。ラストの股くぐりがすげええええ!まさかギブソンさんの方がくぐるとは…。

第2グループ

5:シーユエ・ワン&シンユー・リウ
衣装でわかりますな、チャップリン。かっわいい振付がいっぱいで、すっごい楽しいプログラム。同じ衣装にしてあるから二人の身長差が余計にはっきりわかって、おっきいチャップリンとちっちゃいチャップリンみたいでかわいいの。ツイズルが揃ってるの、スローになるとよくわかるなあ。レベル4って実況も言ってる。


6:クリスティーナ・カレイラ&アンソニー・ポノマレンコ
すげー、リフトに入る体勢すっごい面白い!まさに見せ場ですね。ああ、ツイズルちょっとスピードない?とは思ったけど、宮本先生さすがに見逃さないなあ。でもレベル4。リズム取りやすそうに思えない曲なのに、しっかり合わせてるのさすがアイスダンサー。


7:シャルレーヌ・ギニャール・マルコ・ファッブリ
ああああああ、ギニャールさんの衣装かわいい、超!かわいい!マジでホントにかわいいいい!赤いスカーフと赤い水玉の白いシャツ、高い位置で結んだ裾に赤いベルト。完璧にかわいい…。こんな格好が似合うスレンダー美女になりたかった←不可能
ファッブリさん怪我してたよな?フランス杯のエキシビションでも思ったけど、全然わかんなかった、そんなの。ホントにみんなかわいいんだけどリズムダンス。ふおおう、たーのしいいい。おおお、自己ベスト!


8:ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン
6分間(5分間?)練習の際に衣装に笑っちゃってる宮本先生。うん、まあわかる(笑)。エキシビションの衣装かと思ったもん(笑)。パステルブルーとパステルピンクのレオタードのパパダキス。インパクト絶大。
すっごい遊び心たっぷりの振付なのに、足元はぶれることすらないしピタリと揃っている。そんな凄いことやってるって、振付が面白いから気が付かないまま終わっちゃいそうだけど。ツイズルずれたって、ありゃそんなこともあるのね。しかし彼らの演技は終わるのが早い…。世界最高点出たあああああ!


9:アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン
ああああ…。ステパノワさん衣装も髪型も最高ですわ…。最高ですか?最高でーす!←ネタ古い←じゃあ鈴木誠也の方で…
衣装のせいもあるかもしれないけど、なんて華やかなツイズル…!ロシアの人って独特の華があるよねえ、舞踊の国というか、なんというのか。
スローで見ると髪の毛が確かに途中から乱れてる?ピンが外れかけたんだろうか。演技の間はまったく気づかなかったけど…。あっという間に終わっちゃったし。


生放送で全選手の演技を見られるなんて、やっぱ最高ですなー。これだけ放送が充実するようになってくれたから、会場に行けなくても楽しめるようになったんだよね。ありがたいことです。

ではでは、次回はペアの感想でお会いしましょう。




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ロステレコムカップ2019雑感⑥

ロステレコムの記事は本日で最終回。とっくに終了している競技の感想に、長々とお付き合いいただきありがとうございました。本日はエキシビション後半の感想です。ではでは早速どうぞ。

エキシビション

15:ソフィア・アカチエワ
前半はプレスリーの名曲、好きにならずにいられない。Can't Help Falling in Love。昔好きで良く聞いてたんだよね、歌詞も好きで。
ジャンプは全部転倒したけど、うち2本は4回転…!この照明の中で挑んでくるとは。てか11歳?!日本で言えば小学生ですよね、それで4回転…。ひええええ…。


16:エフゲニア・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ
いやあ、本日も素晴らしかったです。このプログラムいい…!途中で波の音が響いてるように聞こえて、浜辺に流れ着いた美女を助け上げてから始まる切ない物語のように思えてきた。全然関係ないかもしれないですけど。その叙情的な雰囲気をビシッと締める技術の高さにとにかく唸る。ペアのダイナミックさと二人だから描ける物語との両方を堪能できる、素晴らしいプログラムでした。


17:ドミトリー・アリエフ
星が降ってくるような曲だと思ったが、照明も同じことを思ったのかホントにそんな感じ。すごく力のこもったフィニッシュに、美しいジャンプ。アリエフが安定してきたらかなりの強敵になるだろうと思ってたけど、このまま強敵でいて欲しいですね。


18:ナタリア・カリシェク&マキシム・スポディレフ
衣装素敵…!スポディレフさんの黒いスーツはアイスダンスならではという印象。小道具の椅子を端まで持っていくのも振付になっててすごくお洒落で心憎い…!眠ってる女性の夢の光景なんだろうか。でも男性は手を差し伸べて待っていてくれる。目覚めて微笑む女性。ものすごーくロマンチック。いいわこのプログラム…。クリスマスが似合いそう。


