うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートつらつら語り in 3月①

フィギュアスケート関連の番組の感想をつらつらと語るシリーズ。たまに取り上げてない番組もありますが、単に見逃してるケースがほとんどです(泣)。あと、コーナー自体が非常に短くて、記事にできるほどの感想を特に抱けなかった場合や、クイズ番組などは基本的に省いてます。クイズに答えることがメインで、スケーターやフィギュアスケートにスポットが当たるわけではないですからね。当たったとしてもだいたいわずかな時間ですし。

本日はバラエティ番組から2本セレクト。

テレビつらつら語り①

まずは2月10日放送、『有吉ゼミ』。日本テレビ

紀平梨花が出演。バラエティ番組に出るのは初めて、と言ってたかな?兄弟が有名すぎる人、とかなんとかいった括りで、お姉さんと一緒に出演。

梨花ちゃんはお姉さんが大好きなんですね、めっちゃ可愛い…。あんな風になついてくれると可愛いだろうなあ。
可愛いけど何故あんなにオカンなんだろう(笑)。賞味期限もきっちり把握して何日までに食べろと注意してるLINEに笑ってしまった。おそらく末っ子で誰かの世話を焼きたい欲求がお姉さんに向いてるのもあるんだろうけど、とても細かい性格でもあるのかな。靴の調整ぶりとか見てるとそんな感じするもんなー。

でも、他人に相談はしないで自分で解決法を見出だすタイプでもあるんですね。自分で靴の調整やってる辺りにもそれが出てるかもなあ。フィギュアスケーターは競技の氷の上ではひとりだから、自分で判断する癖がついていくのかなあ。
けど周囲にとってはそれはちょっと寂しいのかもしれませんね。もし抱えきれないことが出てきたらきっとお姉さんが力になってくれるんじゃないかなー。
兄弟仲の悪い家庭の出身なので羨ましかったです。私もブランドバッグをお土産に買ってきてくれる兄弟が欲しかったわ(笑)。

ところで、紀平姉妹の直後に放送されたよゐこの濱口さんの弟さんが気になるんですけど。聞いてる感じめっちゃ当たるじゃないですか占い。どうも「見える」人っぽいし。当たる占い師ってやっぱりそれっぽいんだよね、自称「見える」人じゃなくて本当に。んで、霊感を前面に出すんじゃなく、占術方法はだいたい別なの。予約半年待ちかー。占って欲しいわー。

テレビつらつら語り②

続いて2月12日放送、『衝撃のアノ人に会ってみた!』。こちらも日テレ。
日テレはよくバラエティでスケーターを取り上げている、ような。試合の放送権がない分そうなるのか。

本田姉妹の密着企画が流れました。第3弾らしい。前にも感想書いたことがあったかもしれないな、どうだったけな。あ、やっぱり書いてるみたい。最後にリンク貼っておきますね。

真凜ちゃん綺麗になったな、ってスタジオから声が上がってたけど、私もそれはめっちゃ思います。真凜ちゃんがアメリカに拠点を移したから、年に2回しか会えないんだろうなあ。それでも仲良さそうですね。

スピン対決で負けて泣いちゃってる紗来ちゃんの映像は見た記憶があるな。すっかり大きくなったことだし、3人で再びスピン対決して真凜ちゃんが勝利したけど、もう泣かないらしい(笑)。

望結ちゃんそんなに身長が伸びたのか、それはバランスも変わっちゃうんだろうな。おそらくほとんどのスケーターが経験するのであろう成長期の困難をどう乗り越えるかが、ノービスやジュニアの時代を過ぎても活躍できる選手になれるかどうかに大きく関わってきているような印象です。真凜ちゃんの不調もそれが大きな要因だったのでしょうね…。いちばん身近な経験者の言葉はとても支えになるんじゃないのかな。

大学を卒業するまで女優とスケートの両立を続けることを決めたのか、望結ちゃん…。学校の勉強をこなすだけでも大変だろうに、大好きな姉や妹への愛情が彼女を支えているのでしょうね…。頑張って欲しいです。


以上です。はからずも2本とも姉妹を取り上げた番組でしたね。
ではでは、また次回のつらつら語りでお会いしましょう。


第1弾と第2弾の感想はこちら↓
usagipineapple.hatenablog.jp


usagipineapple.hatenablog.jp




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

スケートヒロシマ2020③

スケートヒロシマの記事も本日で最終回。結局半日くらいしか見られていないので、あっという間に終わっちゃってすみません…。現地レポートもテレビ観戦記も、いつも10回シリーズくらいにはなるので、凄く短く感じますね(笑)。

このスケートヒロシマ、「中国新聞杯争奪大会」というのが正式名称なのかな?ジャッジ席の上の方に貼られてたその大会名のバナーが新しくなってたように見えたのは私の気のせいだろうか。気のせいだったらすみません(笑)。

相変わらず会場は寒い。ビッグウェーブは本当に寒いリンクなので、ショーなどで来られる方はしっかり防寒対策して来場されるのをお勧めします。膝掛けを2枚持参し、1枚は椅子に敷いて1枚は膝に掛けるなど、色々工夫はするのですけど、毎年毎年ガタガタ震えてます…。ふらりと行ける地元のリンクだということもあり、つい近所に出掛けるつもりで観戦に行ってしまう私のような人間は後悔するはめになりますよ(泣)。

座席は今後も運営方針に変更がなければ自由だと思われるので、早めに行けば見やすい席で観戦できるかもしれませんね。私はいつも隅っこの方でこっそり見るのであくまで予想ですが…。
インリンクとサブリンクが両方程よく目に入るくらいの位置で観戦すると面白いかもしれません。サブリンクは練習に使われるので、特に応援している選手がいる場合はサブリンク付近でじっくり練習を見るというのもアリでしょうし、私のようにめんどくさい(笑)人はそうやって両方を何となく見ながら観戦するのも楽しみ方のひとつかな、と思います。もちろん、試合に集中したい方はメインリンクの見やすい位置がいいんじゃないかな、って当たり前か。

結局、一度も中央の方で観戦したことがなかったかも、この大会…。どの試合行ってもいつも上の方から見てる気がしますが、それが楽しく感じるのは、スケートヒロシマで上の方から見る面白さを覚えたからかもしれませんね。

ではでは、ラストの競技・選手権の男子フリーの感想をどうぞ。

選手権・男子フリー

1:山藤一悟
前半は調子が上がらない印象でしたが、それでもジャンプが乱れてるかな、程度だったのに、中盤から転倒やパンクが…。スピンもしんどそう。滑り終えてもしんどそうでした。でもステップかな、コレオかな、細かい振付も入ってて面白かったし、頑張って滑ってたと思います。


2:有江克生
初めて名前を聞いたかも。演技ももちろん初めて見ます。覚えてないだけだったらごめんなさい。衣装の袖が金色で、時々光って綺麗。
綺麗に着氷できないジャンプも多かったけど、頑張ってたと思います。ラストのスピンも曲に遅れちゃったかな。彼も滑り終えてしんどそう、フリーを滑り切るのは大変なのね…。


3:東健太
衣装かわいい、西洋風で。曲はだったん人の踊りかな。
コンビネーションジャンプをしっかり跳んで演技が始まりましたが、3番目のジャンプで豪快に転倒してしまった、痛そう…。でも頑張って立て直す。最後から2番目のダブルアクセルが綺麗でした。


4:石塚玲雄
ポエタ。全体的には黒だけど、右手の先だけ赤い衣装。雰囲気ありますね。
中盤まではとても良かったのですが、終盤に転倒が…。でもスピードは最後まであったと思います。んで中盤の振付がめっちゃ素敵。必見。


5:中野紘輔
彼もポエタ。ポエタが続きますが、印象はそれぞれ違いますね。
1本ちょっと大きなミスかな、というジャンプがあったくらいで、全体的にとても良かったです。イーグルもカッコいいし、とても気持ちが伝わってきました。この振付はアップで見たら絶対にカッコいい、と思ったやつも…!
今シーズンで引退でしたかね、特に歓声が凄かったです。いい演技でしたよ、心にじわっと、じわっと来ました…!


