うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2015 in KOBE⑩

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp


さて、日曜日の羽生君。土曜日に引き続いて挨拶がありましたが、あれ?ジャンプ大会出場してなくない君?
とか疑問に思ってたら、「今日は私ジャンプしません」宣言がご本人から。一人称が私になると一気にオタク臭くなるな羽生君(笑)。それは置いといて(笑)、軽く動揺する会場に向けて羽生君が言葉を放つ。

「コラボなかったので洸太朗さんとコラボします」

会場絶叫。まさかの展開!思わず隣の席の女の子と「バラード?バラード?!」と興奮しながら顔を見合わせてしまった(笑)。羽生君のバナー振ってたし、間違いなく羽生君ファンだったであろう隣の人、さぞ嬉しかっただろうなあ。確かスペインやロシアの国旗も持ってらした。逆隣の方はカナダ国境を振っておられたし、熱心なファンに挟まれた熱い界隈だったわ。

そんなわけでステージにはシルバーのキラキラしたTシャツを纏った福間さん。ピアニストの福間さんとのコラボレーション、演目はやはりこれしかないでしょう!のちに世界最高点を叩き出すことになる羽生君のショートプログラムショパンのバラード第1番!
さすがにプログラム丸々と言うわけではなく、確かステップの部分だけだったと思うけど、でもそれだけでも十二分に贅沢な時間。まさかコラボが見られると思ってなかったもん。しかも福間さんのピアノの音色で羽生君が滑るなんて。ああ、神戸まで来て本当に良かったです…(感涙)。
ちなみに羽生君はとんでもなくシャツがはだけていました。真ん中の2つくらいしかボタンがはまってないんじゃないかと思うほどのはだけっぷりで、胸元もお腹も思いっ切り見えちゃってました(汗)。

濃密な時間を会場に届け、再びマイクを手にする羽生君。また来年も来て下さい、と優しい口調でファンに語りかける。
…これは殺し文句でした。殺し文句でしたよ。来年も会場へ行くこと以外では解けない魔法をかけられた気分ですよ。しかもものすごく強力なやつを。なんという恐ろしい男だ羽生結弦。これが魔性か…。

最後は恒例のやつ。一緒に言いたい人、どっちでもいい人、とか何とか質問する羽生君。結局会場全員で「ありがとうございましたー!」。
出演者たちの姿が見えなくなってしまうと、強制的に現実に引き戻される寂しさをいつも味わっていたファンタジー・オン・アイスの鑑賞を、こんな風に充実した気持ちで終えられたのは初めてかもしれない。羽生君と一緒に叫ぶことで、自分自身の意志の力で現実に戻ることができたと言おうか。うまく説明できないんだけど何となくわかってもらえたら嬉しい。昔は期待の若手枠?としてショーのトップバッターをつとめていた羽生君が、ショーの顔として堂々と挨拶をする姿に、感慨深いものを感じずにはいられなかったです。

そんなところで神戸公演は終了。同時に2015年のファンタジー・オン・アイスもすべて終了。最終公演は最も盛り上がるのでできる限り足を運ぶようにしているけれど、今年は特に最高だった。これだから絶対に最終公演だけは外したくないんだよね。今年は神戸という比較的近距離の土地が最終公演の開催地で助かりました。もしこれが経済的に諦めるしかないような遠方で行くことが出来なかったとしたら、たぶん一生後悔してたよ…。

2010年から毎年行ってるこのショーだけど、今年は本当に素晴らしかったです。毎年楽しいけど特に楽しかった。羽生君とプルシェンコの圧倒的な存在感はこれ以上なくショーを引き立たせているように感じました。もちろんどのスケーターも素晴らしかったのですけど。個人的に神戸のMVPはジュベールです。あのコラボレーションプログラムは本当の本当に素敵だった…。

余韻に浸りつつ荷物を引き取りにホテルに戻る。そこそこ急いで三宮駅に向かわないと帰りの高速バスに間に合わなくなるのです。しかしホテルから出発するシャトルバスには長蛇の列。無料だし、シャトルバスに乗れたらベストだったのですが、大人しく並んでいても絶対に間に合わないのでタクシーを利用しました。時間があればのんびりシャトルバスを待つんだけどね。
タクシーは快調に三宮駅へ到着。新神戸駅へ向かわれるAさんとはここでお別れ。2日間本当に本当にお世話になりました。

三宮駅をうろうろしてお土産を物色。賑やかで楽しいけどごちゃごちゃしてわかりにくい駅だな。荷物があるからそう感じるだけかもしれないけど。
バスターミナルから高速バスが滑り出していきます。さよなら神戸。記憶の中の幼い私が遠ざかるバスへ手を振る。また会いに来よう、自分の欠片がほんのかすかに残る、この土地に。

…さすがに2年も経過してしまうと完全に忘れてますね(汗)。メモが残っていたからいいようなものの、それがなければもっともっと大雑把なことしか書けませんでした…。羽生君の「また来て下さい」の破壊力を伝えたいがために根性で書き上げましたが、ただメモの内容を書き起こすだけになってしまった感もあるので、今後は記憶が新鮮なうちに書き上げることを改めて心に誓うのでした。と言っても、まだいくつもいくつもたまってるんだよね、書けてない記事が(汗)。ああ、あと何年かかればすべて消化できるのか(遠い目)

それでは皆さん、次は横浜旅日記2015でお会いしましょう!

