うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

フィギュアスケートほろほろ語り in 9月③

フィギュアスケートに関する雑多な話題をほろほろと語るシリーズ。本日も単なる雑談です。

四大陸選手権中止

来年1月に中国で開催予定だった四大陸選手権が早くも中止の一報。
中国は広いので、場所によって状況がまったく異なるのかもしれませんが、オリンピックのプレイベント的な立ち位置だったんじゃ…。色々と大丈夫なんでしょうか。オリンピックは北京での開催なので問題ないんでしょうか…。

代替地を募集するとのことでしたが、四大陸ですしアジアのどこかかアメリカかカナダか。オーストラリアかもしれない。

カップ・オブ・チャイナはイタリアで代替開催と決まったそうですし(大会名はどうなるのかな?)こちらも無事決まりますように。

ファイテンのネックレス

24時間テレビの時に既にご本人が着用していましたが、羽生君モデルのファイテンのネックレスの新作が出るそうですな。金色の羽のモチーフで、完全にファングッズ…(笑)。

実は、同じくファイテンのアースカラーを愛用していたのですが、どこかに落としてしまったんですよね(泣)。しかも一緒につけてたパワーストーンごと…。
我が家には収納ポーチとブックレットとブックレットのスタンドだけが残った。そうだよ、限定のやつを買ったんだよ、自分への誕生日プレゼントだと言い張って。肩凝り予防のためにも愛用していたのに、いまだにショックから立ち直れません…。

なので、新モデル欲しいんですけどね、とてもそんな生活の余裕はないです(泣)。毎日食べるものにも困ってるのにさ、とほほ。

首元にアースカラーを見つけると「この人もファンだな」ってほくそ笑んでましたが(笑)今度はこのモデルを公式グッズ状態で皆さん着用なさるのかしら(笑)。日常で身に着けられる、ファン御用達グッズって思った程発売されない気がしますし、みんなで着けられるのも楽しいですね。

N高等学校のCM

紀平梨花選手が、ご自身がチラッと出演しているとツイッターで告知していましたが、現在こちらでもガンガン流れております。
まったく知らなかったのですが、私の地域にもキャンパスがあったらしい。だからかな。どっちにしろ、チラッとでも紀平さんが見られて嬉しいです。

こちらでスポーツ選手のCMと言うと、ほぼ野球とサッカーですからね。特に野球。ほぼ宗教に近い最強のコンテンツがある地域でして(笑)。

ステファンのツイッター

最後にどうでもいい話題を加えておきます。既に1年以上更新されていない、ステファン・ランビエール氏のツイッター。昨年5月が最後だったはず。それも相当久しぶりの更新で「ツイッターの存在覚えとったんかい!」と叫んだものです(笑)。

それ以来また忘れられているツイッター。インスタグラムは時々更新するのに。飽きたのか、ツイッター。外国のスケーター、そんなにまめにツイッター更新しない傾向にはあるような気はするけども。

奴は次にいつツイッターを更新するのか。賭けでもしたら面白いのだろうか。北京オリンピックあたりで思い出すだろうか。地味に時々気になってます(笑)。

私は逆に、インスタはあんまり見ないんですけどね。外国のアカウントらしきものが乗っ取ろうとするのか、不正っぽげなアクセスがあって面倒で非公開にしちゃったし。
ステファンの写真を見るためにアカウント作ったけど、ツイッター程ではないにしろ彼もあんまり更新しないし。
インスタのキラキラ感に微妙に馴染めないのもありますね(笑)。ツイッターではうっすら隠してるけど、インスタではこのご時世でも旅行と美食の写真ばっか上げてる人とか見ると、違う世界の話だなあって遠い目。

そうね、ステファンもツイッターよりはインスタだろうな。どう考えてもオタクじゃなくリア充とかパリピに分類されるでしょうよ。別にいいけど(笑)。


そんなしょうもないことを書いてたらそこそこの文字数になったので、本日はこんなところで。また次回のほろほろ語りでお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。タロット鑑定についてもこちらに書いております。週2、3回のペースで更新中なので、お気軽に遊びに来てくださいね。
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ひっそり残ってひっそり囁く

本日は珍しく単なる日記というか、記録というか、お知らせ。

少し前に、「はてなインターネット文学賞」というコンテストが開催されていたのですが、そのうちの「日記部門」にエントリーしておりました。

と言っても、スケートがオフシーズンの間は週1で書いている、お題記事の一環のつもりで書いてました。お題記事は年1くらいで編集部に取り上げられて、紹介していただけることもあるのですけど、賞品や賞金の出るコンテストは、何度も応募してますが一度も受賞したことがないですし、今回もそのあたりは全然期待してなくて、日々の更新のためのネタになるなら…くらいのつもりだったのです。

そうしたら、この程発表がありまして、もちろん受賞はしてないものの、「編集部で注目された投稿」として取り上げられておりました!
この記事、やたらアクセスあるな?と思ってたのですが、そういうことだったんですねー。

投稿は1400件ほどだったそうで、うち受賞は6作。選には漏れたものの注目されたとして挙げられているのは9作。つまり最終候補の15作までには入ってたってことみたいです。うわあ、すげーーー!

