うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

Fantasy on Ice 2019 in Makuhari 雑感①

2010年から、毎年夏はファンタジー・オン・アイスを会場で見るためにすべてを注ぎ込む、という生活を送っていた私が、初めてどこの会場にも行けなかったのが昨年。理由はたったひとつ、絶望するレベルの生活苦。そう、純粋に諭吉不足だった。
唯一の楽しみが奪われ、すべての情報をシャットアウトするレベルに落ち込んだので、2年連続そうなるのは避けたい、と心底願っていたのだが、はっきり言って昨年より酷い状況になってしまったので、今年も情報をシャットアウトどころか心も閉ざしたいレベルだったりします…。て言うか、閉ざしてました。

お金さえあれば春から旅程を計画してチケットも執念で取るよ、これまで通り…。言っとくけど、高額転売に手を出すっていう意味じゃないからな。そんなんに手を出す余裕が私の給料であるわけないだろ!あっても出さねえけどよ!当時の額を明示したら納得してもらえるとは思うけど、自分が哀れになるのでしないよ!よく様々な費用捻出できてたよ、日常生活すら厳しいくらい安かったから(泣)。子供の頃から家計簿つける習慣があって、徹底して収支管理してたからどうにかできただけだ…。金と時間が余ってて厚顔無恥な有閑マダムと一緒にしないでくれ…←怨み

もうね、ろくに食べてないし相談する相手もいないし(忙しいって言われるかちゃんと話を聞いてくれないかどっちか)で心も乾いちゃって、はっきり言ってもうなーんにも頭が働かない。なんかどうでもよくなっちゃって、未来に期待するのもやめた。ここで人生が終わっても仕方あるまい、と覚悟を決めた。嫌々息だけしていくくらいなら理想に生きて絶えるわ…。もういい…。

そんな感じで、放送も虚しくなるから正直見たくなかったし、それでも見たけどテンション全然上がらなかったし、メモも取ったもののまったく記事を書く気にもなれなかったけど、全然スケートと関係ない方向からすごく嬉しいことがあったので、その元気があるうちに一気に書き上げてみることにします。その元気が尽きたらたぶんもう書けないから。
テンションは上がらなかったけど、好きなものを見るのは楽しいし、それを言葉にすることに取り憑かれた人間なので、記事はちゃんと書きます。当たり前ですけどね。
テンション上がらないと言いつつもやはり長い記事になったので、3回に分けてお送りします。BS朝日の放送を見ての感想です。


★オープニング
だから、この曲を会場で聞かないと死ぬ病気だって言ってんだろ…。神様、もうちょっと私の気持ちも考えてくれよ…。毎年そのために生きてたレベルのことができないって想像を絶するストレスだぞ…←げっそり吐き出す黒いエクトプラズム

ステファンが大人気でちょっと笑ってしまった。引退から10年くらい経ってるのに安定して人気があるの凄いね…。あたしゃステファンを見るために毎年夏は(以下同文)
このショー、トリノオリンピックくらいの海外男子ファンには主催に足を向けて寝られないレベルの充実ぶりなんですよね。その部分が変わってないのは嬉しい。彼らもいつまでも出演してくれるかわからないから、余計にこのショーは貴重。

群舞の構成は毎年恒例って感じですかね、曲も変わってないしな。「振付通り踊ってるはずなのになんか目立つ人」と言えば昔はステファンだったけど、ここ数年は羽生君な気がする(笑)。
カッペリーニが羽生君のダンスの相手だったのは配慮だろうな…。あとは荒川さんくらいかな、じゃないと暴れる人いるでしょうから←遠い目←程度の差は人によって相当あろうが、異性のファンになってる時点で恋愛感情もしくはそれに類似した執着の側面を持つ感情が一切ないという人間はウソ吐きだろうと個人的には思ってるので、暴れたくなる感情も否定はしないけど、だからって何にでも暴れていいわけじゃないっすよね…

ゲストがToshIの時点で今年のコラボは当たりだな、と確信したし(テレビでしか見たことはないけどあの歌声は本物だろうとずっと思っていた)、それもあってすごーく行きたかったんですけどね…。人生ぼろぼろ過ぎて涙も出ないよ…。


宮原知子
エジプト風?彼女にしてはとても思い切った衣装でびっくり。腹筋や肩の筋肉がカッコいい。可憐に見えてもやっぱりスポーツ選手なんですねえ。髪型もかわいい。
エキゾチックな雰囲気がすごく似合ってる。これからさらに滑り込むのでしょうし、完成が楽しみです。


★アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ
コラボプログラム。曲は『瞳をとじて』の英語版。懐かしいなあ、映画見てないけど。BENIさんという方存じ上げなかったです、すみません。
相変わらずカッペリーニの衣装がすごくお洒落。ファッションの国イタリアを満喫できる。
物語を感じる彼らの演技にはいい選曲かも。またショーの中で滑るのかな、これまた滑り込まれていくのが楽しみ。って行く予定はないけどさ…。諭吉…(血涙)。


荒川静香
BENIとのコラボ。衣装は曲をイメージしてるのかな、短い丈のウェディングドレスみたい。
若い子が滑ると浮わついた感じになったかもしれませんが、荒川さんの年齢や積んできた人生があるからこその余裕があって、プログラムと曲に落ち着きが感じられて良かったですね。


安藤美姫
衣装がまずインパクト。透け感のある上着を脱ぐと、炎のような薄い紫の袖が目を引く着物風の白い衣装が現れる。女の情念みたいなものを滑らせたらピカイチだと思うので、やっとこれもんのプログラムがきたー!とワクワクした(笑)。
時代設定がいつなのかわからないけど、六条御息所的な執着にも、江戸時代の怪異的な物語にも見えて面白かったです。これもう一度見たいな。


ジェフリー・バトル
ジェフのすごいところは、足元だけで語ってしまえることだよ。それはそう簡単にはできない。
ただ綺麗に滑るのではなく遊び心やひねりがきいていて、ちょっとした音も正確に五線譜に乗せながらもアレンジがきいているようで、目が離せない。風を纏うシャツまでもプログラムの一部に思える…。
人生を振り返りながら振り付けたって…。もうプロ引退とか言われたら泣くんですけど…。ヤグディンの次に大好きになったスケーターが彼なんですよ…。


てなところで、長くなったので本日はこんなところで。また明日の記事でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。毎日更新中なのでお気軽に遊びに来てくださいね。
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もて海を口ずさむ

今週のお題「アイドルをつづる」

今週のお題が変わらないうちに、もう一本もて海の記事をねじ込みます。noteに書くつもりだった記事なのですが、せっかくちょうどいいお題があるので、いい機会ですしこのままはてなの方に書いてしまいます。

「もて海」とは、高知の観光PR隊として活動していた「土佐おもてなし海援隊」の通称です。残念ながら、2019年3月31日で活動は終了しました。
過去に何度か記事にしており、今週のお題としてもつい先日一本書いたばかりですので、詳しくはそれらを参照していただければと思います(最後にリンクを置いておきます)。


さて、本日のテーマは『MOTE-KING TRIBUTE あの日たちからの伝言』。これは土佐おもてなし海援隊のアルバムのタイトルで、6曲収録されています。もて海の前身である「土佐おもてなし勤王党」のカバー曲が4曲と、もて海のデビューシングルから2曲、という構成です。

貧民過ぎてにっちもさっちも行かず、もう無理かと思っていたところ、もて海ファンの方のお力添えで無事購入できたので(号泣)、お礼も兼ねて自分なりにこのCDの感想を書いてみよう、と思います。オフィシャルブックも読めてないし(頼むから待っててくれえええ←いつ真人間に戻れるのお前…)、完全に自分の感覚による感想で、全然見当違いの解釈になってるかもしれないですけど、こういう風に感じたアホ…もとい(汗)人間もいるんだな、程度にそっと流していただければ嬉しいです。