神戸旅日記2015
ー完ー

2018年追記:
最後に書いてる通り、羽生君の挨拶の破壊力がすべて(笑)。もちろんそれだけでなくショーとしても最高でした。ずっと2010年の福井公演が自分の中ではベストだったんですが、この年は、特に金沢と神戸はそれを超えたという印象でした。3年前に戻れるならば全公演行きたいくらい。
神戸のパンフレットはプルシェンコの写真がもんんのすごいかっこいいんだよね。ジャンプの着氷時だと思うんだけど氷の飛沫が雪みたいに舞ってて、プルシェンコの眼差しとか姿勢の美しさとか、よくこの瞬間を切り取れたなと思うくらいにいい写真。修正にあたって一応チェックがてらパンフレットを開いたんですけど、改めてそう思いました。
この時に訪れた御影高杉が閉店してしまったと知ってかなりショックです。美味しいと思ってももう一度行きたいとまで考えることはなかなかないのに…。しかももう一度訪れるチャンスはあったのに結局逃してしまった。次がある、と思いながら生きていてはいけないということですね。あのクマさんもう一度味わいたかった。
子供の頃に住んでたのは神戸じゃないんですけど、幼稚園の遠足で行ったの王子動物園だったよね、と阪急電車の中から思いを馳せました。王子動物園って言うから王子がいるんだと思っていたことは内緒です←幼稚園児だったので許してください(笑)

Fantasy on Ice 2015 in KOBE⑨

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

ラストを飾るのは最早この人しかいませんね、羽生結弦。プログラムは金沢と同じ、『天と地のレクイエム』。
人は悩み苦しみながら前に(明日に、だったかも)進んでいく、あの日栄光を掴んだ彼でさえも、といった感じの金沢と同じナレーションが流れて、演技がスタート。土曜日は結構よく見える席で感激。
頭を抱えたり、苦しそうな振付が印象深いこのプログラムだけど、今回はその笑顔にも気付けて、ただ過去や現在に苦悩しているだけではなく未来のあるプログラムなのだな、と感慨深く見られました。ステップの途中に急に振り向いて氷の飛沫が舞い上がる振付が本当に本当に、最高に素敵。思わず息をするのも忘れて見つめてしまう。美しすぎる。
日曜日の演技は言葉にできないくらい素晴らしかった。非常にキレのある演技だったせいもあるけれど、羽生君の強い想いが感じられて、思わず涙が出ていました。ショーで羽生君の演技を見るのはもう何度目かわからないけど、泣いたのはこれが初めてだったかもしれない。今年のファンタジー・オン・アイスの締めくくりに相応しい、最高の演技でした。

岡本知高の歌う『ボレロ』が厳かに流れ出す。2015年のファンタジー・オン・アイスが、今終わろうとしている。
フィナーレ冒頭はアンサンブルスケーターに続いて、青や紫?の衣装の安藤さん、鈴木さん、デュハメルが布をひらめかせながら登場。ラドフォード、ステファンもこの辺だったかな?ちょっとあやふや。
ジェフ、トマシュ、ジュベール、織田君、昌磨君、と男子が続く。ジェフとトマシュとジュベールの3人が目の前に現れた時は死にそうになりましたね…。感涙…。なんだかんだ言ってトリノオリンピックくらいの時期に活躍したメンツが好きなんだよね…。
ジョニーだけは布をひらひらさせながら女子と一緒に登場したような記憶あり。まあジョニーだからね(笑)。

キャンデロロとヤキメンコは一緒にバックフリップ。盛り上がる。ウセンコとチェスナ夫妻も続く。たぶんこのあたりでフェルナンデスが登場し、プルシェンコの次、いちばん最後に現れた羽生君がスケーターの輪の中心でスピン。スピンの遠心力のせいかシャツがはだけてお腹見えちゃってました(汗)。
それぞれに見せ場があり、とても完成度の高いフィナーレだったと思います。青木さんだけどこに登場してたのか完全に忘れちゃってすみません(泣)。これまでのファンタジー・オン・アイスのフィナーレとしては一、二を争う内容だった気がするな。

土曜日は最後の挨拶でプルシェンコジュベール、トマシュ、ジェフが近くに並び、軽く死にそうでした。夢のような光景なんですけど!いい人生でしたありがとうございました←うわごと

周回も終わると恒例の一芸披露大会。織田君とジェフは一緒に登場して仲良くスピン。日曜日はステファンも一緒にくるくる回ってました。
ジョニーはスロージャンプを披露。もはや恒例ですね。アンサンブルスケーターのペアはブレードを持って回る、絶対競技ではできなさそうな技をやってくれたはず。会場では盛り上がったのに詳細忘れちゃったすみません(泣)。
ヤキメンコはバックフリップ、キャンデロロはうさぎ跳びみたいなやつとバックフリップだったかな?こちらも恒例ですね。

大会開催中、ステージで岡本さんがノリノリで踊ってて気になってしょうがなかった(笑)。すごい存在感(笑)。日曜日は福間さんもちょっと踊ってらした気がする(笑)。

さて、ここからはジャンプ大会参加者について述べていきましょう。
女子からは確か青木さんのみ参加。日曜日は三連続を成功させてました!
昌磨君はショーを通してジャンプが不調だった印象でしたが、日曜日はようやくクリーンに成功。良かったー。たぶん4回転だよね。
ステファンの4回転は手をついてしまったけど一応成功?だったのか?土日とも目の前で跳んでくれたので嬉しかったです。現役を退いて随分経つのにまだ4回転跳べるんだからたいしたもんだよなこの人。
フェルナンデスも挑戦、土曜日は成功で日曜日はちょっとミス、だったかな?うろ覚えですみません。
そしてどうかしてるのが織田君。なんとコンビネーションジャンプ。しかも土曜日は2本。最初が4回転3回転、次が4回転3回転2回転?の三連続。最後の2回転?はステップアウトだったけど。日曜日はさらにその三連続をクリーンに決める。いちばんキレキレだったのはひょっとして織田君では…。ああ、どうして引退してしまったの織田君…。

