うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

オータムクラシック2018雑感⑦

長々と書いてきたオータムクラシックの感想記事も本日が最終回です。と言ってもたぶん本日がいちばん長いと思いますけどね(汗)。ではでは、男子フリーの続きをどうぞ!

第3グループ

6分間練習は羽生君がジャージを脱ぐタイミングを凝視。やっぱり上がる悲鳴(笑)
ってかキラッキラ!超キラッキラ!珍しく黒ベースの衣装にキラッキラ!あいつ負ける気ねえええ!金だよ金!
って、プルシェンコの衣装をベースにしてるのでしょうけども。けど元の衣装あんなに金の部分なかったよな(汗)。遠目から見るとグラップラー刃牙みたいだよ←何そのたとえ
実はオペラ座の青い衣装が大好きなんですが、遠目だとあの系統の衣装に思える。綺麗な羽生君と俺様な羽生君の豪華2本立てが見られるのか…!あああああ!


13:ジュリアン・ジー・ジエ・イー
出だしから早速観客の心を掴んでくる。冒頭のコンビネーションも良かった!ジャンプは結局転倒2回で、出来としてはそこまで…、になってしまうけど、ノリノリな指差しとか、とにかく歌手のステージみたいで楽しい。今シーズンは彼のいい演技がたくさん見られそうな気がしました。何となくですけどね。


14:ケヴィン・レイノルズ
明らかに抜けたジャンプが1本あったかな?あとは良かったのでは。でもケヴィンはプロトコル見るまでいつもよくわからなかったりする。スローでの解説によるとやっぱり回転不足があるっぽいなあ…。
でもプログラムすごく良かった。ケヴィンは選曲も編曲もいつも外してない気がするし、今回特に曲を感じて大切に滑ってるように見えた。これ生で見たい…!


15:ローマン・サドフスキー
綺麗なジャンプが立て続け。転倒もあったが全体的に良かったと思う。シンドラーのリスト本日2回目だけどアレンジが違うのかな、とても美しいピアノの音色で、でも暗く静かになりすぎない演技。最後のポーズがピアノの音にピタリと合っていて美しかった…。


16:羽生結弦
恒例のカナダ、恒例の初戦ですね。恒例のパターン!
ループは着氷が良くなかったが立ったし、次の4回転には思わず声が出た。あれ加点10点でも良くない?羽生君のトゥループの中でも抜群の出来では。次のトリプルジャンプも軽々。しかし後半から崩れてきてしまう。サルコウは転倒、次は抜け。アクセルのコンビネーションはタノ入りセカンドもつけていつものように鉄壁だったが、単独の方は着氷が…。結局コンビネーションが1本しか入ってない。全体的に固かったし、粗かったし、音にもあまり乗れてなかった。緊張したのかもしれないですね。もう最後は疲れてるように見えた。足大丈夫かな?
やはりプルシェンコの壁は厚いか。ニジンスキーのプログラムは偉大過ぎるか。だってあれ宇宙人だしな。魔王だしな…。でもこの羽生君、完璧に滑ったらたぶん魔王化するよ。最終グループの第1滑走で魔王が出たら、残りの選手の力をすべて封じるレベルの大魔王だと思う…。力を封じるのは困るが、大魔王モードは見たい、死ぬほど見たい…。て言うかこれ、「羽生結弦=オリンピックの魔物本人」説を実証するプログラムなのでは…。衣装なんてまさに…。
羽生君は初戦はいつもこんな感じだからほぼ気にしてない。私も慣れたもんですよ(笑)。全日本も世界選手権も国別も日本だしね、どれかには行けたらいいんですけど…。そこで魔王降臨を是非に。いや毎回降臨してもらって結構ですけど。だって私、ギラッギラしてる阿修羅な羽生君がいちばん好きでしてあのその←そろそろ黙れ

しかし、これフリップもルッツも入ってないプログラムだってこと?怪我の影響がまだ残っているのか…。プロトコル確認するとやっぱり全然入ってないのね。そして転倒の減点が恐ろしい…。これはどの選手もこれからは転倒してしまうとキツそうだ。コンビネーションも抜けてるし加点もそれほどでなくスピンやステップのレベルも取れていない。それでも出た方なのか?これ。いや、ルール変更後の試合のプロトコルをまじまじ見るのはこれが最初なので、高いのか低いのかもなんだかよくわからないや。でも何となく、ルール改正前の点は無理でも、ノーミスで最強の羽生君が降臨したら300点くらい超えてきちゃうのかね、とは思ったけど。

ところで衣装はよく見なくても透け感が。お前…。ツイッター見てるだろ、見てるんだろ…。プルシェンコの衣装をベースにしてるんだなとは感じつつ、羽根らしきものが散りばめられているあたり「プルシェンコさんは大好きなんだけど俺は俺なんで」感があってすごくいい。て言うか中二っぽくて最高。それでこそ羽生結弦!天使の羽根を宿した大魔王←中二
私は透け衣装にそんなに心が動かない方で、むしろ羽生君は見せないことで観客の飢餓感を煽ってそっと蔑んだ笑みを浮かべて欲しい、なんてもっと鬼のようなことを思ってます…。

それでもって、今年も地上波でノーカット映像が流れたのでガン見。大きい画面で見た方が明らかにいいなこれ。てことは生で見るべきだな…。あと、『Art on Ice』というあの曲が大好き過ぎて何百回と聞いているので、各種練習の際には羽生君にしては編曲が…、と思ってたのだけど、実際に本番で滑ってると違和感も減って、競技モードの羽生君に合わせてあるんだなあ、なんて感じました。
と言っても、やはり粗さはある。足の怪我の影響で滑り込めてないのかもしれないし、4分という競技時間に慣れてないようにも見えた。この競技時間の変更によって、観客も選手も関係者も今シーズンはしばらく混乱しそう。

ところで、羽生君の衣装にはプルシェンコの衣装以外に何か既視感がある、とずっと考えているのだけど、その正体が実はまだわからない。ちらっと思ったのが「メガドライブ」だった。黒いボディに金色に輝く「16-BIT」の文字…!この世でいちばんかっこいいゲームハード、我が青春のメガドライブ
…私は自分にまったく自信のない人間ですが、これだけは胸を張って自信満々に言えます。羽生君の衣装を見てメガドライブを連想したのは宇宙でお前だけだ…。自分でも頭がおかし過ぎて今頭を抱えましたよね…←もう何から突っ込んでいいのかわからない


17:チャ・ジュンファン
ジャンプはクリーンとまではいかずとも転倒なし、しっかりまとめてた。しかし不思議な編曲である。謎の叫び声にテクノ?っぽいアレンジに…。なんか今シーズンは不思議なロミオとジュリエットが多そう。もう何度か見てみないと掴めそうにない、このプログラム(笑)。難解(笑)


18:ジェイソン・ブラウン
ああ、6分間練習で見かけたこの衣装の人ジェイソンだったのか、って思っちゃったくらい髪型変わっててわかりませんでした…。慣れるのに時間かかりそう…。
うーん、ジャンプの抜けが続いてしまった。ルールを知らない人から見れば、あれ失敗なの?と聞かれそうなくらい抜けてても綺麗なんだけど…。以前からそういうことはあったにせよ、ジェイソンも色々過渡期なのかもしれない。ちょっとした音の取り方はさすが。


結局羽生君が優勝。ミス連発の上わりと偏ったジャンプ構成だったにも関わらず。偏ってるってもほとんど4回転とトリプルアクセルだし、まったくもって易しいプログラムではないですからね。全部3回転ジャンプでクリーンに滑ったらどれだけ点を出せるのかも見てみたい気もするが。羽生君ならわけのわからない点を出せそう…。


表彰式まで流してくれた。久しぶりに聞く、羽生君が流した君が代。羽生君が優勝した試合で、2位か3位になれば羽生君の歌唱力隣で確かめられるってことだよね?←どんだけ難易度高いのそのミッション
羽生君がいちばん背が低いというのも不思議な感じ。顔が小さいから背が高く見えますよね。ジュンファン君顔立ちのせいかかわいらしく見えたのに、結構身長あるんですね。ちょっと!3位の台に貼ってあった板みたいなの剥がれたよ(笑)!
しかし、黒ベースの衣装だと羽生君も男子スケーターに見える。でもやっぱり男子スケーターにしては衣装がきらびやかである。私服はともかく、衣装でユニクロとかワイシャツみたいなのとか絶対着ないんだろうなあ。ポロシャツで滑る羽生君とか見てみたい気もしますけどね。全然オーラなさそうですね確かに…。

ウイニングランが終わって客がほぼ立ち去ってもライブストリーミングが続いていたが、そのうちプチン、と終わってしまいました。途中睡魔に完敗しそうになってたけど何とか最後まで見られた…。今回も競技終了直後にほぼ書き上げてしまいましたが、羽生君のノーカット映像をテレビで見てからですね、仕上げは…←当時のライブ感をあえて修正せず残してみたため多少話が前後しております
で、ここにしかぶち込めそうにないのでぶち込んどくと、フリー2位でやっぱり悔しかったのか、羽生君。勝利にはこだわらないとか得点にはこだわらないとか言ってても、いざ闘いのフィールドに戻ってきたらやっぱり「闘争心剥き出しの羽生結弦」が目を覚ましたのですかね。ショーで見る羽生君も大好きだけど、やっぱりその勝利に貪欲な羽生君がいちばん好きだ。だって羽生君はまだ絶対我々に見せつけてない何かをいっぱい隠し持ってるはずだから。それを見られる機会が今シーズンも序盤から与えられたのはスケートファンとして最高の幸せですね。