あしたのために

もて海のデビューシングル。びっくりするような名曲ですね…。マジでびっくりなんですけど…。
聞いてると、頭の中に絵コンテが浮かんでくるんです。高知の風景を相当上空から俯瞰で映して、んでここでタイトル…とか(笑)。そう、すごく主題歌っぽい。ワクワクする物語が始まる予感がしてくる。こうなったらアニメ化だ!アニメかと思ったら実写に切り替わるやつ←そろそろ黙れ…

皆さんの中にも同じような方がいらっしゃるかどうかわかりませんけど、曲を聞いていると頭の中にイメージ映像みたいなものがわき上がることがあるのですね。プロモーションビデオを勝手に脳内で再生しているような。
どんな曲でもビジュアルが浮かぶのではなく、やはりメロディが繊細だったり色彩豊かだったり、曲から、もしくは自分の内側から物語が溢れ出してくるような曲だけですけど。それってつまり、少なくとも私にとっては名曲だってことなのですよ。

楽曲としてはこれがいちばん好きかもしれないです。二番のサビがめっちゃ好き…。プロ野球選手に生まれ変わったらこの曲で登場したい(笑)。ホームラン打つよ(笑)。

炎のように

ものすごい骨太な曲。歌詞はこれがいちばん好きかもしれない。そしてサビがいちばん口ずさみやすいのもこれかな、と個人的には思います。つい口ずさみたくなるし、歌詞に鼓舞される。

私の困った癖で、信号待ちの間とか、誰も歩いてなさそうな夜道とかで、ついちっちゃな声で歌っちゃうことがあるのですね。信号待ちの間って暇じゃないですか(笑)。交通量が多いと歌ってても聞こえないでしょ、と油断してつい歌っちゃうの。
で、最近口ずさんじゃうのがもれなくこの曲なんですね(汗)。その日も交通量の多い交差点でうっかりサビを口ずさんでしまったところ、ふと気配がして振り向いたらどこぞのおじいちゃんがチャリで信号待ちしてたよ!ヤベエ!恥ず!←気付くのおせえ…
…私なら歌いながら、時々ちょっと踊りながら信号待ちしてる人なんか見つけた日にゃ、面白がりながらもそっと目を逸らしますが、そう思ってるくせに自分も歌うという矛盾…。他人にされて嫌だったってことを平気で人にできる人って何なんだ、と他者に呆れることがあるけど、人間自分のこととなると客観性を失うものなのか(汗)。

てなわけで、信号待ちしながら『炎のように』を歌っている怪しい人物がいたら結構間違いなく私だと思います…。

…って、何の話だよこれ!←お、怒らないでぶるぶる←たぶん無理

夢の続き

よく晴れた浜辺で小波とじゃれてるみたいなイメージの曲。幕末から現代に蘇ることで叶った再会を喜んだり、高知の美しい風景をいとおしんでいるような。笑顔ではしゃぐメンバーの姿が曲に乗って浮かんでくる。穏やかな明るさが、聞いててホッとしますね。
『あしたのために』がオープニングテーマなら、この曲がエンディングテーマですな←そこから離れろお前…

あの日たち

非常にドラマチックな、美しい曲。胸をかきむしられるようなメロディと歌詞で、白い月明かりに照らされた6人の横顔が目の前に立っているような気がしてくる。
サビに行く前、Bメロって言うのかな?それぞれの歌声が呼応するように交差して、それぞれの想いも交差していくようでたいへん美しいです。武市さんの透明な歌声が活きてますね。

『炎のように』もそうなんだけど、幕末の志士の多くは若くして志半ばで倒れているんだよね。しかもその最期は凄惨である場合も少なくない。時代を動かそうとした若者たちのエネルギーや、理想を曲げることなく、新たな時代を見届けることなく散っていった無念さみたいなものも、時折歌詞に盛り込まれているのが面白いな、と思う。それがただのアイドルソングにとどまらず、存在感を放っている理由だったりするのかもしれませんね。

維新回天ambitious

以前も書いた話だけど、平成最後に聞きたいのがSMAPの『夜空ノムコウ』なら、令和最初に聞きたいと思ったのがこの曲です。
21世紀の維新志士たち、というイメージで、ものすごくテンション上がる。ここから巻き返す、絶対に諦めない、と尽きかけていたやる気がみなぎってくるようです。サビとサビの間、Cメロって言うのかな?あそこがめっちゃくちゃ好き。

これも以前書いたネタですが、私がフィギュアスケートの選手だったら試合前に聞きたいですね。特にショートプログラムでやらかしてフリーで挽回を誓っている場合。アップしながら熱唱する(笑)。
※ご存じない方のために。フィギュアスケートショートプログラムとフリーの二種類の演技を行って勝敗を競います
※このブログを書いている人はフィギュアスケートのファンです。いい席で見ようとすると1公演あたり諭吉が2名くらいは必要なため、頻繁にアイスショーに行くようになってから3年で12kg痩せました…←給料が安過ぎたのと忙しかったのもたぶん原因ですけどね…←貧民過ぎて近年はろく見に行けてません…

勇気凛々

初めて聞いた時は衝撃でした。イントロからメロディから歌詞から、凄まじい完成度。勇気と元気が溢れてくるのにどこかロマンチック。しかもダンスがものすっっっごくかわいい。ステップがかっっっわいいいいいいいい!
これは振付を覚えたいと思いました。あまりの名曲に、振付ビデオが売られてて高知の人はみんな踊れるんじゃないかとまで妄想してましたが、当然ですが完全に妄想でした←この人は馬鹿です…

変身もしないし巨大ロボットも出てこないしそもそも戦わない戦隊モノのようです。それ戦隊モノじゃねえだろ、というツッコミはそっと風に流してください…。
いや、高知だからアンパンマンですかね。なんにしろ(汗)、イメージとしてはすっごい爽やかなヒーローソングなんだけど、決して子供向けじゃなくて老若男女みんなが盛り上がれるようなパワーがある。いやー、これは名曲ですわ。時々「君が代以外に国歌を制定するとしたら」みたいな話題が出るけど私はぶっちぎってこれを推す…←あんたもうその辺で…バカがバレる…←もう遅い


以上です。お前何言ってるの?みたいな内容ばかりになってしまってホントにすみません…。もて海さんのことを全然知らない方は、こんな駄文じゃなくて虎太郎さんが公式ブログで書いてた解説を読んでください…。これは想いの行き場のないファンがとにかく叫んでるだけの文章なんで(汗)。

帯の裏にも写真があるのがいいですね。こういうちょっとしたところまで手をかけてるところに愛情が見える…。ちなみに、封入されていたアナザージャケットは『炎のように』でした。何種類もあるそうな。
土佐おもてなし勤王党についてはもて海でいっぱいいっぱいで何となくしかチェックしていないんだけど(ますます深みにはまりそうで怖い…)、それでも前身のグループのことも大切にしてるのが伝わってきて泣かせます…。全体的に、基本はヒーローソングなんだけどそこにセンチメンタルさがキラキラ振り撒かれてぎゅっと閉じ込められているのが、心をキュッと掴む要因なのかなあ、と思いました。すごーく勝手な印象ですけど。


非常に長くなってしまった…。それぞれの皆さんの歌声についても語ろう、とか思ってたんですけどそれはまたの機会に。それこそ「お前何言ってんの?」な内容になりそうなので闇に葬った方がいいかもしれませんが(汗)。

そんなに詳しくもないのに語っちゃって、ホントごめんなさい、という感じなのですが(泣)。3、4年はじっくり見つめて熟成させないと失礼な気がして語れない、と思っちゃう人間なのですけど、CDが買えてホントに嬉しかったので、ごめんなさい、語ってしまいました…。

全然詳しくはないけど音楽が好きなので、もて海さんの歌を知ることができて、その機会を奇跡的に得ることができて、本当に良かったな、と思います。アルバムは宝物にします。
命が必ず尽きるように物事はいつか必ず終わるものだけど、銀色の円盤の中にはいつも変わらない、あの日と同じ彼らの姿が、いつまでも残っているのですよね。