ジャンプ大会と言えば羽生君(笑)。しかし土曜日の彼は絶不調。土曜日は写真撮影もあり、羽生君がジャンプを跳びに行く前に撮影のジェスチャーをスタッフ(だったと思う)にされていて、結局ジャンプが決まらず、羽生君が何やらジェスチャーしながら戻ってきてから撮影が始まっておりました。羽生君のジャンプ待ちだったらしい。
その撮影ではステファンがラドフォードとチェスナ旦那さんの間にいるのが見えましたが、背伸びしながら写っていたとかなんとか。無理するな(笑)

最後に羽生君から挨拶もありました。土曜日はジャンプがまったく決まらなかったため、「練習しちゃってすみません」などと謝っていました。阪神大震災のことにも触れ、うろ覚えですが、復興ではなく新しく立て直す、みたいなことを言っていて、さらに東北だけでなく千葉や茨城にも支援を、と東北の震災についても言及。阪神大震災のことは年齢的にまったく覚えていないだろうに、きちんと神戸という土地のことも考えて話題にする辺りはさすがですね。話長いです、とも言ってたが、自覚あるのね(笑)。いや長くてもいいけど(笑)
最後はマイクではなく肉声で、恒例の「ありがとうございましたー!」。金沢では羽生君の挨拶なんてなかったからびっくりした。ちょっと嬉しいかも。

日曜日の羽生君については以下次号。次でラストの予定です!

Fantasy on Ice 2015 in KOBE⑧

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

コラボレーションタイム再び。登場したのは安藤美姫岡本知高。金沢と同じ『アメージング・グレース』。素晴らしい歌声でした。
岡本さんからの挨拶はここで。相変わらず喋り慣れている(笑)。

いったん退場していたサラが再びステージに現れ、岡本さんとサラのデュエットが始まる。曲は『Time to Say Goodbye』、滑るのはブライアン・ジュベール。金沢では赤の衣装だったけど、ここ神戸では白い衣装に変更され、ますますプログラムのイメージにピッタリに。
とにかく素晴らしかった。神戸公演でいちばん良かったのはこのジュベールのプログラムだったと言ってもいいくらい。特に日曜日が出色の出来で、会場は総スタオベ状態だった。最後はジュベールお得意のくるくる回るステップ(ツイズル?)、ジャンプも完璧。ゆったりと力強く、スケールの大きな曲にまったく負けない、ジュベールらしいスケート。まるで雄大な空を行く鷲のようだ。こんなにこの曲とジュベールのスケートがマッチするなんて思ってなかった。二人の歌声も素晴らしく、このプログラムを見られただけでも神戸まで来た甲斐がありました。是非もう一度滑って欲しいです。
土曜日は2回ほどジュベールが近くに現れ、目が合ったかも、と勘違いしそうになりました(笑)。だってまっすぐこっち方面へ向かってきたりしてたからさ。その時のジュベールの表情が本当にかっこよくて私は死んだ←さっきも死んでなかったお前?

すっかりお馴染み、エカテリーナ・チェスナ&アレクサンダー・チェスナ。ショーならではのエアリアル
旦那さんが宙を飛ぶ前に、奥さんが手で誘導するような振付が入ってた。たぶん何度も見てるプログラムなんだけど、毎回見る角度が違うから、色々な発見ができて新鮮な気持ち。

岡本さんがステージに戻ってくると、最後のコラボレーションタイムがスタート。ステファン・ランビエール、『Nessun dorma』。
日曜日は二つ目のジャンプで転倒するなどお疲れな様子だったけど、土曜日は素晴らしい演技で、涙が出そうになりました。ステファンも岡本さんも凄いよ…。ラフマニノフでも誰も寝てはならぬでも、厳格な神の杖の一振りのような、硬質な演技のステファンが見られて私は嬉しい。うまく説明できないんだけど。意味不明ですみません。哲学性を感じられるスケートが好きみたいだな自分。
前半のラフマニノフで目が合ったかもなんて書いたが、こっちだったかもしれません。どっちにしろ気のせいだけど(笑)。

某スイスの人の直後でも脱け殻にならない人選をありがとう主催。エフゲニー・プルシェンコ、『カルミナ・ブラーナ』。
ジャンプキレッキレ。絶対金沢より元気。睨まれなかったので泣かずに済んだけど、あのキレキレぶりではもし目が合ってたら金沢よりもっと泣いてしまってた気がする。プルシェンコ怖いよう。魔王だよあれ。金色パンツの筋肉スーツとは別人だよあれ←同一人物です
照明も、赤一色から白一色へ、さらに色々な色へと変化し、なかなか狂気な感じで良かった。うろ覚えなんで全然違ってたらごめんなさい。

さあ、残すはあのスケーターただひとり!以下次号!

Fantasy on Ice 2015 in KOBE⑦

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

さて、第二部です。トップバッターは宇野昌磨。静岡や金沢と同様に今シーズンのショートプログラムを披露してくれましたが、ジャンプがなかなか決まらず…。ショーが続いてお疲れだったかな。今シーズン楽しみにしてるよ。

再び鈴木明子が登場。金沢と同じビヨンセのプログラムでしたが、詳細忘れちゃいました、すみません(泣)。

この人も再登場、織田信成。金沢と同じくダース・ベイダー。小道具として剣とマントを使うんだけど、ギャグパートでその剣を客に触らせたりしてました。土曜日は確か自分の席の近くに剣とマントを置いていって、ちゃんと忘れずに片付けて退場してたけど、日曜日は金沢同様忘れそうになっちゃってた(笑)。

