うさぎパイナップル

主にフィギュアスケートの旅日記とテレビ観戦記とお題記事・ただ書き散らして生きていたい

花束の色は、あの日からの記憶

デニス・テン選手が亡くなってから、1年。

記事は書かない方がいいのだろうか、と思っていたけれど、私がテン君に手向けられる花束は、スケートファンとして彼を語り、その記憶を残すことと、彼の愛したフィギュアスケートという競技を精一杯応援することだけなのだと1年前からずっと考えてました。だから、少しだけ、あの夏から1年の今日に少しだけ、書き残しておこうと思います。


1年前のことは、1年前にブログに綴っていますしもうそれがすべてなので、リンクを置いておきます。とにかく気持ちをぶつけずにはいられなくて、なんかもう自分が剥き出しになってしまっていたし、思い出すのが苦しくて読み返せずにいたのだけど、この記事のためにおそるおそる読んでみて、やっぱり色々記憶が甦って泣いてしまいました。
けど、思ったよりも文章が冷静で(あれでも)、ああやっぱり、一旦文字に落とすという作業は強制的に自分を冷静にしてしまう作業なのだな、それをせずにはいられなかったのだな、と切なくて、苦しかった。

つたない文章だったけれど、やりきれない思いをひとりで抱えざるを得なかった人が、このブログを見つけてくれて、少しでも一緒にテン君を思う気持ちを共有できていたら、とそれだけを願っています。


昨年書いたのは、こちらの記事です。
usagipineapple.hatenablog.jp


usagipineapple.hatenablog.jp



これは本当に個人的なことだし、書いていい話なのかどうかわからないので詳しくは控えるけれど、テン君が突然居なくなってしまってただでさえ頭ぐちゃぐちゃなのに、そんなことわかったってどうしようもないじゃないか、とつらくて仕方ないことがあったのです。あまりにもショックで吐き出してしまいたかったけれど、信頼できる人を選ばないと駄目なんだ、と気付いたのでここには書かない。けど、今も時々思い出すと、つらい。

イレギュラーな出来事が起こると人はその原因を求め、あまりに理不尽な場合は時に日頃の行いだとか前世がどうだとかという話に流してしまいがちだけど、個人的にはまったく関係ないと思う。運命は最初から決まっていて、枝葉末節は人間の意思で変えられても、大筋は変更できないのではないか。出来事はすべて、神が無慈悲なほどランダムなルーレットで決めているのであって、人間に出来ることなど所詮は何もないのではないかと、テン君の事件で私は強く感じました。感じざるを得なかった…。これまでにも感じていたことではあったけれど。

テン君はフィギュアスケート選手としてだけでなく、カザフスタンという国を代表するような傑物になっていくのではないかと、彼が自分のショーで行っていた心配りのエピソードなどを聞くにつけ思っていました。でも神は、その彼にこの運命を選んだ。我々の祈りも通じなかった…。
これが人間の人生なのであれば、後悔しないように、明日も大好きな人に必ず会えると思わずに生きるしかないのだと、強く思いました。


このまま信じることができないんじゃないかと思ってたけど、私の大切な友人が大使館に献花に行った話を聞き、ああ、テン君の事件はどんなに信じたくなくても本当なんだな、事実だったんだな、とどこかで納得し、一応の線引きはできたような気がしています。私は行くことはできなかったけど、想いを託させてくれたスケートファンの友人にはとても感謝しています。
別れの儀式は、生きている者がその人のいない人生を生きていくためにあるのかもしれないと、そんなことを思いました。

J SPORTSが放送してくれた、しかも誰でも見られるように無料放送してくれた、テン君が優勝した四大陸選手権の男子シングルの競技についても、しっかり見て記事にしました。まさに追悼と呼ぶにふさわしい、スケートファンのための番組でした。放送してくださって、本当に感謝しています。私はこの大会を第一滑走者からじっくり見る機会はそれまで無かったし、テン君への番組からの愛情も伝わってきて、ぼろぼろ泣きながら見てしまいました…。