びっくりでしたね。いつもだいたい好き勝手なことしか書いてないんで(笑)こういった賞とは無縁だと思ってたので。

ちなみに、こちらの記事で紹介されております。ぜひぜひご覧ください!!↓
blog.hatenablog.com


エントリーしていた記事はこれです↓
usagipineapple.hatenablog.jp


noteにもはてなにも書いたことのある話なので、ご存じの方もおられたかもしれませんが、このテーマならこれしかないな、と思ってあえてもう一度書きました。私の原点なんだろうな、と改めて思いますね。

私はまだ6歳や7歳の子供だったけど、死の概念はなんとなくわかってた気がするのです。小学1年生の時に転校してきた女の子が、登校日に1日だけ顔を出したあと、夏休み中に亡くなってしまったことがあり、死ぬということは二度と学校に来ないことなんだ、って嫌でも気付かされたんじゃないかな。

だからって人間がどうやったら死ぬかなんて子供だから知らないし、遠い世界に逃げればいいんだってずっと思ってはいたけど(正直今もその癖が抜けない)、家にいたって親に怒られるだけだし外遊びも嫌いだし、結局学校しか行くところなかったから学校行ってたんですよ。んでずーっと図書室の本読んでた。あと飼育小屋でうさぎ見てた。今でも人間とどうやって付き合ったらいいのか本当はよくわからないです。

私はそもそも変な子供だったと思うしそれは疑いないし、扱いにくかったろうとは思うけど、6歳くらいの子供が死んだほうがいいのかな?って思って生きてるのをずっとほっといた周囲の大人は何やってたんだろうなって振り返ったら思うのですよね。特に学校の先生なんて、こういうトラブル何とかするのも仕事じゃないですか。

でも、この先生が現れるまで誰もどうにもできなかったんだなって思うと、色々複雑な思いは今もあります。私の話だから他人事だと思うけど、自分の子供や自分の話に置き換えてみたらいいです。
死にたいなんて逃げだとか、言うだけで死なないとか言ってくる人いるけどさ。死の概念がまだわかってないであろう6歳くらいの子供でもそう思うくらい追い詰められることがあるって例として知っててもらえたら。

クラスメイトのことは恨んではいないけど、小学校卒業したら疎遠になった人がほとんどだし、いじめの傷は見えなくなっただけでどこかにずっと残ってて、いろんなことの足枷になってるなと思います。強烈に自信がない原因はここにあるだろうなあ。脱出しようってもがいたけどうまくいかなかった。うまくいかなかった結果、息をするのも精一杯の毎日。

元々私はひとりじゃいられない寂しがり屋だったと思うのに、ひとりでいるしかないからすっかり慣れちゃったし、まわりの子も私が何言ってるのかわかんなかったと思うけど、私もまわりの子が何言ってるのか全然わかんなかった。でもわかんないままにしてても何にも解決しないから、本読んで想像力を鍛えようとしてたのかなって思ったり思わなかったり。

ただの本好きな子供としか先生は思ってないんだろうって考えてたのに、ちゃんと文章読んだ上で「本を書きなさい」って言っててくれたの、ホントに嬉しかった。これからも私の支えになりそうです。

私の生きてきた狭い世界じゃ、どこに行っても私は異物でしかなかったし、もうそういう運命なんだってどこかで思ってたけど、インターネットのおかげで、ほんの少しだけどわかってくれる人や助けてくれる人や味方になってくれる人もいるってわかっただけでもありがたいなあと思ってます。


この勢いで、とある地域の文学賞に応募したいってうっすら思ってしまうのですが、そこの地域の住民じゃないので無理なんだ。なのに何故わざわざ応募したいのかって言うとね、文学賞のポスターに起用されてた人のファンで…。賞よりそのポスターとチラシが欲しくて…。って煩悩の塊ですみません(笑)。

もしよろしかったら、該当の記事に感想のコメントなど残していってくださいませ。



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フィギュアスケートほろほろ語り in 9月②

フィギュアスケートに関する雑多な話題をほろほろと語るシリーズ。要するにただの雑談です(笑)。

羽生結弦選手関連

24時間テレビも終わり、例年なら公開練習、そしてオータムクラシック、の流れでしたが、今年もそれは難しいようですね。ここ数年は、オータムクラシックに一喜一憂してシーズンインを身体に染み込ませるというリズムだったもので、まだ観戦モードになれてないです…。アーカイブでジュニアグランプリシリーズは見るつもりですけど、毎日時間だけが過ぎていく…。とほほ。