19:宮原知子
曲は宮原さんが選んだのか。振付をステファンに頼んだのは正解だったかもしれない。あの人の大得意な、むしろあの人しかいないレベルの分野な気がする。とても難解なプログラムだが、彼が女子選手に振り付けたプログラムの中ではもっともステファンそのものを感じる。それを滑りこなしてる宮原さんも凄い…!とても好きです、このプログラム。


20:ミネルヴァ・ファビアン・ハーゼ&ノーラン・ジーゲルト
アイスダンスカップルみたいな雰囲気も感じますね、素敵。でもダイナミックなリフトやスロージャンプはやっぱりペアで、さりげなく滑ってるみたいだけど凄いのよ。


21:宇野昌磨
登場時から大歓声。昌磨君はヨーロッパで人気があるのだろうか。本人にもちょっと笑顔が見えますね。歓声が力になると知った彼は、きっともっと前に進めるだろう。演技の内容からも精神的に立て直してきてるのを感じました。アクセルすごい斜めになってたけど着氷させたしさ。


22:パイパー・ギレス&ポール・ポワリエ
やっぱり昨シーズンの競技プログラムですよね。今日もすっっっっごく素敵でした…!素朴に静かに、でも明るさは忘れず、星が降るように…。ポワリエさんが見るたびにイケメンになっていく…。


23:エフゲニア・メドベージェワ
これどんなストーリーなんだろう。無表情な人形のように見えたかと思ったら、急激に人間らしく感情を爆発させているように見えたり。衣装も非常に独特で、ゲームのキャラクターみたい。本当にゲームそのものっぽくて、今自分がいる次元が現実なのかわからなくなりそう…。ジャンプにもメドベージェワらしいキレが戻ってきてると思います。


24:アレクサンドル・サマリン
これもどういう物語なんだろう。こんなにがっつり顔を隠してしまうお面で滑る人あまりいないと思うのですごく独特。んでごめん、そのお面ちょっと怖いわ(笑)。


25:ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ
今シーズンはエキシビションでしか見られそうにないので(泣)、いちばん見るの楽しみにしてたの彼らです。カツァラポフの足元ばかり見てしまうんですよ…!はー、1回見ただけじゃ足りんわー、繰り返し見たいわー。カップ・オブ・チャイナとは違うプログラムですよね?


26:アレクサンドラ・トゥルソワ
4回転をエキシビションで挑んでみないと気が済まない何かにかかっているのか、ロシアの皆さん!転倒はしてしまいましたが、そのほかのジャンプはさすがの一言。すごく髪が長いから、染めた髪の毛洗い流すのも大変そうなのに、すごいこだわりようだわ。


27:アレクサンドラ・ボイコワ・ドミトリー・コズロフスキー
可愛い水玉のスカート。スロージャンプなどでミスは見られたが、まあエキシビションですからな。選曲がもろにロシアのメロディで、ロシアで滑るからこそ選んだプログラムなのかしら、と思ったり思わなかったり。てか、ジュニアのグランプリシリーズもロシア大会はロシア独占状態じゃなかったっけな?ロシア国歌何回流すの?って思った気が。今回も表彰式はまとめて実施だったのだろうか。


★フィナーレ
放送時間が足りなくなったようで、フィナーレ序盤で終了してしまいました。出演者がひとりひとり登場する、たっぷりと時間をかけたフィナーレのようでしたし。確かショットが出てきたあたりで終わったような…。いいエキシビションだったのでちょっと残念。
今年はマートンいなかったのかしら。どうなんでしょ。昨年はやっぱり羽生君が来てたからマートンも呼ばれてたのかな。また共演できるといいね…!


てなところで、長い長い感想文も終了です。今回も最後までお付き合いいただいた皆様には大感謝です。
残すはNHK杯とファイナルのみ。すべて掲載し終わるのは何とか年内に、というのんびりペースになるかと思いますが、またお時間ある時にでも遊びに来ていただけたら嬉しいな。




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ロステレコムカップ2019雑感⑤

ロステレコムも残すところエキシビションのみ。エキシビションは今年も生放送。いやはや楽しみです。
オープニングからきっちり流れるが、オープニングで滑ってるのソトニコワ?!滑り見るのソチ以来かも…。うわあ嬉しい。

記事が長くなってしまうので、いつものように前半と後半の2回に分けてお送りいたします。最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

エキシビション

1:ダニール・サムソノフ
照明が青すぎてサムソノフ君がどこにいるかわからなくなりそうでしたが、素晴らしい演技でしたね。ジャンプもミスなく、スピンがとにかく素晴らしかった。スピナー大好きなのでガン見。やはりエテリ門下か、この隙の無さは。