6:小田尚輝
スタート位置につく前は、緊張しているような仕草も。いやあ、トリプルアクセルのコンビネーションが素晴らしかったです。いいもの見ました…!決まると迫力があっていいジャンプを跳びますね、パーフェクトな演技を見てみたかった選手です。曲も彼のノーブルなイメージに合っていて良かったです。


優勝は中野君だったはず。優勝も納得のフリーでした。得点もメモはしてたんだけど、間違いがあってもいけないのでブログに書くのは控えますね。リザルトページがちゃんとありますしな。

競技終了後に声が聞こえると思ったら、小田君がマイクを持たされて挨拶してました。彼も引退か…、そうか…。本当にお疲れ様でした。


ロビーで表彰式が行われるため、観客がそのままロビーに残っていましたが、私はひとりだったし携帯の充電も1%しか無かったし(汗)、何よりちょっと気恥ずかしかったので、選手たちが現れる前にそっとその場を立ち去りました。せっかくだし見守りたかったのですけどね、うっかり人のカメラに写ったりしたくないしなー。


はあ、やっぱりショートプログラムから行けば良かった(泣)。なんかすごく想いが詰まっていて、過去最高に楽しく見られた気がします。もし開催が一週間遅かったら、コロナの影響で中止になっていたかもしれないと思うと、本当に足を運べて良かったです。

確か2011年から、毎年じゃないけど観戦に出向いていましたが(見に来たけど感想を残してなくて記憶が曖昧な年もあったりする…)、なかなかショーや試合が開催されず寂しい思いをしていた広島のスケートファンの心を支えてくれた大会だったのではないかと思います。
今後自分の人生がどう転がっていくかわかりませんが、またこうやってふらりと来られる日を楽しみに、今回の観戦記の筆を置きます。たいした内容は書けませんでしたが、最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございました。やはり現地観戦記がいちばん楽しく書けるので、何とか色々軌道に乗っていけるよう、今後も応援していただければ幸いです。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

スケートヒロシマ2020②

スケートヒロシマの記事の続きです。ジュニアは最後の方しか見られませんでしたが(泣)、選手権(シニアって捉え方でいいのかな?)のフリーはしっかり見られたので感想を。
まずは女子。

選手権・女子フリー

第1グループ

1:林紗陽子
何だっけこの曲…。会場だと曲名がわからん…。会場じゃなくてもわからんかもしれんけど(汗)。
前半は良かったですね。後半になると少し疲れたのかジャンプ抜けたりしてましたが。全体的にはなかなかまとまってた気がします。スピンが綺麗。うーん、回転不足判定が多いな…。


2:宇佐美彩
おお、大きなミスなくしっかり滑ってた、良かったと思います。最後まで丁寧でした。サブリンクで男子の練習が始まってついチラ見しちゃったので、色々見落とししてたらごめんなさい。


3:大谷理麗花
広島の子ですな、歓声が凄い。アラビアンな曲?頭の飾りや衣装がそれっぽいですね。
冒頭で転倒したりしてましたが、後半になるにつれてだんだん良くなっていって三連続ジャンプも決まる!コレオもぎゅっと詰まって見せ場が多いですね。


4:馬場はるあ
シェヘラザードですね、水色の衣装が爽やかで綺麗。ダブルアクセルの乱れなどもありましたが、全体的に頑張ってたと思います。三連続も決まったしラストのスピンも雰囲気ありました。ありゃ、彼女も回転不足判定が多い…。


5:伊藤実音
サブリンクから野太い声援が聞こえた気が…(笑)。リバーダンス?ファイヤーダンス?緑の衣装が鮮やか。演技の出来はちょっと不本意なものになったでしょうか、お疲れだったのかな。本人も「あれ?」みたいな顔してた気が。

第2グループ

6分間練習中に野太い声援がー(笑)!ジュニアの子かしら(笑)。


6:山田さくら
前半とても良かったです、ジャンプ高い!昔この大会で「この子のジャンプ迫力あるなあ」って感じた子がいて、たぶん彼女じゃないかな、と思ってるのですけど、記憶違いだったらごめんなさい。
後半にジャンプがふたつパンクしてしまい、本人も笑顔ながらも悔しそう。でも、とても楽しそうに滑ってるのが伝わってきましたよ。


7:那須夏海
野太い声援が(笑)。オペラ座の怪人ですが、いい演技でしたねえ。ジャンプもしっかり決まってとても良かったです。おー、プロトコルにマイナスもない。いちいち凄い声援が飛んでたので、笑いをこらえるのに必死になりながら見ちゃいましたが(笑)。リンクメイトとかかな?


8:田村綾音
やっぱり地元広島の子には応援が凄いですね。選曲はラストエンペラー。ジャンプがいいなこの子、決まるとシャープ。ダブルに抜けたのかな?と思ったジャンプもありましたが。おお、いい演技が続く。


9:三宅咲綺
前半は非常に良かったです。3番目に跳んだジャンプは高さもあり、痺れるようないいジャンプでした…!しかしその次のジャンプから全部抜けた…?急にタイミングが合わなくなったような印象でした。前半が良かっただけにもったいなかったです。


10:伊勢桃菜
ロシュフォールの恋人たちで良かったよねこの曲?
良かったです、ミスは三連続ジャンプの3番目が抜けた程度でしょうか?しっかり滑っていてしっかりまとまっていて、さすが!と唸るような演技でした。


11:井上千尋
真っ赤な衣装のロミオとジュリエット。情熱的。
前半にジャンプの乱れはありましたが、カッコいい三連続が決まったし、後半になるにつれて良くなっていきました。曲調を活かしたコレオやラストのスピンも非常に良かったです、見ごたえありました。


優勝は伊勢さんだったはず。ああ、試合を見てる!って感じがしてすごく楽しかったです。選手権は男女とも、昨年より出場者ちょっとだけ多かったのかな?

残る競技は選手権の男子フリーのみ。いよいよ次回で最終回、是非最後までお付き合いいただければ嬉しいです。




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

スケートヒロシマ2020①

毎年必ずではないですが、毎年のように足を運んでいるスケートヒロシマに、今年も行って参りました。今年は絶対に行きたい、行っておかねばならない、と前々から決めておりました。
3日間にわたって開催されたので、3日間とも観戦に行きたかったのですが、体調と経済状態を考慮して最終日のみにとどめました。ああ、でもジュニアとシニアのショートプログラムは見たかったなあ…。とほほ、後悔先に立たず。


そんなわけで、日曜日は朝からいそいそとビッグウェーブへ。しかし、この日の広島市あたりはどうやらたいへん混雑していた。道路が相当渋滞していたようでバスは遅れに遅れておりました。実は、カープのチケットの抽選券だか整理券だかの配布日で、それを求める人々によって華麗に渋滞が巻き起こっていたらしい…。

カープはもはや宗教、というレベルで生活に染み付いてる県なのである意味仕方がないんですけども、ちょっと前までこんなにカープのチケットが取れないなんて考えられなかったですよ。25年も優勝してなかったくらいだし、突然行きたくなっても余裕で入れるって話じゃなかったっけなー…。いつの間にこんなことに。今回の当選確率も3%に満たないって聞くし、あんなに客席あるのに、試合の数だって多いのに、なんかえらいことになっちゃってますな。
私はスケートヒロシマを優先したのと、そもそも貧民過ぎて当たっても買えない(汗)ので不参加でしたけれど。

予想の1.5倍くらい時間がかかってしまい、女子のジュニアの最終グループくらいまでには到着できるだろうと思っていたのに、結局男子のジュニアの後半グループにギリギリ間に合う、というていたらく。ううう、もう一時間早く家を出るべきだったか。まさかここまで遅れるとは(泣)。