先日書いた記事はこちら↓ ※はてなの公式ツイッターがこの記事を拾ってくれて嬉し泣きでした…
usagipineapple.hatenablog.jp


noteの記事もひとつ置いときます(ってもほとんど龍馬伝の話でごめんなさい…)↓
note.mu

フィギュアスケートつらつら語り in 5月⑧

今年もこの話題を見聞きするのがしんどかったので、ここで私の意見を書かせていただきますね。
たぶん毎年同じ事を書いてるんじゃないかと思うし、この文章をわざわざ読む人には私が「疲れる」と感じるほどの人はいないだろうと思いますが…。たぶんそんな人にとってはこのブログ、メリットひとつもないからね…。


もういい加減何度も書いてるけど、地上波放送に不満ならほかの手段を取った方が心穏やかでいられると思う。

地上波しかなかった時代ならわかるし、かつては謎のクイズとかやってたことももちろん忘れてはいない(笑)。あの頃は酷かった(笑)。でも、その時代はとっくに過ぎて、いまやファンのための選択肢はいくらでも増えている。
ライブストリーミングの登場は大きかったんじゃないだろうか。私は「変なのクリックしたらあやしいサイトに飛ばされるんじゃ」といまだに思ってるバカなので(汗)、あまり見ないけど、生放送にこだわるならライストを見ればよくなった。
BS放送と地上波放送がまったく別物なのもファンならご存知ではないか。正直競技が見たいならBSやCSだけ見れば十分だと思う。


じゃあ地上波放送は何なのかと問われれば、「テレビを持っている人全員に向けた放送」だと考えたらいいんじゃないかと思う。スケートファンのために制作されていると思わなきゃいい。「どうせライブストリーミングで見てしまい、地上波には批判にもなっていないただの不満を垂れ流し続けるだけのスケートファン」のためにもう番組を作ろうとはしていないように感じる。

普段から様々なコンテンツを駆使して情報を得ているファンには自明の理でも、さほど興味のない人には未知の話だ。演技だけを見てファンになる人はそもそもその素養があった人だ。興味のない人からは、よく知られているわけではない選手の演技が流れても「◯◯はまだ?」と聞かれてしまう。アイスショーや試合に行ったって、興味のないスケーターを見てない人なんてたくさんいる。わざわざお金払ってる場所ですらそうなのに、いつでもチャンネルを変えられるテレビならなおさら。
そういった層を番組に引き付け続けなければならない。テレビ局にも働いてる人がいて、生活してる人がいて、結果を出して収入を得なければならないのだ。

その結果が出ると目星をつけているからこそ、こうして放送もしてもらえるようになった。そしてそれにはスター選手の存在が大きい。
フィギュアスケートという競技そのものに、サッカーや野球のような吸引力はまだないのだと思う。だって、ファンだってそうじゃないか?「私は◯◯選手のファンであってスケートファンではありません」という態度が可視化できるにしろできないにしろ、感じられる人はいくらでもいる。何をどう好きになるかはその人の自由なのでそれはそれで構わないけれど、それならば何故地上波放送がああいった内容なのかにも少しは理解を示せるのではないだろうか。

興味のない人の心を動かすには、「いい選手だから見て!」とその選手への心地好い愛に浸った我々の押し付けがましい主張ではたぶん無理だ。本当に本当に、命を懸けるほどの愛でもない限り。
新しいファンを生み出すのは、いつだって選手の素晴らしい演技だけ。それにはまず「見てもらわないと」お話にならない。きっかけは個性や外見からだって構わないんだと思う。私だっていちばんは演技に惹かれたからだけど、ヤグディンがいい男でなかったらあんなに必死で見るようになったか自信ありません(汗)。当時はしょーもない恋人選びとかさせられてる煽り映像(汗)も必死で見てました。ほかになかったですしね。
地上波はそんな風に「入口」でいいんだと思うし、そんな風に誰かの心を動かす演技や選手はやっぱり限られてくるもので、そこはもう割り切ってしまった方が気が楽では、と私は思ってる。

それに、特定選手に偏った放送は以前からずっと繰り返されてきたことで、自分の好きな特定選手は問題ないし歓迎だけど自分の気に入らない選手はごり押しだから嫌、っていうのはどう考えてもおかしいと思う。そういう視野の偏りや、誰かや何かを悪者に仕立てる強い攻撃性がスケートファンのいちばん厄介な部分ではないかと思ってる。そしてこの態度では自分以外の人間の心は1㎜だって動かせないと思う。


みんながみんな満足のいく放送は無理だ。無理だから、地上波以外のコンテンツも充実するようになってきたのではないか、地上波とは違った視点で。地上波ではできないことをほかのコンテンツで可能にできるように。
煽りやバックヤードを見られるのは地上波だけ、と思うようにしたら楽しいよ。ライストやBSでは見られないもん。煽りで知らなかった情報に気付くこともあるよ。同じファンでも全部の情報を追っかけてるわけじゃないから。

文句を言うなと言いたいんじゃなくて、考え方を変えた方が楽だし、結局放送への批判が選手等々への悪意ある批判と根が同じに見えるケースが非常に多いので、一度感情的になるのを止めてみないか、と提案したい。

生放送やって欲しいし、別にBSみたいな放送の仕方でいいんですよ、と言いたくなる日も多々、多々あります。が、少なくとも後者は確かに普通の人が見てもたいして面白くないだろう、すごい演技でも出なければ。そしてすごい演技が出るかどうかは競技が始まらなければわからない。
だから生放送してくれないのかもしれないが、そこは是非、信じて生放送してもらいたい…。CM流さなきゃいけないし、時間も限られていて難しいのだろうとは思うけど。
地上波は地上波と割り切りつつも、ひっそり生放送に期待しながら私は楽しく放送を見ています。見たいよ、生放送が。私も気持ちは同じだけど、酷い酷いと子供のように言い続けても、誰の心も動かないんじゃないかと思うのです。
ゴールデンタイムにこれだけ時間を割いて放送してくれるようになった、その喜びを当たり前だと思ってはいけないのではないでしょうか。それを忘れた主張を聞き続けるのは、ごめんなさい、もうしんどいんです。


でね、これも言っておきたいけれど。私は何もテレビ局をかばおうと思ってる訳じゃないよ。あまりに不毛な要求に呆れてはいるけれど。
むしろ、もう地上波にファンとしては何も期待してないから「あるがままに楽しむ」という方向に切り替えたんですよ。
文句が出るということは地上波にまだ期待してるってことでしょう、自分やファンが喜ぶような放送をして欲しいと。やろうと思えばできるはずだって。まだそうやって期待をかけられるだけ、優しいんだと思う。

私はもう地上波を見捨てたんだよ。これまで通り楽しみに見るけど、番組として期待するのはやめたの。妥協したんですよ。めっっちゃこだわりの強いオタクの私が諦めたんだよ。それはねちねちと怒り狂い続けるエネルギーも失ったということで、よっぽどのこと。ある意味非常に冷たい反応じゃないのでしょうか。
期待をかけるのをやめられない、見捨てられないのなら、感情に任せた不満ではなく、きちんと意見としてテレビ局なり雑誌なりに伝えたらいいんじゃないかと思います。需要があることは伝わってもそれで方針が変わることはないと思うけれど、それで気が済むのなら。


興味のない人、よく知らない人に、見てもらうことってものすごく難しいんです。私は昔から好きなものがマニアックな傾向にあって、なかなか自分の好きなものをわかってもらえなかった。今もこうやって綴ったものを見てもらうのって難しいな、とすごく思ってます。
ハードルを下げないと、そもそも好きなものに触れてももらえない。どんなに自分が好きでも、そのものに触れてもらわなければ良さが伝わらない。よっぽど影響力のある人でもなければ、ただのファンの声なんて隣にいる人にすら届かないんです。たいして面白くも美味しくもないものでも、人気のある人が口にすれば広まるけれど、どんなに素晴らしくても知られることがなければ埋もれてしまう。

何かを好きになる時は、突然だったりじわじわだったりはするけれど、きっかけがあるもの。きっかけがあっても惹かれない人は惹かれないけど、惹かれる人はまず何よりもそれと出会わなければならない。
地上波放送をそういった入口だと捉えることにすれば、どこかにいる、フィギュアスケートを好きになってくれる誰かや、もしかしたら将来天才的な選手に育つ誰かがその入口からやって来てくれると思うようにすれば、あまり腹も立たなくなるように思うのですけど。