そんな中でも、雪肌精の『羽生結弦のみやびやかなひと刻』の最新版が。2回目は9月って話だったのに、1ヶ月前倒し?相変わらずいい声で素晴らしい。

さらにコーセーのアメブロも久々に更新が再スタート。きっともう全部録音してあるような気もするのですけど、ブログの形で小出しにしてくれるの嬉しいですよね。
ツイッターを見ているとしか思えない羽生氏による「コメント楽しみにしています」の言葉は「たぶん全部読んでるんだな」感がひしひしと伝わりますね。アメブロのアカウント持ってないから読んで楽しむだけですけど。

そっか、2年ぶりか。もう再開しないものだとばかり思っていましたが…。
2年前の声と比べると、なんかウキウキしてる感じがするわ。

今日更新されたばかりなので、まだの人はぜひ。

紀平梨花選手

いつかは実現するだろうと思っていましたが、ついにその日が来ましたね。コーチをブライアン・オーサーに変更しカナダに渡ることが発表されました。

やっぱりそこ選ぶよね、とは思いましたよね。彼女にとっては、世界に出ていくことは必須だったと思っていましたけど、コロナのせいでカナダに行けなくなっちゃってたんでしたっけ?ステファン・ランビエールのところに移ったのは、カナダに渡航可能になるまでの一時的な措置だったように記憶してるのですけど、記憶違いだったらすみません。

…全日本のステファンが面白過ぎたので(笑)紀平さんとのやり取りやら何やらがまた見たかったですけど、仕方ないですね。紀平さんとしては、北京を見据えてもっと早くオーサーの指導を受けるつもりでいたでしょうし、色々計画が狂ってしまっていそうですけど、ここから半年足らずの期間が実りあるものになるよう願わずにいられないです。

紀平さんが渡航できそうということは、羽生君もそろそろカナダに戻るのかな。感染対策にずっと日本にいる選択をするかもしれないと思ったりもしますけど。


この記事昨日載せる予定が、仕事が急に入って結局更新できず、そのおかげというかなんというかで、アメブロの話題が追加できました。
ほかにも色々書こうと思ってたんですが、うっすら長くなってきたのでまた次回に。



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出がらしになっても君が好き

今週のお題「好きなお茶」


実は私、お茶が大好きです。と言っても詳しいわけでもこだわってるわけでもなく、単に好きなだけというやつです。

実家にいる頃は、お茶ばかり飲んでいるため母に「お茶飲み娘」と呼ばれていました(笑)。確かしょっちゅう紅茶を飲んでたんですよね、確か。


職場でもコーヒー派の人が多かったけど、私は基本お茶でした。コーヒーも飲むし嫌いじゃないけど、牛乳たっぷりの「コーヒー牛乳」が好きなので、会社で飲むような、インスタントコーヒーにポーション、という組み合わせは、たまに気分を変えたい時に飲む程度でしたね。

家でも基本お茶しか飲んでないです。最近は貧民過ぎてもっぱら麦茶ですが(泣)、いちばん好きなのはたぶんほうじ茶。麦茶のサラッと感もいいですが、ほうじ茶くらい香ばしい方が好きですね。
ほうじ茶のソフトクリームとかラテとか、見かけたらうっかり注文しちゃいます。

あとよく飲んでるのはハトムギ茶。これは健康のためですね。私、どうやらハトムギがよく効く体質のようなんですよ。そんなに高いものでもないので、たまに買ってました。


紅茶は一時期死ぬほど飲んだので、最近は全然買わなくなっちゃいました。私が基本いい加減で、出がらしになっても「色がついてるうちは飲む」とかやってるので(笑)そんなに美味しいものでもなく。ちゃんと淹れれば絶対美味しいんでしょうけど。
なので、今は適当に入れてもだいたい美味しいパックのほうじ茶に落ち着いてます。いい加減過ぎ…。

でも、牛乳と紅茶の合わせ技は大好き。ロイヤルミルクティーが好きですねー。
広島に『午前10時午後3時』という喫茶店があるのですが、ここのロイヤルミルクティーが信じられないくらい美味しくて、また飲みに行きたいってずっと思ってます。
どう考えても今までで飲んだ中でいちばんなのに、今まで飲んだどこの店よりも安くて衝撃だったのを覚えてます。最後に行ったのが随分前なのに、今も思い出してしまうレベル。

でも子供の頃はミルクティー嫌いだったんですよね。実家で母が作ってたミルクティー、インドの茶葉を使った超本格派なやつで、子供の口には苦すぎました(笑)。今ならぜっっっっっったい美味しいはず。