いやー、B級大会をここまでがっつり見たのは初めてですよ。楽しかった。記事が長くて数回に分けて掲載しているので、この最終回をアップした時点ではとっくに過去の話題になっていると思いますが、23日早朝6時前に書いてますからね、これ(笑)。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。近畿ブロックとかジャパンオープンとかもめっちゃくちゃ行きたいですけど、特にジャパンオープンにはかなり行きたいですけど(泣)、厳しそうだし、次にわりとリアルタイムにテレビ観戦してボリュームのある記事を書けるとしたらグランプリシリーズになるのかな、やっぱり。その際はまたお付き合いいただければ幸いです。


最後に、羽生君の新プログラムにワクワクし過ぎて死んでる記事を置いときます(笑)↓↓↓
usagipineapple.hatenablog.jp


noteも書いてます(何故か毎日更新中)。自分自身のことや近況報告などはこちらで。
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オータムクラシック2018雑感⑥

さてさて、オータムクラシックの記事もそろそろ終盤。いよいよ男子フリーです。本日も第1グループからがっつり観戦しますよー!あんまり寝てないので、途中で意識が飛ばないか、第1グループの6分間練習を見ながらこれを書いてる今は心配ですが…。
ではでは早速!

第1グループ


1:ヤマト・ロウ
冒頭からジャンプが決まらなかったんだけど、中盤盛り返したかな。途中でちょっと盛り上がる曲に変わったのだがわりと唐突に終わった…。プログラムもとにかくこなしてるように見えたし、これが30秒短縮された影響なのか?


2:チャドウイック・ワン
着氷に乱れはあるもののジャンプは何とかなってるかな、と思ったら最後のジャンプで転倒してしまった(泣)。なかなか曲を捉えて滑ってたと思うだけにそこが残念。


3:ジョーダン・ドッズ
完全に出だしの音で何の曲かわかるようになってしまったロクサーヌのタンゴ。かなり眠くなってしまったのでだいぶ意識が飛んでて、うろ覚えです、すみません(泣)。なんか疲れてるロクサーヌだったけどきっとシーズン序盤だからですね。私の頭が寝てたからそう見えたのかもしれないし…。


4:アドニス・ワイ・チャン・ウォン
眠気マックスだったので記憶が…(泣)。ほどいたタイみたいなのが首回りにかかってるシャツ衣装は男子の定番なのか。何も覚えてなくて申し訳ない…。


5:ディエゴ・サルダナ
最後のスピン、曲が終わってもだいぶ回ってたな…。雰囲気のあるスケーターだと思うのですけどね。本気で眠すぎマックスだったので色々間違ってたらすみません…。


6:サミュエル・マカリスター
ネクタイの柄が気になるんですが(笑)。ズサーッ、を競技に入れるのか。もう眠すぎてうろ覚えですみません(泣)。

第2グループ

おかげさまですっかり寝ちゃいましたよ6分間練習…(泣)。でも6分でも寝るとちょっとスッキリしてくるものですな。


7:ハリー・マティック
かっこいい衣装に見えたが、色合いがわりと謎。内側の緑が明るすぎる気がする。そして曲がめっちゃインパクト。笑い声が入ってるのですが、デーモン小暮かと思いました←絶対違う
まだ眠いのですがやっとちょっと覚醒してきたかも(泣)。いいジャンプ跳んでるように見えたのでもうちょっとはっきり起きていたかった…。


8:アンドリュー・ドッズ
冒頭のジャンプいいジャンプに見えたけど、壁に近付き過ぎてしまったのか。もったいない。これシンドラーのリストだっけ?寂しい曲によく合った少し切ない滑りだったと思う。いいプログラムに感じました。


9:コナー・ステイクラ
いきなりタノ。でもちょっと無理矢理な感じ。そのあともジャンプが続かず…。大丈夫かなと思ったが、後半盛り返してきたし動きも良くなってきたような。スパイラルとかスピンとか、柔軟性がありそう。ジェイソン系なのかな。


10:マーク・ゴロニツキー
名前が強そう…。めちゃくちゃいい演技とまではいかなくても、そこそこまとまった演技だったように思えました。男子らしいスケートと言いましょうか、ハズレのない感じ。


11:ケヴィン・エイモズ
独特なポーズと素晴らしいジャンプから入る。いい出だし!完璧とまではいかなかったけど、いいジャンプも続き、何より曲調を捉えた振付と滑りが素晴らしい。引き込まれてしまった。シャツを引っ張る振付は謎だったけど何となく訴えたいことはわかる。いい出来だったので本人も滑り終えてとても嬉しそう。


12:べネット・トマン
ん?振付はジェフなのかな?ステップの足元やちょっとした仕草に目がいってしまうのはそのせいか?軽く流しているようで実は内容が詰まってて、最後までじっくりと見せてくるプログラムに感じた。完璧ではなかったけど、いい演技だったんじゃないのかなー。


…皆々様の予想通り第3グループが長過ぎなので(汗)、本日はここまでです。明日の最終回でお会いしましょう!


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オータムクラシック2018雑感⑤

色々あって一時間半くらいしか寝てなくて、でも色々あってたぶんアドレナリンが出てたので目が冴えてきて、よし、これはもうアイスダンスから見よう、と決めて視聴。オンドレイ・ネペラはどうやって見るかよくわからなかったのでもうオータムクラシックに一点集中しました。

アイスダンスは相変わらずただの素人の域を出る気がしないので、綺麗とかカッコイイとかしかたぶん書いてないですがすみません(泣)。

アイスダンス・フリーダンス

第1グループ


1:テオドラ・マルコワ&シモン・ダゼ
お名前の表記合ってるかわかんない、すみません。相変わらずアイスダンスは素人過ぎてうまく感想が書けないんですが…。シーズン序盤だからかな、ちょっとまだエンジンかかってないように見えました。アイスダンスの男性にヒゲはマストアイテムなのか?


2:ホン・チェン&ジュオミン・スン
お名前の読み方やっぱりよくわからず、すみません…。
滑り出しからいい表情だったけど、めっっっっちゃ素敵な演技…!ダイナミックさと切なさと優雅さとが絶妙のバランスで同居してる。これは素敵だ…!リフトがめっちゃ好きでした。すごい見ごたえ。


3:モリー・ラナガン&ドミトリー・ラザグリアエフ
めちゃくちゃいい感じに進んでたと思ったら、男の人の方が何でもないところで転んでしまった。リンクの端に寄り過ぎた?滑り終えたあと困り眉になってたけど、そもそもこういう眉なのか、どっちだ。

第2グループ


4:キャロラーヌ・スシース&シェーン・フィルス
あー、やっぱりこのカップル気になるかも。手を真っ直ぐ上げる振付が印象的で、すごくシャープで、大人っぽさとは少し違うけど少年少女ではなくて…。また見てみたいプログラム。


5:シーユエ・ワン&シンユー・リウ
冒頭のリフト!リフト!超かっこいい!入りからむーちゃくちゃかっこいい!ついていきます、って感じ…。どこか気だるいけど緊張感のある雰囲気の中ストーリーは進み、最後は手酷く別れることになったのだろうか…。色々想像が膨らむプログラムでした。
キスクラで持ってたうさぎのぬいぐるみがかわいい…。ちょっと昭和っぽくて…。


6:オリヴィア・スマート&アドリア・ディアス
さすがに強烈に眠くなってきて(一時間半くらいしか寝てない)ちょっと意識飛んでたのですが(泣)。オリヴィアさんの衣装がちょっと変わってて、白いワンピースに水色のシャツを羽織ってる。色合いがさわやかですっごく素敵。そのイメージかな、青春の愛にも友情にも夫婦愛にも見える、どこかさわやかなプログラムでした。


7:ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ
休養って噂を聞いたけど、そうじゃなかったのか。良かった。今までに滑ったカップルも皆素敵だったけど、ちょっとレベルが違う印象。足が180°開いてるリフトとかどうなってんだ。あんまり集中して見られなかったので、またの機会にも見たいなあ。
解説がテン君の話してたけど、追悼プログラムなのかな…。切ないような優しいようなプログラムだと感じたのですが…。


優勝はウィーバー&ポジェ。アイスダンスは地上波であまり流れないので、眠気に負けそうになりつつも見られたのは嬉しかったです。相変わらずド素人で申し訳ない。

さて、最後は男子フリーです。まさかオータムクラシックの記事がこんな長編になるとは…。きっと寝ちゃって書けないだろうと思ってたので。ではでは、明日またお会いいたしましょう。


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オータムクラシック2018雑感④

女子フリー、昨日の続きです。ではでは早速どうぞ。

第3グループ

11:松田悠良
すっごい素敵な衣装!ウエディングドレスみたいだ。ぼへー、と見とれながら視聴してたのですが、大きなミスなかったよね?でも本人は満足じゃなさそう…。確かにさらっと流してる感はあったけど、それはいい意味での彼女の持ち味なのかなと思ってたし…。