第二部のコラボレーションタイムがスタート。まずはトマシュ・ベルネルサラ・オレイン。金沢と同じかな。
日曜日は演技が終わったあとサラの手にキスしたり、サラとお辞儀しあったり、ステージに座り込んだり、やりたい放題のトマシュ(笑)。土曜日は「またこの手洗えない」なんて言ってくれてたサラも、思わず「早く帰れ」ってジェスチャーする程長々となんかやってた(笑)。トマシュ…(笑)。
でも日曜日はサラの挨拶も長めだったような(笑)。最後だから名残惜しかったのかもしれない。スケーターはいろんな国から来てて、これでみんな国に帰るけど、家族みたいだなんて言ってました。バックステージも雰囲気いいんだろうなあ。マートンストラディバリウスは7億円、という話もしてたような。持ってきたのか?7億円。滅多に見られるものじゃないからトスカで弾いてたのがホントにストラディバリウスだったらもっとガン見しときゃ良かった(笑)。神戸という土地に合わせて「ほんまにありがとう」とお礼も述べてました。

続いてサラとジョニー・ウィアーのコラボレーション。こちらも金沢と同じく『You raise me up』。1番はサラのヴァイオリンと歌のみで、ジョニーは2番の歌詞に入ってからの登場でした。

サラはいったん退場し、現れたのはメーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード。前半に続き再びの登場。新しいプログラムだったのかな?もう記憶がなくてごめんなさい(泣)。

待ってました、ジェフリー・バトル。すっかりお気に入りのプログラムになってしまった『Uptown Funk』。
もうノリノリのキレッキレ。土曜日は結構近くで見られたので嬉しかった(感涙)。精密機械みたいだけど遊び心にも溢れてる。さすがジェフだよ…。

ハビエル・フェルナンデス。ギャグテイストのカルメン。土曜日はマントを振る姿を近くで見られて楽しかったです。客に渡す飴もよく見えた(笑)。確かプレミア席との距離がかなりあったので、滅茶苦茶近いという程でもなかったんだけど、でもやっぱり十分に近かった土曜日の席。近くで演技を見られるのはやっぱすごく楽しいし嬉しいよね。

以下次号。

Fantasy on Ice 2015 in KOBE⑥

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

さあ、ここからは息つく暇もありませんよ!まずはステファン・ランビエール。福間さんとのコラボレーションでラフマニノフのプレリュード。
日曜日公演はかなりお疲れな感じでした。土曜日は目が合った気がするけどたぶん気のせいです。金沢の方が全体的に出来が良かったかもしれませんが、このプログラム大好きなので本当に見られて嬉しかったです。福間さんのピアノの音色も回を重ねる毎にステファンの演技と溶け合っていった気がします。まさにライブならでは。

個人的にステファンの後に滑っても私が魂を抜かれずに見られるのは彼とプルシェンコくらいです。というわけで羽生結弦。羽生君がここまでのスケーターになるなんて、まさに嬉しい悲鳴です。
プログラムは『SEIMEI』。これ大好き。何度でも見られる。金沢の旅日記で散々書いたのでこれ以上語るのはやめておくけど、本当に羽生君にピッタリ過ぎる。
土曜日は冒頭のサルコウはうまくいかず、次の4回転トゥループトリプルフリップは成功、4回転トゥループに2回転のタノジャンプのコンビネーションは失敗、それからトリプルアクセル、だったかな。あとは忘れちゃいましたごめんなさい。
日曜日は4回転サルコウは一応成功?したけど4回転トゥループを失敗、でも続くトリプルフリップ、4回転トゥループからのタノジャンプのコンビネーション、トリプルアクセルとトリプルトゥループ?のコンビネーションと次々成功。中には出来の良くないジャンプもあった気がするけど、少なくともショーのプログラムとは決して思えない、鬼のような構成だったはず。最後のジャンプは目の前で跳ばれて感激。土日どっちかは忘れたけどイナバウアーで反り返ってる顔が見えたりして、ショーなのにあからさまに本気の羽生君にワクワクしました。何考えてるの君(笑)。でもそれが羽生君なんだよね。ああ、今シーズンが楽しみ過ぎる…。

ペアスケーターが登場、メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード。金沢に続きシングルのスケーターばかりだったので貴重な存在。
金沢の旅日記でも同じ事を書いた気がするが、ラドフォードがデュハメルの足を持って手を繋いで回る倒立スピンがものすごい迫力だった。すげえええええ。なんつーか、スポーツのダイナミックさに溢れたペアだなあ。最後はラドフォードが指で1を、デュハメルがハートの形を手で作って終了。なるほど、プログラムの「One Love」を表すジェスチャーなわけですね。

そして第一部を締めくくるのはこの人、エフゲニー・プルシェンコ!金沢では疲れているように見えた彼ですが、この神戸では非常に元気そうでした。良かった良かった。エドウィンマートンの奏でる『トスカ』の音色に乗せてプルシェンコ節が炸裂。マートンも日曜日は特にノリノリで、氷に膝をついてヴァイオリンを弾きまくっていました。マートン、この1曲だけの出演なんて絶対勿体ないんですけど。プルシェンコ限定と言わずもっと色々弾いて欲しい。

第一部はここで終了。さて休憩だ、トイレへ民族大移動だ、とかなんとか思ってたら、突如として鳴り響く軽快な音楽と共にサービスタイムがスタート。整氷車に乗ったスケーターが、公式グッズのTシャツをバズーカ砲を使って客席に投げ入れてくれる素晴らしいお時間です。
土曜日はジュベールとトマシュ、日曜日はフェルナンデスとキャンデロロが登場。自分の座っていた席の方にやって来たのはトマシュとキャンデロロ。もちろんTシャツは飛んで来なかったけど、楽しそうな二人の様子を見られただけでも十分です。テレビ放送ではカットされがちな場面だし、こういうパフォーマンスが見られるのも会場ならではですね。