あまり読まれなかった記事だけど、一応置いておきます。全6回です。
usagipineapple.hatenablog.jp



悪い夢だったらいいのに。誰かが「全部嘘だよ」って言ってくれたら、とどんなに願ったか。けれど、1年が経ってしまった。グランプリシリーズ、四大陸選手権、世界選手権。どの大会にも、テン君は居なかった。
テン君は、本当に、もう居ない。

地元開催だったNHK杯には行きました。残念ながら男子フリーの日は最後までチケットが取れなかったんだけど、それ以外の日は全日行けたので、公式練習でヴォロノフのフリーを目にすることができました。練習だから流して滑っていたけれど、テン君が最後に残したもののひとつ、ヴォロノフに振り付けたプログラムをこの目で見ることができた。
ヴォロノフは埼玉での世界選手権には出場しなかったので、昨年はNHK杯しか主だった大会を見に行けなかった私には、本当に最初で最後の機会でした。地元開催でなければ、経済的に絶対行けなかった。テン君の演技を一度もこの目で見られなかった私に、神様がたった一度だけくれた機会だと思っています。
そうやって、テン君が居なくなっても、テン君の面影がいつかリンクから消えてしまっても、フィギュアスケートという競技はこれからも続いていくし、私たちファンはそれを愛して、応援することで、テン君に祈りを捧げ続けることができるのだろうと、NHK杯を熱心に観戦しながら思いました。


そのヴォロノフのフリーの感想も、置いておきます。
usagipineapple.hatenablog.jp


それから、ジャパンオープンでステファンが滑ったプログラムがあまりにも素晴らしく、胸を打ったので、こちらについてもリンクを置いておきます。※思い出して急遽追記しました
usagipineapple.hatenablog.jp



2018-19シーズンは、これまででいちばんたくさんいろんな選手の演技を見たと思う。ネット配信も使って全競技、全選手の演技を見て感想を書いた大会もあった。すごく勉強になったし、面白かった。本当は見てる暇がないくらい仕事に忙しくなって欲しかったんだけど、全然駄目だったしね…。
でも、会場にこそほとんど行けなかったけど、とにかくたくさん演技を見て記事にしていくことで、フィギュアスケートって熱くて面白いな、と改めて思うことができた。

テン君、あなたが人生を懸けていた競技は、なんて美しくて熱くて、素晴らしいんだろう。私はせめて、その面白さを素直に感じて、素直に大好きだと言えるファンでいたい。

もうあなたの姿をリンクの上に見ることはできないけれど、あなたが愛したこのフィギュアスケートの世界に、あなたの生きた証は残っていくだろう。語り継ぎ、思い出し、覚えていること。あなたも誰かの足跡を辿ってきたように、これからあなたの足跡を辿っていくスケーターたちを応援していくこと。それが私たちファンに、できること。
これからも、ささやかでいいから、それを続けていきたい。

やっぱり涙が出てくる。1年前、瞼が腫れ上がって前がよく見えなくなるほど、泣いたのに。
ごめんね、今日だけ少し、泣かせて。明日からまた、楽しくフィギュアスケートを応援していくよ。ほら、また新しいシーズンが、始まる。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。原則火・木・土曜日(たまに日曜日)に更新中なのでお気軽に遊びに来てくださいね。
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Fantasy on Ice 2019 in SENDAI 雑感

神戸と前後しましたが、仙台公演も放送されたので視聴。仙台はBSフジなのね。同じショーだからって放送局が全国一律で同じってわけじゃないんですな。

放送は一時間と短かったのでもちろんすべてのスケーターが放送されたわけではありませんが、エッセンスはぎゅっと詰まっていたのではないかと思われます。ではでは早速感想を。


★イントロダクション
ショーの模様の前に羽生君にインタビュー。何せ地元の大スターですものね、扱いが違うのは致し方あるまい、と言うか当たり前であろう。

インタビュアーとして八木沼さんに本田君まで呼ばれてる。どんだけ気合い入ってるんだ。仙台でのファンタジー・オン・アイスは初開催だし、羽生君が滑るショーそのものも久しぶりですよね確か。ソチの年以来くらい?