12:エリシュカ・ブレジノワ
ミハルの妹さんだよね、似てるな…。決まると高くて迫力のあるジャンプなんだけど、ちょっと良くない出来のものが続いてしまったか。スピンはすごく個性的で面白いものも。あと音が小さいパートは小さすぎる気がして気になったかな。でも迫力系でかっこよかった。


13:ニキ・ヴォリーズ
綺麗なモスグリーンの全身タイツ。一般人よりははるかにスタイルがいいであろうフィギュアスケートの女子選手ですらあまり着用しない全身タイツ。やはり着る人を選ぶのか…。
ジャンプがなかなか決まらない…。ちょっと心配。シーズン始まったばかりだから、ということならいいけど。顔の前に手をやる仕草がすごく多かったけど、そういう振付かな。おじさんがドギマギするやつ←これ書いてる奴はたぶん脳の構造的にはおじさん


14:ブルックリー・ハン
軽快に滑り出したと思ったら彼女もジャンプが…(泣)。なかなか起き上がれないほど転倒してしまったりもして心配。楽しそうなプログラムだけに精彩を欠いてしまって残念…。
まだみんなシーズン始まったばかりだししょうがないよな、と思ったけど、そうだこの大会オリンピックの魔物本人(羽生結弦氏)が出てるんだ。そりゃもっとしょうがないや←羽生君ごめん(汗)


15:アリシアピノ
すみません、ちょっと集中力が切れてしまって細かいとこ覚えてないです(泣)。カナダにこんな選手もいるのね。いい感じに始まったと思ったんですが、後半ちょっと崩れてしまったところも。でもこのグループはあまりいい演技が続いてなかったので頑張ったのでは。カナダの女子らしい迫力のある演技ですね。


16:アレクシア・パガニーニ
最初のジャンプが良くなかったのでまた悪いパターンに…、と思ったらそのあとはいいジャンプが続く。ホッ…。でも後半は疲れたのかな、抜けてしまうジャンプもちらほら。体の線が綺麗で、品の良さがあるのですごくチャーミングなお嬢様っぽいプログラムになってましたね。解説も2回くらいチャーミングって言ってたけど(笑)

第4グループ

さあさあ、最終グループですよ。何このメンツ。シーズン序盤の大会とは思えんな。そしてお客さんの黄色い悲鳴がすごい(笑)。そう言えば6分間練習の前の挨拶は廃止なの?


17:スター・アンドリュース
めっちゃ個性的な衣装と髪型!好きになりそう←演技始まってない
序盤はいい感じに思えたんだけど後半に明らかに疲れが…。ジャンプがカチッと決まらないと曲調的にもごまかしのきかないプログラムに思えたのでちょっとつらいかもしれない。ラストは転んじゃったのかな、たぶん振付じゃないよね?
そう言えばキスクラ映るようになってる。男子の時は機器の不調だろうか。


18:カイラニ・クレイン
衣装に何となく見覚えが…。持ち越し?衣装だけ持ち越しとか?間違ってたらごめんなさい。
素晴らしいジャンプから入り、細かいミスはあったけど回転が速く着氷まで余裕のあるジャンプを連発。もうかなり完成されてる印象だが、よくキャラクターに合ってる感じがするからかな。すごく見ごたえありましたね、いい演技でした。お客さんの歓声もすごい。これはいい点出たのでは。


19:樋口新葉
これが新しく作り直したという四季ですな。振付シェイリーンなのか。確かに出来てからまだ日が浅いのかなという印象はあった。転倒もあったし…。でもその姿勢からジャンプに入るか!というすごく独創的な振付もあって、滑り込んでいったら面白いプログラムになるかもしれない。今後が楽しみですね。


20:ブレイディ・テネル
めちゃくちゃ素敵な衣装!これはかわいい…。めっちゃガン見してしまった。やはり決まると綺麗なジャンプですね。まだまだこれから滑り込むのかなという印象はあったけど、まずまずだったのでは。しかし「ロミオとジュリエット詰め合わせ」みたいな編曲ですな…。


21:エフゲニア・メドベージェワ
オーサーのところへ渡ってから競技での彼女を見るのは初めて。鉄壁のメドベージェワは健在かと思ったが、珍しくジャンプのミス。転倒があったのにはびっくりしてしまった。
オーサーの影響みたいなものは正直まだわからない。過渡期なんだろうな、とは感じたけど。ただ、メドベージェワのいいところ、文学を1冊読み込んでいる時のような芯のある繊細さを残したまま新しい色も加えていってもらえたら、なんて思ってます。
ルール変わったんだよね、後半に跳ぶジャンプのボーナスは制限されたんじゃなかったっけ?じゃあもう以前のような点は出せないのかな。


22:マエ・ベレニス・メイテ
何着てもカッコイイな!そして決まったジャンプがまたカッコイイんだよ!高い!今日はとても落ち着いていて、すごくいい演技でした。最終滑走のプレッシャーなど何のその、という感じでしたね。本人も渾身のガッツポーズ!そのポーズもカッコイイんだよなー。キスクラも嬉しそうでかわいい。


結局優勝はテネル。おめでとう。しかし初戦とは言えメドベージェワが優勝しないとは…。大きなミスもあったし仕方ないけれど。ルール改正諸々で、今シーズンは色々読めないですね。緊張感を持って観戦できそうです。

結局女子も最後まで全部見てしまった。8時間くらい見ていたのか私は…。悲しいことに暇だったしな(泣)。でもこのブログは私のポートフォリオとして、そして競技等々を見ての熱い想いを大切にしたためる場として大事にしてるので、手は抜かない。全力投球です!なので読んでくださる皆様にはとっても感謝しております。

そんなところで、また明日以降、アイスダンスと男子のフリーでお会いしましょう。ちなみに今回の記事はほぼすべて観戦中に書き上げてしまいましたが、いつものようにのんびりと載せております(笑)。


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オータムクラシック2018雑感③

男子のショートプログラムだけ見たらさすがに寝た方がいいかな、と思ったのですが、全然眠くならなかったので、適度に休憩挟みつつペアも女子もフリーを見ました。と言ってもどちらも第1グループの選手は休憩しててほぼ見てなくて、第2グループからの感想です。第1グループの選手の皆さん、ごめんなさい(泣)。

ペア・フリー

色々チェックしながら結局ペアも見ました。あまり地上波で見る機会ないから楽しい。5組しか出場してないのね。ボーッとしてたら始まってしまったので最初のペアの個別の感想がなくてすみません。
2番目に滑ったペア(お名前見てなかった、すみません…)素敵だった。なんか幸せな雰囲気。


てなわけで第2グループだけざっくり。


3:ヘイヴン・デニー&ブランドン・フレイザー
女性の方が何でもないところで尻餅をついちゃったけど、何かに引っ掛かっちゃったのかなあ。デススパイラルが超スレスレでかっこよかった。


4:ヴァネッサ・ジェームス&モルガン・シプレ
彼らはモノトーンの部屋にピリッとスパイスのきいた小物の置いてある超ハイセンスなインテリアという感じ(←意味不明)。スロージャンプ1本はいいジャンプだったのにもう1本が…。全体的にまだシーズン序盤という印象。


5:カーステン・ムーア=タワーズ&マイケル・マリナロ
大歓声のもと出てきたと思ったらジャンプがボロボロ…。どうした。最後のスロージャンプは決まってホッ…。でも2位だったのね。

女子・フリー

第1グループはぼやっとしてたら終わってました(泣)。すみません(泣)。というわけで女子フリーは第2グループからの感想です。

第2グループ

6:ジョセフィン・タルジェガード
お名前これでいいのかな、間違ってたら申し訳ない。
アランフェス。細かいミスは見えたけど、全体的にいい演技だったのでは?スピードもありましたね。何かに焦がれて苦しむような感じはなく、たくましく生きてそうなアランフェスだったけどこれはこれで(笑)


7:ネッタ・シュライバー
シェヘラザード。髪は纏まりきらなかったのか。アップになると目立つかも。転倒もあったけど、全体的にちょっと荒かった気がする。最後までどうしようもなく崩れてる感じではなかったけど…。まだシーズン序盤ですし、これからこれから。


8:アナステイシア・クワン
彼女もお名前がよくわからず、すみません。
ジャンプのミス云々以前に、全体的に動きが小さいというか、神経が行き届いてないように見えた。せっかくの美しい曲なのにもったいない。でも笑顔で滑ってて、見てて穏やかな気持ちになれるのは良かった。是非その雰囲気を忘れないで欲しいなあ。


9:アンドレア・モンテシノス・カントゥ
すっごく綺麗で素敵な衣装。水滴がきらきら降ってきてるみたい。
コンビネーションジャンプは前半に固めてしまう作戦か。そこそこいい出だしに見えたけど後半は疲れたのかジャンプが抜けまくり…(泣)。でもキチッとジャンプがハマればとてもいいプログラムになりそう。


10:ソフィア・デル・リオ
これまたかわいい衣装。色が綺麗なピンクですごくかわいい。演技はジャンプがどうにもこうにも…。曲からして少々動きが荒くてもいいプログラムに思えるので、調子のほどがどうだったのかはわからないけど、ちょっと余裕がなく見えたのでまた頑張って欲しい。最後のポーズが面白いです。何のイメージなんだ?