ごめんね、見たいわけでも聞きたいわけでもないけど、不意に飛び込んできてしまうその悪意が、時々めちゃくちゃにつらいんです。
長い間地上波しか見られず、忙しくて地上波すら見られないことも多々あった自分には、地上波放送はとてもありがたくて大事なものだったんです。不満ばかり聞くのは苦しいんです。
こんな風に感じている人間もいると知ってもらえたら、と思います。


noteを自分の考えをまとめる代わりとしてもたまに使っていて、スケートについてもやもや思うことは日記のようにそっちに書いたりもしてます、たまに。今後はそれでもいいかなあ、はてなの方は感想だけ書き続けてもいいのかなあ。
でもやっぱりフィギュアスケートのことを書いてる人も読んでる人もそんなにはいないっぽいんですよねえnoteは…。じゃあ今のままの方がいいのかな。予約投稿ができるという点でははてなが断然使いやすいですし。はてなもnoteも有料プランにする余裕は一切ないでござる…。

もうちょっと読んでもらえるようになるにはどうしたらいいのかなー。とにかく信じて続けているけれど、なーんにも先が見えないと、やっぱり気持ちが折れちゃうな(泣)。
そんなわけで、時々でもいいのでnoteにも遊びに来てくださいませ。


※この記事は昨年秋に書いたものですが、今更ひっそり載せてみますです。


ちなみにnoteはこちらです。エッセイとか小説とか自由に書いております。
note.mu

フォーエバー、もて海

今週のお題「アイドルをつづる」

このお題は私にもて海の話を書けってことだな、と死ぬほど都合よく解釈して本日は語りまくりますよ。都合が良すぎる?細かいことは気にするな!←開き直った…

実際にはアイドルではなく観光PR隊と呼ぶのが正しいのかもしれませんが、わりと「ご当地アイドル」的な紹介のされ方をしているので、広義のアイドルに含めてみます。アイドル呼ばわりするな!とおっしゃる方がもしいらっしゃったらすみません…。


何度かはてなブログやnoteで書いていますが、私は「土佐おもてなし海援隊」のファンです。正確には、ファンでした。何故なら、土佐おもてなし海援隊は2019年3月31日で活動終了し、既にこの世には存在しないグループだからです。

土佐おもてなし海援隊とは、高知県の観光PR隊の名称です。通称は「もて海」 。メンバーは幕末から現代に蘇った6人の志士。坂本龍馬中岡慎太郎、吉村虎太郎、武市半平太、ジョン万次郎、岩崎弥太郎の6名です。

高知駅前にある観光施設「こうち旅広場」でのステージ活動を中心に、高知の各地や全国で開催される様々なイベント等で活躍していました。高知県外での活動を「脱藩」と呼ぶセンスが大好きでしたねー。歴史の知識が少しあればすぐに高知を連想できますし、ナイスなネーミング。


体調も崩し精神的にもぼろぼろで、どこでもいいから逃げ出したくて1泊2日でふらっと旅に出た高知で、私は彼らに出会いました。ぐたぐたに疲れていてお金もほとんど無く、ホテルの部屋で寝るばかりでほぼ観光もしなかった高知滞在の最後の最後、あとは高速バスに乗って帰るだけ、というタイミングで、たまたま声をかけられて見た、こうち旅広場でのステージ。それまでに存在すら知らなかった、謎の美男美女たちのステージは、私の心を一瞬で掴んでしまったのです。

まず、歌がいい。あとでもうちょっと語るけど、アイドルだけど維新志士らしくどこか骨太ですごくいい。その歌に合わせて踊るダンスがいい。振付もかわいくて、覚えたくなる。龍馬さんのダンスがキレッキレなんすよ、これが。
衣装も素敵なんです。デザインがすごくかわいくて、絵を描きたくなってくる。歴史上の偉人に扮した観光PR隊と言えば、自分の地元の武将隊の印象から甲冑姿の重厚なイメージがあったのですが、彼らは幕末の志士で比較的時代が若いこともあってか、軽装。ブーツやマント、ベルトなどに着物をあわせた和洋折衷なスタイルで、コスプレしたくなる人も絶対いるはず(笑)。

そして、喋ったこともないから想像でしかないけれど、彼らの動画やブログ、ツイッターなどを見ているだけで、彼らの人柄やグループの雰囲気の良さが伝わってくるのですよ。それがまた、かわいくてかわいくて。活動終了の少し前に収録されたラジオの動画を見て、泣いている虎太郎さんの姿に盛大にもらい泣きした人間がここにおります…。

衝撃でした。あまりの衝撃に、ステージ終了後に観光案内所の人に「今のステージって無料なんですか?」と聞いてしまった人間がここにおります…。ここにおります2回目…。

それは奇跡のような、偶然の出会いだったのです。


何かに心を惹かれると、「本当にそれが好きなのかどうか」を見極める時間をたっぷり取らないと「ファンです」と言い出せない私は、当分の間もて海にハマったことを黙っていました。しかも、私がステージを見たのはたったの一度だけ。それでファンなんて言えない、とずっと遠慮していたのです。

しかし、もて海活動終了の発表を受け、こんな素敵な人たちがいるんだよ、と知って欲しくて、半年ほど前に初めて思いの丈をnoteに書いたのをきっかけに、このブログも含めて何度か記事にしました。経済的に困難な状態にある私が(湯婆婆さまあああああ仕事をおおおおおお)、活動終了までにもう一度彼らのステージを見ることはほぼ不可能だろうと覚悟していました。せめて誰かひとりでもいい、間に合ううちに彼らに出会って欲しい、と思ったのです。
私のその願いが届いたのかどうかはわかりませんけど、普通に生活していたら出会えなかったであろうもて海ファンの方にネット上でお会いできたりして、思い切って声に出して良かったな、という気持ちです。

もて海の最後のステージについては、現実を受け止める勇気がなくてまだ詳しく情報を追えていません。でも、こんなに愛されていたんだ、ということは伝わってきて、ひとりで声を上げて泣いてしまいました。
どうしても、どうしても最後のステージを見たくて、最後までどうにか出来ないか、必死で考えました。でも、すべてが手詰まりでした。それでも、誰に後ろ指を差されても、馬鹿だと笑われてもろくでなしだと罵られても、土下座してでも行けば良かったと、ものすごく後悔しています。たぶん、一生後悔し続けるのでしょう。彼らの記憶や思い出は残る。でも「もて海」という存在は、もう世界のどこを探しても、居ないのです。もう、二度と会えない。どんなに走っても、絶対に間に合わない…。

私の手元にはどうにか彼らのCDだけが残っています。タイミング的なことも考えて、おそらくもて海ファンだと思われる方がnoteにサポートをくださったおかげで買えました。情けない話ですが、それが無ければ買えなかった。本当の本当に、いくら感謝しても足りません。私の手元に、形として思い出を残してくださってありがとう。
どうやってお礼をしたらいいのかわからないので、せめて思いを込めて記事を書かせていただきます。noteにもまた書こうと思ってる内容があるのですが、noteとはてな、どっちの方が読んでもらえるのかな。うん、また考えましょう。

CD1枚とっても、きっちり作り込まれているというか、愛情みたいなものが伝わってくるのですよね。『勇気凛々』は最高に元気が出るし、『あしたのために』も爽やかで、物語が見えてくるようなメロディで(頭の中に絵コンテが浮かぶ…)大好き。これをステージの形で目に出来ていたら、もっともっと心に迫ったんだろうなと思うと少し切ないけれど、もう人生でいくらも手に入らないと思ってた「宝物」が出来て、久しぶりに心が弾みました。嬉しい。


もて海というグループにはもう会えないけど、もて海のメンバーだった皆様はそれぞれに活躍されているようで、その姿をひっそりと追うことが今の楽しみです。もし、この困難な現状を脱することが出来た時には、その姿に会いに旅をしよう。その日が来ることを、生きる希望にします。
どれだけ後悔しても、過去は戻ってこない。戻ってはこないけど、その後悔の過去ごと、未来に希望を託しましょう。

