うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

スターズ・オン・アイス2017雑感②

昨日の続きです。全3回の予定です。ではではどうぞ。


★グループナンバー・恋ダンス
昌磨君、刑事君、織田君、宮原さんによる恋ダンス。今回の目玉かな?ナレーションが男子選手には君づけなのがちょっと新鮮(笑)。
練習映像もあり。振付はジェフなんだ。ジェフの恋ダンスって何そのお宝映像。ってかうますぎなんですけど!ジェフがあからさまにいちばんうまい、さすがだ。ああスッ転んでるのもかわいい…。阿修羅も混ざりたかったろうなあこれ(笑)
そして本番。みんなかわいいけど刑事君が飛び抜けてかわいすぎるんですけど。な、何これ…。って本気でどうしたらいいのこれ(←落ち着け)。刑事君がひたすら恋ダンス踊ってるだけのビデオ売ってください、言い値で買います…。
ほかの選手たちもみんな出てきたのかわいかった。友野君のノリノリっぷりが最高でしたね(笑)。あと成美ちゃんがすげーかっこよかった。ついていきたいと思った(笑)←何その感想


★坂本花織
彼女のブエノスアイレス好きなんだよねー。スピンに入ろうとして転倒したのかな、珍しいミス。ジャンプはやっぱりかっこいい、惚れ惚れ。この頃は一般の知名度ほとんどなかったろうけど、1年後にはオリンピック代表ですからね。ホントにすごいシーズンだったよね。ワクワクしたよ。


友野一希
ブルース・リーか、めっちゃなりきってるし。表情まで作り込んでる。君大阪の子だろ?(笑)
もう一曲。バナーを広げるタイミングが絶妙すぎ。絶対大阪の子だろ?(笑)めちゃくちゃドヤ顔で歌いまくってるし、いい人材が生まれたな(笑)。ミラノよ何故彼をエキシビションに呼ばなかった…。


鈴木明子
ファンタジー・オン・アイスで滑ってたやつですな、アヴェマリア。近年の鈴木さんのプログラムの中では結構好きです。しかし子供の泣き声が響いてたな…。しょうがないとは思うが、あまり小さい子にはきついだろ鑑賞は…。少し考えてあげて欲しいなといつも思ってます。
おお黒鳥も滑ったのか。悪女モードの鈴木さんの最高傑作じゃないですかね。あっという間に終わっちゃう。いいプログラムの証拠ですねー。


ジェレミー・アボット
ああああこの選曲最高過ぎ…。日本語訳タイトルは『明日へ架ける橋』だっけ、『Bridge Over Troubled Water』。昔何度も何度も聞いてたんだ。ジェレミーの滑りでこの曲を堪能できるとかどんだけの贅沢だよ…。最高すぎるわ…。
おお、もう一曲あるけど何このあやしい出で立ち。忍者?工作員?テロップ出てないと誰かわかんねえぞ。覆面取ったらちゃんとジェレミーだったけどさ。なんかゲームのキャラクターみたいですね。バックフリップも決めてくる。端正に滑るだけじゃなくて何でもできるんだな、すごいなあ。


佐藤有香
はいはい、これは小娘、いやいやお嬢さんたちには滑れませんよ。ぶかぶかのシャツに気だるさとほのかなバブル臭。素敵…。


★エカテリーナ・ゴルデーワ&デヴィット・ペルティエ
ペルティエさんが時を経てすごい雰囲気ある親父になってる。さすがとしか言えんプロ二人。うっとり…。


ジェフリー・バトル
もう引退して10年くらい経ってるのにこの滑りから伝わる情報量の多さ。トレーニング中のボクサーみたいな雰囲気のプログラムですね。最後にグラサン外すと端正なジェフの眼差し。
もう一曲。こちらも上手い。相変わらずなんてカメラ映えする笑顔と滑り…。プロになってからますますスケートに磨きがかかってるのがホントにすごい…。


★グループナンバー
ナバーロ&ボメントリー、アボット。わりとあっさりしたナンバー。ちょっとしたつなぎ的なプログラム?


荒川静香
最初に流れたプログラムはなんか洒落た遊園地のホログラフィーみたいな現実感のない荒川さん。もう一曲は旦那でも出ていっちゃったのか?荒川さんがこういう生活感のあるプログラムで滑るようになるとは、ずっとホログラフィー系だったのに。すごく良かったのでまたこういう感じの滑って欲しい。


織田信成
最初に流れたプログラムでは珍しく転倒。でももう一本跳んだジャンプは綺麗だった。さらにプログラムがもうひとつ。これ確かステファン振付だっけ、トップハット。ショーにピッタリの凄く素敵なプログラム。織田君の明るさって貴重なんだよね。んでもってわりと正統派も似合うんだよなあ。


メリル・デイヴィスチャーリー・ホワイト
さらっと流すように美しいプログラムとノリノリのプログラムのふたつ。ノリノリのチャーリーの袖がピンクと赤に分かれてて左右で色が違うのかわいかった。踊るチャーリーが上手すぎてガン見でした。メリルの身体能力がどうなってんのか本気でわからない驚異のリフトはもうやんないのかなー…。


宇野昌磨
『See You Again』。黒いシャツバージョンもあるんだな。最初のジャンプがすっぽぬけちゃったね。翌日?はラヴィアンローズ。これステファンの振付だったっけ?この日は転倒して苦笑い。ミスは4回転ループだったのかな、2日とも。
最後はブエノスアイレス午前零時。フリーのショーバージョン?いや普通にフルのフリーだな。すげえ。今日もループはダメだったけどフリップは綺麗に降りたかな?トゥループも跳んだよね?てか本人によるとアクセルと4回転ばっかり跳んだのかなこれ…。ひえええええええ!もう1回ゆっくり見たいぞこれ…。


宮原知子
宮原さんも2曲。みんな結構回によって変えてたんですね。彼女はわりとたくさんエキシビションプログラムを持ってる気がする。二つ目のプログラムがすごく好きだなあと思った。本人も楽しそうに滑ってるように見えました。


★フィナーレ
まずはレギュラーメンバーのみ。衣装がカラフルで、はっきりした色使いですごくいい。色が男女で対になってるのね。でもチャーリーの対になる紫の人がいない(泣)。チャーリーかわいい←病気
日本人スケーターも出て来て華々しく終了。すごくたくさんのスケーターが出てたんだねえ。豪華だなあ。ううう、2011年に行ったきりなのでまた見に行きたいですよ(泣)。


ショーの模様はここで終了ですが、まだまだ番組は続きます。それについてはまた明日。次回で最終回。よろしければ明日もお付き合いください。

スターズ・オン・アイス2017雑感①

CS無料放送の日に2015年の公演からぶっ続けで放送されたのでぶっ続けで視聴。と言ってもテレ朝のスケート番組とだだかぶりで、2015年版と2016年版の最初の一時間は視聴を諦めてしまったのですが(泣)。またいつか放送してください、私が喜んでガン見します…。
2017年版はようやく丸々視聴できたので、気合い入れて感想を書いていこうかなと思います。放送時間が長かったため感想文もかなり長くなると予想されますので、数回にわたって掲載します。よろしければどうぞ最後までお付き合いください。

ではでは、豪華メンツによる豪華なショーのスタートですよ!