この日は快晴で、青空の下に佇む改装中のビッグウェーブの周辺では、バスケットボールなどを楽しむ人々の姿も見られました。
館内に足を踏み入れると、スケーターのサイン色紙や町田君や中塩さんのスケート靴などが展示されたコーナーが相変わらずスケオタの心に燦然と輝きまくる。開催日の前月に行われたプリンスアイスワールド広島公演の色紙は豪華であった。何故か展示されている羽生結弦選手のサインは、広島には数少ない羽生君スポットかと思われるのでファンの方は必見です。個人的には本田君のサインがなんか男らしくて好きです(笑)、展示されてる色紙の中では。

受付に声をかけて観客席へ向かう。今年もパンフレットを購入しようと思っていたのだが、何と売り切れておりました…。引退シーズンの選手もいるし、去年何故か須本君が出場してたように今年は星南君も出てるし、見に行きたい、と思われた方が多かったのかもしれませんね。

てなわけで、男子のジュニアは後半グループの4名のみの感想です。何とか後半グループの6分間練習には間に合って良かったですが、前半から見たかったよ、とほほ…。

ジュニア選手権・男子フリー

第2グループ

4:三島悠生
地元広島の子らしく、応援がすごい。衣装がカッコいいですね、ファンタジー系かな?よく似合ってます。
最初のコンビネーションジャンプで転びかけたもののよくこらえた。転倒もあり、ラストあたりはお疲れだったかも。


5:鈴木零偉
彼も地元広島の子ですね。シックな衣装のラ・ラ・ランド。うまく回れてないジャンプもあったけど、全体的には良かったと思います。片手ビールマンやドーナツスピンなど見せ場も多いですね。楽しくて手拍子したくなるプログラム。


6:三宅星南
6分間練習でジャージを脱いだ時、衣装がキラキラ光ってるのが見えて綺麗でした。ジュニアグランプリシリーズで見かけて以来ずっと気になってたラストサムライ。まさか地元で見られるとは。心の底からありがたい。どうもスケートに関する個人的な願いはなかなか天に届かない昨今ですが、ひとつだけ神様が聞いてくれたみたいです(涙)。

単発のトリプルアクセル綺麗…!コンビネーションで跳んだ方は微妙でしたし、最後に跳んだコンビネーションジャンプでの転倒もあり、疲れは見えてたかもしれません。しかし、昨年須本君が滑ってたのを目にした時とやはり似た印象がありました。あからさまにレベルの違う選手が混ざってるという感触です。うまく説明できないのですが、「速さ」が違う気がする、トップの選手は。
それと、プログラムの作られ方というか密度が、世界で戦うためのものになってる、という印象が強かったです。生で見るとそういう部分がよく伝わってくるな、と実感します。もちろん個人的な感想ですけども。

ああ、何とか間に合って良かったです、カッコ良かったです…!髙橋君が出演したNHKの番組で見掛けた時の印象が強いので、あの小さかった子が…、と孫を見守る気持ちで涙ぐみそうになってました(笑)。


7:門脇慧丞
冒頭のコンビネーションジャンプのセカンドで転倒してしまいましたが、それ以降はしっかり滑ってたと思います。最後のスピンも綺麗でしたし、なかなか丁寧に滑れてる印象でした。全日本ジュニア出てたよね?やはり全日本に出場できるような選手は上手なのですねえ。


以上、4人だけですみません(泣)。
大会はまだまだ続きますよ。また次回の記事でお会いしましょう。




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

フィギュアスケートつらつら語り in 2月

スケーターが出演したり、フィギュアスケートに関するコーナーが設けられていた番組についてつらつらと語るシリーズ。四大陸の感想を優先したので今更になってしまいましたが、毎度のことなので(汗)構わずひっそり載せてしまいます。

本日は2つの番組について。ではでは早速どうぞ。

テレビつらつら語り①

まずは1月29日放送、『衝撃のアノ人に会ってみた!天才ゴリラ・ココの今&フィギュア高橋大輔に密着SP』。日テレ。

番組名の通り髙橋大輔に密着。今シーズンのショートプログラムの振付をシェリル・ムラカミさんに依頼したのはこの番組がきっかけでしたっけね。その発端から、髙橋君のシングルスケーターとしての最後の競技となった全日本選手権までを追った内容でした。

前回は確か実際の振付にがっつり密着していたので、そこまではざっと紹介されて、それ以降の展開が中心だったかな。シェリルが来日して一度振付手直ししてたんですね。そう言えば冒頭の印象が違ってたもんな、全日本。
全日本の模様をもっとじっくり流して欲しかったのだが、局が違うので難しかったか。これがフジテレビなら、これだけで2時間番組作っちゃいそうだけど。
ハチにびっくりする髙橋君のリアクションに私がびっくりした(笑)。

しかし、髙橋君の記憶を頼りに番組でシェリルを探し出したことをきっかけに、シングル最後の競技プログラムを振り付けることになるなんて、番組はわりとサラッと流してたけど、すごくドラマチックな展開ですよねえ。髙橋君はやはり、そういう偶然や誰かの力に助けられて、流れに乗っていくことで人生が開けていく人なのかもしれないですね。
シェリルの振り付けたプログラム、めちゃくちゃカッコいいし新しかったもんなあ。髙橋君がもっと若かったら伝説的な演技を生んだかもしれないけれど、それは全日本で彼を見届けた後輩たちに託されていくのでしょう。きっとその瞬間を、髙橋君も楽しみにしてるんじゃないかな、なんて思ったりしてます。

テレビつらつら語り②

続いて2月7日放送、『フィギュアスケートTV!』。BSフジ。

毎月恒例の番組ですね。先月は全日本選手権の演技のリクエスト企画だったので、感想は省きました。
今回もこの番組以外では取り上げそうもない内容ばかりで濃いです。


★名古屋フィギュアスケートフェスティバル
一度も行ったことないんですよね、このショー。新春恒例ですね。


ユースオリンピック
鍵山君が取り上げられてました。ショートでは壁にぶつかっちゃって得点が伸びず。リンクが狭かったのか、それだけ彼のスケートがよく滑っていたのか。しかしフリーで逆転して優勝。まさに伸び盛りですね。シニアに移行するのは来シーズンかな、そのために四大陸にも派遣されたのかもしれないし。ますます男子シングルが面白くなりそうですね。


★日本学生氷上競技選手権大会
個人と団体とで争うんですな。女子は横井さんが優勝したんですね、やっぱり声がいいよね彼女、インタビュー流れて嬉しい(笑)。


★全国高等学校スケート競技選手権大会
いわゆるインターハイですね。おお佐藤君。ちょっとバタバタしてたのでこのコーナーはちゃんと見られなかった、ごめんなさい。


国民体育大会冬季大会
フリーの衣装でショートを滑る横井さんが流れたけど、何かトラブルでもあったんだろうか、衣装忘れちゃったとか…。
坂本さんの4回転にびっくり。彼女のジャンプ力なら確かに跳べそうな気がしてくる。試合で挑むことが重要だよね、成功させて欲しい。しかし、坂本さんも友野君もよく試合に出てるなあ。放送日は四大陸が行われた日でもあったけど、二人とも出場してたよね。すげえ…。実際に競技に出ることでブラッシュアップしていくタイプなのか。


★引退選手たちの言葉
今シーズンは引退する選手が多い気がしてたけど、全日本の常連になるような実力のある選手の引退が特に集中したということだったのですかね…。
その中でもトップで紹介された佐藤洸彬君。国際大会にも出てたし、全日本の最終グループに残るほどの実力者だったもんなあ。インタビューの声や喋り方がとても穏やかで素敵…。私は彼の演技が好きで、いつも見るのを楽しみにしていました。だから寂しいけれど、またどこかでその活躍に会えたらいいな、と願っています。