長くなってきたので、第3グループ以降はまた明日。


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オータムクラシック2018雑感②

はてさて、昨日の続き、男子ショートプログラムです。

第3グループ

羽生君がジャージ脱いだ瞬間悲鳴上がったのはわかったけど、カメラが遠くて詳細がわからん(笑)。本番までのお楽しみ?あのひとりだけ可憐な女子みたいな人だよな…?あわわ…。


13:チャ・ジュンファン
さすがオーサー門下、ピタッとスキがない!綺麗なジャンプ、コンビネーションのセカンドは間髪入れない。全体的な完成度が素晴らしく、ほわー、と見てる間に終わっちゃいました。オリンピックの時にはまだあった粗削り感がなくなっててすごい!うおおお高得点出たああああ!


14:ハリー・マティック
個人的には安心してスケートに使える曲って感じのテイクファイブ。あああでも最初のジャンプ豪快に転倒…。あとのジャンプは綺麗に決まってたと思うけどコンビネーション…。あったっけ…?後半は盛り返した感じでステップかっこよかった。


15:羽生結弦
あああああ本当にフリルなやつだったああああ…。これ死人が出るやつ…。
何でもないようにサルコウ。力を抜いたようなイーグルが何とも気だるくてこれ死人が出るやつ…。アクセルの幅…!ホント何でもないように跳ぶよな…。
コンビネーションはファーストの着氷が羽生君にしてはちょっと、という感じ。でも大きなミスはなく。ステップの前に笑ってたのはジャンプが悔しかった時のあの笑いに見えましたが実際は何だったのか。スピンは元々上手い選手だけどなんか気だるくていい。
全体的に「晩秋」というイメージ。すっっっごく深い秋のにおいの中で一瞬だけ出会った、彫像のような美少年が忘れられなくなるような…。って、それいつかのNHK杯のジョニーじゃないか…!!もうこの時点でジョニーのプログラムを彼がそのまま自分のプログラムに取り込んだのだと私は感じ取った。
ああこれ、シーズンが進んで演技も深化していったら間違いなく死人が出る。肉体的な死ではなく、羽生結弦という手に入らない美に恋い焦がれて心の平穏が死ぬ人々が現れる。特にそれが男性だった場合は心の一部の一生を彼に捧げることになるでしょう。女はいくら好きでも結局忘れるからきっと大丈夫よ…。私のようにたぶん脳が男に近いとわかんないけど←男って言うかオッサンだ貴様は
この人もうすぐ24歳の成人男性のはずなんだけどなあ。もう年齢わかんねえ…←震える声

意外と点が出てないなあ。なんかやらかしてるかな。これ書いてるのわりと競技直後でプロトコル見てないのよ。まだまだ最高の時の羽生君じゃなかったしな。羽生君の例年の初戦にしてはまずまずだったと思うし、楽しみは取っておきたいからね、ふふふ…。
今年こそ競技の羽生君を生で見たいんだけど、果たしてそううまくいくだろうか(涙)。
ってなあたりでプロトコルチェック。スピンがひとつ得点丸々ないな。加点ももっと出るだろう。羽生君が当たり前に滑れば当たり前に無上の世界が拡がる。それは得点だけで計れるものではないが、得点という形で目視できるのもまた事実ですからね。

テレ朝系が地上波でもノーカット放送をやるだろうと信じていましたが、案の定でしたしギリギリ見逃さずに済みました(放送直前にうたた寝から目が覚めた。奇跡)。少し大きな画面で見ると、気だるい中にもスピードがあり、手に入らない美少年の秋の空気のように冷たい横顔を芸術として見つめながらも、スポーツとしてのスリリングさや冷静な視線にも満ちている、そんなプログラムに思えました。これは…。絶対ロステレコムで滑るべき。今年エントリーされてて良かった。わけわかんないですがそう思います。
そして、試合が楽しいとか絶対勝ちたいとか、楽しそうな羽生君にやっぱりワクワクしてしまうのだった。そもそも、この人オリンピック連覇しといてふっっつーにチャレンジャーシリーズから出てるんですよ、休養もせずに。いちばん欲しいもの、いちばん必要なものがスケートだってことでしょう。そして本当にスケートが好きなんだよね、きっと。だから羽生君を応援するのは楽しいんですよ。ジェットコースターでもね。

そうそう、テレビでのノーカット放送を見て、羽生君のショートに私はジェフの姿も見てしまいました。ジェフが振付してるので当たり前なんですが、それだけでなく、若い頃のジェフの端正な横顔と端正なスケートも浮かんだんですよ。ジェフやジョニーが現役で、最盛期だった頃、男子のフィギュアスケートは本当に面白かった。世界各国の、個性的で美しいスケーターがそれこそ山程揃っていた。ステファン、ジュベール、ライサチェック、トマシュ…。今の現役スケーターの皆さんもとても面白いし好きだけど、あの頃の男子はちょっと別格なんですよね。そんな郷愁みたいなものも秋の風にのって漂ってるような気がしました。


16:チャドウイック・ワン
ジャンプが手をついてしまったりしてなかなかうまくいかない。コンビネーション結局入らなかったのかな、ううううん…。全体的に疲れてるような演技に見えたので、また元気に頑張って。


17:サミュエル・マカリスター
彼もテイクファイブ。定番の曲だけど、同じ大会でかぶるのは珍しいような。ああジャンプ1本転倒してしまった。たぶんそんなイメージじゃないんだろうけど、ハードボイルドになりきれてない探偵みたいな、ちょっと必死な印象。最後のポーズが面白かった。


18:コナー・ステイクラ
髪型が面白いな、とか思ってたら髪型からは想像もつかない選曲だった、月の光。ジャンプすべて成功!全体的に柔らかさがあって流れるように進み、ぼーっと見てたら終わってしまった。素敵だな。スピンがいいですね、やっぱり柔軟性が高い選手なのかな?


結局クリケットの選手で上位独占か。今年もクリケット帝国は磐石の様子である。そして結局キスクラはジェイソンしか映らなかったような。

全員じゃないですがペアも女子も続けて見たので、明日はその記事です。フリーの記事はまたそのあとに。

オータムクラシック2018雑感①

真夜中だし起きていられる自信がなく、今年も羽生君だけはどこかがノーカットで放送するだろうしそれを見たらいいかな、なんて思っていましたが、前日の夕方に突然眠くなって寝てしまい(眠くなったら逆らわず寝ることにしてる←その方が頭はっきりするし)、目が覚めたら22時過ぎ。そのまま眠くならないので、オータムクラシックを第1グループからがっつり視聴することに決めました。
ソルトレイクシティーオリンピックからのファンだけど、環境がイマイチだったことや知識がなかったこともあり、ライブストリーミングはほぼ見たことがなかったのです、実は。だからライブストリーミングを視聴しての観戦記事は実は初めてです。初挑戦でワクワクしております。
プロキシをいじってどうのこうの、という話は聞いてたけど、それ何かあったら怖いし私みたいな素人は手を出さないのが無難だな、と見送っていましたが、公式に配信してくれるのなら安心ですね。

女子のショートプログラムのあった日は寝てしまったこともなどあり(泣)、さすがに全カテゴリーは難しいですが、今シーズン最初に掲載する観戦記事になるかと思いますので、どうぞ最後までお付き合いください。

ではでは、男子ショートプログラム、スタート!

第1グループ

ファンファーレの音から見られるのやっぱりワクワクするなあ。6分間練習は画面がちっちゃいのでよくわからないけど、レイノルズの方のケヴィンが不思議な髪型なのはわかった(笑)。


1:ケヴィン・エイモズ
かっこいい曲で滑り出したと思ったんだけど、最初のジャンプで転倒…。次のジャンプもすっぽ抜けてしまった。カウンターからのトリプルアクセルは着氷でふらついたけど決まってホッとしたが、これコンビネーションが…。クリムキンイーグルが最初の方から入ってたり細かい技が面白くて、身体能力の高さを感じるだけにジャンプが残念な内容に(泣)。本人も滑り終えて暗い顔…(泣)。


2:アドニス・ワイ・チャン・ウォン
2番目のジャンプが着氷でかなりグラッとしてしまったが、ジャンプは一応全部成功かな。全体的に体が重そうというか、スピードがなかったのが残念。
キスクラは映らないのね。得点も音声しかないので聞き逃すと順位わかんないな…。


3:アンドリュー・ドッズ
ジャンプで豪快に転倒してしまった…。でもなかなか個性的なスピンが多くて見ごたえあったなあ。うううーん、点が出てない?


4:マーク・ゴロニツキー
綺麗なアクセルから入ったけど、単独ジャンプの着氷が…。コンビネーションも何とかセカンドつけた、って感じでしたが全体的にはしっかり滑ってたのでは。採点はちょっと時間かかってる?いやこんなものか?