柚子が好きなので、柚子茶も好きですね。家ではあんまり飲まないですけど(ホントは飲みたい)カフェ的なところに行くとついつい注文してしまいます。ホットが好き。

体調がよろしくないことが多く、真夏でもホットばかり飲んでましたが、近年は暑さに負けて、キンキンに冷やしたお茶を美味しくいただいてます。冷やすと何故あんなに美味いのか。

飲み会なんかでも、ウーロン茶をホットにしてもらって飲んでましたね。飲み会で最初に店員に聞くのは「ホットウーロンできますか?」。たいてい作ってくれる。最初の一杯はビール?ガン無視でーす。ビール苦手だし。好きなもん飲ませろや←協調性ゼロ

ドリンクバーのあるお店に行くと、ひとり用の小さいポットでお茶が飲めるようになってるじゃないですか。あれが欲しい。あれでいいんだ、あれで十分なんだ。でかいポット冷めるし。使い込みすぎて割ったし(泣)。
日本茶用の急須はあるけど。うさぎ好きなのでうさぎ柄です。でも急須で飲むより、お茶パックに入れてポットにポイッとして飲んじゃいますね、めんどくて…←料理に時間をかけたくない人間…

好きだけどこだわってないというのがご納得いただけたでしょう。めんどくさいんだ。でもお茶は好きです。お茶を淹れてくれる千秋先輩(のだめカンタービレ)募集←永久に応募者は来ない←と言うかいい加減千秋先輩に失礼←しょっちゅう結婚してくれとか言ってる←二次元だから無理

…前にもお茶ネタで記事書いた記憶あるし、内容もかぶってる気がするけど、誰も覚えてないと思うからまあいいかってことで(笑)←いい加減



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THE ICE 2021 雑感

BS日テレで放送してくれたので感想を。パラリンピックの閉会式見てたので最初の3分くらい見逃してます、ごめんなさい。


宇野昌磨

いきなり昌磨君のボレロからなんですね。思いっ切りフジテレビの曲なのに日テレで流れてるの不思議(笑)。

至近距離で昌磨君のボレロのステップを鈴木明子さんが撮影。スケーターじゃないときっと無理だよねえ。実際に間近で追いながらポイントをきちっと押さえて撮影するって。
ハードなステップなんだろうなあ、昌磨君へとへと。フィニッシュポーズまでドラマティック。


紀平梨花

こちらも鈴木明子さんが至近距離で撮影を。この視点から見られるのもいいですね。
インタビューもありでしたが、もう大学生になったんですねえ。お洒落していくようになったって、これからどんな風に美しくなっていくのか楽しみ。

プログラムはタイタニック。腰を痛めてるという話でしたが、さすがの安定感のある演技でした。そうか、今シーズンは4回転入れないかもしれないのか。


★オープニングナンバー

オープニングはグレートスピリットだったんだ、昌磨君の元エキシビションプログラム。それをグループナンバーにアレンジするというのも面白いなあ。
昌磨君は実際にプログラムで着てた衣装で、ほかのメンバーはお揃いの衣装。鈴木明子さんカメラでの練習映像が超迫力でした!


★坂本花織

お、新しいフリーか。印象的な振付も入っていて、なんだかまた完成形が気になるプログラム!滑らかな足元から生まれる迫力と爽快感、そこに不思議な上品さみたいなものがほんのりあるのがたまらんのう。


★鍵山優真

ショートプログラムでした。4回転もスパッと入れてましたが、まだまだシーズン序盤ですかね。でもシーズン後半にはきっちり合わせてくるはず、楽しみ。


★グループナンバー

坂本さんのマトリックスから樋口さんの007にバトンタッチするあたりめっちゃカッコいい!既存プログラムをうまく使ったナンバーですね。

男子選手によるBTS超カッコいい。友野君が率先してダンス指導してたみたいな話でしたが、だからみんなノリノリでキレキレなんでしょうか(笑)。本当にアイドルグループみたい(笑)。


本郷理華

演技は少しだけでしたが、現役引退の挨拶が流れる。挨拶の機会持てて良かったですね、本当に…。


宮原知子

今シーズンもトスカ継続なんですね。まるで修行僧のようなトスカである。こんな厳しいトスカ、宮原さんの個性が出まくってて面白い。


宇野昌磨

最後に昌磨君の演技をもうひとつ。今シーズンのショートプログラム候補のひとつだそうな。初めて見たけど会場はめっちゃ盛り上がりそうなやつですね、グレートスピリットに近い系統で。


1時間番組だったので、それほどたくさんの演技は見られませんでしたが、面白い趣向も入ってて、これはこれで良かったかなと思います。完全版もやってくれたら嬉しいなあ。


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フィギュアスケートほろほろ語り in 9月①

フィギュアスケートに関する番組の感想をほろほろと語るシリーズ。

今回は、9月5日放送の『フィギュアスケートTV!』の感想です。毎月BSフジで放送されているので毎回感想を書いております。

ではでは、早速どうぞ。


★西日本中小学生フィギュアスケート競技会
こんなノービスやジュニアの大会まで追ってるのね…。どこに未来の星がいるかわからないからでしょうか。
島田麻央選手が出てる。4回転トゥループ!転倒しましたが、かなりクリアな4回転でしたね。その後のトリプルジャンプが朝飯前に見えるよ…