ああ、本当に紹介される選手が多い…。フジテレビが全日本の放送にとても力を入れるようになってから、下位の選手の演技もしっかり見られるようになり、それぞれの物語にもスポットが当たるようになり、楽しさや喜びも増えたけど、競技を続ける期間に限りがある以上、寂しさも増えていってしまうのですね。
私には試合で見せてくれた数分間から感じたことを自分なりの言葉で書き残すことしかできないけれど、確かに皆さんの活躍をワクワクしながら見守っていた人間がここにもいますよ。どうかこれからの人生が、喜びと幸せに満ちたものでありますよう。


以上です。ではでは、また次回のつらつら語りでお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

四大陸選手権2020雑感⑩

長々と綴って参りました四大陸選手権の記事も本日で最終回。お付き合いいただいた皆様ありがとうございました。
本日の記事はたいへん長くなりますが、お時間のある時にでも目を通していただければたいへん嬉しく思います。

男子フリー③

第4グループ

6分間練習の曲、なんか楽しくて耳に残りますね。大会ごとに違うのか。それとも国ごと?
やはり注目は羽生君に向かう。オリンピックを連覇した押しも押されぬトップ選手だし、実は何故か今までずっと2位だった四大陸のタイトルもかかっているし。4回転ルッツ綺麗に降りてる。なんか顔の前で手をカッコいいポーズにして滑っていくのも見えたわ。でも本人は当然カッコつけてるわけじゃなくて、ものすごく集中しているのでしょうね。


19:キーガン・メッシング
キーガンの使ってる曲、そんな意味のある曲だったのか…。この曲の説明テロップすごく面白いから毎回やって…。
ものすごい勢いから非常に高い4回転トゥループ。素晴らしかったのですが、トリプルアクセルが2回抜けるなどキーガンらしくないミスが続いた。でもまるで氷を削る刃のようなハイドロブレーディングはめっちゃくちゃ魅せてくれました!


20:鍵山優真
鍵山君、絶対生で見た方がもっと良さのわかるスケーターだと思うのよ、織田君と同じタイプで。個人的な感想だけど。あああ試合見てえええ。
もちろん映像でもよくわかる。あの柔らかい膝で跳ぶ綺麗なジャンプ。少々ヒヤッとするように見えるジャンプでも綺麗に着氷させてしまう技術の高さ。最後にトリプルアクセルを入れてくる気の強さ。チャンピオンの器ですね。
彼を四大陸に派遣したスケート連盟の判断は正しかったということになりますね。彼にとっても非常に大きな収穫を得られたんじゃないかな。


21:チャ・ジュンファン
このプログラム、選曲がとてもいい。ジュンファンの甘いルックスが醸し出す王子感と、王子の胸に、若い青年の胸に燃える激しい炎とが共存しているようで。私はとても好きですね。
アクセルの助走は相変わらず長いけど、それすらも計算に入れたようにピッタリ音に合わせて跳ぶ2本目のアクセルに痺れた…。ノーミスの素晴らしい、本当に素晴らしい演技だったのですけど、得点が伸びなかったのは回転不足か。うーん、4つもあるのか…。彼はそこさえ何とかなれば表彰台の常連は間違いないのになあ…。


22:羽生結弦
既にある程度の量の情報を仕入れている状態で放送を見ているので、緊張感はほとんど残っていなかった。久しぶりに見られるSEIMEIに、ただワクワクしていた。いつも吐きそうなくらい緊張する羽生君の演技を、こんな風にワクワクと見られるのって貴重かも。

そうだ、SEIMEIの封印が解かれるのだ。メダリスト・オン・アイスでショーバージョンとして披露されてはいたが、再び競技の舞台に戻ってくるのである。羽生結弦の滑ってきた名プログラムの中でも、おそらく最も彼の特性を活かした、羽生結弦だからこそ成立するプログラム、SEIMEI。3年ほど前に散々語りまくった記事があるので(笑)、最後の方にこそっと貼っておきます。

戻ってくると一口に言うものの、実際には新しいプログラムと捉えるのが正しいかもしれない。何故なら、平昌のシーズン以降にルール変更が行われ、男子のフリーの演技時間は4分30秒から4分へ短縮されたからである。よって、削るところが何一つ無いように感じる程無駄なく美しく編曲され、繊細に丁寧に組み上げたプログラムを、30秒削った形で作り直さなければならないのだ。
バラードも衣装をはじめとして細かい変更は加えられていたと思うが、SEIMEIはいくらベースがあるとは言え、平昌とまったく同じように滑ることはルール上もうどうやっても出来ないのである。公式練習の様子からある程度の予測は出来たが、全容がはっきりする瞬間が楽しみでたまらなかった。

全日本選手権以降に急遽プログラムの変更を決断したという話だったかと思うが、その短期間でバラードの衣装がマイナーチェンジされていたように、SEIMEIの衣装も少し変更されていた。紫だった部分の一部が、鮮やかな萌黄色に変わっている。どことなく、お雛様やお内裏様をイメージさせた。バラードの衣装にも思ったが、季節で言えば春の印象が強い。色が変更されたのは生地の面積としては僅かな部分のはずなのに、随分と印象が変わる。

羽生君は本当にこのSEIMEIの衣装が良く似合う。和のイメージのプログラムを滑って欲しいと熱望していた私が、初期のSEIMEIの衣装を纏った、細部まで描き込まれた二次元の世界の登場人物のような羽生君の姿を目にした時の衝撃は、今も上手く言い表せない程強烈なものであった。絶対に名プログラムになると確信した程だ。
ファンタジー・オン・アイスの会場でSEIMEIを見た時に私がイメージしたのは、竹藪の中を疾走していく若く美しい陰陽師の少年の姿だった。鮮やかな緑の色に、その時のイメージを少しだけ思い出した。私の勝手な感想なのだけど。

さあ、いよいよリニューアルされたSEIMEIがベールを脱ぐ。一気に安倍晴明の世界に我々を引き込んでいく印象的な出だしは変わっていないように見えた。しかし、冒頭のジャンプは変更されている。そう、4回転ルッツに。
着氷が乱れてしまったが、アイスコープで測って欲しい抜群の高さ。闇夜に冷たく光る白い月を背に、魑魅魍魎の前に足音も無く降り立つ陰陽師の登場シーンのようだ。

続く4回転サルコウトリプルアクセルトリプルフリップの流れは圧巻。30秒尺が短くなった分、彼が削ったのはどうやら振付ではなくジャンプの助走だったらしい。そんな離れ業が可能なのは羽生君くらいのものなのだろう。解説の本田君も、後日あさチャンで織田君も触れていたが、そうそう出来るものではないらしい…。
あまりに助走が短すぎてさすがの羽生君も気が回らなかったのか、フリップにはアテンションがついていたが。フリップはあまり得意じゃないってオーサーが言ってたっけ。得意じゃないわりには助走レスで跳ぶとかいう超人技を…(汗)。

ステップは速報だとレベル4だったが、採点表は3。魑魅魍魎を業火で焼き尽くす燃える瞳の陰陽師の少年は、少し歳を重ねて妖しいオーラを纏うようになった、そんな風に感じた。

後半のジャンプはすべてコンビネーション。失敗が許されない構成はオリジンと同じのようだ。コンビネーションジャンプの最初の1本は4回転トゥループからのジャンプだったが、着氷が乱れる。おそらくその体勢からもコンビネーションに持っていこうとして、とっさにオイラートリプルサルコウの構成に変更したのだろう。とっさの判断で跳べるジャンプなのかどうかは素人の私にはわからないが、おそらく相当難しいのではないか。

もう1本、4回転トゥループからのコンビネーション。しかしこちらは転倒してしまい、コンビネーションに繋げられない。回転不足判定も下り、大きな失点。
最後のジャンプはトリプルアクセルからのコンビネーション。こちらはセカンドをトリプルトゥループにしてリカバリー。振り向きざまに予告もなく跳んでくるように見えるトリプルアクセルを、こんなプログラムの終盤でこれだけ鮮やかに跳んでしまえるとは。透き通る白い肌の美しい陰陽師の放った式神が、禍々しきものの身体の芯からその存在を無に帰していく。