幕末に帰った皆さんのことも、令和を生きる皆さんのことも、そっと応援しています。私に新しい幸せをくれて、本当に本当に、ありがとう。何通目かわからない、決して渡すことのないファンレターを、そっとこのインターネットの海に、ボトルに詰めて流します。皆さんのこれからの人生に、たくさんの幸せがありますように。


以前に書いたもて海の記事のリンクを一応置いておきます↓
usagipineapple.hatenablog.jp

usagipineapple.hatenablog.jp


noteの記事もひとつ置いときます↓
note.mu

フィギュアスケートつらつら語り in 5月⑦

フィギュアスケート関連の内容が含まれていた番組の感想をつらつらと語るシリーズ。ちょっと長くなっちゃったので(汗)、早速行ってみます。

テレビつらつら語り①

まずは5月18日放送、『衝撃のアノ人に会ってみた!フィギュア本田姉妹に密着&壁のないスケスケの家SP』。

我が地方では上記の放送日だったのですが、昼間の微妙な時間帯だったし、おそらくゴールデンタイムの放送が野球中継で流れてこの日の放送になったのでは、と予想する。下手にゴールデンの番組を流すより、カープ中継を流した方が視聴率が取れると予想される地域が西日本に存在しましてな…。重要な試合ともなると「昭和のプロレスですか?」と真顔で問いたくなるような視聴率を叩き出してましてな…。

しかも放送のあった日って、カープが終盤で5点差あったのに追いついた上、延長に入ってから鈴木誠也サヨナラホームランで決着した試合か。
その試合我が家でも流してましてね、まさに8回表くらいで中継が終わっちゃったんですよ、確か。残りの回数で5点差はさすがにひっくり返せんだろうよ、と諦めてたら9回裏で追い付くとかどんだけだよ。鈴木誠也どんだけだよ…。サヨナラ打ってみんなが大喜びで迎えに出てるのを、審判だけはちゃんとホームベース踏んでるか確認してんのな、当たり前だけどな、とかチェックしちゃったよ←何の話だよ

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、カープの四番・鈴木誠也羽生結弦氏と同じ1994年生まれ、噂のあの世代なんですよね。カープファンの羽生君とカープの四番の鈴木氏との対談がいつか実現して欲しい、と私はひっそりこっそり願い続けている…。

カープの話が長い(汗)。肝心の番組ですが、濱田コーチが望結ちゃんと紗来ちゃんの話してるの初めて聞いたと思うので、興味深かった。
紗来ちゃんやっぱり運動神経いいのかあ、トップ選手は身体能力が皆飛び抜けて高いんだろうなあ。ハーネスでの4回転の練習、だいたい回れてるよね…。ひええええ。怪我だけは気を付けて欲しいけども、日本の女子が試合で4回転降りる日も近いのだな…。
でも家庭科は嫌いなのか(笑)。つまみ食い専門なのかな(笑)。繊細そうな望結ちゃんと気が強くてさばさばした感じの紗来ちゃんのコンビが可愛いかったです。兄弟で成績に差が出て溝ができてしまうこともよくあるけど、彼らはそうはならずに前に進んで欲しいなあ、とすごく勝手だけど願ってしまう…。

テレビつらつら語り②

続いて5月21日放送、『教えてもらう前と後』。

松岡修造さんを中心に進められていた大坂なおみ選手についての特集で、羽生結弦選手の話も出たのでちょこっと触れてみる。修造さんのインタビューと言えばテレ朝というイメージなので、局が違うぞ?とか思っちゃったけど(笑)。

修造さんによると、羽生君のインタビューは修造さん自身も勝負してるような感覚らしい。試合だったっけ?間違ってたらすみません。
確かに、羽生君の繰り出す言葉に「鳩が豆鉄砲食らったような顔してる」修造さんを何回見たことか…。本気で尋ねて本気で受け止めないとバッサリ斬られるんだろう。たぶん、想定してた言葉とは違う言葉、想像もしていなかった発想と、明晰で冷徹で、壮絶な言葉が飛び出して来るのだろうから。

羽生君みたいな子供にどうやったら育つか、って質問されてたの記憶があるよ。そのうまい返しにびっくりしたもん。本人がまだ子供みたいなものなのに、ほぼ悩むこともなく、ここまで的確に言えるか?って。
これほどインタビューを安心して聞けるフィギュアスケーターはほかにいないな、とこれは断言してもいいと思うのだが、だからこそ見えにくいだけで、羽生君の言う通り羽生君だって決してパーフェクトな人間じゃないはずなんですよ。何かに秀でている代わりに、何かに弱い部分などを持っているでしょう。お母さんにもしょっちゅう怒られたりしてるのかもしれない(笑)。皆が羽生君になる必要はまったくないんですよね。羽生君にはできないことが得意な子供がいっぱいいる、それが当たり前だしそれでいいんです。
…けど、せめて羽生君くらい賢く育って欲しい、くらいの願いは抱いてもいいんじゃないかな(笑)。それは許してあげて(笑)。でもまあ、それも人それぞれですね。

私は緊張したり相手に不信感を持っていたりすると声が出なくなってしまって、うまく喋れないだけでなく誤解されたり怒られたり、というのがしょっちゅうだったので、緊張しながらでも素早く頭を回転させて返答できるのが羨ましかったりする。フィギュアスケートも注目度が上がって、インタビューにどう対処するのか皆指導を受けたりもするのかな、と思うけど。皆さん堂々としてますよね。

羽生君は思考や体感を言語化する能力に優れているのかな。私、羽生君が子供の頃に書いた作文に感心したんですよ。子供の書いたものだし、すごく文章が上手いわけではないんだけど、試合の場面の描写が優れてる。臨場感があって、その場面がばばっと目の前に現れるようで、読んでいてワクワクできる。言葉にもリズムがあって、スッと頭に入ってくる作文だった。羽生君のことをまったく知らなかったとしても、いい作文だな、と感じたと思います。
そのことからも、修造さんの言う「伝える力」に秀でてるんだろうな、と思ってしまう。彼の演技が人を揺さぶるのも、そういった点と無関係ではないかもしれませんね。

負けは死も同然、という羽生君の言葉も取り上げていましたね。それ修造さんがインタビューしたわけではないのに印象深かったのか。
その発言について揚げ足を取るような叩き方をしてる人々を見たが、トップレベルのスポーツ選手はそれくらいの覚悟もってやってるってだけのことだろうよ、と思ったけどなあ、私は。それ以上に、こいつらもう何言っても腹が立つモードなんだろな、いじめやパワハラにいそしむ人の精神状態とまったく同じですね、と呆れるばかりだった…。
そもそも、我々の人生だって、負けすなわち死、の要素は少なくないだろうに。他人の失敗に非常に不寛容な日本の社会では、負けた人を簡単に追い込んでどんどん本当に死なせてるわけでね。君らだって、今いる場所から転げ落ちたら誰にも助けてもらえずに死ぬ可能性があるんだが。薄々それをわかってるから、自分の居場所を守ろうと他人を叩くのだろうけど、そういうことすればするほど地獄が近付いてくる。本当は負けたってどうにでも生きていけるのに、それを許さない人がいろーんな話をおかしくしてる。負けが怖くて他人を許さずに追い込む人が覚悟してる人を叩くのって、これほど滑稽なことはないですけどね。
そんなこともあったし、ここで修造さんが修造さんなりに羽生君の言葉を説明しようとしてくれて良かったんじゃないかな…、とちょっとホッとした部分もあります。

…羽生君の話になるとやっぱり長くなっちゃいますね(汗)。決して羽生君だけが好きなわけじゃないんだけど、あの人すごく面白いからね、もうしょうがない…。
羽生君の存在を知るまでに既にフィギュアスケートのファンだったし、自分が本当に羽生君のファンなのかどうかを見極める期間もたっぷり取ったので、羽生君以外が見えない、という状態を全然味わってないんですよ、私。羽生君も含めた競技全体とか、いろんな選手とか見てるのが楽しくて、その中でも特に羽生君が面白いね、という心境なんですよね。
だから落ち着いて見られて気が楽なんだけど、特にハマってから間がないとその選手しか見えない、という人は多いかもしれませんね。そしてその一人しか見えない時期から脱する時はたぶん苦しいんですよ。トゲトゲしがちで。いろんな方面から競技を見たり、好きな選手をたくさん見つけてって、その人のことだけで頭がいっぱいにならない方が長く穏やかに応援できて心が楽なように思うのだけど、それには多少時間が必要なのかも。