ところで今年のTシャツのデザイン、緑が入ってるんだ。虎太郎さんカラーじゃん。めっちゃ欲しかったよトホホ←もて海ファンにしか通じない話を←誰か一緒にもて海にハマろうよ、もう活動終了してますけどね←血の涙


★オープニング
ノーカットかな?ステファンやプルシェンコの人気が衰えておらずびっくり&何よりです。羽生君はとても気合いが入ってるように見えた。地元だもんな。

真夏の夜の夢』をToshIが熱唱。松任谷由実の名曲ですね。カメラが羽生君にフォーカスし続けているのは地元だし仕方なかろうな。羽生君は振付をさらに深く身体を使って滑ってる印象で、楽しいんだろうなというのが伝わってきましたね。


荒川静香
インタビューから放送。荒川さんがいて羽生君がいての仙台ですもんねえ。よく考えなくてもものすごいことですよね、フィギュアスケートの聖地状態。
放送されたのはコラボプログラム。荒川さんはアジア人らしいクールビューティーぶりがいちばんの魅力だったと思うが、近年は演技がとても柔らかくなった気がする。結婚に憧れる少女ではなく既婚者の余裕が演技から伺えて、それが甘くなりすぎなくてちょうどいい塩梅だったと思います。


アリーナ・ザギトワ
コラボプログラムのカルメン。椅子はやっぱり事務用のやつじゃない方が雰囲気出るような気がしますね。
競技のプログラムをこういう崩し方するのも面白いですな、発見だった。ザギトワも楽しそうに見えるし、蓮っ葉なカルメンの雰囲気も感じ取れるし。


ハビエルのスケート教室の様子も少し流れたけど演技の放送は無し。あのフラメンコのプログラムは素晴らしかったけど(幕張の放送で見ただけですが)ちょっと長いし、一時間の放送枠では厳しいかもなあ。


紀平梨花
癖になりそうなプログラム。腕の動きが独特で面白くて、たぶん本人も休んでる暇ないだろうけど見てる方も休んでる暇がないという。濃密。
あ、これエキシビションナンバーだったんですね、勝手にショートプログラムだと思ってた…。勘違いしててすみません。てなわけで幕張と神戸の記述間違ってるかも、ごめんなさい。


★ダイジェスト
一時間しか枠がないため、一般的にも知名度が特に高そうなスケーター以外はダイジェスト。それでも全員は流れませんでしたが、チラ見でもありがたい話ですよ、はい。ショーの放送なんて昔はほとんどやってなかったことを思うとさ←私がショー中心に見に行ってたのもそれが原因だし
ダイジェストなので、感想もごく簡単に。

宮原知子
おや、衣装はこの公演から変わってたのね。彼女のイメージにはなかったから新鮮ですね。

安藤美姫
安藤さんこの衣装でなんかのプロモーションビデオとか出て欲しい…。

織田信成
看板の陰から出てきては笑いを誘う織田君。おかげであんまり映ってない(笑)。

エフゲニー・プルシェンコ
ジャンプの跳び方を見てると、ああプルシェンコだな、って思うんですよねえ←意味不明

☆オレクシイ・ポーリシュク&ウラジミール・ベセディン
お相撲さんとボーイスカウト?新しいプログラムか?幕張も神戸も彼らは放送なしだったから(泣)初めて見るわ。

☆メリー・アゼベド&アルフォンソ・キャンパ
ダイジェストだといきなりネタがバレてしまう。裏にスタッフいるのか、そりゃそうだよな。当たり前のことのはずなんだけど、実際に見てる人から解説として聞くと、ほほー、って思ってしまう。

☆アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ
えっ、これ照明じゃなくホントに肌をグレーに塗ってるのかな。めちゃくちゃ雰囲気あるやん。素敵すぎ。