★木下トロフィー争奪フィギュアスケート大会

これは新しく創られた大会ですな、きっと。ジュニア女子優勝の田中選手、雰囲気ありますね。
森口選手のジャンプ、高さあって好きなんだよねー。トリプルアクセル素晴らしい。吉田陽菜選手のエイトトリプルも目が覚めちゃいそう。ソチの真央ちゃん思い出すなあ。


★げんさんサマーカップ

優勝したらお肉が貰える大会という印象が強いです(笑)
住吉りをん選手、素敵な衣装。このスマホ、予測変換に彼女の名前が出てくる(笑)。
三浦佳生選手も吉岡希選手も予測変換に出てくる…。それくらい有名どころいっぱい出てたんですね。

友野一希選手のニューシネマパラダイス!リメイクして今シーズンも使うのか。めっちゃ嬉しい。フリーもラ・ラ・ランドで友野君にピッタリ。どちらも観客の心に訴えかけてきそうな選曲で、オリンピックシーズンらしい勝負曲ですね。
三宅星南選手の白鳥の湖超見たい、ダイジェストでもすごい気になるプログラム。ゴーストも絶対雰囲気あるはず。
鍵山優真選手はまだまだシーズン序盤かな?フリーはグラディエーターか!どうプログラムが化けていくのか楽しみですね。

女子は…。何これ全日本?

坂本花織選手は曲が止まるトラブルがあったんですね、ショート。それでも1位ですごい。フリーはピアノレッスンに戻したのか。これ、ものすごくドラマティックなプログラムで、完璧に滑ればものすごく感動的だと思うので、オリンピックシーズンにはいいかもしれないですね。マトリックスでも良さそうではあるが。

樋口新葉選手のライオンキングは本当にオリンピックシーズンの勝負曲って感じで、ダイジェストでも見てて高揚感あります。今シーズンの注目だな、とこっそり思ってる。
松生理乃選手に宮原知子選手まで…。すげえー。

★関東サマートロフィー
佐藤駿選手の4回転フリップ!!クリーンな着氷ではなかったですが降りてる!!目が覚めるね…。そして4回転になると本気でループ人気ないな!
フリーのオペラ座の怪人たっぷり流してくれて嬉しい。狂気のファントムと優しいファントムに分かれると思うんですが、彼はどっちだろう。新たなファントムかも、ワクワク。

三浦佳生選手、ブレードが折れたってことは急遽新しく付け替えたばかりだろうに、ジャンプが凄い、さすがだなあ。菊地竜生選手久しぶりに見たなあ、元気そうで何より。クリムキンイーグル。吉岡詩果選手も柔らかくて素敵な演技ですなあ。


有料配信全然見られないので(貧乏過ぎて…)ダイジェストでも見られて嬉しかったです。大会も始まって、いよいよ北京オリンピックシーズンに突入したんだなって実感しちゃいましたね。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。



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塔と歌と爆発

今週のお題「爆発」


科学戦隊ダイナマン』という特撮番組を思い出してしまうお題ですねえ。っても番組の内容は一切記憶がないのですが、歌だけめちゃくちゃまだ歌えるんですよ(笑)。
いとこが男ばっかりだったもので、どこからともなく要らなくなった「コロちゃんパック」がお下がりで流れてきて、そのカセットテープに収録されてた歌をアホほど聞いてたので、やたら古い特撮番組とか見たこともないアニメの歌とか今でもやたら歌えます(笑)。だいたいが懐メロ好きなもので、余計に年齢を疑われていました(笑)。ゴレンジャーも歌えるよ(笑)。

あと思い出すのは岡本太郎さんですかね。芸術は爆発だ。めちゃくちゃキャッチーですよね、この言葉。

岡本太郎さんと言えば太陽の塔ですよね。中学の修学旅行の行き先が関西で、ラストにエキスポランドに寄ったんですけど、太陽の塔を見るのが楽しみで仕方なかった記憶がある。

事前に、修学旅行の行き先の各スポットについてどれだけ知識があるかとか(ほとんどの生徒が、たとえば金閣寺のことを「金色の寺」と書いて呆れられていた…←私は「足利義満が建てた寺」って書きましたがそれだけで褒められました…)どこが楽しみかって授業中に書かされたり聞かれたりするわけですけど、私は「太陽の塔」って言い張ってましたね。何ででしょうか。当時の私に何が引っ掛かったのか。