最後のジャンプからスピンまでの曲が少しカットされているだろうか。曲のテンポも少しだけ早くなっているように聞こえる。それでも、印象的な振付の数々はほぼそのままに思える。今夜の魍魎退治の仕上げにかかる切れ長の瞳の晴明。
平昌のリンクでは力を振り絞っているように見えたコレオが、今日はずっと余裕に感じた。晴明ではなく羽生結弦が少し顔を覗かせるコレオ。スピンを回り終え、両手を広げる。調伏、完了。

短期間で構成を変えているのだから、完璧に滑れなかったのはある意味仕方のないことでもあったろうと思う。しかし、羽生君から感じるこの余裕は何だろう。この絶対的な安心感は何なのだろう。全日本選手権のフリーとは別人のようだ。そうか、このプログラムは既に羽生結弦の呼吸の一部なのだ。

個人的には、ジャンプの鬼・羽生結弦を堪能できるプログラムで、ミスはあったものの非常に満足感が高かった。削り取られた助走、咄嗟の判断で変更するコンビネーションジャンプ、息でもするかのように行われるリカバリー。この選手はジャンプの天才で、掛け値なしに能力の高いスポーツ選手なのだと改めて実感させられる。間違いなく、これは羽生結弦にしか出来ないプログラムだ。その日本人そのものであり、三次元離れした容姿や雰囲気とも相まって。

しかし、2年の時を経て再び競技のリンクに舞い降りた陰陽師は、これまで容赦なく闇に帰していた魔に、天に昇れる道も示し始めているように感じた。五芒星に焼かれた魑魅魍魎に呼び掛ける、闇からの声と天からの声。選択は委ねられている。陰陽師はその華麗な技に、神をも宿らせるようになったのかもしれない。

ジャンプのミスがいくつかあったので驚異的な点数になることはもちろんなかったが、それでも高得点が出る。ショートプログラムで大きく他を引き離しているので、優勝に王手をかけた状態ではあろうが、最後までまだわからない。彼が唯一手にしていないタイトルの行方は、これから滑るスケーターたちに委ねられた。


23:ボーヤン・ジン
4回転のパンクが2本。これで大幅に得点を失ってしまった。これが痛かった…。それ以外は大きなミスはかったのだけども。プログラムも全体的にぼやけた感じに思えました。一時期の不調は乗り越えたと思うけれど、まだ波があるのかな。
ルッツの高さがやはりえげつない。70cmオーバー。さらにアイスタッツの最高時速も30kmオーバー。そりゃ毎度毎度度肝を抜かれるわけだわ…。


24:ジェイソン・ブラウン
難易度の高いジャンプを序盤にまとめているプログラム。4回転はダブルに抜けてしまいましたが。
私は映画を見ていないから本当に勝手な想像なのだけど、ジェイソン動きのひとつひとつからいろんな場面が浮かんでくる。冷たく書類に判を押す事務官、頬に涙の流れるままに歩いていく背中。そんな場面は映画には無いかもしれないけど、情景が見えてくるように感じたのです。そこまで感じる演技はなかなか無いので、ひたすら見入ってしまいました。技術点のカウンターが一切目に入らなかった程です。コレオの加点すげえ…。


まだジュニアの鍵山君が3位。4回転が入らなかったジェイソンが2位。そして、ついに四大陸の王者となった羽生結弦が優勝。とてもいい演技の続いた大会でしたが、非常にドラマチックな表彰台という結果に行き着いたのではないでしょうか。フィギュアスケートの物語の筆をとっている神は、ストーリーテラーとしての才能をたいへん豊かに持っているらしい。

羽生君が本当に嬉しそうで、ホッとしてしまいました。もしここで彼の望まない結果が出ていたとしたら、彼は決して口にしないかもしれないけど、その繊細な心に大きなヒビが入ってしまっていたかもしれません。羽生君の決断におそらく間違いはないし、いい演技の続く大会こそ彼が最も楽しみ、実力を遺憾なく発揮できる場なのでしょうから、彼の納得のいく結果が得られたのは当然だったのかもしれないですね。
えっ、演技前にリンクに大きな穴を見つけて埋めてもらってたのか。それで集中が途切れてしまったっぽいけど、もっと集中してたら短期間の練習しかできなかったプログラムとは思えない出来になっていたのかな。それは今この場でなくていい、と神が手を置いたのでしょうか。羽生君、集中できると物凄いけど、その分そのレベルの集中を保つのが難しいタイプなのかもですね。人間そんなに集中できるもんじゃないしなあ。

表彰式でも楽しそうでしたね。3年前には「金が欲しい!金が!金くれ!」の名言を残した大会だもんね(笑)。ここまで続けて来て本当に良かった、良かったね…。
かわいいくまのぬいぐるみを話しかけるように見つめ、くまの足をわざわざ真っ直ぐにして抱え、小首をかしげて美少女のように微笑む羽生結弦氏は、さっきまで「なんかジャンプの変態がいるんですけどおおおおおお!」(※最上級の褒め言葉)と我々を恐れおののかせていた人物ととても同一人物には思えませんでした…。同一人物だけどね!あざとさにGOEがつけられるなら、我々は壊れるまで加点ボタンを叩くだろう…←震える声


しかしなあ、羽生君があんなに嬉しそうなのに、素直に「良かったね」が言えない人がこんなにいるんだなあ。アンチじゃないですよ、ファンの方。アンチもまあ、ある意味ファンみたいなものなんですけどね。

ジャッジを敵視して文句を言いたいなら、まずジャッジの資格くらい取ってきてからにしないと、たぶん誰も耳を傾けてくれないと思いますよ。そもそも、疑問点を正しく整理して、正確に質問することすら出来ないんじゃないですか?それなりの知識に基づいて根拠が挙げられないなら、「私はこう思うから私が正しい。その私の判断と違うから判定がおかしい。どういうことか説明しろ」って言ってるのと同じだと思うんですけど。あなたがある程度詳しい分野についてこんな質問してくる人物に出会ったら、果たして真面目に取り合って返答できる程あなたは優しいのだろうか。取り合わないんじゃないのかな、ねえ。そっくり同じことを自分がやってるって考えたら、恥ずかしくなってきませんか?

誰かのせいにしないと居ても立ってもいられない程不安なら、フィギュアスケート以外の趣味も持った方がいいんじゃないのかな。たぶん、どれだけ望んでも、あなたの思い通りになることはないと思いますよ。思い通りにならないからってそれなりの年齢の方が足をバタバタさせながら暴れてるのを見てあなたはどう思うのか。それはあなたの姿そのものであり、それは彼に希望を貰うとか芸術に触れて楽しむとかいった範疇を超えた、単なる依存でしかない。
まあ、もう時間をかけるしかないのかもしれないですね。何見ても楽しい境地まで到達すると、めっちゃストレスなく見られるよ。私のストレスはごくごく一部のファンだけです。たぶんそんな人こんなクソ長いブログ読まないと思うけど、勝手に目に入ってきちゃう場合が時々あるからさ。はあ。げっそり。


それにしても、エキシビションの放送が無かったのは残念極まりないです。ホープ&レガシーはなあ、私が死ぬ前に見たいプログラムの堂々1位に燦然と輝くプログラムなんだよ…。大好きなんだよおお…。頼む、見せろ見せてくれ…。今回ソウル行った人超勝ち組だと思うわ…。

「尺が無ければ助走を削ればいいじゃない」と心の中のアントワネットが呟き続ける大会でした。アントワネット、無理だから。それ阿修羅にならんと無理だから!←白目←意味不明

長い長い記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。そろそろ試合も少なくなってくるので、現在の週6回ペースから更新頻度は下げるかもしれませんが(はてなの更新が無い日はnoteが更新されてる、はず)、また遊びに来ていただけたら嬉しいです。


SEIMEIについて熱く語ってる記事はこちら※3年くらい前のやつです↓
usagipineapple.hatenablog.jp




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

四大陸選手権2020雑感⑨

男子フリーの競技はいよいよ後半グループへ。もちろん熱く感想を綴っていきますが、最終グループについての文章があまりにも長すぎるので(汗)、まずは第3グループの感想のみ掲載します。ではでは、早速どうぞ。

男子フリー②

第3グループ

このグループからテレビ放送が始まるはずだったのですけど、最初の3人は流れなかったので(泣)、無料の見逃し配信で視聴しました。滑走順の影響がいちばん大きかったでしょうが、ハンヤンを地上波で見られないまま四大陸が終わるとは思わなかったよドラえもん(泣)!