ジョニー・ウィアー
ToshIの歌う『赤いスイートピー』。よくジョニーに選曲しましたねこれ。女性スケーターが滑ったら普通すぎるしな。歌い手も男性のToshIなんだけど男性ボーカルの範疇に収まらない印象の歌声で、全体的になんか異空間が発生してる。いいな、これ…。

ステファン・ランビエール
ToshIとのコラボ。ジャンプを降りたあとの空間を受け止めるような手のひらの動きとか、こういう予測のつかない仕草がステファンなのよね。途切れないプログラムの美しさを知ったのはステファンのおかげだよ。もう駄目だステファン見たいステファンが見たい←禁断症状

ダイジェストは以上。ダイジェストと言ってもわりとたくさんのスケーターをぎゅっと濃縮して紹介してくれたんじゃないかしら。


羽生結弦
羽生君のインタビューはもう「満を持して」感が凄くて、地元の誇りだもんねえ、と微笑ましく見てしまいました。

放送されたのはマスカレイド。しなる腕が炎の剣のようで、あまり長いプログラムではないけど、全力で滑らないとついていけないような印象。確かにこれは疲れるだろうな、と納得しつつも、ものすごく羽生君らしいからまたどこかで滑って欲しいなあ、とひっそり思った。ジャンプの高さに目をむきました…。
今回は「コントロールされた怒り」みたいに見えた。地元だし、あんまり仮面かぶらなくて良かったのかもしれない。しかしまあ、S好きにはご褒美でしかないよなこのプログラム←何か言ってますが気にしないでください、気にしてはいけません

燃え落ちるオペラ座を背に、陶器のように白い肌の青年がゆっくりと歩いてくる。ファントム。恐れをなして声を上げる民草に、ファントムは振り返る。醜いはずのその素顔は、ぞっとするほど美しい。
左手に握られた仮面に、ファントムは力を込める。乾いた音を立て、仮面は燃える大地に砕け散る。ファントムの黒い瞳に揺らめく炎。それは、燃え盛る彼の、本性。

…手が勝手に物語を捏造してしまう。何故羽生結弦はこんなにも我々のポエム魂を刺激するのか←知らん

インタビューでの羽生君の言葉がすごく胸に残ったよ。「フィギュアスケートを好きになってください」って、ホントにそれだよね…。どんな風に好きになるか、誰を好きになるか、それらはすべて自由だけれど、彼らスケーターが大切にしている「フィギュアスケートそのもの」に敬意を払うこと、それはファンが守らなければならない唯一の約束だと私は思うのですよ。


★フィナーレ
周回の前?の挨拶、画面に入ってたのが右から荒川さん・ザギトワ・羽生君・プルシェンコ。すげえ、金メダリストしかいねえ…。目の前でご覧になった方は運を消費したので募金とかした方がいいと思います(笑)。

ありがとうございました!で終わるのも恒例になっちゃいましたが番組のエンディングとしてもすごく締まっていいよな。何やっても絵になる人だよもう、ああそうだよ俺の負けだよ←突然何だよ

凱旋パレードの話もしてたけど、全員を見ようとしてくれてたんだな…。その気持ちはわかる気もするけど、実際に見ようとすると大変だからずっと気も張ってただろうな。
そうやって、自分を応援してくれる人には全力で応えたい、という気持ちは我々にも伝わってきますよね。ショーの演技にも感じられるもの。だから我々はますます羽生君を応援してしまうのですよ、きっとね。誠実さを他人に求めながらも、効率化や過剰な自己防衛により結局その誠実さが軽んじられているように感じる昨今に、彼の存在は希望であるとこれまた私は思うのです。


以上。一時間しかなかったけど見所は押さえた贅沢な放送だったのではないだろうか。幕張や神戸の放送を見ていなければ物足りなかったかもしれないですけどね。


富山公演も放送されるということで楽しみですが、最後にひっそりと今後のファンタジー・オン・アイスについての妄想を垂れ流しておく。

前々から言ってるが、個人的にゲストに呼んで欲しいのはT.M.Revolution。もちろん脱がなくていいからマフラーを風になびかせて超ノリッノリで皆さんが滑るオープニングが見たくてですね…。い、いや何でも…(笑)。