★オープニング
オープニングに出演してるのは北米のスケーターだけなのかな?なんだかとても味のあるオープニング。派手じゃないオープニングって新鮮かも。


★須本光希
傘ありバージョンの『雨に唄えば』。とても雰囲気があって素敵。傘ありバージョンは初めて見たけどすごく気に入ってしまったよ。綺麗なジャンプ跳んでるなあ。お、インタビューもありですね。


本田真凜
このシーズンのショートプログラムですな。真凜ちゃんの華やかさは練習で培える類いのものではないと思うから、いい方向に伸ばしてって欲しいとホントに思うよ…。
続いてエキシビションプログラムも。違うプログラム滑ったのも全部流してくれるのね。この主人公は教官に怒られても気にしてなさそう(笑)。ドラマ見たことないけど(汗)。その前にドラマのイメージなのかこれ?全然関係なかったらすみません(汗)。ん?客席に濱田コーチ?へえ、紙コップに先生へのメッセージ書いてたんだ。かわいい。


高橋成美柴田嶺
おおお、トゥーランドットだ。成美ちゃんのリフトのポジション綺麗だなあ。この翌年には引退しちゃうんだよね成美ちゃん…。この時はもちろん誰も知らないわけだけど…。
ところで今年の放送は演技とインタビューをスケーターごとにまとめて流す方式になったのですね。その方がスッキリしてていいや。


★島田高志郎
曲と体の細さで一瞬羽生君が出てきたのかと錯覚しちゃった(汗)。彼の演技は熱くていいよな。かと思ったらもう一曲別のプログラム。こちらはハンカチの使い方が上手い。ハンカチに何かを呼びかけてるみたい。爽やかな甘ったるさも感じたが、やっぱり熱いかも(笑)。ステファンに師事してんだよね今。今後も期待ですね。


★白岩優奈
彼女も日によって違ってたのかプログラム。『I Got Rhythm』は手袋の色がはっきりしててて面白い。もう一曲は全然雰囲気が違ってとても良かった。前髪下ろしてるとめっちゃかわいいな彼女。


★グループナンバー
サウンド・オブ・サイレンス。名曲ですね。まず現れたのはブラッドリー。彼を映す鏡かと思ったらあれはアボットか。そして滑り出すジェフの姿。これは何という贅沢な…。まるでイメージビデオみたいだ。端正な二人の滑りにブラッドリーの豪快さがいいアクセントになっている。むちゃくちゃカッコ良かった…。


★キンバリー・ナバーロ&ブレント・ボメントリー
ボメントリーさんのダサい感じがすごくいい(笑)。二人ともメガネにサスペンダーで親しみやすい野暮ったさを出してて面白かった。こういう明るいプログラムの存在はショーにおいて大切ですよね。
インタビューになると鍛え上げられた肉体のがっちり具合がわかって全然ダサくなかったボメントリーさん。むしろかっけえ…。さすがカップル競技の男性。


三原舞依
あれ、衣装赤かったっけな、カプリース。1年前の演技のせいか、まだ少女のかわいさが前に出てる感じだな。
もう一曲はタイスの瞑想曲。彼女の滑りを引き立たせる選曲。10年くらい経ったらもう1回滑って欲しい。少女の魅力とはまた別の雰囲気で見てみたい。


★ライアン・ブラッドリー
ホントにライアンが西部劇に出てると錯覚しそうなプログラム。衣装もかわいい、帽子にブーツ。
おおもう一曲あるぞ。西部劇プログラムとは別の方向に男くさい感じ。ちょっとミスったのかな、思わず出た笑顔がいい人そうでなんだかホッとしてしまう。バックフリップももちろん健在。おおおおお2回も!


キミー・マイズナー
うーん、ジャンプが決まらない日だった…。あ、別のプログラムも滑ったのね。こちらも何でもないところで転んだりしてたけど、最初のジャンプはしっかり決まってホッ。そうか、キミーが世界選手権で優勝してから干支が一周したんだ…。信じられん…。インタビューを見てると変わらないかわいさなんだけれど。


田中刑事
『Just Like Fire』。かっこいいエキシビションプログラム。これ好きなんだー、とか思ってたらもう一曲。おおおお、千と千尋の神隠しだ。確かジブリ好きなんだっけ。この湯屋からは神帰らないだろうな(笑)。
何度も見た映画だが、さらに何故かフランス語吹き替え版で死ぬほど見た。フランス語吹き替えでも全然違和感ないのでおすすめ。ぶっちゃけ何言ってるのかはわかんないんだけど(汗)、何度も日本語版で見ておけばだいたいセリフ覚えるから問題なく楽しめるよ(笑)。ハクが迎えに来るシーンで、銭婆に「おばあちゃん」って千尋が呼び掛けて抱きつくところでいつも泣く←何でだ


樋口新葉
今現在迫力系のプログラムを滑らせたら日本一なのでは。おお、『白夜を行く』も。これ好き。迫力系の彼女しか知らん人に個人的に薦めたい。いいプログラムですよ。このたびの演技もとても良かったですね。


★グループナンバー
追悼のプログラムなのかな。滑ってるのはたぶんレギュラーメンバーだけだよね。最後に出てきたのはゴルデーワ?チャーリーばっか見てしまった…←お前…


てなところで、長いので一旦終了。続きはまた明日。

フィギュアスケートだらだら語り in 5月←タイトル考えるのめんどくなってきた

久しぶりになっちゃいましたね、フィギュアスケート関連のだらだら記事です。それぞれ独立させて記事にしてもいいんでしょうけど、それじゃそれぞれの文章量が少なすぎるので…。


まずは地元広島のローカル番組『フロントドア』。カープ専門チャンネルだっけ?とたまに錯覚しますが(笑)、一応広島の情報番組ですかね。司会がロザンの宇治原さんで、あからさまに頭のいい方の喋りをされているため全然聞いてて「疲れない」ので、ほぼ毎週流しています。確かカープが二連覇した際に菊池のカンチョー特集みたいなのやってた時は腹を抱えて笑いました…。あの人素人が見てもどうかしてると思うくらい守備凄いけど、別の意味でも理解の範疇超えてますよね。いやー、面白いわー(笑)

主題は菊池の話じゃなくてだな(笑)、5月5日に放送された町田樹の独占インタビュー。ご存じの方も多いと思いますが、今年8月に広島で10年ぶりくらいにプリンスアイスワールドが開催されます。フロントドアを放送している広島ホームテレビが主催のため、ホームテレビを流しているとCMや告知を見かけるようになり、「本当にここは広島だろうか」と錯覚する日々です。アイスショーすら10年開催されてないんだよ!正確にはディズニーオンアイスはやってたけど、あれはどっちかというとディズニーのイベントじゃん(泣)!スケートファンの意図するアイスショーとはちょっと違うじゃん(泣)!

フロントドアへの町田君の出演も前日夕方のローカル番組の予告で知りまして、思わず絶叫しましたよね…。2014年の夏にサンフレッチェの試合に登場して以来じゃないか、町田君が広島の番組やイベントに出るのは。広島のスタジオじゃなくて横浜でのインタビューだけど、でも広島でしか流れない番組には違いないよ。
そもそも織田君や安藤さんや、そうそうたるスケーターが出演してるのに、何故ピンポイントで町田樹独占インタビューなんだ。そうか、広島のテレビ局にとって町田君は今でも広島の子なんだな。中国新聞(※広島に本社のある新聞社)なんてグランプリシリーズの優勝を一面で取り上げるくらいの肩入れっぷりだったからな…。今でもローカル番組でスケートの話題になると、必ずと言っていいほど町田君の名前が挙げられる。広島のスケートファンにとっては希望だったんですよ、町田君は。

さて、インタビューです。冒頭で「町田君ってどんな人?」という質問が織田君と安藤さんと佳菜子ちゃんに投げられる。変わった人って答えつつフォローもしてたけど、長年一緒に滑ってきた仲なので町田君の素顔はちゃんと知ってるんだろうな、と何となく。
町田君は衣装のままでインタビューを受けていました。一時期話題を席巻した独自性のある言葉の選び方は相変わらずで、そう言えば町田君の声を聞いたの引退以来じゃないか、と少し切ない気持ちになる。
新しいプログラム「ボレロ」について説明する町田君。なるほど、これは面白い解釈。現時点ではチケットを買える目処すら立っておらず、見に行けるかどうかは果てしなくあやしいが、実際にこの目で演技を見られる日がとてつもなく楽しみになった。夢は捨てずにいよう、うん。
スタジオもすっかり町田君に魅了された様子。私の友達もこのインタビューを見ていたようで、あの町田って人引き込まれた、と素直に感心していた。ああ、プリンスに誘いたい。身近にものっそ濃いスケート談義のできる友達が欲しいので洗脳したい←やめんか(笑)