13:ブレンダン・ケリー
衣装がいいですよねえ。そんな風変わりな衣装じゃなくてむしろ定番なんだけど、このトラッドさがいいんだよ。映画に合わせてのことなのでしょうけど。
4回転トゥループは何とか降りたけど、あああサルコウで転倒。なかなか加点の大きくつくジャンプが跳べない。ショートに続いてコミカルな振付も。終盤は緊迫感が増してきて、大きな岩のトラップから脱出するみたいだ。ってそれはインディージョーンズだよ(汗)。
熱演だったからか衣装のタイがほどけてた。いつほどけちゃったのかしら。


14:ハン・ヤン
歓声凄いな。韓国でも人気あるのかな、それとも中国や日本からもたくさんスケートファンが来ているのか。
画面で見てても滑りの質が違うのが分かりますもんねえ。速度も滑らかさもちょっとレベルが違うと言おうか。滑ってることそのものを見てるのがもう楽しいと言おうか。
コンビネーションジャンプでひとつミスがあったくらいで、あとはもうほぼパーフェクトですかね。4回転入ってなくてもこれだけ魅せてくれるなんて。ハンヤンの足元が「月が綺麗ですね?」って満月を見上げながらボソッと呟いてくるみたいじゃないですか。ちょっとうっとおしいのがハンヤンだったのにね(笑)。彼も大人になったのね…。

演技の放送は無かったけど、アイスコープで計測したショートプログラムトリプルアクセルのデータだけひっそり紹介されたハンヤン。まさかの幅が4m。桁違いなんですけど。フジテレビもずっと測りたかったんじゃないの、測った結果言いたくて仕方なかったんじゃないの(笑)。
スケオタがいちばん測って欲しかったのがハンヤンのトリプルアクセルだったんじゃなかろうか。予想通りのわけのわからない数値が出ていて余は満足です(笑)。


15:カムデン・プルキネン
彼のトリプルアクセル、非常に高さがあって、雄大でいいですよねえ。加点が大きくつくのも分かる。
多少の着氷乱れくらいで最後まで演じられれば、と思ったのですが、後半疲れてきただろうか、ルッツはやっぱり転倒扱いかな。うん、そうだな…。
ミスも多かったので、プログラムの情感豊かさが以前に見た時ほど引き出せてない気もしましたが、十分にそれが可能な選手だと思うので、またいい演技見せて欲しいです。


16:友野一希
4回転トゥループは一瞬ヒヤッとしましたが決まった。サルコウのコンビネーション素晴らしい!ステップのキレ具合は狂気的なほど。友野君の身体の動きは狂気じみた何かを表現するのにもこんなに向いているのか…!これまでの友野君のイメージにはなかったので非常に面白い。
4回転のパンクや細かいミスもありましたが、トリプルアクセルからの三連続があれだけキレよく決まったのは大きい。コレオもずっとキレたまま。素晴らしかったです!これで表彰台にも乗れないとは、本当にものすごくいい演技が続いた大会だったのですねえ…。


17:樋渡知樹
まず逆回転で跳んでくる4回転から個性的なんですよね。逆回転のスケーターだってちゃんと記憶していてもいつも目がついていかないの。バレエジャンプやクリムキンイーグル、見せ場も多いし選曲も有名なバレエ音楽のはずなのに彼しか滑ることのない不思議な曲に聞こえてくる。アクセルのミスなどもありましたが、彼の魅力は存分に出ていたと思います。ラストのポーズでぐらついていましたが、全力を出し切ったのでしょうかね。勢いすごくありましたもの。


18:ナム・ニューエン
サルコウのコンビネーションが綺麗に決まり、もう客席を煽り始めるナム君。単独の4回転サルコウもばっちり。アクセルはパンクしたけど、トリプルアクセルのコンビネーションを2本入れてリカバリー。客席と対話するように、時に語りかけるように、そして最後はガーンと煽る。まるでショーのナンバーのようにひとつになる会場。そう、ここはナム君がステージに立つコンサートホール。
たったひとつの枠を争うライバルであるはずのキーガンが、本当に嬉しそうにナム君を称える姿も映し出される。これがフィギュアスケートという競技。勝手にキレて怒ってるのはごく一部のファンだけなんだよね。


四大陸選手権の記事は次回で最終回です。よろしければ最後までお付き合いいただければとっても嬉しいです。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

四大陸選手権2020雑感⑧

四大陸選手権もいよいよ佳境です。残すは男子の競技。本当はエキシビションもあるんだけれど我が家では視聴できないので(泣)、感想文もこの男子フリーで最後になるかと思います。

最終グループが言わずもがなでものすごく長いので、ショートプログラム同様3回に分けてお送りします。最後までお付き合いいただければ嬉しいです。

男子フリー①

第1グループ

このグループと次のグループは無料で配信されたのでライブで楽しめました。テレビで放送されるような人気と実力を兼ね備えた選手は有料コンテンツ、それが世の中ってやつなのですな…。とほほ。


1:クリストファー・カルーザ
トップバッターから熱い演技でしたな。転倒があるなど決してパーフェクトではなかったのですけど、内側から滲み出る熱さみたいなものを感じたのは確かです。滑り終えて見せてくれた笑顔がとてもいい…。コレオの減点は何だったんだろうな。


2:ミカー・カイ・リネット
クラシックに合わせたような白い上品なシャツ衣装。男子は一度はシンプルな白いシャツで滑ってみて欲しいものです。個人的には衣装としていちばん好きかもしれません。
トリプルアクセルで転倒して心配しましたが、持ち直した。後半は疲れが出たのでしょうか、転倒などジャンプのミスがまた相次いでしまいました。彼もコレオ減点されてるな、何がいけなかったのか。


3:ジョーダン・ドッズ
ロクサーヌのタンゴ。定番曲ですが、今回はこれがかぶるのか?いや友野君とかぶるだけか。シンドラー祭りになってたこととかあったよね。
三連続ジャンプに、ん?と思うポイントがあるなど細かいミスはあったし、後半は疲れてきているようにも見えましたが、力を振り絞るようにして最後まで滑りきりました。彼もコレオ減点。何故。最後のスピンの減点は何となくわかったけど。
キスクラ和むわー。両脇のコーチ和む。キスクラが民家のセットっぽいから余計に(笑)。


4:ハリソン・ジョン・イェン・ウォン
途中で降りてきちゃうと言うか、着氷までパワーが行き届いていないようなジャンプが多かったのでそういう意味では得点が伸びないかもしれませんが、転倒のような大きなミスはないのかな。コレオやっと加点された。確かに壮大な曲の世界を拡げるようなコレオだなと感じたし。衣装もシンプルな白だけど細いベルトがちょっとしたアクセントでわりと好き。


5:チー・イー・ツァオ
ショートプログラムはテレビはおろか配信でも流れず、見逃し配信すらも存在しないようなので(泣)、今回見られるのはこのフリーだけです。
トリプルアクセルを2本とも転倒し、ジャンプの着氷も乱れ気味だった。綺麗に流れるスケートをしているし、決まった場合は着氷姿勢まで綺麗ないいジャンプ跳んでると思うのですけどね。んでやっぱりコレオ減点。何がいけないのか。


6:ジェームス・ミン
アクセルの抜け方がヒヤッとした、転倒しなくて良かった…。真っ昼間だと言うのに睡魔が襲ってきてあんまり記憶がないのが切ないです(泣)。ごめんよおおお…。
肩から腕の部分が透けてる衣装。動きやすいんだろうか?