以下次号。

Fantasy on Ice 2015 in KOBE⑤

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

ここでコラボレーションタイム。ピアニスト・福間洸太朗と鈴木明子による『月の光』。
福間さんはベルリン在住と紹介されてました。挨拶する福間さんの、「ファンタジー・オン・アイス」の発音が本格的だった。ごく若い頃から海外渡り歩いてるんだろうなあ。とても優しい音色に相変わらず聞き惚れてしまう。

続いて登場したのは織田信成。土曜日が『愛の夢』、日曜日が『リバーダンス』。リバーダンスは連続ジャンプとか普通に入れてたと思う。ホント何で引退しちゃったんだろ織田君…。

ブライアン・ジュベールが続く。静岡や金沢と同じく『Time』。日曜日はステップの途中で氷に引っ掛かっちゃったみたいで、苦笑いしてました。ジュベールの笑顔の破壊力は相変わらず凄まじい…。

再び福間さんが登場し、安藤美姫ピアノ曲でコラボレーション。金沢と同じ曲だったと思います。今まで様々な歌手とコラボレーションしてきたこのショーだけど、福間さんはその中でも抜群の人選だったのではないかしら。是非また出演して欲しい。

この順番はやっぱり狙ってるのか、ハビエル・フェルナンデス。金沢と同じく帽子を使ったプログラム。そういう演出なのか、客席にガンガン視線を投げ掛けてくるので、ちょっとドキドキしちゃいますね。照明が音楽にバッチリ合っててカッコ良かったです。前にも同じこと書いたけど、テレビで見るより生の方がいいプログラムだなあ。

もう何度も何度も見たのだが、何度見てもやっぱり楽しい『三銃士』を引っ提げてこの人が登場、フィリップ・キャンデロロ
土曜日も日曜日も恒例の客いじりがよく見えました。まあ、手に口づけさせてるわ。全然違和感ないわ。さすがだわ。日曜日は叫び声もよーく聞こえたし堪能。髪の毛が正直言ってヤバくて心配になったけど(汗)。私のメモも「かみやばい」って平仮名で書いてあって動揺が伝わるんだけど(汗)。ちなみにメモは帰りのバスの中で書き留めました。演技中は集中して見てるのでそんなもの書きませんよ。
キャンデロロは神戸だけの出演だったと思います。さすが最終公演と言いましょうか、信じられないくらい豪華だな…。

以下次号。

Fantasy on Ice 2015 in KOBE④

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

恐ろしいことに既に2年近く経ってからこの旅日記を書いているので、当然ですが詳細は記憶の彼方です。金沢と同じ演目も多いので、わりとダイジェストな感じでお送りしようと思いますが、決してショーが楽しくなかったわけじゃないのでそこは勘違いしないでいただければ(泣)。むしろ2年近く経ってもまだ書き上げようとしてる自分に我ながら感心するわ…。
さすがにうろ覚えの内容も多く、間違ったことを書いている可能性もありますが、どうかご容赦いただければ幸いでございます…。

そんなわけでオープニング。すっかりファンタジー・オン・アイスと言えばこの曲になりましたな。相変わらずタイトル知らないけど(汗)。CD欲しい。
最初に青木さん、次に昌磨君が登場した、はず。期待の若手ですね。ジェフと織田君が同時に現れて、続くのはジュベール。涙が出てくるわこのへん。
ステファンは一列に並んだアンサンブルスケーターの間から登場。なかなか凝った演出。最後は確か、フェルナンデス、プルシェンコと続いて、真打ちの羽生君の登場でした。土曜日はジャンプの着氷で滑ってしまい、リンクの端を掴んで何とか踏みとどまった羽生君、オープニング中ずっと苦笑いしてたような。日曜日は非常にクリーンなジャンプが決まったせいかご機嫌でした。
土曜日はわりとステファンを目の前で堪能できる席で、最後はジェフが目の前。いつでも死ねる!しかしジェフの姿はスモークであまり見えなかったという(泣)。日曜日は羽生君とステファンがよく見えて、なかなか素晴らしい席だったかも。

オープニング終了後、トップバッターとして登場したのは青木祐奈。神戸公演のみの出演だったはず。
プログラムは『タイスの瞑想曲』。この曲スケーターに人気あるよなあ。連続ジャンプも入れたりしてた気がするけど、まだまだ仕上がってない感じでした。シーズンはまだ始まったばかり、ゆっくり調整していってね。

続いてトマシュ・ベルネル。金沢と同じプログラムで、白いトレーナーみたいな衣装。
土曜日は思いっ切り転んでしまったトマシュ。転んだまま一度顔を伏せると、にかっと笑いながら顔を上げた。へへっ、びっくりした?でも大丈夫だよー、とでも言い出しそうな感じ。最後はその辺りの客席に投げキッスも振る舞ってたかも。何でそんなこと覚えてるかというと、これらは私の目の前で繰り広げられた光景だからです…。トマシュの笑顔でショー始まったばかりだけど私は死んだ←早過ぎ

演技を終えたトマシュが帰ろうとすると、そこには続いて登場する予定のイリナ・ウセンコが。微動だにしないウセンコの手を取ったり、腰を抱いたりしてみるトマシュ。単純に年齢の差であろうが、さすがにナム君より堂に入ってる(笑)。神戸はナム君が出演してないから、ウセンコさんにスイッチを入れる役はトマシュが引き受けたのですな。
そんなわけでウセンコさん。土曜日は投げる人があまり上手でなかったのか、フラフープがうまく落ちてこず、手を伸ばして掴んでたりもしましたが、日曜日はしっかり的であるウセンコさんの体をを通ってました。簡単そうにやってるけど、凄い技術なんだろうな。