しかし、見た記憶がまるでない。エキスポランドに行ったのは覚えてるんだけど。高所恐怖症の私は絶叫マシンに乗れず、同じ班の子たちが楽しんでる間ずっとボケっと座ってたら、もうお小遣いがなくなって乗れないんだと勘違いした体育の先生に指差して爆笑された記憶があるのですが、違うよ!怖くて乗れなかっただけだよ(泣)!
当たり前ですがそんなの全然面白くなかったので(皆絶叫マシンに乗り続け、私は怖いからほかのがいいと言う勇気もなくひたすら待っていましたトホホ)、何も覚えていないのかもしれないです…。

また『20世紀少年』で太陽の塔に再会するとは。あまりに面白過ぎて、この漫画が終わるまで生きていようって思ったっけ。その前は『MONSTER』に同じことを思っていたわ。浦沢直樹のおかげで今生きているようなものです。

…爆発じゃなくて太陽の塔の話になってない?と思った皆さん!気にしてはいけません(笑)。

そうですね、次は「リア充爆発しろ」って言われたいから石油王早く迎えに来てください。千秋先輩でもいいです←読者の怒り爆発←何このくだらないオチ



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サボタージュの防波堤

今週のお題「サボる」


小学生の時は、夏休みの宿題は7月中にやってたし、毎日の宿題もちゃんとやって学校以外の勉強もやって…みたいな真面目な子供だったんですよ。本当ですよ(笑)。
しかし、成功体験が得られないと人はどんどんやる気を失ってサボり魔になっていくと身をもって知る…。サボったと言うか、飽きたのかもしれない。同じか…。

実はこのブログ、最初の3年くらいは毎日更新してました。過去に書き溜めてたアイスショーの旅日記が山程あったのと、予約投稿のおかげで続けられたようなものです。手動で更新すると、気が付いたらその日が終わっている…なんてこともしばしばですからね。

今は毎日更新はしていないのですが、一応はてなを更新しない日はnoteを更新するということになっています。
はてなはたまにお題記事ともて海関連の話を混ぜることもあるけど、基本的にフィギュアスケート関連の記事だけに特化することに決めたので、日々のだらだらした日記や心の闇(笑)や、アニメの感想や創作やエッセイなどなど、フィギュアスケート関連以外の様々は、noteに書いていくことにしたのですね。
そんなカオスな内容なのでnote全然アクセス無いし(笑)、気まぐれで記事を出したり引っ込めたりもしてて、ある意味自由に自分の文章を書いていく場にしています。

で、noteは無料で予約投稿ができないのですね。ハイパー貧乏なので無料の機能以外使える余裕が一切なく、更新はいつも手動。
気が付いたら寝ちゃってて更新が翌日になったり、体調が悪くて数日放置したり…。
noteも最初は毎日更新してたんですけど、予約投稿ができないことでそれが私には困難を極める結果になってしまっておりました。
ええ、サボりまくり。3日分くらいまとめて更新したりしております…。

毎日でなくとも、更新時間はこの時間、と決めてしまうと、その時間までに投稿しておこう、とサボり癖に修正が入れられることに気付きました。私の場合は20時更新に決めていて、スケートの試合が続いて毎日はてなを更新してる時期でも1日1記事。1日1記事、20時に更新。こう決めちゃうと、続けているうちにサボれなくなってきました。

ええもう、予約投稿様々です。ありがとうはてな。ブログが続けられないという方は、毎日でも週一でもいいので、いつも同じ時間に更新すると決めてしまうと、気まぐれに更新するより続けられるかもしれませんよ。記事のストックがたくさんある時は、突然の体調不良にも対応できますしね。

今後はてなもサボり始めたらごめんなさい…。noteと併せた毎日更新も、そろそろ終了させなくちゃとは思っているのですが。

サボり防止には予約投稿。今日はこれが言いたかっただけです(笑)。



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真夏の適当大作戦

お題「昨日食べたもの」


かぼちゃをいただいたので、パンプキンスープでした。

実はかぼちゃが苦手な私。あの食感がどうもダメ。だいたい、どうも私はウリ類が苦手らしい。あのいっぱい入ってる種を見ると何とも言えずゾワッとしちゃうのですね。だからトマトやスイカも生はダメです。スイカはどうにか食べられますが。

けど、潰れている状態なら何故がだいたい平気なのですね。トマトケチャップとか、メロンシャーベットとか、パンプキンスープとか。なので、いただいたかぼちゃの行方はパンプキンスープ一択でした。


しかし、ここまででおわかりの通り、基本嫌いなので、かぼちゃなんて普段買わないのですよ。なのにまるごと1個、ドーンといただいてしまった。でか!めっちゃ重(笑)!