最後は関西の番組でロザンと共演しているという織田君が「ロザンへのメッセージは特にない」とかなんとかオチをつけて終了(笑)。さすが織田君です(笑)。
夏が終わるくらいまではホームテレビ優先でチャンネルを合わせておこうとうっすら誓った。プリンスアイスワールド横浜公演の映像もたっぷりで、なかなか見応えのあるコーナーでした。


それから5月12日放送の『フィギュアスケートTV!』。今までネタにしてこなかっただけで、我が家のテレビが映し出すようになってからは毎月見てますよ。本当のガチなファンにしか需要のないであろう内容に振り切ってるところがいいです(笑)。ローカルなイベントや試合にもテレビカメラが入るようになったって、よく考えるとものすごいことなんだけどね。時代は変わった…。
アイスダンスのトライアウトとかアスリートチェックとか、今月は特にマニアックなラインナップだった気がする。坂本さんの靴下が最高だった(笑)。どこで買うんそれ(笑)


同じく5月12日の深夜、いやもう13日と言うべきですかね、とにかく深夜に放送された『japanぐる~ヴ』。ファンタジー・オン・アイスでお馴染み、CICの社長の真壁さんが出演されていたので初めて見ました。
ご自身の経歴の話はたぶん聞いたことがなかったので、なるほど、と思いながら見てましたが、結構たっぷり昨年のファンタジー・オン・アイスの映像が流れたのも個人的には嬉しかったです。オープニングテーマもかかってたし。その曲会場で販売したら結構売れるんじゃないかと思うんですけどね。私買うよ。買って一日中聞くよ(笑)。ああ、年に一度はあの曲を会場で聞かないと死ぬ病気なんで誰か諭吉を呼んできてはくれまいか←無茶
しかし宮原さんを「ともこ」と読んだり、字幕が「アテッサ・バーチュー」になってたり、チェックが甘過ぎなのにはちょっと物申したかったかもしれない。誰だよ、アテッサって。夜中にじわじわきて吹いちゃっただろ(笑)。


オリンピック終了直後のシーズンとなるため大きな変動が起こりやすい時期ではあると思いますが、びっくりしたのはメドベージェワのコーチ変更。ヤグディンプルシェンコをどうしても連想してしまいましたが、これがメドベージェワにもザギトワにもいい選択であるように願ってます。
あのメドベージェワの才能にさらに磨きをかけられるコーチは確かにオーサーくらいしかいない気がしますね。脳細胞がゴシップでできているしょうもない大衆がしょうもない声を上げるでしょうが、気にせず頑張って欲しいです。何度も記録を塗り替えた、フィギュアスケート界の誇る極強の選手でありオタクが二人、クリケットに揃うのか…(笑)。いやいや、凄いことになりそうですね。

そのメドベージェワが出演していた、4月28日放送の『炎の体育会TV』。男装して滑り出した時に「おかしい!」ってリンクがざわざわしてたのに大爆笑してしまった。確かにおかしいわ(笑)。特にレッスンに通ってるような子は明らかに上手いのにすぐ気付くでしょうし。おばあちゃんの演技もうまくて、やっぱ彼女のPCSは本物なんだなあと妙に感心した(笑)。
よくこんな企画でも気さくに出てくれたなあとも思うけど、本人がとても楽しそうだったので嫌な感じが全然しなかったですね。かわいかったです。

さらに5月12日の『炎の体育会TV』。虎?衣装のザギトワにハビエルマンのフェルナンデス。バラエティーの画面に溶け込み過ぎなんですけど君たち(笑)。リンクではあんな雰囲気たっぷりの虎衣装なのにバラエティー番組の画面だと完全にネタ衣装…。舞台装置大事…。
さらにケイトリンに樋口さんに小塚君。画面の密度が濃い(笑)。スケートファン狂喜のメンツなんですけどね。どこの国の番組かと思ったわ…。
羽生ゆずれない氏の登場にこれ以上ないくらい不審な表情を浮かべているザギトワには涙出るほど笑った。ものまね芸人の存在なんて知らなかっただろうからなあ、そりゃいぶかしがるわな…(汗)。


ネタにしてないだけで、スケート関連の内容があると予告された番組はごく短いコーナーでもできる限り見てますよ。番組表のキーワード検索で引っ掛かるようにもしてます。某阿修羅のファンの皆さんは将棋番組も引っ掛かってることと思いますが(笑)


テレビ番組の感想はこれくらいにしておきまして、選手の引退報道(泣)について。
まずはエラジ・バルデ。前々から今シーズンで引退という話だったので驚きはありませんでしたが、正式に発表されるとやはり寂しいですね。キスクラ笑顔部門はいつも彼が優勝だったよ。
主力選手の引退が相次ぐカナダですが、ケヴィンについてはバルデやパトリックみたいな正式なアナウンスあったっけ…?それがないとどこか踏ん切りがつけられないのでアナウンスして欲しい気持ちと、このままであって欲しい気持ちとで半々です…。

そして情報が錯綜しているのがハンヤン。まさか引退?と一時ファンをざわつかせたことがあったが、今度こそ確定では?いやいや情報源がわからないし、と判断がつきかねる状況。ジジュンもいつの間にか引退していたような形だったので(私にそう見えただけだったらすみません)、ハンヤンもそうなのかもしれないと思うとモヤモヤが残りそうで…。引退の原因を悪意ある当て推量で語ってる皆さんは「諭吉に告白してもフラレる刑」に処します←地味に極刑じゃないかそれ?


思ったより長くなっちゃいましたがこのまま載せます。ではでは、また次回のだらだら語りでお会いしましょう!

Fantasy on Ice 2018公演への長い道・改訂版

おかげさまでこのところ「本当に自分のブログかしら?」というくらいアクセスがございます。1日のアクセスが一桁だった頃に比べたら、ですが(笑)。
これは昨年と同じ現象ですね。そう、羽生結弦氏のファンタジー・オン・アイスへの出演発表。怪我の影響で今年は難しいのでは、と予想されていた方も多かったと思うので、まさに嬉しい悲鳴ではないでしょうか。
実は羽生君が出演するという発表から一週間で、今年2月のアクセス数をあっさりと超えてしまいました…。2月のアクセス数はこのしょぼくれブログにおける現時点でのベスト5に入るくらいの数だったのですが。昨年と同じ現象ではありますが、明らかに昨年より多いです。こんな世界の外れにひっそり佇むブログなのに(汗)。オリンピック恐るべし…。

今年もアクセスが増えるかも、とある程度予測はしていたので、検索でこのブログを発見された方用に過去の旅日記へのリンクをまとめた記事を何となく書いてはいたのですが、予想以上にアクセスが多いのと、その記事以降に2015年の神戸公演のレポートを掲載したこともあり、今回は改訂版を執筆してみようと思います。前回の記事と基本は同じ、過去記事へのリンク集ですけど、もう少し各会場についての私の雑感なども追加してみます。
基本的に私の単なる旅日記ですので、検索されている皆様がお求めになっておられる情報が掲載されているかどうかは微妙なところではないかと存じますが(泣)、もしよろしければ雰囲気を掴む程度にでもご活用ください。

そんなわけで、現時点で掲載済みの、今年度会場になっている5ヶ所で過去にファンタジー・オン・アイスが開催された際の旅日記が以下です。ここに掲載されていないものは私が行けなかったか、執筆済みですがまだ載せていないか、執筆はしたものの気に入らなくてお蔵入りさせているか、のいずれかです。各年度ごとに「アイスショー旅日記」というカテゴリーを設けて分類もしてありますので、もし今年度の会場以外の場所の情報をお探しの方はそちらも参考になさってください。一応、行ってない公演よりは行ったことのある公演の方がはるかに多いです。また、ファンタジー・オン・アイス以外のアイスショーの記事も色々掲載しておりますので、もしそれらと同じ会場で行われる公演などの情報をお探しでしたら、是非お役立ていただければと思います。
全部合わせれば70記事くらいあるので(汗)、それぞれの旅日記の第1回目のみリンクを貼っておきます。