たぶん、この人何なんだ、ってファンの方はその時期を脱するのに失敗してしまったのだろう。
あなたが羽生君を嫌いな人の言葉で苦しみ、その苦しみを羽生君も味わっていると想像するのなら、あなたが羽生君以外の誰かを意味のわからない理由で(あなたの中では筋が通っているかもしれませんが、端から見ていると意味不明です)糾弾する行為に苦しむファンと選手がいることに気が付いてください。嫌がる行為とまったく同じことが、何故他人には出来るの?
でもそんな人はこのブログは読まないし、読んでも自分のことだとは思わない。とにかく不都合なことからは目をそらす。びっくりしてしまう…。
羽生君はあんなにフィギュアスケートが好きなのに、羽生君の好きなものや人たちを貶めて羽生君を守っている気分でいるなんて、ファンとは呼べないと私は思いますがね。羽生君のことは大好きだけど、ずっと複雑な気持ちです。凄いのは羽生君であって、ファンであるあなたや私じゃないんだよ…。


長くなってしまいました、すみません。次のつらつら語りでまたお会いしましょう。



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プリンスアイスワールド2019横浜公演 雑感③

プリンスアイスワールドのテレビ放送の感想も本日で最終回。最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
ではでは、ショー後半の感想を。


★グループナンバー
ストリート系の衣装のスケーター。滑り出してきたのに音楽が鳴らない。スケート靴が鳴らす音での演出。これは斬新、会場で見てみたくなる。
その後はBGMも入り、大ヒットした『U.S.A.』も。あまりフィギュアスケートに詳しくないお客さんも曲で喜んでくれそう。


★キッズスケーター
各会場で出演する子供たちは違うのでしょうね。人前で滑るのってすごいいい経験になるだろうし、曲も子供の元気さを前面に出せる系で滑りやすそうだし、みんなすごくいい笑顔。
前半で滑ったスケーターがひとりひとり登場。紗来ちゃんと壷井君と真瑚ちゃん。たぶん収録日によってここに登場するスケーターの顔触れは変わったのであろう。ということは、別の日に出演したスケーターの演技もすべて流してくれたのですね。素晴らしい…。


本田真凜
町田君がミハルの例を出してたけど、ミハルと町田君同年代だよねえ。その町田君から見れば昨シーズンのミハルの活躍は感慨深いものがあるのかもですね。真凜ちゃんへの力強い応援メッセージでしたのう…。
これ選曲聞いた時から楽しみでねえ。真凜ちゃんのしゅるっとした美しさとか陽気さが出せそうで。試合で見られる日が待ち遠しいですね。
インタビューの真凜ちゃんめちゃくちゃかわいい。前髪あるとこあんまり見たことないからびっくり。めっちゃかわいいよ!


本田武史
宮本賢二さんに提案した曲却下されたって…。ノリノリ武史を振り付けててみたかったのか?(笑)
後半にテンポアップ。全体的に曲調としては渋いが、優雅にイーグルを決める選曲が確かに多かったので、久しぶりな感じの本田君。テンポが速いと大変なのかもしれないが、私は本田君のリバーダンスが印象深いのでこういうの見たかったですよ。本田君のジャンプや滑りは綺麗だなあ…。


★グループナンバー
ブルゾンちえみのあの曲。キャリアウーマンとサラリーマン、オフィスの模様という演出があんまりプログラムとして見かけない要素でいいっすね。スケーターは若くて会社勤めの経験がない人がほとんどでしょうし、あまりそういう発想にならないのかも。
町田君が容赦ねええええ(笑)!社員が遊びすぎ!役に立ってない!容赦ねええええ(笑)!てかちゃんと社員に設定あるんだ、3年目の平社員とか何とか(笑)。
んで仕事が終わったら社交ダンスに通うのだろうか。何だこの会社(笑)。アイスダンスの要素も入ってきて面白い。

そしてまた朝が来るのか。社畜は働け、と言われてるようでビクッとするが、そんな心配の要らない爽やかなナンバーだった(笑)。
みんな白い衣装だけど、細部が少しずつ違うので不思議とメリハリがあるの。男子が次々に跳んでいくジャンプが壮観でした。あれは会場で見たら感動しそう。


荒川静香
荒川さんのこのプログラム!また見たかったのよおおおお!荒川さんのアジアンビューティーっぽさを非常に引き立たせるし、ある意味荒川さんの年齢にまで達しないと出せない空気があってすごくいいと思ってます。


宇野昌磨
荒川さんと昌磨君は後半にも滑るのね。昌磨君のあまり感情が入り込まない滑りが気だるい曲に合ってる気がする。そしてあんたショーですよ、ってジャンプバンバン入れてるし!しれっと!すげええええ。オープニングでもちょっと思ったけどなんか昌磨君すごい楽しそうですね、いいことだ…。
跳ぶ必要がないと思ってたジャンプにも挑戦していくのか。大変な時代になってしまったね…。怪我だけは気を付けて、本当に…。


★フィナーレ
ワルキューレの騎行』って有名な曲だけど曲が強すぎるのかあまりフィギュアスケートでは聞かないような。新鮮。見せ場のシンクロナイズドスケーティング
さらにドヴォルザークと、がっつりクラシックなフィナーレ。ゲストスケーターも自前だけど黒や青の衣装で統一されていて、ちゃんと演出の一部として登場してくる。すごい一体感というか、ひとつの演目として破綻なく構成されていて、来た人が次の公演も見たくなるフィナーレだなあ、と感じました。

そして改めてスケーターがひとりひとり登場してくる、ショーの本当に最後の最後。昌磨君がトリプルアクセルと4回転トゥループを跳ぼうとしてスッ転んでましたが、ショーで難しいジャンプ跳びたがる人種がここにも…(笑)


また解説に来てくれるそうで、良かったな町田ファン…。もう本人が滑ることはなくても、穏やかに存在感を放ち続けているからかあまり寂しさを感じないですね、個人的には。競技引退の時に十分寂しさは味わったから、むしろ今は落ち着いて応援できてちょうどいい気がする。
実況や解説も慣れたのか、今回がいちばん聞きやすかった。専門的な知識がないと気が付かないことや、出演するスケーターの情報をある程度掘り下げていないとわからない内容がふんだんに含まれていて、ちょっとマニアックかもしれませんがBSという放送形態を考えたらちょうどいいのかも。町田君の解説からは、時に厳しい意見を出しながらも出演者たちへの優しい眼差しが伺えたように思います。

いやはや、充実した放送でした。アイスショーも頻繁に放送されるようになりましたが、有料放送が多いので、BSでノーカット放送してくれるのは有り難いの極みです…。会場に行きたくなった方も多いのでは。
プリンスは私が初めて見に行ったアイスショーで、地元ではほぼ唯一開催されるショーだったのではないですかね。昨年10年ぶりくらいに開催されて夢かと思いましたが、今年はやらないのかな。また何年か後でもいいので開催されたら嬉しいですね。貧民過ぎて本気で地元のショーすら行けない状況を一刻も早く脱出したいです(泣)。人手不足のはずなんですけどね、私は要らないみたいよ←うつろな目

そんなところで終了いたしますが、実は録画機器がないため内容の確認ができないので、間違ったこと書いてたらすみません…。生放送一発勝負みたいなもので大変ではあるんですが、緊張感があって集中できるのでこれはこれでいいのかもしれない。