当然、まるごとのかぼちゃを切るのなんて初めて。なんだよ、かぼちゃってめっちゃ硬いじゃん…。包丁の刃が抜けないよ。
なんとなくは切れるけども、一応ネットの情報なども参考にする。私のような料理が苦手過ぎる(基本不器用なのといい加減←分量とか見てない…)人間にはあまりにも強力な味方です…。

どうにか4分の1に切って、真ん中んとこの種とかくり抜いて、皮をピーラーで剝いて細かく切って…。かぼちゃが硬くてなかなか切れず、レンチンしても硬くて切れず、おまけにピーラーで指をざっくりやっちゃったよ。大流血。

結局、切るのに2時間。汗だく。もう途中で投げそうになってました…。

小さく切ったかぼちゃは残りを冷凍しといて、4分の1を100均の袋ラーメンを茹でられる鍋でレンチン。柔らかくなったらしゃもじで潰す。ミキサーはうっかり捨ててたし、マッシャーも無いので木のしゃもじ…。
そこに半額で買ってきた牛乳(しかも金がないので低脂肪乳…)と固形コンソメと塩を入れて混ぜて混ぜて、再度レンチン。

これでパンプキンスープ完成。めちゃくちゃ適当。レンジしか使ってないしレンチン時間も適当。鍋もラーメンのやつで適当。塩の量も適当。塩以外は醤油とマヨネーズしか調味料家にないから塩とコンソメしか入ってない。しかもしゃもじで潰しただけなので全然滑らかじゃなーい。やっぱり滑らかな方がいいなあ…。

でも、わりと美味しくできた気がする。かぼちゃはいただきものだし、ほぼコンソメと牛乳しか使ってないから、小さめのスープカップ1杯分で10円くらいじゃないかな(笑)。
いつもごはん茶碗に1杯だけとか、食パン1枚だけで1回分の食事って感じなので(貧民過ぎて…。さすがにそろそろつらい…。誰か石油王を紹介してください…)豪華なおかずがあるよ、スゲー!って感動しましたね(笑)。


っていうのが昨日のごはんでした。正確には1日前に作って昨日も食べただけですけど。
もー、ホントに料理が苦手なので(食ったら無くなると思うと手間をかけたくないらしい…)これでも私には記事にするほどの一大事だったってことで(笑)。

ちなみにウリもいただいたのですけど、これどうやって食べたらいいのかな。黄色いラグビーボールみたいなウリなんですけど。かぼちゃほどじゃないけど結構でかいぞ。



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フィギュアスケートほろほろ語り in 8月⑤~24時間テレビスペシャル2021~

フィギュアスケートに関する雑多な話題をほろほろと語るシリーズ。この時期はこれを書かなければ夏が終わりませんね。というわけで、今年も24時間テレビの話題を。

二年前までは土曜日の夜に放送されていたと思うのですが、今年は日曜日のお昼でした、羽生結弦選手のコーナー。昨年は行われることのなかった羽生君によるアイスショーが、いよいよ復活です。

場所はアイスリンク仙台。コロナの影響でカナダに渡航できなくなった羽生君が現在拠点としているはずのリンクであり、10年前の東日本大震災発生時に、羽生君がまさに居た、その場所。
10年の節目に、例年ならカナダにいるはずの彼がこの仙台にいて、観客も存在しないたった一人のリンクから厳かにその演技が届けられるなんて、偶然と呼ぶにはあまりにも出来過ぎているような気もしてしまいます。

主に羽生君の話題で取り上げられることも多いアイスリンク仙台ですが、そこで行われる羽生君の演技をこんな風にたっぷり見られる機会って、もしかしたら初めてなんじゃ…。リンクの内装も改めて見つめてしまいます。おそらくは貸し切りで練習しているのであろう彼が、日々見上げているのであろう天井、壁、何度も打ち付けられたのであろう氷…。

そのリンクに登場した羽生君の衣装を見て驚く私。見たことがないはずだ、この衣装。
薄いピンクのような、オレンジ色のような色合いに、紫が混ざった、夕方の空のような衣装。肩まわりには花があしらわれ、帯は金色。何となく、『天と地と』のバージョン違いのように思えてきます。
しかし、天と地とをここで披露するとも思えないし…、とドキドキしながら見つめていると、なんと2曲滑ってくれるというではないですか。一曲はホワイトレジェンドだろうと勝手に予想していましたが、さてどうなる。


果たして一曲目は、予想通りホワイトレジェンドでした。
透き通る白い肌と風に流れる黒髪、涼やかな切れ長の瞳。日本の美を体現したような彼に、まるであつらえたかのような、和の要素を取り入れた白鳥の湖。少年時代に滑っていた頃から非常によく似合うプログラムだと思っていましたが、久しぶりの披露でしょうか。

傷付きながらも羽ばたこうとしていた若い白鳥は、10年の時を経て白鳥の王に進化を遂げていた。その身は雄々しく、その心はどこまでも気高い。
白鳥の群れを導く王は、遥か天空から傷付いた大地を見下ろす。繊細な王の心を縛ろうとする苦悩。悶え苦しむ王の心。それでも白鳥の王は、その苦悩ごと運命を受け入れて、自ら先頭に立って羽ばたいていく。夜空の星に希望を見つけようとするかのように。