5:ジョーダン・ドッズ
いきなりスピンから入る面白いプログラム。あああ、コンビネーションのセカンド転倒しちゃった。次のジャンプはふわっと綺麗に着氷。でも最後のジャンプでまた転倒(泣)。曲に合わせてのことなのか、全体的にふんわり優しい演技でしたね。結構好きかも。


6:ケヴィン・レイノルズ
コンビネーション成功!単独も!アクセルだけはドキドキしたがこれも成功!ジャンプ全部成功(涙)!ステップも雰囲気たっぷり、スピンも速い。気がついたらケヴィンの世界に絡めとられてた。もうベテランのはずなのに若々しく見えるなあ、なんて思ってたがやっぱりベテランの滑り以外の何物でもない。
最初のシャリーンって音からもう世界に入っていける感じだったけど、曲の雰囲気がケヴィンのファンタジーっぽさにピッッッッタリ。これは今シーズン素晴らしいプログラムがきたんじゃないか?今シーズンもケヴィンの演技が見られるというだけでもう泣けるのに(涙)。
でも点は出てないような…。4回転2本入ってたと思うんだが。うーん、回転不足かな。それでも暫定1位。

第2グループ

6分間はボーッとしてたら終わっちゃった…。


7:ジェイソン・ブラウン
誰だっけこのスケーター、とか一瞬思っちゃったよ、髪型違うだけなのに(汗)。
小気味良く音に合わせた振付、ピタリとぶれずに回転の速いスピンに、美しいジャンプが加わればジェイソンは無敵だよねえ。ジャンプ全部綺麗だったけどトリプルアクセルは高さもあって素晴らしかった!新しいジェイソンですね。
ここからキスクラ映すことにしたのかな。かなり画面乱れてたけど。


8:ローマン・サドフスキー
高さのあるジャンプなんだけど、コンビネーションのセカンドがギリギリだったり手をついたり。ああアクセルは転倒してしまった…。曲はゆったりしてたけど全体的にシャープな感じ。でも素敵な振付色々入ってましたね。
おや、キスクラの中継はジェイソンだけだったのかな…。


9:ジュリアン・ジー・ジエ・イー
ジャンプ全部綺麗に成功!アクセルの助走もきっと雄大な曲に合わせてってことで…。ジャンプがうまくいったからか、演技がノッてきたのがわかる。ステップもすごく雰囲気あったし最後のスピンの入りも音を拾ってる感じ。映画のスタッフロール見てるみたいでめちゃ素敵…!いい演技でしたねえ。


10:べネット・トマン
衣装はスケスケのシマシマ…?なかなか新機軸な…。
最初のジャンプは跳んだ瞬間ヤバいと思ったがやはり転倒(泣)。でもコンビネーションとアクセルは成功してホッ。まだまだ良くなりそうなプログラムに見えたのでシーズン通して磨かれていくのが楽しみですね。


11:ディエゴ・サルダナ
精悍な顔つきだなと思ったら曲も精悍な感じ。ジャンプはアクセルはまあまあだったけどあとは調子が良くない印象だし、全体的にスピードがなくてどうにか振付をこなしてるように見えたけど、最後のスピン連発で目が覚めた。なんて面白いスピンの数々!ラストはビールマン!柔軟性があるのかな。なんか面白い選手。気になる。


12:ヤマト・ロウ
お名前からして日系なのかな。ジャンプは1本すっぽ抜けてしまった…。ステップアウトもあったし得点は厳しいかなあ。でもシンプルだけどかっこいい衣装で、ステップの動きのかっこよさは衣装の効果も大きいように思えた。ところでパンツをグレーにするのは流行りなのか?なんか多いような。


とっても長いので(汗)、第3グループはまた明日。

何故始めましたと言えば冷やし中華なのか←本文の内容とは一切関係ありません

2016年9月23日に始めたブログも、3年目に突入いたしました。毎日のアクセス数が一桁というのも珍しくなかった1年目に比べると、たくさんの方に見ていただけるようになり、たいへんありがたく思っております。アクセス数の増やし方のノウハウをレクチャーしてるような方から見れば鼻で笑う数字だと思いますが、こんなほとんど画像も載ってない、どこのどいつが書いてるかもわかんない偏った内容のブログをこれだけ読んでもらえてるって、私には十分ありがたいことなんですけども…。うん。

1日1記事ずつアップしていこうかな、と決めて2年間実行してきました。2年間毎日更新したら730記事にもなるんだ、と改めてびっくりしています。忙し過ぎてどうしようもない、という状況になるまでは続けたいと思っておりますが、そんな日は来ないと思うので、とりあえずできるところまで粛々と続けます(笑)。


さて、3年目を迎えるにあたって、以前少し検討したもののすっかり忘れて放置していた「ブログの分割」を実施します。

メインはこのままはてなブログに置きます。特に大きな変化はなく、フィギュアスケートのことやたまーにゲームやマンガのこと、どこかに出かければその体験日記的なもの、はてなのお題が面白ければ答える、という今まで通りの内容で続けます。毎日更新も可能な限りは続けていこうと思っています。

で、これまでにも時々混ぜていた、自分自身についての本当にプライベートな内容(スケートやゲームのこともプライベートな趣味と言えばその通りなんですけどね)を、はてなブログではなくnoteに綴っていこうと考えています。

noteの存在は知っていたし、最近はてなから移行していく人が多いけどそんなにメリットがあるのかな、なんて気にはなりつつ、せっかく少しずつでも読んでいただけるようになってきたはてなブログをわざわざ閉じてまで移行する必要性はまったく感じなかったので、検討はしていませんでした。何より「変なボタン押したら課金されそう」と思うと怖くてnoteの記事をほとんど読んでもいなかったんですよ(汗)。有料で販売されてる方たくさんいらっしゃいますよね。払う余裕一切ないので、うっかり寝落ちして変なボタン押したら…、と思うと開くのも躊躇ってまして(汗)。私自身有料で記事を販売する気持ちは一切ないですし…。

でも、そんな心配は不要で(笑)、普通のブログのように利用してる方も多いし、文章を読むのが好きな人がユーザーに多い印象だ、といったことを教えていただけまして、今後の自分の方向性的なものも踏まえて、ひとつプラットフォームを増やすという決断に踏み切りました。


以前から読んでくださってる方はご存知かなと思いますが、私はなかなかに底辺人生でしてな(泣)。今もなかなか這い上がれず、地の底でもがいております…。
そういうネタは山程あるんですけど、自分自身の心もかーなーりー抉る内容なのでなかなか書けず、それでもたまに書いてはいましたが、ちょっと闇の濃度が高過ぎて浮いてるな、と気にはなってたんですよ(笑)。基本的に私は笑いに走ってしまう人間なので(笑)、そのノリで読んでたら落差が激しすぎて面食らうだろうし、スケートの記事などを読みたい人には私の個人的なことはまったく興味ないだろうし。
ただ、そういう記事を読んでくださってる方もいらっしゃるし、私自身も感じてることなのですが、「その人自身」が見える方がブログって面白いんですよ、絶対に。少々重い内容だったとしても、その心の叫びに親近感を持ったりするんですよね。そういうのは嫌いだ、明るいことだけを書け!っていう声も聞くけど、それはその人の趣味の話で合わせる必要なくね?とぶっちゃけ思ってたりしますし…。実際、個人的な内容の記事の方が反応があることも少なくなかったりします。

けれども、決してそういう人ばかりではないのですけど、フィギュアスケートのファンには難しい人が多いのも事実なのですね。私自身にも経験があるし、そこそこ長くファンを続けておられる方はきっと、今頷かれていることだろうと思います…。
選手たちが子供と言ってもいい年齢のケースが多いせいなのか、王子様やお姫様のように感じて自分の理想を重ねてしまうのか、それはただの思い込みでは?という思考の元動かれる方が少なくなく、自分が正しいと信じて疑わない人も少なくなく…。インターネットという世界は、どこか狂っていても受け入れてくれる懐の広い世界で、自分でも気付かないくらいに自己愛みたいなものを肥大させた人も大手を振って闊歩していて、フィギュアスケートの世界はもしかすると特にその傾向が強いかもしれない。一度「地雷」を踏んでしまうと、容赦なく心を潰しにかかってくる。テレビの中の選手や関係者、インターネットの向こうのファンを、血の通った人間として認識していないのでしょう。
できるだけ選手のいいところを見つけて感想を言いたい、というスタンスで書いてますし、批判っぽくなる時は根拠もちゃんと述べてるつもり。ただ読んでる人がいないだけ(笑)かもしれませんが、おかげさまで今のところブログは平和ですし、せっかく大切に続けてきたブログを壊されたくもない。スケートのことで意見の相違が起きるのならともかく、自分自身のプライベートな内容でブログが崩壊するような事態は避けたい、と思うようになりました。一時、崩壊の危機が忍び寄ったことがあったんですね…。食事も喉を通らないほどになり、自分を守るために崩壊させたものもありましたが、このブログはほぼ壊れることなく守ることができました。しんどかった…。
自分の意見をどうしても通したい、相手の意見を待ったりじっくり考えて検討したり時間をかけることができないイライラしてる人にとって、長文のブログは面倒でそもそも目を通さないのかもしれず、だから崩壊させずに済んだのかもしれないですね。でも、逃げるつもりも折れるつもりもまったくないですが、防衛はしておくべきかも、とずっと考えてはいたのです。「彼ら」にとっては問題があるのは私の方なのでしょうし、100%私が間違ってないと言うつもりもないですけど、だからって壊れるまで相手の心を潰す権利なんてないはず。そのことに気が付かない人と戦うのは人生の無駄遣いだと思いました。本当に笑われてる「痛い人」は、「痛い人」を見つけて笑ってるつもりの方だっていつか気が付くのかな。本当は、誰であっても追い返すようなことはせず話を聞いてから、と思ってるけど、今の私には話が通じない人と戦う気力がないです、ごめんね…。