2014年 幕張公演(全14回)
usagipineapple.hatenablog.jp


2015年 金沢公演(全6回)
usagipineapple.hatenablog.jp


2015年 神戸公演(全10回)
usagipineapple.hatenablog.jp


2017年 神戸公演(全12回)
usagipineapple.hatenablog.jp


2010年 新潟公演(全7回)
usagipineapple.hatenablog.jp


2011年 新潟公演(全12回)
usagipineapple.hatenablog.jp


2015年 静岡公演(全10回)
usagipineapple.hatenablog.jp


以上です。2019年にも幕張と神戸での開催は決定であろうとP&Gの懸賞の内容から予想されますので(笑)、2018年の公演終了以降にこの記事を発見された方にも参考になれば嬉しいです。ただ、何度も申し上げますがただの旅日記なので(汗)、その辺りはご理解の上で…。


で、ここまでもさりげなく全部書き直してるけど(笑)、ここからはさらに追記。各会場の座席やアクセスについて簡単に私の雑感を。詳しくはそれぞれの会場の過去の公演のレポートも参考になさってください。

★幕張
実はこの5会場の中では最も印象が薄く、あんまり覚えてなかったりします…。音響がイマイチだったのは何となく記憶にあるのですが、たまたまかもしれないですし。可もなく不可もなく、だったのかな。
立地としては近くにホテルや飲食店も多く便利だったのではないかと思います。と言っても私の場合は旅費が高くついてしまう会場で、優先順位としては低くせざるを得ませんでした。

★金沢
この5会場の中では最も気に入っています。とても綺麗で落ち着いた空間でしたし、音響も素晴らしい。かなり後ろの方の席でも視界は良好でした。会場で選ぶなら私はここです。立ち見も出ますし。出るのかな?間違ってたらすみません。
ただ、金沢駅からかなり距離があり、3年前はバスの本数も少なく移動が大変でした、特に帰り。あと観光地なのでホテルがちょっとお高めだった記憶あり…。

★神戸
SS席の段差が緩く、3列目くらいからは見辛いかもしれません。端の方は涙が出そうになったくらい見えませんでした。改善されていればいいのですが…。スタンド席の方が視界にストレスを感じることがなくて見やすいかもしれません。もちろんリンクから距離はありますが、人の頭で見えないよりは…。痛し痒しです。まあ好みの問題ですかね。
三宮駅からポートライナーで一本。アクセス的にはさほど困難はないかと思います。グッズ売り場が屋外なので雨が降ると大変。P&Gの本社があるのでこれからも毎年開催されるかも。

★新潟
悪名高い朱鷺メッセの段差。SS席にしか座ったことないですが、端の方は本当に見えませんでした。ただ、今年度から会場の座席配置が大幅に変更されているようです。主催に観客の嘆きが伝わっていることを祈るばかりですね…。
立地自体は街の中心部でアクセスも良く、建物も屋根のある部分が広くて悪天候でもしのぎやすいです。あと新潟は米と魚が美味しい。あの座席の傾斜と西日本からのアクセスの面倒さがなければまた行きたいんですけどね。

★静岡
目の前にリンクがないどころかいちばんよく見えるのはステージの横の配電盤みたいなの、という端っこ席の端っこっぷりが相当で、なかなか印象深いです(泣)。逆にSS席の視界は良好でした。
最寄り駅が在来線の上、そんなに賑わっている場所でもなく会場も山の上で、アクセスとしてはそれほど便利ではないかな。私は許容範囲でしたが都会の方はいかがでしょうか。沿線火災や金欠等々で一切観光してないのでリベンジしたい。


こんな感じですかね。どこの会場でも基本的に端は見にくいです。ご自身の身長や周囲の方の体格などにもかなり左右されると思いますが…。バナー等を振られる方は、少しだけ周囲の方の視界も気にかけてあげて欲しいです。端の席で前のめりになると隣の人は殴りたくなるほどリンクが見えなくなるので、気持ちはわかりますが夢中になり過ぎないように少し自分を律しながら鑑賞していただければ皆がいい思い出を持って帰れるかな。
端でも後ろでも、会場にいるからこそ味わえる空気というものが必ずありますので、手に入ったチケットは運命だと思って是非是非楽しんできてください!

こんな記事書いてる私本人ですが、残念ながら経済的に手も足も出なかったため、今のところどの公演にも行く予定はまったく立っていません。先行にも一般にも申し込みすら出来なかったのは2010年以降は今年が初めてで、辛くなるのでできるだけ考えないようにしていたものの、公演が近付いてきた今頃になってショックがボディーブローのようにじわじわ襲ってきています(血涙)。何故か「どこか1ヶ所だけは行けるんじゃないかな」と楽観的に考えている自分がいるのですが、根拠はあると言えばあるけどないと言えば完璧にまったくなく、現状単なる寝言です(泣)。
申し込み出来なかったのは経済的事情ただ一点のみなので、諭吉が突然家のポストに投げ入れられでもすれば即座に解決するのですが、完璧に寝言な上もうチケットないですよね(血の涙)。しばらく貧乏する覚悟で仕事を変えたため仕方ない部分もあるのですけど(今大変なのは今までも十分過ぎるくらい貧乏だったからなんだけどね…。とほほ)、先行の時期までに何とか出来なかった自分を呪いたい(泣)。呪えば諭吉が家のポストに投げ込まれるならなんぼでも呪うけどな!←絶望
とほほ…。私これだけが毎年の楽しみなのに…。もはやライフワークなのに(号泣)

そんなわけですので、今年度は何ひとつ旅日記が書けないまま終了かもしれません(泣)。できればそんなことにならないよう、皆様のお力を貸していただければ幸いです(涙)。祈りとか呪いとか、何とぞひとつ…。って呪いはあかんやろ(笑)

ではでは、皆様のファンタジー・オン・アイスの思い出が素晴らしいものとなりますように!また思い出したら遊びにいらしてくださいませ。熱い(暑苦しい←汗)記事を量産してお待ちしております。
一応、改訂前の記事にもリンクを貼っておきますね。
usagipineapple.hatenablog.jp

このファンレターは牧草でできています

本日の記事は公開感謝状です。と同時に素敵なブログのご紹介でもあります。癒されたいあなた、本日ご紹介するブログを覗いたら最後、ファンクラブの門を叩きたくなりますよ…。

ご紹介するブログはこちら。

flemy.hatenablog.jp


兎徒然」さんです。
ブログ名に「さん」って付けるのは変かな?すみません(汗)。

ブログ主のid:flemyさんは、達者な絵を描かれ、美味しそうなごはんも作られる、とてもセンスのいい素敵な方で、そういった記事を読んでいるだけでも楽しいのですが、なんとフィギュアスケートもお好きで、何よりもうさぎがたいへんにお好き。スケート仲間でうさぎ仲間なんて、よくもこのような方とはてなで出会えたものだ、と実はとっても嬉しかったりします。勝手に仲間にしてすみません(汗)。

そのflemyさんは「兎徒然」に、毎日のようにある「アイドル」の写真を載せておられます。
そのアイドルとは!
アイドルとは!

うさぎの「ふきちゃん」!