第2グループ

恒例になっちゃった無音6分間練習もこれで最後か。挨拶してるカリーリョ君イケメン(笑)。無音だと見る気がしなかったよ正直…。


7:フー・ジャン
豪快なトリプルアクセルが2本!2本とも良かったけど、私は単発のトリプルアクセルにグッときたわ。ジャンプに高さがあってビシバシ決まると見ごたえがありますね。どこか切ないイメージの滑りもふっと心に雪の欠片みたいなものを残していくみたい。
挨拶のあとサイレンの音みたいなのが聞こえて、何かあったのかとビクッとしたけどどうやら場内BGMだったっぽい?


8:イ・シヒョン
冒頭2本いいジャンプが続いたのにフリップで転倒。しかし直後のループは腕の動きまで美しくすぐ立て直す。結局大きなミスはフリップだけかな、ステップもレベル4で、とてもロマンティックで素敵な演技でした。ここまでの選手ではいちばん良かったですね。暫定順位は2位ですけども。そうか、回転不足が3つも…。
韓国の男子は衣装もロマンティック。女子もそんな感じだけど、衣装全部同じところで作ってるのかしら。そんなわけないか…。


9:イ・ジュンヒョン
得点源のトリプルアクセルに乱れが出てしまった。回転不足の判定もついてたし、多少のミスも続きましたが、スピードと細やかさがあり、コレオはとっても素敵でした。定番のラフマニノフで、どこかエレガントな雰囲気も保ちつつ男子らしく力強い演技になっていてそこも良かったと思います。


10:ローマン・サドフスキー
フジの無料配信は画質がとても良かったので、彼の美しいスピンが堪能できてこれはこれで良かったのかもしれない。スピンで沸かせてくれる男子選手は久しぶりな気がします。
ショートプログラムからジャンプが不調で、4回転やアクセルなど得点源のジャンプに大きくミスが出てしまいました。綺麗に滑り切ることができればとても心に残るシンドラーのリストだと思うので、持ち越しなどの形でまた見られたら嬉しいなあ。


11:エイドリアン・ポール・セレスティーノ
アクセルは2本とも抜けちゃったかな。ジャンプのミスがいくつか見られましたが、浮遊感のある曲にのせて気持ち良く滑れているように見えました。スピンもふたつレベル4だ。
今日は全然固まらないので快適に見られる、ありがたいよ…。


12:ドノヴァン・カリーリョ
首回りと手首の銀のストーンが眩しくイケメンを引き立てますな。
トリプルアクセルのコンビネーションが決まったのは得点的には大きかったですね。後半は疲労感が滲んできたように見えましたが、最後まで正確なスピンも揃えていました。
イケメンが悩ましげな表情で滑るアランフェス。なんかものすごく説得力あるので是非地上波に乗る日が来ますように。お茶の間を沸かせようぜ(笑)。


配信はここまで。後半グループは残念ながらテレビ待ち。速報でずっと追いながら心の目で見てましたけど。と言っても速報が更新されるのを待つしかないので、心の目で見ながら家の掃除してました。緊張して居ても立ってもいられなかったんだよー(泣)。

本日はここまででひとまず終了。また次回の記事でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

四大陸選手権2020雑感⑦

後半グループの感想です。競技そのものは速報でチェックしておりましたが、映像はテレビ放送を待ってからのんびり見ました。
本当は生放送で見たかったけどね、今は色々、経済的に厳しいですからね…。とほほ、私には今の生活は向いてないのかなって悩んでしまう今日この頃…。

いやいや、落ち込んでる場合じゃありません。まったく見られないわけじゃないのだから、見られる分だけでもしっかり受け止めて感想を綴っていきますよ!

女子フリー②

第3グループ

11:アリシアピノ
まさかと言おうか何と言おうか、テレビ放送が無かったのでほぼ諦めていたのですが、見逃し配信のおかげで無事演技を見られました。ありがとうございます!
咽び泣くようなメロディに乗せた演技。大きなミスが無かったので、プログラムの世界に観客を静かに引き込んでいくことが出来たんじゃないでしょうか。コレオとステップが続いていましたよね。要素として続くのちょっと珍しいような?そうでもない?


12:ホンイー・チェン
彼女も見逃し配信で視聴。テレビ放送が無くて残念でしたけど、綺麗な画質でじっくり見られたからこれはこれでいいのだろうか。
美しい選手ですよねえ、ひっそりファンかもしれません(笑)。その長い手足で魅せてくるスパイラルの美しいこと…。2番目に回ったスピンがめっちゃ好きでした。衣装の深いブルーも非常によく似合っていて素敵…。課題は回転不足ですかね。
フラミンゴのクッションもらってる?キスクラで抱き抱えてる、かわいい。


13:キム・イェリム
テレビ放送は彼女からでした…。全員放送してくれんのかい…。
しかしいい演技でした。二つ目のコンビネーションジャンプが音にピッタリ合っていて素敵だった。最後のコンビネーションも単独になってしまったかと思ったけどしっかりリカバリー。表現面ではまだジュニアっぽさがあるというか、表情が気になったくらいですが、手足の長さや美しさだけでも十分に映えます。自国でいい演技できて良かった…!


14:アンバー・グレン
ジャンプも豪快だし非常にエネルギッシュに感じるスケーターなのですけど、それだけが前に出るのではなく粗野な印象になるのでもなく、エネルギッシュさをコントロールする余裕が感じられるところが若いスケーターにはない魅力かもしれないですね。
今日は少しそのコントロールがうまくいかなかったのか、転倒など乱れが出てしまいましたね。でも暫定2位、頑張った。


15:カレン・チェン
勇ましいメロディでスタート。ジャンプをリズムにのって跳んでいけそうです。これで波に乗れたか、切ないメロディに変わった中盤は美しいステップ。柔らかに盛り上がっていく曲に乗せ、ジャンプやスピンが次々決まっていきます。素晴らしい演技でした!最後までスピードも落ちず、非常に見ていて清々しかったです。
うーん、回転不足が3つ。これが無ければもっと上位でしたかね…。あと選曲がとても素敵、気に入ってしまいました。何かの映画の曲?

第4グループ

さあ、ついに四大陸の勝者が決まります!実際に競技が行われていた時間にはひたすら文字情報だけを見ていたことを思うと、色々切ないですけれど(泣)。放送してもらえるようになっただけマシなんだけどさ。切なくなったら3大会まとめてダイジェストでお送りされていたかつてのグランプリシリーズを思い出すことにしてます…。


16:イム・ウンス
『サブリナ』ってそんな内容の映画だったのか。曲の説明テロップ面白いな。つい読んじゃう。
足首を傷めていると実況が言っていたかと思いますが、2番目のコンビネーションジャンプの転倒はその影響だろうか。しかしそれ以外はとても落ち着いて滑っていたと思います。自国の声援も力になりましたかね。肺炎の流行がなければもっとたくさんのお客さんに見てもらえたのかなと思うと無念。


17:樋口新葉
トリプルアクセル!高さはあった、惜しい!トリプル認定されていれば今後の大きな力になるはず!認定されてるううう!やったあああ!
アクセルの転倒で影響が出たか、ダブルサルコウに抜けたりはしていたものの、あのプレッシャーに弱かった新葉ちゃんはもういないんだな、と安心して見られる演技でした。まだ19歳なのか、もう大ベテランに見えてしまう。ずっと活躍見守ってるもんなあ。
ステップが絶品。こういう表現面はホントに見ごたえある選手だと勝手に思ってます。アイスタッツのスピードもすげえ!