それと個人的に見たいのはポルノグラフィティ。羽生君に『オレ、天使』で滑って欲しい。ものすんごい悪い顔して滑って欲しい。とうとう自分で天使って言ったよ!ってつっこまれて欲しい。でもなんか違う!そうじゃねえ!ってつっこまれまくって欲しい。
…何でもないですよ、何でも←すっとぼけ
近年は春の終わりの開催だし季節感がないかもしれないが、『ミュージック・アワー』あたりでガツーン!と始まったら観客のテンション超上がりそうですよね。まあ妄想ですよ。妄想。

しかし、まさかToshIが出るなんて思わなかったし、今後もまさかの人が出演したりするのかもしれませんね。ToshIは絶対外さないだろうと思ったから(歌唱力的に) 行きたかったなあ、トホホ。やっぱり生で見聞きするのは迫力も感じ取れるものも違いますからね。


ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。



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それは夕陽に向かって叫ぶもの

今週のお題「海」


テーマは海?じゃあもて海の話を、もて「海」の話を!と息巻いたのですが、さすがに無理がありすぎるので(笑)、普通に海の話をしようかと思います。でももて海ホントかわいいから!もて海!散々語ってるけどな!
※もて海…高知の観光PR隊「土佐おもてなし海援隊」の通称。残念ながら2019年3月31日をもって活動終了。


さて、本日は海の日ですね。私は海が好きでございます。山が正直かなり苦手、というのも大きいのですが、幼少期を海の近くで過ごしていた影響もあるかな、と思います。生まれたのは日本海の沿岸ですし、幼少時代は瀬戸内海の島で育ちました。子供の頃の写真も海で遊んでるものが多いですね。2歳か3歳くらいの頃に魚の図鑑にハマってめちゃくちゃ魚の名前を覚えていたらしいのも、幼少時代の環境が影響してるのかもしれません。
ちなみに今は一切何も覚えていない。時々電車の名前とか駅の名前とかめっちゃ覚えてる幼児が出現するけど、彼らは成長してもその記憶を維持しているのだろうか?ここに完全に忘れた人間がいるぞ!小学生の頃にはとっくに忘れてたと思いますけど?!

今でも電車の中から海が見えるとテンション上がります。呉線は晴れてる日に乗るとワクワクするよ。青春18切符で愛知の友達に会いに行った時に見た須磨の海も綺麗だったなあ。光源氏はここに流されたんだっけ?とかしみじみ思った(笑)。
電車じゃなくて車だけど、島根の日御碕神社への道中に見える日本海の風景も好きだ。特に冬。荒々しく神々しい。女友達ばかり5人くらいで縁結びツアーと称して出雲を旅した時に、車中で日本海を見ながらみんながずっと釣りの話をしていたことは忘れられない。海を見ると釣りたくなるらしい。何のツアーだ(笑)。でもたぶんみんな縁あったんじゃない?私以外はね…。もういいよ自分で石油掘り当てるから。友達には「あんたひとりじゃ生きていけないからお願いだから誰かと結婚して」って泣かれた人間なんですけどね、そういう人間は基本無理なのが世の中の真理…←そっと目をそらす


しかし、そうやって眺めるのはいいんですけど、海で泳ぐことはもう一生ないと思います。浜辺で足つけるくらいだね。んで夕日に向かって「青春のバカヤロー!」って叫ぶくらい。
何故かというと、小学校2年生か3年生くらいの時に発生したある出来事が、トラウマになっちゃったからです。