もうね、是非ブログに見に行っていただきたいのですが、ふきちゃん、めーちゃくちゃかわいいです。ホントにかわいい。私はうさぎならだいたい何でも許す筋金入りのうさぎマニアですが、その私が見てきた中でも相当かわいいと思います。ちょっと面長なのが昔ながらのうさぎみたいで余計かわいいのです(←マニア)。
私はふきちゃんがflemyさんのお宅にやって来た頃からずっと拝見しているのですが、赤ちゃんうさぎ特有の強烈なかわいさにノックアウトされつつも、さらにふきちゃんの喋り方にも悶絶しておりました。語尾の「でし」は普通に友達へのメールあたりに使いそうになりますし(笑)、いちばん悶絶したのは「おかーぴゃん」でした…。おかーぴゃん…。ふきちゃんのおかーぴゃんも絶対かわいいんだろうな…。

ふきちゃんそのもののかわいさももちろんですが、生き生きした表情や綺麗な毛並み、くつろいだ様子などを見ていると、flemyさんに本当に可愛がられて大切にされているということが伝わってきます。だからふきちゃんの写真は見ていて圧迫感(この表現は変かもしれないですが…)がなく、純粋に癒されるんじゃないかなと思ってます。
私の好きな写真の掲載されている記事はこちら。だっこ嫌がるペットは多いと思うんですけど、このうっとりした表情は、だっこされてあったかいんだろうなあ(笑)っていうのと、飼い主のことを信用してなかったら絶対してくれないよな、というのが伝わってきて、ホントにいい写真だなと勝手に思っております。

flemy.hatenablog.jp


そのふきちゃんのファンクラブが発足するということで、ひっそりこっそり読ませていただくだけのつもりでいた私でしたが、いやこれは意思表示するべきじゃね?と一大決心し、入会希望のコメントを書かせていただきました。
そうしたところ、とっても丁寧な会員証を発行してくださったばかりか!
今声を上げたらちょうど4番目かな、4回転の4でちょうどいいし4番目だったら嬉しいな、と厚かましくも希望を書いていたのですが、それを汲んでくださったばかりか、「ついでに4Aだったらスケオタとしては最高の番号だな。でもそこまで言うのはさすがに申し訳ないからなあ」という私の水面下の願いまでお見通しだったと言うかそこもしっかり汲んでくださったのですね(笑)、

会員番号「0000004A」!
神かと思いました…。素晴らしい…。これがプロの仕事←何のだ

会員証もアイスショーをイメージしたという私専用のもの。ここまでしてくださるとは…。もう私は一生ふきちゃんの下僕です。おつむなでなでいたしましょうか?私うさぎの頭を撫でることだけはプロですよ。さっき勝手にプロ認定しました(←雑)。あ、flemyさんじゃないと嫌?うう、ごめんね(泣)。

この会員証のデザインからもわかる通り、flemyさんは芸術方面にも感性が鋭くていらっしゃいます。こちらの記事はとても読みごたえがあり、お勧めです。

flemy.hatenablog.jp


flemyさん、素敵な会員証とブログの紹介本当にありがとうございました。今更になってしまって申し訳ありません(泣)。会員証壁紙にして眺めてます。ファンクラブグッズも作ったら通販してください(笑)。これからもふきちゃんの健やかな成長をひっそりこっそりじっくり楽しみにしております。私もランビエールのコアな記事(笑)等々でflemyさんに楽しんでいただけるように精進したいと思います。でし。

最後まで読んだ皆さん、もうすっかりふきちゃんにメロメロ萌え萌えきゅんきゅんじゃないですか?先生怒らないから正直に言ってごらん。やっぱりそうか。ほらほら、ぐずぐずしてないでふきちゃんの成長記録をさかのぼる旅に出てくるといいよ。語尾が「でし」になってたら察してあげるよ。先生大人だからなんにも言わないでしね。

重ならない輪の外からの嘆願書

今週のお題「おかあさん」

世界はたぶん自分が思っているよりも広くて、わざわざ日にちまで設定して商戦にまで発展させて、「感謝しなさい、それが当たり前」と迫られるのが、一部の人間にとってはある意味で恐怖なんですよ、とわかって欲しいかな、ととりあえず前置き。
誰かが作ってくれたきっかけがなければ感謝もできない感謝だなんて、本当の感謝だろうか。物やお金じゃないと示せない感謝なんて本当の感謝なんだろうか?もちろんそれはひとつの形であって、しかもとてもわかりやすいから間違ってるだなんて思ってはいないけど、相手や場合によってはそれが正解だともすごく思っているけれど。あなたがそれでいいならそれでいいし、それはあなたの自由だからあなたの思う通りにすればいい。けれど、あなたのその世界をほかの誰かも当たり前に共有しているとは思わないで欲しいのです。

生んでやったんだから感謝しろ、と言われるたびに、私は「人生が罰ゲームみたいで生きている意味が本気でわからなくて、感謝しなくちゃいけない理由がどうしても理解できない」と頭の中をぐるぐる回る言葉を噛み殺してきました。

私の母は少々変わった人です。近年になって、小学校や中学校の同級生と私の母の話になると、実際の本人を知っているだけに彼らから納得した言葉が返ってくるようになりました。「当時は毒親なんて言葉はなかったからね…」という同級生の呟きは忘れられません。

しばらく人生に躓いていた頃に下された、「両親の愛情不足です」という専門家の判断に母は激怒していました。たっぷり愛情をかけてやった!と。私の目の前でそれを言わないで欲しかった。私は専門家の判断に納得しています。
正直、ここに書けることなんてほんの一部です。書いてもいいのかもしれないけれど、あまりに情けなくてさすがの私も書く気にはなれません。それを書けば納得してもらえるのだろうけど、そこまでさらけ出しても揚げ足を取る人は取るからです。自分が理解できないことは不快なものとして排除する人により世界は回りづらくなっている気がします。傾ける耳を持たない者と話し合って疲弊するほどの余力は私にはありません。

母によると、子供は自分が楽をするために生んだので、言うことを聞けないのなら死ね、だそうです。

なので、殺されなかっただけマシだ、と思って生きることにしています。その考えが極端であることは承知の上です。そうでも思わなければ生きていられないのです。生きててごめんなさい、と毎日誰だかわからない人に謝りながら暮らしています。めっちゃしんどい。

もし最低限の不自由はない生活を送っていたら、ここまでの事態にはならなかったかもしれません。貧しさはこんなにも人の心を破壊するのだと目の当たりにして生きてきたことは、私の人生にどす黒い影を落としました。
みんな苦労してるのよ、という言葉は信号機が青から赤に変わるみたいに当たり前のものとして世界を流れているけれど、明らかに私の母とは苦労のレベルが違う、私から見ればただの贅沢にしか見えない悩みを世界の終わりのようにまくし立てるおばさんたちを、特に社会に出てから頻繁に目にするようになって、私は母が哀れでなりませんでした。子供に突破口を見出だそうとしたのも仕方ないかもしれない。あんなに必死で、体を壊すほど働いていても、生活は楽になるどころか最悪だった。それを誰よりも間近で見ていたので、つらい。本気でつらい。何とかしてあげられない自分を消してしまいたくなるほど。

それでも、私は家族と少し距離を取って、自分のために生きる道を選びました。

私は褒めてもらったことがほとんどありません。小学校入学時から四年以上ずっといじめに遭っていましたが、私は学校を休みませんでした。家にいたら今度は親に怒られる。勉強してテストで100点取らなきゃ怒られる。学校に行くしかなかったのです。勉強や読書で視野を広げたことは自分の基礎になっていると思うので、結果としては間違ってなかったのでしょうけど。だから安易に、学校には行かなくていい、と私には言えません。選択肢のひとつだとしか言えません。
通常であれば、親くらいしか味方になってくれないであろう深刻な事態に、「それだけは言われたくなかった」という言葉を投げてきたのは誰であろう私の母でした。困った時には親を頼れ、とこれまた常識として説かれるたびに、どうしたら目の前のこの人に私の言葉が伝わるのだろう、と絶望的な気持ちで考えました。
あ、いじめにはちゃんと対応してくれたんですよ。転校させるぞコラ、って怒鳴り込みに行ったそうです。要するに学校が揉み消したんですね、あっはっは。揉み消したつもりはなかったかもしれないけど、いじめは止まなかったんだから同じことです。だから基本、子供のためにうんたらかんたら、って教育論みたいなの唱えてる類いの人は信用してないですよ。私のことは助けてくれなかったでしょ。その時の関係者とはみんな別人だってわかってても、みんな同じに見えるくらい不信感が消えないのです。ごめんなさい。

私は元から壊れた人間として生まれてきたのだろうと思っています。さぞ育てにくかったでしょう。スッ頓狂なことばかり言っているおかしな人間だと、大人になった今でも周囲の人は手を焼き、遠巻きに見ているくらいです。
でも、育て方が間違ってたのも事実だろうと思います。学校や会社などの環境にあまり恵まれてこなかったのも事実だろうと思います。
私は「すべては自分のせいである」という、おそらくは程度の低いスピリチュアルにかぶれた人のセリフが大嫌いです。人生は様々な要素が複雑に絡み合ってできています。すべては自分が引き寄せたなどとはおこがましいにも程がある。それは単なる思考停止です。その言葉を使って、何かひとつでも問題が解決しましたか?誰かを救えましたか?その言葉を吐いたあなたは何もしていない。何もしないと堂々と宣言しながら、悩み相談に答え解決したつもりになってるなんて、私は真剣にあなたが怖いです。