その次はジョニー・ウィアーの登場。曲は『カルメン』。土曜日の演技は特に素晴らしく、キレキレだった上に大変な情熱を感じました。本当にジョニーにしかできないカルメンだよね。

以下次号。

Fantasy on Ice 2015 in KOBE③

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

話が前後しますが、ここで土曜日の公演終了後と日曜日の朝のことも少々。

土曜日の公演終了後は、時間も遅く、確か雨も降っていたので、ホテル以外に向かうところもなく、ホテル内で食事をとろうと思ったら、考えることは皆同じだったようで満席。結局どうしたのかは忘れちゃったけど、そのまま部屋に戻って何も食べずに過ごしたかも。
そうそう、公演終了後もまだ売店が開いてたから立ち寄ったんだった。家族へのお土産の玉葱のスープと、確か定価1200円のところ400円で叩き売られていたひよこのおもちゃをここで購入。前者はともかく後者は何なんだお前(笑)。だって明らかな在庫処分価格でかわいそうになっちゃって…。手のひらに乗せると歌を歌うかわいいひよこ。何色か種類があったので全部揃えたかったけど、相変わらずの金欠のためぐっと耐える。基本、ひよことペンギンとうさぎとパンダのグッズには目がない。いい年ぶっこいて、と自分でも思うけど、もう死ぬまでこのままでいいや、と開き直ることにした(笑)。
家族へのお土産は予算の都合上カットすることも多々あるんだけど(笑)、今回は神戸ということで少しだけでもと購入。実は私、幼少期は兵庫県民だったのですよ。全然覚えていないけど、2歳か3歳くらいの頃は魚が大好きで、魚の図鑑をずっと眺めてたらしくて、これだけ好きならばと親が須磨の水族館に連れていったら、周囲の人が「こんなに喜ぶなら連れてきた甲斐がありましたね」と声をかけてくれるほど興奮していたそうだ。今でも水族館は大好きだけど、魚の図鑑をずっと眺めたりはしません(笑)。そんなわけで、幼い日を過ごした兵庫県を本当に久しぶりに訪れることができて、実はとても嬉しかったのでした。神戸公演だけは絶対に行こうと決めてたのはそういう理由だったりします。

明けて日曜日、ホテル内で優雅に朝食。高層階でいただく朝御飯は幸せのひとこと。明石焼きなど、兵庫県ならではのメニューもありました。朝からカレーも食べちゃうよ(笑)。オムレツも焼いてもらいました。確かほうれん草入りにしてもらったので緑色に…。
Aさんの眼鏡だかコンタクトだかにトラブルがあり、Aさんはいったん三宮へ。その間私は必死で手紙を…。まだ書けてなかったのかーい!(汗)チェックアウトまでにも終わらず、結局ホテルの喫茶店でどうにか完成させる。クズだわ…。ホテルのオリジナル紅茶とクッキー、美味しかった。こんな優雅な空間で過ごす時間をもっと持ちたいけれど、底辺生活から脱出できなさすぎて心折れそう…。贅沢がしたいわけじゃなくて、心の余裕が必要、ってそういう話なんだけどね。

さて、いよいよ会場へと向かいます。御影に赴いた頃にはもう雲行きが怪しかったけど、土曜日は残念ながら雨。金沢も雨だったし、雨が嫌いな私はそれだけで憂鬱(泣)。ただでさえ混雑するのに、咲き誇る傘の花でさらにカオスになるっつーの…。日曜日は晴れこそはしなかったけど、降ってはいなかったはず。

会場となる建物には高い塔のような部分があり、そこにファンタジー・オン・アイスの巨大なポスターと言うか写真が。おおお、これは壮観。こんなの初めてじゃないか?しかし確かいちばん下だった昌磨君の写真、真ん中に筋が入ってて左右に割れてる…。構造上仕方ないとかそんなんだったのかもしれないけど、ちょっとかわいそうなのでは(泣)。とか思ってたら日曜日にはこの謎の左右分断が解消されてた気がするんだけど、私の記憶違いだろうか。写真を撮ってこなかったのですよ。1日でささっと直せるもんなんだ!と驚いたように思うのだが、間違ってたらすみません。

そんなこんなで入場。会場内にスペースがないらしく、プレゼントボックスやグッズの販売などは屋外で行われていました。屋外と言ってもちゃんと屋根はありましたけど。
日曜日にはプルシェンコグッズのスカーフを2枚ほど購入。お土産用です。渡した人がウケてたので買ってきた甲斐がありました(笑)。確か金沢ではかわいい犬の写真入りの袋に商品を入れてくれて中身とのギャップが凄かったんだけど、神戸では普通に無地の袋だったと思う(笑)。いやどうだっていいんだけどそんなの(笑)
ぼったくりパンフレットもしっかり購入。確かにぼったくりだけど毎回記念に買ってるのよ。金沢と同じデザインで色違いの表紙でした。しかし公式グッズは確か売り切れてしまい、結局手に入れられなかったなとガッカリしてたら、なんとAさんが私の分もゲットしてくださっていた(感涙)。タオル、Tシャツ、幕張のパンフレット、すべて入手できました。嬉しい…。もちろん代金はお支払いしましたよ。静岡でも金沢でも絶望する程金欠で、もう諦めていたので、本当に嬉しかったです。涙。

最近お知り合いになった羽生君ファンのBさんも来場されていて、お土産にマリオデザート(広島では有名な菓子店)の柚子のゼリーをお渡ししたら、「もったいないから食べない」とか何とかおっしゃられてた。喜んでいただけて嬉しいけど、是非賞味期限までに召し上がってください(笑)