そのような想いもあって、以前いただいていた「ブログを分けた方がいいかもしれない」というアドバイスに従う時が来たのかな、と思ってはいたのですけど、このまま毎日更新を続けたい、という気持ちが強かったし、何より、じゃあ具体的にどうすれば?というのがわかってなかった。けど、後者について思いもかけずとても大きなヒントをいただきまして(ありがとうございます!いろーんな意味で大感謝です…!)、これはもうやるしかないな、と決断した次第です。
noteの方ははてなブログほど力を割かず、気まぐれに更新していこうかな、と思っています。読んで欲しいことははてな、自分自身の紹介とか心の叫び(笑)とか近況報告的な、これ誰が読むの?(笑)的な内容はnoteかな。そんなにパッキリ分けるつもりまではないですけど、フィギュアスケートのことはnoteには基本的に書かないかもしれない。反対に、スケートに興味はないけど私に興味がある、という奇特過ぎる方はnoteを読んでいただく方がいいかも。いないと思うけど(笑)。

悲しいことに暇なので(泣←死にそうなのでまずいんだがな…)、しばらくはnoteも1日1記事くらいでがしがし更新するかもしれません。自己紹介がてらマイヒストリーでも載せていこうかと。誰が読むんだ(笑)。そういう誰も読まない記事を嬉々として書いていきたい(笑)。noteってあんまり検索に引っ掛からない(という印象があるのですけど)からちょうどいいかもね。
ちょうどはてなブログ開始の日と合わせられそうなので23日から、と考えていたのですがオータムクラシック疲れで爆睡してしまいまして(笑)、一応本日からの予定です。登録は昨日したから、まあ合わせられたことは合わせられたかな…。オータムクラシックの記事はもう完成してるのでぼちぼち載せます。旅日記はやはり時間かかりますが、テレビ観戦記についてはブログ開始時に比べると書くスピードがかなりアップしたし、視聴環境が飛躍的に良くなったこともあってスケートの記事をたくさん書けるようになったのもブログ分割に踏み切った理由ですね。


勝手に名乗ってはいるし何もしてないわけでもないのですが、今のやり方ではライターとして生活していけるようにはならないし、結局諦めるしかなくなるな、と思い詰めていたのですよ…。自分の傾向諸々を考えた時、自分の文章を発信できる場を増やした方がいいのだろうか、でもどうすれば、と悩んでいた背中を押していただけた。この決断がどう転ぶかはわかりませんが、とにかくやってみよう、と思っています。
どうせ書くなら、生きた文章を書けるライターになりたい。今はたぶんまだ修行の時期だからそんなことばかりも言っていられないけど、何となくでも抱いた方向性はぶれずに持っておきたいのです。

…で、ここでまたいつもの(汗)ネタなんですけどね、私に「ブログを分けた方がいいかも」とアドバイスしてくださったのは、時々ネタにさせていただいてる手相鑑定の方、だったのですよ。なんと(笑)。しかも「フィギュアスケートのこととプライベートなことで分けた方が」というアドバイスだったのですよ、なんと(笑)。
いやいや面倒だし、と流しちゃったんですけど、結局こうなっちゃったよ!手相当たり過ぎなんですけどー(笑)。手相ではなく僕の個人的な意見、とおっしゃってた気もするが、たぶん何も感じ取れないのにまったくの個人的な意見を述べたりする方じゃないんじゃないかな、とも思うので。仮にホントに手相まったく関係なかったとしても、何でそんな話が突然出てきたんだろう、って今思い返すと不思議なのですよ。
これはもう、大きな仕事をやるようになるという鑑定が当たる予感しかないですね(笑)。でもあと半年くらいはギリッギリのギリッギリ、というのも当たりそうです(泣)。今まさにそうですし(泣)。いやだー、ホームレスだけはいやだあああああ!


そんなわけで、noteの方にも遊びに来てくださいね。もちろん気が向いたらでかまいませんので。3年目のうさぎパイナップルも、これまで通りどうぞよろしくお願いいたします。

noteはこちら↓
note.mu


ついでに、ツイッターもやっております。ブログの更新情報を呟いたりしてます。時々うるさいけど、ブログに注力してるのでしょうもないことしか基本は言わないです(笑)↓
https://twitter.com/pineappleusagi

「10/6引退 町田樹の軌跡」雑感

9月15日にBSジャパンで放送されたまさかの町田樹引退特番。これまでにジャパンオープンとカーニバル・オン・アイスで滑ったプログラムを一挙放送。
たったの30分ですが、放送されないのとされるのでは天と地ほどの差。何故なら、テレ東が入らない地域にお住まいの上、長年BSも見られなかった私には、町田君が現役引退してからのプログラムをほぼ目にする機会がなかったのです。だからもうかぶりつきで見ました。
そう、なのでもう何年も、ジャパンオープンとカーニバル・オン・アイスは放送そのものを見られず遠い世界の話になってしまっていたのですよ…。もちろん会場に行きたかったですとも(泣)。実はどちらも結局一度も行ったことがないのですよね…。


★2015年 カーニバル・オン・アイス
「継ぐ者」

シューベルトの曲。ジャンプ綺麗…。6種類7本だそうである。引退翌年だったからできたプログラムかも、と本人。私は町田君の演技の中ではジャンプがいちばん要素として好きなので、めっちゃガン見してしまいました。
少しカットされてるのはしょうがないかな。30分しか時間ありませんしね。


★2016年 ジャパンオープン
アヴェ・マリア

使用したのはライブ音源だそうです。冒頭だけ?いや全部だよね?会場の特性を活かしたプログラムだそうで、ちらほら話は聞いてたけど、本格的に実験的なプログラムに挑戦し始めた頃なのかな、と思いながら見ました。
ジャンプがまったくないプログラムだそうだが、「排除」って言ってたのが何とも独特。無機質なような有機的なような。スパイラルがすごい、見所ですね。


★2016年 カーニバル・オン・アイス
「あなたに逢いたくて」

私は町田君のジャンプが好きなんだよ、やっぱり。だからジャンプが入ってる方が嬉しい。個人的にはだけど。
しかし、ものすごくいいプログラムでびっくりした。町田君の新しいプログラムが松田聖子だと聞いた時、「お母さんがファンなのでは?」と私と知人は勝手に想像していたのですが(笑)、いやこれ普通に本人が好きなんじゃないかな、この歌が。思い入れというのかな、本人がすごく楽しんで滑ってるのが伝わってきたから。

これは本当に私の勝手な印象なんだけど、町田君ってものすごくいい意味で「普通」なんだと思うのですよ。成績がふるわなかった頃から、この人は絶対世界の舞台で活躍できる人だってずっと信じていたけれど、でも天才肌でもなければカリスマでもない。だからこそ、「普通の人」でしか持ち得ない感性で演技を構築できるのでは、と思ったのです。
映画館で映画を見たあとって、何だか主人公のような気持ちになって映画館を出てきたりするじゃないですか(笑)。フィギュアスケーターには「映画に出演してる側」の人が多いけど、町田君はそうじゃなく、映画館の椅子に座って主人公に思わずなりきってしまう側の人なんだと思うんですよ、たとえて言うならば。それは才能が無いとかそういう意味ではなくて、「映画の中の人」になれるスイッチを持っている普通の人、というイメージ。どんなに映画の世界に憧れても、その世界を実際に実現できる人はそうはいないんです。天賦の才があり、どうしてもその世界に導かれていく人と、その世界に近付き再現できる感性と能力を持った人だけが、スクリーンの向こうに行ける。町田君は後者で、ワクワクしながら映画を見ている人の気持ちを保ったまま映画を作っている。だからこそ観客に届く。ひとりの、等身大の人間の人生として。
「Don't Stop Me Now」や「白夜行」、そしてこの「あなたに逢いたくて」は、そんな町田君の等身大の良さが最大限に出たプログラムだと思うのですよ。物語の主人公を演じながら、そこには物語を必死で見守っている観客の目線が同時にある。その「普通の観客のまなざし」みたいなものも、彼が実験とも言うべき独創的なプログラムを生み出す原動力になったのかなあ、なんて。