ではでは、また明日の記事でお会いしましょう。



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プリンスアイスワールド2019横浜公演 雑感②

昨日の続きです。全3回の予定で、本日が2回目。ではでは、早速感想をどうぞ。


★グループナンバー
まずは女性スケーターだけのナンバー。真っ赤な衣装で炎が燃える演出もあり。ジャジーかつ派手。今年も子供騙し感のないプログラムでいくのかな、かっこええ…。
続いてタキシード姿の男性スケーター3名のナンバー、かと思ったら女性スケーターが3名、さらに金色の衣装のスケーターたちも登場してゴージャスな雰囲気。

それから男性スケーターだけのナンバー。着崩れた感じの衣装もワイルドで力強さのある演技。えっ、衣装の前はだけた。たまに脱ぎたがりのスケーターいるけど(笑)、グループナンバーでの演出は斬新ですな…。
町田君の振付の解説が随分専門的なんですけどー。へー、と耳を傾けてしまう。あまりそういう話聞く機会がないし。


樋口新葉
これまでにこういう感じの曲のプログラム滑ってなかったのか、意外。イメージには合いそうだけど、彼女は引き出しが年齢のわりに多いからあえて選ぶ必要もなかったのかもしれない。
振付ジェフなんだ、そう言われてみれば…。噛めば噛むほど味のあるプログラムになりそう、楽しみ。


★山下真瑚
衣装の胸元のデザインは虹なのかな、選曲に合わせてあるのかな。フワッとした滑りと雰囲気は相変わらず。
イナバウアーの解説はなるほど、でした。素人はまず気が付かない要素でしょうし。町田君、「なるほど」と「うん」は口癖なのか。プリンスの舞台裏の話も面白い。


村上佳菜子
冒頭の椅子を使った演出から引き込んできますね。曲はシンドラーのリスト。解説からすると映画のイメージではないのかな、心象風景を身体の動きで表現したような。
佳菜子ちゃんのスケートの最大の魅力は「生命力」だと思うのですが、剥き出しのそれが溢れてくるような感じが…。たぶん何度か見て咀嚼した方がいいプログラムだという印象です。


田中刑事
これ死人が出るやつですかね、ダーティな色気系…。みんな死なないで←お前もな…
町田君の解説が容赦ねえ(笑)。ジャンプ失敗したら捕まる(笑)。すげえプレッシャー(笑)。

アニメの曲をお探しなのか。アニメやゲームや特撮の曲には隠れた鉱脈が眠ってると思うので目の付け所は絶対いいと思うぞ。人と被ることも少ないでしょうし。ジブリくらいですよね、よく使われるのは。
いやマジで、そこそこ誰でも知ってそうなアニメや特撮の曲、めっちゃ盛り上がると思いますよ。普段スケートを見ない人にも新たな世界を広げそうだし。刑事君の鋭い眼光で特撮の曲とか滑ったらカッコ良さそうだねえ。『仮面ライダーBLACK RX』の主題歌あたりで滑って昭和生まれを号泣させて男性ファンいっぱい増やして欲しい、ってそんな妄想要らんから(汗)。
やっぱり本人が思い入れのある作品で滑るのがいいと思うけど、作品は好きだけど曲はそんなでも、ってこともあるだろうしなあ。これはスケートに合いそうだな、って曲は浮かぶけどマニアック過ぎて刑事君絶対知らんだろうしな…。そう来るか!って選曲で楽しませてくれることをめっちゃ期待してしまう。

余談ですけど、実は仮面ライダーってちゃんと見たことほとんどないはずなんですよ。でも歌はどこで覚えたものやら印象に残ってるの。私はこんな風に「作品の内容は全然覚えてないけど歌はめっちゃよく覚えてる」というケースが非常に多いんですよね。皆さんはいかがですか?


友野一希
ショーだというのに容赦ねえジャンプ入れてるー!気合いを感じますね。エキシビションに抜群の適性を発揮するスケーターがたまに現れるけど彼はまさにそうだと思うので、どんどんこのプログラムもブラッシュアップしてって欲しい、盛り上がりそう。


★グループナンバー
和風のプログラム。衣装も着物風で、手には金の扇子。人によってはストレートの黒髪のカツラをかぶってるのかな、すごく素敵。
連獅子とか傘とか、これすごく演出として派手だし目を引いていいんじゃないかなあ。ビートのきいた和のリズムってそこまで頻繁にスケートで使われないこともあってか、踊りこなすとめちゃくちゃかっこいいので是非もっとやって欲しい。


前半はここまでだった様子。キリがいいので、記事もいったん終了します。明日で最終回。また明日の記事も読んでいただければ幸いです。



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プリンスアイスワールド2019横浜公演 雑感①

5月19日にBSテレ東で放送された番組を見ての感想です。とてもショーに行けるような経済状態ではなかったので、放送は非常にありがたい…。長くなってしまったので、数回に分けて掲載します。

新横浜スケートセンター前で軽く説明をするアナウンサーと町田君から番組がスタート。当日券の列だろうか、お客さんが何人か映り込んでいたが、町田君に気が付いてしまった方は動揺したでしょうな…。


★オープニング
オープニングからプリンスメンバーをひとりひとりきちんと紹介。びっくり。こりゃ間違いなくノーカットだな、と期待しながら見始める。冒頭の演出が昨年の演出から繋がってるって、何度も公演を見た人でもなければ気付かないだろうから、解説してもらえるとショーに親近感が湧きますよね。
そう言えば荒川さん昨年はあまりショーには出演されてなかったっけ。お子さん生まれたばかりでしたもんね。


★グループナンバー
白鳥の湖なんだけど、まず衣装がかなりのインパクト。メタリックで仮面。曲もロックな感じですね。ミュージカルというか舞台っぽい印象。
白鳥だし本来は群れだろうから、グループナンバーという形が正解なのかもしれない。超定番曲だけに町田君が改善点として指摘もチラッと。今年から外から鑑賞する側なので、彼も自分の解釈で見ざるを得ない部分がある模様。もっとがっつり演出の意味とか聞いてるのかなと勝手に思ってたけど、そうじゃないのだな。


本田望結
振付はキャシーなんだ、売れっ子ですなあ。明るくてショーにはピッタリのプログラムですね。
手の表情がこの年齢とは思えないくらい上手いよなあ、女優の経験があるスケーターなんてそんなにいないわけで、ものすごいアドバンテージですよね。
インタビューもあるんだ、すげえ充実した放送。


★本田紗来
え、転倒したジャンプのセカンド、ループだったの…?はっきり見てなかったけど町田君の解説によるとそうかな。小学生…。すげえ時代になってきたなあ…。
とにかくジャンプが跳べないと点が出ないですし、表現はあとからついてくるものと思った方がいいのかな。表現が追い付いてくる頃には競技を離れてしまう選手が多いので、女子も息の長い選手が増えて欲しいですよね。
黄色の衣装ってよく映えるし、すごくかわいいと思うなあ。4回転にも挑戦してるそうですし、今シーズンも楽しみですね。


★山本草
音が鳴った瞬間にタイトルが分かる曲。『You're Beautiful』。ステファンがエキシビションで滑ってたのでその昔アホほど聞いたわ…。そうでなくても流行ったしな…。
草太君の美しい足元でこの曲を歌うなんて最高なやつじゃん…。これは広めの会場で、生で見たいやつ…。
インタビューに昌磨君が乱入(笑)。イタズラでもするのかと思ったら意外と普通のこと聞いてる(笑)。


★壷井達也
山寺宏一が歌うマイウェイですと…?!歌声まで七色ですな…。日本語の歌詞は日本の試合やショーでならきっと観客にも伝わりやすいから、いいチョイスだと思うぞ。
彼も滑りが綺麗なのでこういう歌い上げる、音が伸びていくような曲はよく合いますね。これはいいプログラムになりそう。


荒川静香
うおお、ジャンプも戻していらっしゃる…。NHK杯のレジェンドオンアイスの時は跳んでなかったよねえ。
一時期細過ぎて心配だったので、現役時代くらいのスタイルに見えてとても美しい。幕の向こうに見える荒川さんの影も非常に雰囲気があった…。