場内はなかなかの広さ。階段がめっちゃ急で怖いです。歩きやすい靴じゃないと危ないかも…。
土曜日はショートサイド寄りのSS席、日曜日はA席ですがスタンド前方。放送席の上の方だったかな。日曜日はA席しか取れなかったのですよこれが。プレミアを狙って外した上にさらに第二希望のSS席まで外したという…(泣)。前の方だったから見えにくいということはなかったけど、やっぱり土曜日の席と比べたら近さは段違いでした。前述した通りですが、土曜日は夜公演のみの鑑賞です。

さあ、いよいよ2015年最後のファンタジー・オン・アイスが始まります!以下次号。

Fantasy on Ice 2015 in KOBE②

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

さて、出発当日。いつものように手紙が終わらず、ある程度完成させてから家を出るつもりだったのに、疲れすぎて朝5時まで爆睡…。うおおおあああ(吐血)

バスにはもちろん間に合ったけど、手紙は間に合ってないので結局車内で執筆…。もういい加減にこのパターンやめようよ(汗)。どうしても手紙を書きたい人がふたりいたので、いつもの倍時間がかかったし、金沢から一週間しか経ってないので、仕方のない部分もあったのですが…。って言い訳だな(汗)。

今年新しくできた駅からバスに乗車。この駅ができたおかげでますます通勤が不便になりブチギレ寸前だったけど、この時だけは便利になって良かったと思った←現金
バスはサービスエリアでの休憩を挟んで、一路神戸へ。ほぼ到着というタイミングで渋滞に巻き込まれましたが、それを抜けたらすぐ三宮のバスターミナルにバスが滑り込む。ぴったり定刻でした。すごい。
とりあえずホテルへ向かうことにしたのですが、ホテル行きのシャトルバスが満員で乗れず、仕方なく次の便を待ちました。すごい行列でした…。土曜日だしなあ。結婚式に向かうのだろう、という格好の人を何人も見かけたけど、無事間に合ったのかなあ。

やっとこさ到着したホテルはとても大きくて立派でした。あわあわ。学会でも行われるのか、なかなか混雑していてカオスでした。ステファン仲間のAさんともここで合流。
昼公演は取れなかったし夜まで時間がたっぷり。ホテル周辺の観光情報も色々と調べてはあったのですが、時間もあることだしやはり神戸に来たからにはここへ行ってみねばなるまい、ということでポートライナーに乗り込む。わーい、初めての乗り物楽しい。眺めはいいけどあまりたくさんの人数は乗れないのかな?これ公演の前後はカオスなのでは…。
三宮で阪急に乗り換える。車内には目的地が同じらしい女性二人組。今日は絶対そういう人多いよね。全国から集結してるわけですから。

御影駅で下車し、駅で見かけた案内など参考にしながらある場所を目指す。明らかにハイソサイエティ感が漂う住宅地の中に静かに佇むその場所は、弓弦羽神社。そう、神社の名称が羽生君の名前と似ているということでファンの間で有名になった神社です。時々テレビで取り上げられたりもしていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
境内は綺麗に整えられていて、そこまで大規模な神社ではないものの、地域の人に大切に敬われている感じが伝わってきました。
参拝して境内を一周したのですが、羽生君のポスターが貼られていたり、羽生君本人の書いた絵馬がかかっていたり、どう見ても羽生君ファンの女性で相当な賑わいだったり、まさにファンの聖地といった感じ。特に羽生君の絵馬にはびっくりした。日付が直近で、まさに書かれたてほやほや。しかもほかの絵馬と一緒に、ごく当たり前のようにかけられていました。
絵馬は2枚かかっていて、1枚は自分自身のこと、もう1枚にはファンのことが願われていました。本来なら他人の書いた絵馬の内容については言及すべきでないと思うのですが、非常に有名になってしまった絵馬だと思われるので、私が配慮したところで今更遅いという気もします…。写真に収めることはさすがに遠慮しましたが。
ちなみに某女子サッカー選手の絵馬もごく普通にかけられていました。サッカー関係者にも知られた神社のようですね。その証拠とも言うべきか、境内にはサッカーボールの碑も鎮座していました。

この数日はショーに訪れたファンが数多く参拝するのだろうな、とは思っていたものの、こんなにもたくさんの人が訪れているとは夢にも思わず、改めて彼の人気の高さを再確認した次第です。おみくじを引いたり御守りを授かったりしてから神社をあとにしました。雰囲気の良いお宮でしたし、また訪れてみたいです。

駅方面へ戻り、御影高杉で遅めのランチ。キッシュとプチデザートのセット。さらに「限定メニュー」の響きに屈してオレンジのクレープシュゼットまで注文してしまう。美味しかったです…。しあわせ…。店内もめちゃくちゃ素敵でした。
お土産もここでいくつか調達しましたが、クマの形のお菓子がめっちゃくちゃ美味しかった。何だあれは。10個くらいなら一気にいけるんじゃないか?これはまた訪れなければ。もっと稼いでからね(泣)。
店内を満喫している間に外は強い雨に。セレブタウン(ですよね?)のコンビニで買い物してみたくて、旅行用のクレンジングのセットなど購入してみる。要するにまた忘れてきたらしい←学習能力皆無