日本のショーだけでもいいから、もっと日本語の歌詞の曲で日本のスケーターには滑ってみてもらいたいなあ、と私はひっそり思っているのだけど、それは歌詞が理解できるからこその観客への「届きやすさ」があるから。けど、届きやすいがゆえに実は大きく求められるであろう「表現の力」が必要だとも感じている。表現に長けたスケーターならば、その歌の物語や言葉の美しさまでもスケート靴の刃に乗せて、リンクを超えてどこまでも広げていけると思うのである。日本人スケーターが日本語の歌で滑ることへの可能性を最初に感じさせてくれたのが、高橋君がアート・オン・アイスで滑った「Another Orion」。高橋君という素晴らしいスケーターの演技だったからということもあれど、これが出来るなら、日本語の歌での演技にはまだ開拓されていない可能性がもっとあるんじゃないかと思ったのですよ。
その私の勝手な期待感を、最大限に満足させてくれる演技だな、と感じました。きっと町田君なりに歌の世界を噛み砕いて、なおかつ歌の世界がシンプルに彼の体を触媒にして広がるように構成されているのだと思った。そして、この路線で滑る姿をもっと見たかった、と思ってしまった。彼の決断を尊重する意向ではあるけれど、素直にこう書いてしまいたいほど、ものすごく残念に思ってしまった…。

実はこの歌、歌詞全部覚えてます。二番の歌詞がものすごく、本当にものすごく好きだったから。この歌と福山雅治の『最愛』は私の人生にずっと寄り添い続ける曲だと思ってる。人生など求めても得られないものばかりで、それでも心を去らない深い想いに墓標を立てるために、文学や芸術、音楽は存在するのです、きっと。
ものすごく綺麗な解釈をすれば、町田君にとっての「あなた」は現役のリンク、なのかな、とやはり思う。2014年の長野での「Je te veux」に感じたことと同じなんだけれど。あの赤いスカーフが、競技としてのフィギュアスケートに思えたのですよ。少なくともあの日のリンクで、町田君が共に滑っていたその相手は…。

しかし、今これ流されたら町田君ファン立ち直れんだろ…。半年くらい経った時の町田ファンの心境だぞこれ…。


★2017年 ジャパンオープン
ドン・キホーテ

全3幕の大作。ひとりで3幕構成って、どんだけ斬新なんだ。
本人の解説によると、1幕は「技のバジル」、2幕が「夢見るバジル」、そして最後の3幕が「祝祭のバジル」。3幕構成にしたのは、バジルの内面の多面性を表現するためだとか。さらに過去のフィギュアスケートの名作から振付を引用しているそうで、解説を聞いているだけでも情報量がすごい。何も前知識の無いままの鑑賞、自分なりに解釈してからの鑑賞、本人の解説を受けてからの改めての鑑賞、と何重にも楽しめるはず。3幕はスピード感もすごかった。


★2017年 カーニバル・オン・アイス
白鳥の湖

こちらも3幕構成。ジークフリートをめぐる物語を時系列に演じているそう。純白の氷を湖に見立てたとか。相手がオデットじゃなかったのにびっくりしてる振りとか、演劇の世界をそのまま氷上に持ってきたという感じ。
3幕は「ジークフリートの死あるいは永遠の誓い」がテーマ、という話だったかな。この3幕で初めてジャンプが入り、それはジークフリートの決意を表しているとのこと。だったと思うんだけど記憶違いだったらすみません。
ラストは白い羽を手に再登場。やはりジークフリートも死んで終わるらしい。この時1回だけの演技だったそうで、見られた人は一生の思い出になったのでは。ショーだからこそ可能な思い切ったプログラムで、これは見た人が虜になるのも仕方なかろう、と思ったよ…。


最後のプログラムは現在鋭意制作中、音楽は内緒だとのこと。是非箝口令でお願いしたいですな。楽しみはギリギリまで取っておきたい。もうこれで最後なのですから…。どっちも楽しみなテーマですし、めっちゃ会場で見たいです。めっちゃ見たいけど圧倒的に絶望的な諭吉不足である…。人生最強レベルに諭吉がいないし。住むところ無くなるんじゃね?ってレベルだし。冗談じゃねーんですよこれが。「是非会場でご覧ください」ってな、私も行きたいんだよおおおおおおおおおおまちだあああああああ(血の涙)

しかし、プロ引退を決めてから色々と心境の変化があったのか、町田君の露出が急に増えたような…。現役の頃はローカル番組にこれくらい気さくに出てくれてた気もするけど、全国区の番組にもこうして出演してくれるのは本当にありがたい話ですね。現役引退直後には正直今の状況は考えられなかった。もう表に出てこないのでは、とすら思うほどでしたし。


…ほとんど聖子の話になってしまった(汗)。聖子だけで独立した記事にしようかと一瞬思ったけど中途半端なのでもうこのままで…。しかし聖子いいプログラムだったな、また放送して欲しいなあ←録画機器がない←ついでに再生専用デッキも壊れました…
30分の番組だったけど、3時間くらい見てたような密度の濃さでした。さすがに不可能だろうと思ってるけど、こんなん見るとジャパンオープンとカーニバル・オン・アイスに猛烈に行きたくなるなあ(涙)。渾身のレポート書く自信ありますけどね…。仕方ない、床から石油が噴き出してくると信じて掘ってみるか←おなかが空きすぎて起きたまま寝言を呟いています気にしないでください←泣

730回の糸紡ぎ

本日で当ブログ「うさぎパイナップル」は開設から丸々2年です。明日から3年目に突入します。もがいている時期に始め、まだもがいている状態なので、長い2年間でした。あっという間、という感覚はないですね。ひたすら耐えて、地道に積み重ねてきた感じです。

一応、2年間毎日更新してきました。過去に友人知人に読んでもらうためだけに書いていた、全国のアイスショーに出掛けては綴っていた旅日記を修正して載せていたため、完全に新しく書いた記事は1年分くらいかなと思います。結構大幅に修正したり、初期に書いた記事などは文章力がどうこう以前にテンションがおかしすぎて(汗)ものすごく修正に悩んだりもしてるので、過去の文章を利用していたとはいえ、そんなに楽をして更新できた感覚は実はなかったりして。
過去のものや書きためていた旅日記もそろそろストックがなくなってきたので、毎日更新もどこまで続けられるかわかりませんが(基本は書きためておいて予約投稿)、そろそろフィギュアスケートシーズンも本格化。毎週末グランプリシリーズに大騒ぎする日々が待っています。既にB級大会も、ジュニアのグランプリシリーズも始まってますし、書くことはきっといくらでも出てくるだろう、とワクワクしていたりもします。

この2年の間に「今の自分にできるものはほかにない」とライターを始めました。理由を話せば長くなる…、ので今回は差っ引きますが(体調的に通勤に耐えられず在宅で働くしかないかなという現状とかまあ色々)、ブログを続けていたことがライターの仕事にも結局続いてたんだな、と実感する日々です。ライターとしてはスタートラインに立ったばかりで、これでやっていけるんだろうか?と不安になる毎日ですが、信じてやっていくしかないな、と思ってます。
このブログは1円も生まないけれど、それでも毎日更新しようって思えるってことは単に書くことが好きなんですよね(笑)。自分の書きたいものを自由に書いていいわけだし。見てもらえなければ確かに意味はないけど、見てもらえなくても勝手に楽しく書いてようと思ってます(笑)。


ついでにちょっと体調のことを書いておくと、おそらく持病に起因する貧血が、春に受けた健康診断の結果からしても明らかに悪く、どうも輸血だ入院だという話が聞こえてきそうな数値らしいのでひやひやしてます。そんなお金ない。払えませんよそんな大金!だからその前に何とかしないとやばい。
数年前に悪化し始めた頃に鉄剤を処方されたのですが、激烈な副作用のためとても続けられず、サプリメントを服用していたところ生活が苦しく費用が払えなくなって今に至ってしまい…。
鉄剤がダメなのでついに注射に通うよう指示され、実際注射後は体が軽くなった感じもあったのですが、2回ほど通って放置。病院に回せるお金がない…。長年治療している持病の検査も貧困により断り続けていて、「これだけ体調が悪いのに」と医者に嘆かれ、でも「何年も前から周囲に助けは求めているが、自力で何とかできないのなら死んでくれという話のようです」と答えるしかなく…。
自力で何とかしようとし続けてきたし今もそのつもりなんだけど、近所のスーパーに行っただけで帰宅後に動けなくなる状況を抱えていても「普通の人と同じように頑張れ、頑張れないあなたが悪い」と言われるのはごめんなさい、さすがにきつい…。私だって動けるものならバリバリ働きたい。でも言うことを聞かない体。つらい…。かと言ってまったく何もできないわけでも要介護とかでもないわけで、いちばん理解を得られないパターンと言えばそうかもしれない。
「あなたは体調が悪くて人に迷惑をかけるのを当たり前だと思ってる」という上司の言葉に心が折れて以来、紆余曲折しつつ、もはや性格の問題と言い切れるのか悩むくらい恐怖や不安に陥りやすく疲れ果てていた状況も踏まえ、自宅療養しながらでもできる仕事を、と必死で考えて、どうしようもなくて始めた面も大きいライターなのですが、で、自宅療養の効果が出ていることもたくさんあるのですが、貧血は自宅療養では無理っぽい。勝手に治ると軽く考えてた私が甘かった…。仕事が忙しいとか通勤が長時間とか上司がゴニョゴニョとか給料安すぎとか業界に未来なしとか思い当たることが多すぎて気がついていなかったけど、気力でどうにかならなくなってきた頃からおそらく貧血が悪化していたと考えると色々合点がいくんですよ…。