2:アリソン・リード&サウリウス・アンブルレヴィチウス
待機中から素敵な雰囲気。白いシャツに黒のボトムと衣装を合わせてあるのだが、サウリウスさんのズボンの膝が破れてるのはわざとなんだろうか?
リフトが凄かった、ホントに凄かった。アリソンさんのバランス感覚が素晴らしく良くないと出来ないよねあれ。


3:エカテリーナ・リャボワ
またも照明が青すぎる…。しかし女性の場合は肌が出てる部分が多いからそこまで埋もれないのだろうか。
とてもしなやかに滑る選手ですね、素敵でした。昨シーズンちょっと注目してた選手ですが、やはり伸びてきそう。


4:ミハル・ブレジナ
今シーズンもこのプログラムなのね。トリプルアクセル美しい…!何でもないように滑ってるけどやっぱり上手い、なかなか出来ないよ、この力の抜けた滑りは。この順位でもミハルが出演してるのは、目の肥えたロシアのお客さんの眼鏡にも叶うから、なのかもね。


5:クセニア・ストルボワ&アンドレイ・ノボセロフ
おお、クセニアさんお久しぶりです。相変わらずお美しい。新しいパートナーが見つかって試合に出られるところまで来たのね、良かった…。
クセニアさんの熟練の味が光る演技だったと思うので、これからどんどん上位に上がって来るのが楽しみである。


6:アナスタシア・シュピレワヤ&グリゴリー・スミルノフ
二人ともズボン破れてる。彼らは最初からそういう衣装ねきっと。
何だこのスミルノフさん、イケメンだな…。そして笑顔が胡散臭く、アイスダンスにはピッタリである(笑)。プログラムもどこか洒落てる胡散臭いプログラムで(笑)、ラストはラブラブになったのかしら?帽子の使い方が上手い。


7:ナム・ニューエン
今シーズンのナム君のプログラムは、ナム君の小気味良い明るさをしっかり活かすものばかりでいいですね。お客さんめちゃくちゃ沸いてる、私もこれ会場で見てたらノリッノリで手拍子してる(笑)。凄く良かったです!


8:ニコル・ショット
彼女も出てるってことは、やはり目の肥えたお客さんの眼鏡に叶うスケーターが選ばれているのか。腕の表情がとても素敵でガン見してしまった。すっごく上手い。派手な曲なんだけどどこか品のある滑りで安心して見られますね。


9:ミリアム・ツィーグラー&セヴェリン・キーファー
パイナップル柄の派手なシャツ、演技中は邪魔になるのか腰に巻いちゃってるのちょっと可愛い。ミリアムさんはもともとシングルの選手だったのか?それであんな凄いスロージャンプとかリフトとか出来るの凄いな、ペア転向のいいお手本になりますね。


10:マカール・イグナトフ
『Unchained Melody』って、色々アレンジあるのね。八木沼さんが「人気出ますね…!」と力説してますが、わかる気がする(笑)。このプログラムは乙女心をくすぐるやつだね(笑)。スピンいいですね、ラストのスピンすっごく引き込まれたよ。


11:サラ・ウルタド&キリル・ハリャーヴィン
小道具のカバンを投げ捨てた時に結構大きい音がしてましたな、思いっきり投げてるのね…。投げ捨てたと同時に一気に何かのスイッチが入ったように激しい踊りになっていくのがすごく面白い。


12:マライア・ベル
いつも表彰台に一歩届かないという印象の選手だったけど、今シーズンのグランプリシリーズは2大会連続の表彰台。その喜びみたいなものも溢れてる気がしました。素敵な笑顔…。ジャンプは競技じゃないから少々のパンクなんて問題なしよ。


13:友野一希
やっぱり今回の上位陣以外を選んでる人、わかってるよなあ…。曲が鳴り始めた時点からもうお客さんが沸いてて、演技の本当に序盤から手拍子が起こってる。日本男子の伝家の宝刀・トリプルアクセルがズバリと決まると、とにかくキレキレのノリッノリ。客を煽るのも乗せるのも上手い。ナム君とはまた違う種類の明るさで、本当に彼はエキシビションが得意だな、と実感させる。今年も友野君見られて良かったね、ロシアのお客さん。


14:チームクリスタルアイス
仮面舞踏会…!うおおおお、これは期待しちゃう選曲。大人数で交差していく様が美しいし、本当に舞踏会が開かれているその光景みたいだ。衣装も素敵で、ちょっと濃すぎる照明の色ともあいまって、まさに動き出す絵画のようでした…!
シンクロも演目に入れてくるあたり、やっぱりロシアはフィギュアスケートそのものが好きで、ひとつの文化として浸透してる国なんだろうな、と何となく考えてしまいます。


前半はここまで。整氷中にCMやインタビューがまとめて流されていくあたりが生放送って感じですな。

ではでは、次回はエキシビション後半の記事でお会いしましょう。次回の記事でロステレコムの記事は最終回の予定です。




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