宇野昌磨
歌舞伎メイク?!すごいインパクト。世界を股にかける呪術プログラムみたいになっとる…。そのままインタビューかな、じっくりメイク見られるかしら、とワクワクしたのにここではインタビューなかった(笑)。
町田君の言いたいことなんかわかる気がするわ。私も昌磨君の『Legends』好きだったしまたああいうのやって欲しいなあ、とチラリと思ったりするので。このプログラムも昌磨君のひょうひょうとした雰囲気に隠れてあんまり表に出てこない、演出くささのないストレートな野性味みたいなものが垣間見えるのが個人的に面白いです。


長くなってきたので、本日はこんなところで。続きはまた明日掲載します。全3回の予定です。


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やむにやまれぬつらつら語り

諸事情で思うように更新ができないので、今日はこのはてなブログでは滅多に書かなくなっていた日記記事です。
フィギュアスケートの記事はとても丁寧に書いているのですが、こういうさらっとした個人的な記事の方が読まれるようで、ちょっとばかし切ないです(悲)。


個人的な記事は、2018年9月から始めた「note」に書き殴っております。予約投稿ができないのと(できるけど有料みたい)、日々が破綻していて何も目新しい内容を書けないので、正直面白い内容は何にもないですけど。すみません(泣)。
面白く書けることもあるのですが、そういう記事はやっぱり手前味噌みたいです(悲)。これ、ブログ等書かれてる方は皆おっしゃいますね。読んで欲しい記事は読まれないという…。

たまーに創作も載せてますが、それはちょっと面白くなってきたかも、自分が。創作は時間がかかるのと、言葉が頭に降って来ないと書けないので、頻度はあまり高くないですけど。そう、私の軸は「センチメンタルな中二病」です。うわあ…(汗)。フィギュアスケートの記事もよくポエム化するのは、基本がポエマーだからしょうがないんだな、とポエムを生み出す度に頭抱えてます…。

イラスト系はどこか別の場所でひっそりやろうかな、とちょっと考え中。ひっそり表現できる場が、ブログやnoteやツイッター以外に欲しいし。イラストは正直上手くないし恥ずかしいのでひっそりしてたい…。でもあんまりあれこれ増やすと管理も大変なので、保留中。いい方法ないかしら。

そんな感じで、noteは気ままにやっております。noteも読んでくださってる方がいらっしゃったら、心からありがとうございます(涙)。


1000記事到達まであと約1ヶ月となりました。生命維持が危ういレベルの諭吉不足のため、ショーにも試合にも全然行けてないし予定もまったく立たないので(は、働かせてください…悲)、実はブログの存続が危ういのですけど(汗)、何とかあと1ヶ月毎日更新を頑張りたい。スケートと関係ない記事が増えたらごめんなさい…。

今日は本当はプリンスアイスワールドのテレビ放送の感想記事を載せるはずだったんだけど、諸事情で見送らざるを得ず、こんな内容のない記事で申し訳ありません。プリンスの記事載せたかったです、とほほ。

明日こそ通常の更新が出来ることを願って…。

フィギュアスケートつらつら語り in 5月⑥

フィギュアスケート関連の内容が含まれていたテレビ番組の感想をつらつらと語るシリーズ。見逃したりそもそも放送がない地域だったりで見られなかったり、感想を書くほどの時間を割かれなかった番組などはわざわざ書かなかったりと、全部の番組は網羅できませんけども、ああこの番組見たな、こんな番組あったんだな、とゆるくつらつらと読んでいただければ。

テレビつらつら語り①

まずは5月3日放送、『おらが県ランキング ダイナンイ!?』。テレビ朝日

予告で羽生君がチラチラ流れてたので番組開始から見ましたよ。お土産や温泉など様々な項目について、各都道府県によるランキングを決める番組ってとこですかね。

フィギュアスケートに関係あったランキングは「平成のオリンピックメダル獲得数ランキング」だけかな。
11位が愛知県。そう言えばフィギュアスケートだけでメダリスト3人も出てるんだよね。メダリストでなくても強い選手がいっぱいだし。伊藤みどりにインタビューも取ってて、番組の尺を考えても丁寧に取り上げられてた印象。
真央ちゃんが伊藤みどりの衣装を譲ってもらったのは知ってたけど、実際に伊藤みどりが着てる映像は見たことなかったから個人的にはお宝映像だった(笑)

ところで、スケートファンにはお馴染みであろう岡本知高さん、高知のご出身だったんですね。知らなかった。お土産ランキングで地元を裏切ってカツオに投票した人間がここにいるよ… ※ヒント:筆者は「土佐おもてなし海援隊」のファンです

テレビつらつら語り②

続いても同じく5月3日放送、『フィギュアスケートTV!』。BSフジ。

ゴールデンウィーク中もいつも通り「ファン以外は絶対見ねえ」という内容に振り切っていて大変清々しいですね(笑)。演技のリクエスト回も面白いけど、コアなファンにとって真に面白いのはこういう回だろう。取材する方は大変だろうけど。

まずはアスリートチェック。昨年もやってましたね。ファン以外は絶対関心ないよな、体力測定の様子なんて(汗)。うちらは逆に超面白いけど(笑)。
身体に測定器具みたいなのつけてジャンプして動きをトレースかなんかしてるテスト?を見て「バーチャファイターみたい」と思った私の記憶は平成中期で止まっている…←そっとしといてあげてください(汗)
髙橋君も参加してたのか。頑張れ、昭和の生き残り(笑)。んで草太君がもう完全に少年じゃなく青年になっててどうしたらいいのかわからなかったわ…。急激に大人になっててびっくりする瞬間が年若いスケーターにはだいたいある気がしますね。竹内洋輔さんのお姿もものすごくお久しぶりにお見かけしたけど、すっかりダンディーなおじ様になられててこれまたびっくりでした。お懐かしい…。

樋口さんの入学式のインタビュー可愛かったな、喋ろうとするとアナウンスがかぶる(笑)。入学式の様子は一般のニュースでも流れるけど、わざわざ番組内でまとめて流すとやっぱりコアなファン以外関心のない内容に感じる(笑)。濱田コーチの合宿の様子についても同様(笑)。そうか、オフシーズンだしみんな合宿や振付に入っていくのね。あっという間に次のシーズン、休む暇もないんだな…。
わりと衝撃の多いシーズンでしたが、来シーズンはどうなることでありましょうか。我々ファンは粛々と応援するのみですね。

テレビつらつら語り③

最後に、5月13日にBS日テレで放送された『断ちごはん~和牛もいただきます~』。

安藤美姫が出演。初めて見たな、この番組。しばらく好物を断ってからその好物を美味しく提供してくれるとっておきのお店で食べてみるとさらに美味しく楽しめますよ、ってところなんでしょうか。番組の主旨は。

安藤さんの好物は鶏肉だそうで、美味しそうな焼き鳥のお店に。
塩が…。塩が美味しそう…。実は私、塩が大好きで、焼き肉なんかもタレより塩で食べたい人間なので、めっちゃガン見してしまった、塩(笑)。揚げ物にもソースかけないんですよ私、味が濃すぎて。
見るからに美味しそうな焼き鳥でしたけど、最後に支払っていたお値段を聞いて「普段半額になってから買ってるスーパーの焼き鳥の10倍くらいのお値段かしら、1本あたり」と遠い目になるわたくし←しかも今その焼き鳥すら買えない←終わってる…

羽生君の話を振られる安藤さん。どうやら羽生君はほかのスケーターとあまり食事に行かないらしい、という話は以前にも聞いたような…。食が細くてあまり食べられないから気を遣ってたり気が進まなかったりするのかな、と勝手に想像してたんですけど。だから安藤さんがどうこうって話じゃない気もするんですけどねえ、番組的にはそういう方向に持ってっちゃうんでしょうね。

最後の方に出てきた親子丼もめちゃくちゃ美味しそうでしたね。あれも食べるのかと思いきや別のお店のメニューだったようで紹介だけでしたが。
美味しそうに食べる安藤さんがかわいかった。あとチラッと映ったお嬢さんのために作ったキャラ弁もかわいかったです。

ああ、ごはん…。お金の心配せずに普通にごはんが食べたいです…。おなかいっぱい食べたいです安西先生…←うつろな目←何故安西先生


ではでは、また次回のつらつら語りでお会いしましょう。




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