思考停止していても進まない。進むかもしれないけどそれは運です。引き寄せようが寄せまいが訪れる運命はある。そういうことです。
私にはその運がない。だから考えなければならなかった。生きている意味がわからなくても生きていなければならないし、ただ生きていることをこの社会のシステムは許してくれない。どうすればいいのか考えなければならなかった。
どうやら私は、子供の時分から当たり前に受け取るはずだったものをろくにもらっていない。自分で拾ってくるなり作るなりしなくちゃならないらしい。そしてそれは、どうやら非常に難しいミッションである。
しかもそれを悩んでいることを表に出してもいけないらしい。出すと「人のせいにしてる」ことになるらしい。感謝の足りない冷たい、わけのわからない不気味な人間だと強制的に扱われるらしい。
私はまずそこに気付くことから人生を始めなければならなかった。普通の人より何十年も遅れて生きている感覚です。

つまり、完全にハードモードの人生なわけですよ。「よく自殺しなかったよね」ってマジで言ってきた友達いましたが、んでどうなんだよそのセリフ、と思いもしましたが、もうホント生きてるだけで褒めて欲しい。もう頑張れないんだってば、何度も言ってるけどさ。
だから他人の人生まで背負えません。少なくとも今は無理です。とにかく自分の足で歩くことだけに集中しないと簡単に転んでしまいます。転んでも手を貸してくれる手はほとんどなく、その手の中に残念ながら家族は入っていないのです。むしろ転んで巻き添えにしないようにしなきゃならない。

花も贈りません。食事もプレゼントしません。今の私には無理です。でも私は生きようとしています。自分の足で歩こうとしています。もうちょっとちゃんと歩けるようになること、そのためにちょっと頑張ること、それが私の感謝です。いいです、最低の人間で。どうせ誰からも価値ある存在として扱われてなんていませんでしたから、今更です。
でもそれは、縁を切ったわけでも心底嫌ってでのことでもないというのは、伝わっていて欲しいかな、と思います。

まあ面白い部分もあるんですよ、母親。私が赤ん坊の頃のアルバムなんて傑作ですよ。「写真撮ってないで止めろよ」「冷静にコメントしてんじゃねえよ」と突っ込むしかない写真が満載ですよ。
たとえば、私と兄弟が並んで映ってる写真があるんですけど、兄弟がギャン泣きしてる横で私が悪魔のように笑ってるんですよ。私が泣かせたようにしか見えないじゃないですか。それに「◯◯どうして泣くのかしら」ってコメントが添えられてるんですよ。もう完全に私が泣かせたようにしか見えないじゃないですか(笑)。てかギャン泣きしてるのに写真撮ってる場合かって思うんですけど(笑)
これはまだマシな方で、もっとツッコミどころ満載の写真がいっぱい。今母が子を育てる年代だったら、絶対インスタとかツイッターとかにこんな写真のっけてて、んで絶対炎上してたんだろうなと思います(笑)。ネタとしては最高なんですけどね、被写体本人だから笑えるだけで、かなりシャレにならんやつとかありますからね(汗)。

あんたみたいにモテなくて子供も生まない人間に子供がいて苦労してる私の気持ちなんかわからないわ、って直接言われたこともあるんですけどね。発言者は私の母じゃないんですよこれが。本人は覚えてないだろうな。そういうことを平然と言えるのが親になるということなら、私は遠慮しておきます。私と同じように空洞を抱えて生きる子供を再生産したくないので。
私にあなたの苦労がわからないように、あなたにはもう一生私の痛みは理解できない。親ではないあなたには戻れないのだから。
でも、「理解できない」で終わるのではなく、わかり合えなかったとしても対話の機会は必要だと思うのです。たぶん、こういうことを言ったり書いたりすればろくでもない奴だと罵られるでしょう。けれど、黙ったままでもやはり私の立場などというものは視界に入ってもいない、一方的でわけのわからないことを言われるだけです。さすがにもう、ちょっとしんどいです。嫌なことは嫌ですって言わせて欲しいです。

もっと面白くて当たり障りのないことだけ書こうと思っていたけれど、少し悩んで、あえてこういう記事にしました。支離滅裂ですね、ごめんなさい。
みんなと同じようにできなくてすみません。わかってあげられなくて申し訳ありません。私も私なりに考えて生きてます。もう少し時間をください、持っていなかったものを手にするまで。
そしてこれだけは言わせてください。

私のように、社会の中で居場所のない人間を作らないで。あなたが子供を行き過ぎない愛情で包み続けていれば、きっとその子はそんな人間にはなりません。その愛情は一生その子を守るでしょう。どうか、心からお願いします。その子のお母さんは、あなたしかいないのだから。

Friends on Ice 2015⑩

※この記事は昔書いたものを修正して今更載せています。詳細についてはこちらをご覧ください↓

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金曜日の公演終了後は、おなかも空いたので新横浜駅のビルにある「つばめグリル」というお店へ。気になってたんだよねここ。
メニュー美味しそう…。しかし私の財布は既に絶命寸前だった。確かポテトサラダかなんかしか注文できなかったと思う…。それでも美味しかったし、一応満足はしたと思う(泣)。うわあああん(泣)。

こうなったら翌朝リベンジするしかない。てなわけでホテルの朝食バイキングにすべてを懸ける!…何も言わないでやってください、何も(泣)。
いつものように朝から盛りまくる。腹が痛くなっても構うものか。ここで食べておかなきゃ次はいつ食べられるかわかんないからな!←かわいそう

昼公演に行く前にホテルはチェックアウト。ホテルの売店でお土産も買った。出川哲朗氏のイラストが描かれた味付け海苔。老舗の海苔問屋の息子とは聞いていたが、こんな商品売ってるのか。
お土産としては価格が比較的安価だったことと、ウケ狙いのつもりで購入したのだが、地元に戻ってから食べてみてびっくり。めっちゃ美味しいんですけど!思わぬ大ヒット。お陰様で職場の人からも「私のお土産にはハズレがない」とのお言葉を頂くほどだった。また買いたい。パッケージに騙されてはいけない良い例。

Aさんは夜公演も御覧になるんじゃなかったかな。なので昼公演後に少しお茶してから新横浜でお別れしたと思います。今回もたいへんお世話になりました。

私は一人、荷物を引きずり横浜駅へ。夜行バスの出発までに相当時間があったので、駅ビルをうろうろ。
少しお腹に食べ物を入れたくてナナズグリーンティーに入ったものの、お金がなくて生チョコしか注文できず、当時まだ地元に店舗がなかったフライングタイガーに入ってみたはいいが、お金がなくてほとんど手を出せずにかわいいうさぎのクリップを買うに止め(ちなみにむっちゃかわいいので愛用してる)、お土産も海苔しか買ってないのでほかにも、と思ったがやっぱりお金がなくて、コンビニで横浜仕様のキャラメルを購入するにとどまった。暇潰しにも結局お金が要るんだよね…。ひもじくて情けなくて、バスに乗れた時には立ち見の疲れもあってホッとした。
行きに乗った車両とは違う車両だったような記憶あり。行きはたぶんお手紙でも書きながら乗ってたんだろうけど、帰りは前述したショーのメモを書いてたんじゃないかな。ああ、途中で投げてるけどメモ残してて良かった。これがないとほとんど何も書けなかったと思われます、ほぼ間違いなく(泣)。

当然のように観光など何もしていない(笑)、横浜弾丸ツアーは以上で終了です。よく書き終わったな自分。さすがに無理かと思ったわ…。これに懲りてもっとスピーディーに書き残すようにしたいものですが、たぶん限りなく夢のままで終わりそうな気も(泣)。