ホテルに戻りチェックインの長い長い行列に並ぶ。とんでもなく混雑してますけど。ようやく入れた部屋は非常に広く、ちょっと古かったけどリゾート感に溢れていて快適。部屋の隅に素敵な机があって(普通机は壁に向かってくっつけるように設置してあるのにここは確かそうじゃなくて新鮮だった←だったと思うけどほかのホテルの記憶と混ざってるかもしれないので間違ってるかも…)、当然のようにそこでお手紙を書きました、翌日までかかって(汗)。本当にあんたって毎度毎度←もうツッコむ気も起きない
うーん、雨じゃなかったら景色ももっと良かったんだろうけどなあ。日曜日はどうにか曇り程度だったので、屋外で結婚式もやってました。やっぱりホテルはそこそこお金出した方が気持ち良く過ごせるね。もちろん安くて快適なホテルもたくさんあるけどさ、何だかんだと価格は裏切らないと言おうか。それに、最近はどこのホテルもすごく高い気がするわ…。

以下次号。

Fantasy on Ice 2015 in KOBE①

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

usagipineapple.hatenablog.jp

 

2015年のファンタジー・オン・アイスツアーは神戸公演が最後。いちばん盛り上がる最終公演には是非とも行かなくては、ということで、発表時から神戸だけは何としてもチケットを取ろうと決めて準備していました。個人的に神戸に思い入れがあることも関係しているのですが、それは追々。

静岡・金沢と同様、1年以上経ってからこの日記を書いていますので、細かい部分は記憶の彼方なのですが(泣)、とても思い出深い公演となりましたので、よろしければ最後までお付き合いください。

神戸だけは全公演見たいと熱望していましたが、予算の都合上それは厳しく(泣)、土曜日の夜公演と日曜日のチケットをまずは購入しました。残るは土曜日の昼公演ですが、一般発売はあっという間に売り切れたらしく、そもそも予算の都合もつかず(泣)、正攻法で手に入れるのは難しそう…。

そこで私は牛乳を飲みまくることにした。何故牛乳か。実は雪印メグミルクのブランド「毎日骨太」のバーコードを一定枚数集めて送ると、神戸公演のチケットが当たるという懸賞が実施されていたのである。当時織田君がイメージキャラクターかなんかになってた関係らしく、織田君が出演するアイスショーということで、ファンタジー・オン・アイス神戸公演か、プリンスアイスワールド東京公演のチケットのどちらかに応募できるようになっていました。あとコップとかクオカードもあったけど、狙うは神戸公演ただ一点。
キャンペーンダイヤルに電話して、土曜日の公演は昼公演が対象になっているということも確認。もし当たるのが夜公演だったら、既に購入済なので応募する必要がないですし。とても丁寧に対応していただいて有り難かったです。

確認も取れたことだし、あとは一心不乱に牛乳を飲むだけ。しかしよく行くスーパーでは毎日骨太の取り扱いがない…。ドラッグストアやコンビニも回ったもののなかなか行動範囲に置いている店がなく、藁をもすがる思いで(大げさ)いつもは行かないスーパーへ足を伸ばしてみたら、

ありました!応募ハガキもしっかり置いてありました!(涙)

それからというもの、そのスーパーへ足しげく通っては毎日骨太を買いまくる私。ついでに惣菜なんかもカゴに入れる(笑)。いつも行かないスーパーは楽しいなあ。何故行かないのかというと、ひとつの店で集中的に買い物する方がポイントが貯めやすいので決まったスーパーしかほぼ行かないことに私が決めているのと(ポイント結構バカにならんぞ)、さらにこの店が私の通勤ルートから外れているのと閉店時間がちょっと早めだからである。この頃の私はいつも21時過ぎないと最寄り駅に帰ってこれず、その時間にはこのスーパーは既に閉まっているのだった…。家に帰っても寝る時間を確保するだけで精一杯という毎日だったけど給料は完全にワープアのそれだった。ホントにもう体力の限界でした…。つらかった…。

結局16本ほど飲んだだろうか。ひとりで暮らしているので当然ひとりで消費しなければならない。牛乳は好きだけど、さすがに飲みすぎたらしく、人生最大レベルでおなか壊した(汗)。病院送りになるほどおなか壊したことは過去にもあったけど、牛乳が原因でこんなに酷い目にあったことはかつてなかったわい(汗)。どうも牛乳が体に合わなくなってきているようで、最近よくおなか壊すんですが、乳製品大好きなので辛すぎるんですけど(泣)。
私がバーコード集めてることを知って、ご自宅で消費した牛乳パックをくれた人もいたんだけど、割引商品の場合はバーコードにマジックで線が引かれていて、応募に使うのはどうなのかなあと思ったので、頑張って自分で飲みました…。気持ちはとても嬉しかったんですけどね。

バーコードが結構な厚みになったので、一応郵便局の窓口で重さを確認してから投函するなど慎重に確実に応募したのですが、結果はかすりもしませんでした…。懸賞にはわりと当たる方だったのだが、ここ数年はまったくもってダメ。あまり数を出してないのもあるけど、かなりの当選人数の懸賞でも当たらないです(泣)。でも同時期にやってた羽生君の時計が当たる懸賞には一口だけ応募して見事に当選したのだった。チェーン店ごとに当選人数が決まっていたようなので、こういう時は地方にしかないスーパーやドラッグストアの枠で応募する方が有利なんだろうなと思いました。それでも当たらない時は当たらないけど…。

そんなわけで、昼公演のチケットはおなかを壊しまくっただけで結局手に入らず(泣)。絶望的に完売状態で当日券も出そうにないので、大人しく2公演だけ見ることにしました。

神戸は近いので、高速バスでも片道四時間程度。ちょうどバス停が新しく追加されていて、そこから乗れると便利だし、これはラッキーとばかりに往復で予約。往復で10000円いかない。ものすごく助かる…。
ホテルも早めに動いたので会場へのアクセスが非常にいい場所を押さえることができました。ステファン仲間のAさんもご一緒してくださるのでとっても楽しみ。

てなところでそろそろ神戸へ出発です。以下次号。