何でこんなに体力が続かないんだろう、すぐ横になって怠けてる自分はなんて情けないんだろう、それでも結果を出さなきゃ、誰にも頼らずに頑張らなきゃ、と日々現実に向き合っている本人も苦しい…。できて当たり前、と思われてること、自分でもそう思ってることができなくて苦しいのに、そこを責められるのつらくて相談もできず孤立してますます不安になって、の繰り返しだった気がする…。私の頼り方が下手なんだろうし(結構ギリギリまで我慢して本音を言わないのでだいたい伝わってない)、実際何の利益も生まない今の私に利用価値はないだろうから色々しょうがないよねと思ってるけど、でもひとりだってちゃんと話を聞いてくれただろうか。何も言わせずに色々決めつけたり、自分には関係ないからって態度を取られたり(確かに関係ありませんけどね。でもそれを言うなら相手の意志や事情も私にはまったくもって関係ないってことになるけども…)、甘えるなって怒られまくったり、そういうことが続くともう疲れちゃって、結局迷惑がかからないようにするにはこの世から消えるしかないんだな、と結論を出してしまう。時々ネタにしてる手相鑑定があまりにも当たってて「これだけはっきり未来の線が出てるから死にませんよ」ときっぱり言われてるので、何とか生きてみようかと思ってるだけで。手相すげえな、命救ってるぞ。だから貧血でも死なないだろうとは思ってますが、本当に死なないのかこれ?ってレベルになっててさすがにちょっと助けて欲しいんですけど…、という状況ですね。
ちなみに手相鑑定によるとあと半年くらいは現在の経済的に破綻した生活が続くらしく(泣)、でも今自分が選んでる道で正解っぽい…。つ、つらい…。けど確かに、それ以降は希望のある話がいっぱいだったんですよ。私くらい偏ってる人間じゃないと大きなことはできないそうで(笑)。ものすごく大きな仕事をするって言われた未来まで(4年後くらいらしい。そんな遠い未来じゃないですね)生きていたいなあ、とめっちゃ思ってます。…この2年ほどの予言を何一つ外してないんだもん、信じたくもなるでしょ…。ちなみにその鑑定がこのブログ始めたきっかけのひとつでもあるんですよね。

差っ引くと言いながら結局書いちゃった気がするわ。自分の心が勝手に行動を縛るのをばかばかしくてやめたいのにやめられない不安とか色々…。うん色々あってな…。おなかいっぱい食べたい…。あとこの体調でホームレスはちょっとな…。それ以上にたぶん重度の植物恐怖症なので間違いなく恐怖で発狂すると思うし…。どうも主に職場に問題があると強烈な不安や恐怖を感じるトリガーを引いちゃうみたいで、その職場を離れてもいろんな恐怖や不安だけ延々と残って自分の生活をがんじがらめにしてきた結果が今でしてな…。
まあそんな感じで私の人生ハードすぎなんですが投げていいですか!悲惨すぎると笑いも取れませんけどー!あんまり笑いに走ると現状が伝わらねえええ!私がまだネタにしようとか思えるのはずっと社会の底辺だったから悪い意味で慣れてるだけで、たぶんこれ「普通」の人がいきなり味わったらそれこそ命落とすやつだよ。だからこっちへ来ちゃいけない。でも私だってここはもうイヤなんだ。そっちに行くために力を貸して欲しいんだ…。
今はそんな感じで無理だけど、いつかは誰かの叫び声に耳を傾けられるようになりたいとずっと思っています。自分がどん底を見た分、同じ思いの人を見捨てるようなことはしたくない。甘いと言われてもそんな人間にはならない。人間でいたいから。今はそんなこと言ってる場合じゃないし、私には向かないことかもしれないけれどね。たぶん、共感しすぎると自分が心折れたりするからな…。


さて、本日が2年目最終日ということで、この2年間に書いた記事をいくつか振り返ってみようと思います。
と言っても、お題に答えたりして結構振り返り記事は書いているので、それをまとめるだけかな(汗)。

まず、これが1年前の振り返り記事。ブログ開設丸1年ということで1年間に書いた記事をいくつかピックアップしているのですが、この当時はほとんど読みに来ている人はいませんでした。なので完全な手前味噌記事です(笑)。1年間毎日更新していてもほぼ誰も読んでいない(笑)、なのに毎日更新していたというのはある意味苦行ですが、書くことが好きだったのでできた苦行ですね。
↓↓↓
usagipineapple.hatenablog.jp


自分も読者になっていくつかブログを読ませていただいてますが、毎日でなくても定期的に続けられる人はほとんどいないんだな、と実感しています。収入目的のブログではなかったり書くことが仕事じゃないのにこれができる人は本当に書くことが好きなんだろうし、実際に今後も何らかの形で「残って」いく人なんじゃないかなあ、と一読者としては感じています。ブログが残る、という意味ではなくて。

この頃の読者は「未来の自分」に設定してました。初期は知人が数人読んでくれてたはずなのですが、時々にでも反応をくれていたのはひとりだけだったし、ネガティブな内容だけが取り上げられ、私の意思を汲んでもらえてないんだなと感じることもあったので、だんだんと「読んでもらえてないなこりゃ」と判断するようになりました。アクセス数も今の1/3とか1/5とかでしたしね。今も別に多くはないので、どれだけ世界の外れだったのかと(笑)
2年目に入ってからやっと、毎日のようにスターをつけていただけたり、時々コメントがいただけるようになったんですよ。今でも、2年も続けているブログとしては破格の読者やスターの少なさだと思います(笑)。よく平気で続けられるなと思いますが(笑)、その辺りに価値があるのかどうか疑問が多いので別に…、という感じ。はてなでブログを書かれてる方ならご理解いただけるかと思いますが、明らかに読んでないけど、自分のブログへの導線とするためだけに痕跡を残していく人、という層が相当数いるのですよ。そういう点も含め、読んでいただいてる方ははてなユーザー以外の方の方がどうも圧倒的に多そうです。あくまで検索経由で、定期的に読んでくださってる方はほぼいらっしゃらないだろうと思いますが…。もしいつも読んでくださってる方がいたら心からありがとうございます(涙)。


そのほかの振り返り記事はこちら。

2016年の振り返り記事(これのみ書いた記事の振り返りではなくただの嘆き(笑)。始めて3ヶ月くらいでしたし…。とりあえず置いとくけど)
↓↓↓
usagipineapple.hatenablog.jp


2017年の振り返り記事
↓↓↓
usagipineapple.hatenablog.jp


フィギュアスケート関連(2017-2018シーズン)の振り返り記事
↓↓↓
usagipineapple.hatenablog.jp


2018年上半期の振り返り記事
↓↓↓
usagipineapple.hatenablog.jp


最新の振り返り記事以降だと、まずこれかなー。たまーにしか書かないゲームの記事ですが、私はだいたいとても楽しい。でもいちばん反応がないのがゲームの記事(笑)。そうそう引っ掛かるマニアはいないとわかって書いてる記事が大半なのでそれでも平気(笑)
↓↓↓
usagipineapple.hatenablog.jp


フィギュアスケートからはまず渾身のポエムをどうぞ(笑)
↓↓↓
usagipineapple.hatenablog.jp


それからやっぱりこれ。長いので本編スタートの回から(笑)。全16回。もう町田君のことを書くのも最後かな、と思うと寂しいですが、私という名もないファンの物語もフィナーレを迎えるつもりで書き上げました。この物語を悔いを残すことがなく終われそうなのは本当に奇跡としか言えないです。この一連の記事が書けた喜びを、私は生涯忘れることはないでしょう。
そして、おそらくこのプリンスアイスワールドの記事のおかげで1日あたりのアクセス数がぶっちぎりで過去最高を記録しました…。びっくりしました…。拡散してくださった方、本当にありがとうございます。おそらく15回目がはてなのトップページにも載り、はてなの公式ツイッターでも紹介され、珍しいこともあるものだと思っていましたが、それ以上に町田君のファンの方が読んでくださったようで、とても嬉しかったです。読み返すとあまりいい文章ではないなと思うのですが、それでも大切に書いた記事なので、たくさんの方に読んでいただけたのは最高の幸せです。この記事を書くことができて、本当に、本当に、良かった。
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usagipineapple.hatenablog.jp



いい加減長いので(笑)、こんなところで。
やっと道が見えてきたのを感じつつも、これを書いている今は何とも言えない状況…。3年目はきっと楽しく更新できるに違いないと天に祈る…。
ブログは本当に私の心の支えになりました。心が折れるような出来事にも遭遇し、もう続けられないと悩んだ日もありましたが、少しずつでも世界が広がってきたのはブログやツイッターのおかげです。1000記事まではがんばろっかなー、なんてなんとなく考えてますが、だからなんだという結果になりそうなので(笑)適当にやっていこうかなと思います。

世界の外れにひっそり佇むブログですが、こんな世界の果てを見つけてくださって本当にありがとうございます。明日からも世界の果てまで遊びに来てください。皆様が遊びに来てくださるなら、私ははりきって記事を書いてお待ちしています。時々「いつからこねて…もとい用意してたのこれ?」という記事も混ざりますが、あまり気にしないで遊びに来ていただければ(笑)。