ー終ー

2018年追記:
どうしても年内にもう一度ステファンを見たくて無理矢理横浜まで出向いたんですが、相当無茶してたことが今読み返しても伝わりますね(汗)。低め安定だけどやっと落ち着くかと思った自分の人生に暗雲が立ち込め始めていたのがこの頃だったと思う。結局自分の居場所じゃなかったってだけなんだろうけど、今でもショックから立ち直れてはいないかもしれません。アイスショーを楽しんでストレスを発散させるとともに、ものすごく無理をすることで別の痛みを麻痺させようとしてたようにも今にして思います。つらかったんだよ、本当につらかった。当時のことを知る人には、きっと伝わっていなかったのだろうけど…。
観光してないって書いてるが、マダムタッソーは私の中で観光に入ってなかったようだ(汗)。羽生君の人形が主な目的だったので、アイスショーの一環として捉えてでもいたのか。
結局フレンズ・オン・アイスには行けたのはこの年だけなので、また見に行きたいなあとうっすら思っていたりします。「苦しい時期から完全に抜け出せる」という占いが当たって、好きなことをできる限り好きなだけ楽しめるようになっていることを願ってます(※この追記は2017年の年末にそのほとんどを書きました)

Friends on Ice 2015⑨

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続いてイリーナ・スルツカヤ。意外にも、生の演技を見るのはこれが初めてのはず。さすがに若い頃に比べると多少体格も立派になっていたが、相変わらずかわいかった。お子さんもいることだし、2015年の今になって演技を見る機会に恵まれるなんて思ってなかったので嬉しかったです。

中国のベテランペア、チン・パン&ジャン・トン。金曜日と土曜日で違うプログラムを披露してくれました。金曜日は白、土曜日は青い衣装だったかな。
もうむちゃくちゃ良かった。素晴らし過ぎた。念願叶って演技見られて感激。たぶん私が見た2公演のうち最も観客が沸いた演技が土曜日の彼らのプログラムだったと思う。最高でした。また演技見たい。

イリヤ・クーリック。真っ赤な頬がかわいらしかった彼も、すっかりたくましい中年に。カッコいいけど長野のイメージしかなかったからギャップが(汗)。彼も生で見るの初めてだったっけな。いや昔地元で見たプリンスアイスワールドに出演してたんだっけ?パンフレット買おうとしたら「イリヤはいませんよー!」って売り場のおじさんがめんどくさそうに声を上げてたのをよく覚えてるんだけど、あれはパンフレットにイリヤは載ってないよ、って意味だったのかな。確かに改めてパンフレットをめくってもイリヤの姿はない。それに挟んであるチラシにはおもいっきり写真載ってるけど。じゃあやっぱりあの時見たのかしら?来るとか言って結局来なかったような記憶があるがそれは翌年?翌年にアブトを見たのはめちゃめちゃ覚えてるんだけど。超美形だった…。うーん、さすがに昔の話過ぎて思い出せない…。ちなみにそれが私が初めて鑑賞したアイスショーです。
話を戻して。鎖を使ったワイルドなプログラム。確かボーンさんに引っ張られた後ぐるぐる巻かれたりしてた。ものが鎖なだけに協力者が必要なプログラムらしい。
プログラムの途中でお客さんも鎖で巻いてたけど、今思い起こすとあれは仕込みの人じゃないかなあ。

続いては安藤美姫。なんだけど、実はここから先のメモが残っていませんでした…。たぶん帰りのバスの中で書いてたんだけど、途中で眠くなって寝ちゃって、帰宅してからはメモを残す元気がもうなくて放置しちゃったんじゃないかと思う(泣)。うう、あとちょっとなのに…。
なので、ここから先はほとんどない記憶を必死に思い起こして執筆します。ますますダイジェスト化すると思いますがお許しください(泣)。
てなわけで安藤さん、もうプログラムが何だったかも思い出せないが、さすがだなあと思った記憶はうっすら残ってるんだよね。だから過去に見たことあるプログラムだったんじゃないかな。メモ残せなくてごめんなさい(泣)。

メリル・デイヴィスチャーリー・ホワイトソチオリンピック金メダリスト。彼らの演技も念願叶って初めてこの目で見る。ずーーーーっと生の演技が見てみたかったんですよ。感激。
もう凄かった。凄すぎた。次元が違うんですけど。現役の時はもっと凄かったんだろうと思うと眩暈がした。ファンタジー・オン・アイスにも出演してくれ!と思わず叫びそうでした。あれならだいたい毎年行ってるからさー!ってめちゃめちゃ自分本位な願望ですまん。

ついに本命登場、ステファン・ランビエール。オープニングで予想がついた通り、プログラムは「Sense」。
このプログラムを見るのはファンタジー・オン・アイス静岡公演以来だが、あの時衣装かと思ったら彼の自前だったらしい胸元は随分涼しげになっていた。好きな人は好きだろうが、私は涼しい方が爽やかで良いと思います(汗)。
初めて出演するショーだからなのかな、とても丁寧に、大切に滑っていたような記憶があります。ちょっとうろ覚えなのですが。ごめんなさい。

ついに最後のスケーター。もちろんこの人、荒川静香
確か両日とも「You Raise Me Up」だったはず。そう、荒川さんがトリノオリンピックエキシビションで滑ったあのプログラム。
彼女の代名詞ともなったプログラムだけあって、流石の一言でした。お子さんを持たれたことも影響しているのだろうか、演技がとても柔らかくなった気がする。トリノから10年経った今になってこのプログラムが見られるとは思ってなかった。ラストを飾るにふさわしい演技だったと思います。

そしてショーはフィナーレへ。ディスコミュージックと言うのかダンスナンバーと言うのか、一緒に踊りたくなるような曲にのせて、アフロ?のカツラをかぶったスケーターの皆さんがノリノリで登場。カツラのせいで誰が誰だかわかりません(笑)。登場順のせいか荒川さんはわかった。めちゃ似合ってた。
ステファンもあのかぶりものの群れ(笑)の中にいるのかと思ったら、どうやら彼の役回りはトラボルタだったらしい。白いスーツでどこかで見たようなポーズを決めていた。サタデーナイトフィーバー、って言うんだっけこれ?
さすがのステファンもおっさんに見える(汗)。でも超ノリノリで超面白かった。ある意味真骨頂。いいものを見た(笑)。

いやはや楽しかったです。なかなかファンタジー・オン・アイス以外のショーに行く余裕がないので、あまり見る機会のないスケーターの演技をいっぱい堪能できて幸せでした。ものすごーく無理をして見に行ったショーだけど、やっぱり行って良かったなと思います。行かずに後悔するくらいなら行って後悔する方が絶対いいからね。あまりの貧困に、それすら叶わなくなってるのが現状だけど…。普通の家庭に生まれて普通に暮らしたかった…。

たぶん次で最後です。以下次号。

Friends on Ice 2015⑧

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さて、演技は先程の豪華アイスダンスの共演で終了ですが、整氷休憩に入る前にプレゼントコーナーがありました。ほー、なんか楽しそうなのが始まったぞ。

プレゼントされる景品は、まず福島のお米が3種類。3㎏だったかな?荒川さんが風評被害を食い止めるキャンペーンか何かに携わってる関係らしい。金曜日は10人、土曜日は5人にプレゼント。土曜日は夜公演もあるからかな?金曜日の人ラッキーですね。
さらに、プーマ提供のジャンパー?とTシャツ。Tシャツは金曜日がピンク、土曜日は黒だったはず。確か同じものを着用したスケーターがリンクを滑りながら見せて回ってたような記憶が。このコーナー、荒川さんを中心に、本田君、岳斗君、小塚君の四人で進行されていたのです。イーグル三兄弟だそうです(笑)。確か3人でイーグルも披露してくれた。豪華。
最後の景品はサイン入りパネル。以上だったかな。なかなか豪勢ですね。

抽選は進行役のスケーターの皆さんによるくじ引き。確か座席番号による抽選だったので、立ち見の私には一切関係のないコーナーだったという(笑)。
金曜日も土曜日も西の客席ばかり当たっていた。金曜日は南も北も当たってたけど東に至っては一人だけ、土曜日も北が一人だけであとはほとんど西だったような。
当選番号の発表の際は、方向→席種の順でくじを引いた人が読み上げるんだけど、それをなかなか覚えない皆さん。岳斗君は土曜日になっても方角を覚えていなかった様子。まあ、自由でいい(笑)。