18:坂本花織
表情が少し微妙で心配でしたが、4回転トゥループ!挑んできた!高さはあったけどあともう少しってとこか。試合で跳べなきゃ意味がないのでこれはいいチャレンジになったはず。
4回転を入れるとやはりバランスが崩れるのかジャンプの着氷に乱れは出ていたが、グイグイ迫ってくるような滑りはさすがである。当たり前だけど、フィギュアスケートって滑ってなんぼの競技なんだな、と実感させてくれる選手。


19:ブレイディ・テネル
衣装変わりましたね?前のは純白だったような。薄いピンクの入ったものでデザインも全然違うかな?
冒頭のコンビネーションジャンプだけですかね、ミスは。フリップにアテンションもついてるか。あとはもう何の問題もない演技だったのではないでしょうか。彼女自身がニューシネマパラダイスのメロディの一部となって、彼女の動きも曲も胸に迫ってくるようでした。素晴らしかったです。いつも素晴らしい演技を見せてくれますね彼女は。うおおものすごい点が!!


20:ユ・ヨン
素晴らしいジャンパーですね…!トリプルアクセルはもちろんだけど、コンビネーションジャンプの高さと迫力…!ジャンプ以外はまだまだ伸び代がたくさんあると思うので、もっと得点が出せる選手だと考えると、日本の選手だけでなくロシアの選手にも脅威かもしれません。
地元のお客さんもいい演技が見られて嬉しかったでしょうし、彼女もその歓声にしっかり応えましたね。素晴らしい演技が続く…!彼女も高得点!


21:紀平梨花
4回転サルコウには挑んで来なかったので、しっかりまとめるかと思いきや今シーズン鉄壁だったアクセルが抜けた…。しかしそれ以降は彼女の独壇場。冷静なリカバリーを入れて1点でも多くもぎ取ってくる。しばらく封印していたルッツも戻ってきて、後半はもう要素など気にしないで、勝利を確信して没頭できる演技だったと思います。
四大陸を連覇した選手はシングルにはいなかったのね。凄い、初めて連覇した人になったんだ彼女が。素晴らしい…!


ユ・ヨンは久しぶりに台乗りした韓国の女子なのか。それだけキム・ヨナの実力が抜けてたんですね。200点を越えても表彰台どころかエキシビション圏内にも残れない選手がいるとかどういうこと…。凄まじい大会でした。なんか女子はいつもそんな感じですね、近年。女の子やっぱつえええ。
お、表彰式に現れたのはキム・ヨナ?おお、久しぶりですな。綺麗になったなあ…。

白熱した戦いで幕を閉じた女子フリー。ペアもアイスダンスも見られなかったので(泣)、残すは男子フリーのみ。最終回はおそらくたいへん長い記事となりますが、最後までお付き合いいただければ幸いです。
ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com

四大陸選手権2020雑感⑥

素晴らしいショートプログラムを受けてのフリー。期待してしまいますね。みんな納得の行く演技ができますように。

前半グループは無料配信が行われたのでライブで視聴可能でした。6分間練習は男子のショートに続いて無音。権利の関係らしいですけど、無音ってこんなに見る気しなくなるもんなんですね…。そもそも私、無音の状態だと逆に集中が切れてしまうタイプだからなあ…。有料の方はさすがにちゃんと流れたのかしら。

女子フリー①

第1グループ

1:エイミー・リン
ジャンプの助走が少し長くて、慎重に跳んでたんだろうけど、ちょっと乱れが多かったか…。トップバッターだし緊張もありますよね。スピンはレベル4も取れていたし、素敵な笑顔も見えていました。ショートの演技は放送がなく見られなかったので、フリーだけでも視聴できて良かった。


2:チュク・カ・カレン・チュン
冒頭からジャンプを立て続けに失敗してしまい心配しましたが、立て直してましたかね。疲れが出たのか後半でまた転倒はありましたが…。しかし目力は最後まで衰えず。アジアンビューティーカルメンもいいですね。衣装が真っ赤じゃなく青が入ってるところもちょっと面白い。


3:アイザ・マムベコワ
額の飾りが可愛い。しっとりした曲かと思ったらなかなかロックだった、カッコいいな。最初に回ったスピンかな、コンビネーションスピン?とても物語を感じる素敵なスピンでした。ジャンプはかなり乱れが出てしまいましたが。
今大会のキスクラ、かわいい座布団が敷いてあって、うどん屋の長椅子とか民家の縁側っぽくてなんかほのぼのしてますね…。


4:アリソン・クリステル・ペルティケト
スペインな曲調に黒と赤の衣装。定番ですね。衣装がすごくキラキラしてて豪華です。細かいミスもありましたが、全体的に頑張ってたんじゃないかなあ。最後はジャンプからすぐスピンに入っていって、畳み掛けるようで迫力出てましたね。


5:アリソン・シューマッハ
ショートのミスを取り戻すような素晴らしい演技でした!薄いすみれ色の衣装は清楚で、深窓の令嬢のよう。清涼感のある曲ともマッチし、柔らかい動きのコレオも本当に素敵。ジャンプも実際には回転不足判定のものもありましたが、見た目上は綺麗に跳んでいました。
コーチたちも笑顔で出迎えてる。バーケルコーチってテロップには出てたけど、キスクラ居るのバーケルさんじゃないよね?バーケルさんは試合重なってて来られなかったのかな?

第2グループ

6:アンドレア・モンテシノス・カントゥ
「6分間練習無音→固まる→いつの間にか競技始まる」の罠に今日も引っ掛かって序盤を見逃しました(泣)。無音だとついブログ執筆作業や情報収集に没頭しちゃってさ(泣)。
しかし配信の画質が美しいので、水滴が降るような美しい衣装を堪能できるのは素晴らしい。ジャンプがかなり不調だったので得点は伸びないかもしれませんが…。スピンはレベル4で揃えてますね。


7:エミリー・バウスバック
ショートプログラムが視聴できなかったため、やっと演技が見られる…。もしかして彼女の演技そのものを見るのも初めてかな?
ズバッと三連続ジャンプからスタート。さすがカナダ女子ですな。中盤は転倒やパンクなど疲れも見えたし、表現面はこれから深みが増していくのかもしれないですね。衣装もかわいいです。


8:ジェニー・シュウ
今日もいい笑顔ですね。この曲わりと使うスケーターいますよね、Paint It Black。曲そのものがそもそも人気があるのか。彼女が使ってるのも女性ボーカルのカバー版っぽいし。
転倒など大きなミスはないのですが、GOEのマイナスが目立ったかなあ。終盤は少し大雑把にも見えましたが、キスクラの笑顔が本当にかわいいからそれでOKでしょう。コーチもなんかかわいい(笑)。シーズンベストが出て嬉しそう、めっちゃかわいい…。


9:イー・ジュウ
前半はしっかりジャンプが決まっていて、このまま行けるかと思ったのですが、うーん、後半疲れてきちゃったか。ジャンプも乱れてきたしステップにもスピードが無かったように見えた。でも不思議な空気感と言うのか、美しさみたいなものを持ってる選手でじっと見てしまいました。北京まであと2年、いいスケーターに育っていきますように。


10:カイラニ・クレイン
すっかりお馴染みの選手ですな。ベテランの域に入ってきているだけあって、表現面に円熟味と言うか、安定感がありますね。余計なものを削ぎ落として、コンパクトにまとめる作業が出来てる感じ。ルッツで減点されてたりしましたがあれは踏み切りかな。大きなミスがなく、しっかり滑ってて良かったんじゃないかと思います。
画質がいいので、衣装の宝石?ビーズ?の色合いまで確認できていいな、綺麗。


ここで前半が終了。後半グループはテレビで放送するためか無料での配信は行われませんでした。あとは大人しく放送を待ちましょう。
というところで、区切りもいいので一旦終了します。後半グループについてはまた次回。




「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。週1、2回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
note.com