むせび泣くヴァイオリンの音色はまるで冬の嵐。その身には花を纏っているけれど、それはまだ遠い春への憧れ。花を纏った衣装なのに花の存在を感じさせない。私にはそう思えた。

4回転ジャンプも入っている。ショーでありながら。そのジャンプからスパイラルへの流れも美しい。ジャンプに注目が行きがちだけど、羽生結弦といえば多彩なスピンも魅力だと個人的には思っている。このプログラムは、そのスピンを存分に堪能して締め括られる。


そして、2曲目。2曲あると聞いた時点で、もしかしたら、と思っていたけれど。
そのもしかして、でした。『花になれ』。このプログラムも久しぶりですね。

前奏が流れ出した途端、一気に空気が変わったのが画面を通してもわかる。雪まじりの空から舞い降り、凍てついた湖で静かに鎮魂の翼を広げていた厳しい冬の使者が居たはずのその場所には、瞬きのほんの一瞬に、春の精が立っている。

ふわりと微笑む。その微笑みから花がこぼれ落ちる。雪と氷だけだった夜の闇に、薄紫の朝が生まれる。姿も見えなかったはずの春が、色とりどりの花の咲き誇る春が、さっきまでどこにもなかったはずの暖かな春が、画面の中いっぱいに広がる。

涙を拭くような仕草。それはあくまでも振付で、羽生君は泣いてはいないだろう。けど、本当は見えないはずのその涙が、宝石のようにこぼれていく幻すら見えるような気がした。

ふたつのプログラムを続けて滑ったからこそわかる。彼は本当に同じ青年だろうか。白鳥の王は、どんなに女性のような衣装を着ていても、甘さの欠片も無い男性の王だった。けれど、今滑っている彼は、男性でありながら女神と呼んでしまいそうになるほど、柔和で穏やかで、すべてを包んでいく、性別も人であることも超えた、天からの使者に見えた。

そもそもこの『花になれ』というプログラムは、羽生君にとてもよく合うプログラムだと思っていた。彼自身もきっと、この曲が好きなのだろう。
私はおそらく、このプログラムが初披露されたときにも会場で見ている。まるで、瑞々しい若木のように感じられた。彼のプログラムの中でも、印象の強かった作品だった。

あの時は、少年時代特有の繊細さが、彼の雰囲気と曲とにマッチしたのだと思っていた。けど、10年近く経って、すっかり大人になったはずの彼は今も、その瑞々しい少年らしさを残したまま、しなやかな若木から花の咲き乱れる大樹へと変貌を遂げた。
こんな風に、プログラムの変化を見続けていられるなんて。プログラムは生き物なのだ、その時々だけに存在する生き物なのだと実感する。

そして、この曲は歌詞も印象深い。出だしの歌詞にはいつもハッとする。笑うことを忘れてしまった心を、その言葉は優しくすくい上げてくれる。
ファンタジー・オン・アイスに出向くことがなければ、フィギュアスケートのファンになっていなければ、出会うこともなかったかもしれない歌。何度も羽生結弦の身体を通して歌われたこの曲の優しさも、改めて感じることとなった。時々口ずさんでしまう曲ではあったけど、改めて素敵な曲だと思えた。
この曲が聞きたくて、指田さんが地元のイベントに出演したとき、休みをもぎ取って出向いたくらいですからね。懐かしいなあ。もちろん歌ってくださいましたよ。


贅沢で、濃密な時間だった。今も胸の中に、しなやかに厳しく語る彼の腕と、花とは彼そのものなのではないかと感じるほどだった柔らかな姿とが、ふわりと浮かび上がる。

どうかひとりでもいい、ひとりでも多くの人が、見ていて欲しいと思った。羽生結弦は、羽生君は、神が我々に与えてくれた希望だ。彼の代わりになれる人間はいない。彼はそのことを受け入れて、希望になる道を選んでくれた。今まさに、彼がこの世界に、しかもこの日本に存在している奇跡を、見逃さないでいて欲しい、と思った。

私の道には相変わらず花も咲かないし、雪の白さすら目にすることもなく、ひたすら闇の中にいるような気がする。それでも、羽生君がくれた時間を書き残したいと願えば、闇夜にひとつだけ輝いた星の灯りで、こうしてポエムが綴れてしまった。今はそれでいいのかもしれない。

翌日放送されたnews every.ももちろん見た。この番組まで見て、24時間テレビは本当に終わるのだ。そして、夏も終わる。

来年は、羽生君が上様と共演して、明るくマツケンサンバで滑っているような、そんな世の中になればいいな、と思っています。



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