さらに、小塚君の婚約のお祝いも。と言っても、おめでとう、と皆が声をかける程度のことだったように記憶しているのだが、金曜日はここで小芝居が。プロポーズの再現かなんかだったっけ、詳しくは忘れちゃったけど、何故か告白の相手に指定されたのが岳斗君(笑)。
結婚してください、と半笑いでプロポーズする小塚君に、「私でいいの?」と答えたかと思ったら、しばらく思わせぶりに溜めを作ったあと、
「イヤッ!」
と拒絶していた(笑)。細かいところは違うかもしれませんが、確かこんな感じ(笑)。めっちゃグダグダでした(笑)。グダグダ過ぎたのか、金曜日は岳斗君による小芝居はなかった(泣笑)。

この小芝居のグダグダぶりといい、抽選コーナーに登場した時の小塚君の挨拶が謎の奇声だったことといい、「結婚して大丈夫なのか?」と思わず心配しあってしまった私とAさんでございましたとさ(汗)。余計なお世話なんですけどね(笑)。

新横浜のトイレは会場同様小規模なのか凶悪な行列になるので、トイレは諦めて休憩中はずっとAさんとおしゃべりして過ごす。立ち見はやっぱり足が辛いので、気が紛れてありがたかったです。

休憩終了前にはオープニング同様壁にカウントダウンが投影される。なかなか粋な演出ですね。

そんなわけで第二部がスタート。トップバッターはいきなり荒川静香ステファン・ランビエールによるグループナンバー。荒川さんさっきまでプレゼントコーナーやってたのに。すげえ。
トリノで表彰台に立った二人の何とかかんとか、というナレーションが入る。うろ覚えですみません。
曲は「Can't Help Falling in Love」。超名曲ですね。たとえるなら60年代の映画でパーティーの最後に踊るチークダンスの場面といった、落ち着いた雰囲気のプログラムだったと思います。さすがにトリノのメダリスト同士、貫禄でした。

滑り終えた荒川さんの挨拶から、中野耀司の演技へ。期待の若手枠かなんからしい。ふむ、中野君ね、覚えておこうかな。

シェイ=リーン・ボーン。元々アイスダンサーだったはずの彼女だが、ソロでの演技でした。もうアイスダンサーとしては滑ってないのかな。クラーツさんお元気?
インド風のプログラムかな、衣装はハッキリしたピンク色。すごい迫力で、さすがだなと思いました。現役選手だった頃もカッコ良かったもんなあ。
確か最前列に座ってたおじさんにアピールしたりハグしたりしてたが、熱狂的なファンの方か何かだろうか。明らかに彼に狙いを定めていたが。

再びグループナンバー、今度は佐藤有香ジェレミー・アボット。師弟コンビですね。
曲は「イマジン」。スケーティングの美しさに定評がありすぎる二人ゆえに、非常に安心して見られましたね。なんて贅沢な時間だ…。
土曜日はアゴストらしき人物が写真撮ってた気がする。アメリカ仲間だからか?アゴストじゃないかもしれないので何とも言えないけど。

以下次号。

Friends on Ice 2015⑦

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続いてはアイスダンス、タニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴスト。スターズ・オン・アイスで一度だけ生の演技を見たことがあるだけなので、この機会が持ててとても嬉しい。
確か水色のズボンに黄色いシャツ、といったとてもカラフルな衣装で、衣装からも想像できる明るいプログラムでした。ベルビン相変わらず美人…。

佐藤有香。彼女も四年前のファンタジー・オン・アイス以来。現役時代はほとんど覚えていないけど、プロになってからの演技を何度か見ているうちになかなかファンになってしまいました。なんて美しい滑りだ…。
エッジが氷を削る音も考えて振付したというそのプログラムは、スケーティングの達人にしか滑れないのであろう、職人芸の域に達した何かでした。もっと近い席だったらエッジの音がよく聞こえてもっと堪能できただろうな。それがちょっと残念。
そう言えば土曜日は、本郷さんと鈴木さんのミラーのプログラムくらいからこのあたりまで、関係者席でステファンが見てました。ステファン、クーリック、アボットの順に並んで見てたかな。気付かなければ良かったのだが気付いてしまった以上、気になっちゃって演技に集中できずいいような悪いような(汗)。

ベテランが続く、本田武史。たけしいいいいい!←ファンらしい
プログラムは宮本賢二さん振付の「ミッション」。そのためでしょう、土曜日は宮本先生が袖で見てました。たぶんね。
本人の声による「安心してください、イーグル入ってますよ!」とのナレーション通り、たっぷりとイーグルを堪能できるプログラムだったはず。5回入ってるとか言ってたような?最後もイーグルで捌けてったと思います。さすが(笑)

宮原知子。赤い衣装のフラメンコ。今シーズンのショートプログラムだったはず。うろ覚えでごめんなさい。
めっちゃくちゃキレキレでした。凄かった。さすが現役、身体のバネというかキレが全然違う。こういうハッキリしたプログラムが彼女にはよく似合う気がします。かっこよかったです。

田村岳斗。仲間の力を借ります、というナレーションに、どういうことだろ、と思っていたら、ホントにいきなりクーリックが登場。岳斗君はクーリックに動かしてもらってやっと動き出したんじゃなかったっけ、誰のプログラムなんだよ(笑)。
さらに白いケープを羽織った宮原さんが登場。生徒の力も借りるのかい(笑)。でも実際、コーチの仕事が忙しくてなかなか自分の練習の時間が持てないんだろうな…。
しばらく滑り続ける宮原さん。そこに岳斗君が黒いジャケットを持ってやってくる。ジャケットを羽織った宮原さんを、赤いジャケットの岳斗君がリフト。まさかのペア?(笑)
最後にクーリックも現れ、3人で挨拶、ハイタッチ。しかし小柄な宮原さんはクーリックに手が届かず、ぴょんぴょんジャンプしまくって必死。最後はクーリックが低いところでタッチしてあげてたかな。早くそうしてあげてよ(汗)。
土曜日もやはり手が届かずぴょんぴょんしてたけど、金曜日よりは早くタッチできてたと思う。ナレーションも「クーリックでかい」的なことを言ってたような(笑)。「36歳と17歳と38歳、親子くらい歳が違う」てな感じのナレーションもあったはず。そうか、クーリックもう38なんだ…。長野オリンピックからもう20年近いんだな…。
そのクーリックが登場する際に、土曜日は誰かが「フー!」って声を上げてるのが聞こえたけど、関係者のどなたかでしょうか。さすがに長野の金メダリスト、ファンが多いのね。
ところで、岳斗君のプログラムは何曲か繋げて作られてたんだけど、そのうちの1曲が当時のWindowsのCMの曲だったっぽく、それがわかるようメモを残してるんだけど、完璧に意味不明な言葉が書き付けられていて、思い出すのにたいへん苦労いたしました(汗)。どうも耳コピした歌詞のつもりだったようだが全っ然違った(汗)。どうにか思い出せたんだけど、あんないい加減な記憶から正解に辿り着けるんだからインターネットってすげえな…。私がわりと検索が得意だということを差し引いても←結構徹底的に調べてしまう方。単純に調べるのが好きらしい

前半のラストを締め括るのはグループナンバー。先程も登場したタニス・ベルビン&ベンジャミン・アゴストと、メリル・デイヴィスチャーリー・ホワイトの2組のアイスダンスカップルによる豪華すぎる共演。
黒い衣装の4人が、メンバーチェンジしながらくるくると滑っている。す、素敵…。うっとりする光景。
ご存知かとは思うが、タニスとチャーリーは私生活では本当のカップルだったりする。その二人が、こうしてアイスダンスの相手としても滑っている姿を見るなんて。でもこれじゃあメリルとアゴストがお邪魔虫じゃないか(笑)。いやはや、美男美女の共演で目の保養でした。

以下次号。