あれは日本海のどこかの海水浴場だったと思う。瀬戸内海じゃなかった気がする。時期はお盆くらいだったんじゃなかろうか。
私は父親と兄弟と一緒に海で遊んでいた。楽しく泳いでいたんじゃないかと思う。
でも基本、沖の方には行かなかった気がする。もちろん泳げたのだが(私は運動神経が壊滅的だけど水泳だけは可能)、足のつかないところに行くのが怖かったんじゃないかしら。プールと違って枠もないし。

しかし、ここでろくでなしのうちの親父が登場するわけである。もっと沖の方で遊べよと無理矢理連れていくわけですよ。泳ぎを覚えさせようとしてたのかもしれないけどさ、大丈夫だから!スイミングスクール行ってたから!←どうにか水泳だけはできるのはそれが理由

ばっしゃーん、と親父にちょっと沖の方へ落とされる私。その瞬間でした。

激痛。刺すような、言葉に尽くしがたい激痛が襲いかかってきた。

もう大昔の話なので具体的なことは忘れちゃったけど、強烈な痛みだった記憶がある。色白なので日に当たると真っ赤になってしまうのだけど、あの時の肌の赤さや焼けつくような痛みは、間違いなく日焼けのそれだけじゃなかった。

そうですよ、クラゲに刺されたんですよ。たぶんね。だって何も見えなかったし。一瞬だったし。

大昔の話なので、クラゲに刺されたから病院に行く、なんて頭は親にはなかったらしく、とにかくほっときゃ治るよ、くらいのことで済まされたような記憶がうっすらと…。連れてってくれてたらごめんなさいだけど、十中八九行ってない気がする。
もうね、痛かった。あれは痛かった…。と言ってももう覚えてないけど、いまだにトラウマなんだから相当痛かったはず。あれとタメを張れるのは、「液体窒素で指先に出来たイボを焼く」という治療かな?ありゃ拷問以外の何物でもないからな。しかも私、爪の裏に入り込むように出来たイボもあってさ←思い出すと本気で涙目


痛みはそのうち消えていったものの、クラゲ(たぶん)の爪痕は痛みだけにとどまらなかった。
くっきり残っちゃったんですよ、ミミズ腫れが。

もう親と一緒にお風呂に入る年齢でもなかったし、親も気がつかないか、そのうち消えるから、で済まされたんじゃないかと思うんですけどね。

まだ残ってるから!そのミミズ腫れ!!だいぶ薄くはなったけどはっきりわかるからー!

子供の頃にはそれはもう、白い稲妻のようにくっきりミミズ腫れになってました。服に隠れるあたりだからまだ良かったけど、温泉とか行ったら「どうしたのそれ?」って聞かれるくらいにはくっきり…。今は多少薄くはなったので、目の悪い人だとよくわかんないかもしれないけど、そうじゃなければやっぱはっきり残ってるのわかると思います。
風の谷のナウシカ』という名作映画で、クシャナ様が「腕」を見せながら言う、ものすごく凄みのきいた名台詞があるじゃないですか。もうね、あれが使えてしまう。ってもただのミミズ腫れだから別に大したもんでもないけど(笑)、私が親だったら後悔するねこれは。まさかいつまで経っても消えないとは思わなかっただろうけどもさ。

たぶん、クラゲに刺されたあとの対処法を間違えた、クラゲが強烈な奴だったかおもいっきり刺した、私が基本的に肌が弱い、等々、色々条件も重なったんじゃないかなと思いますけど、こりゃもう一生消えんだろうな。クラゲ恐るべし。てか親父ふざけんなー!もうどうでもいいしどうでもいいからネタにしたんだけどさ、年頃の頃は結構気にしてたんだからなー!


もう海でなんて泳ぐもんか。ぜっったいに泳ぐもんか。海はぼんやり眺めて、浜辺を走って波に向かって叫ぶだけでいい!泳ぐのはプールでいいわい!クラゲおらんからな!プールも屋内がいい!日焼けせんからな!色が白すぎて、ほとんど焼けないけど痛いんだよ!

私が「海でガッツリ遊ぼう」という誘いを頑なに拒むのはこれが理由です。だってクラゲいるじゃん。無理。不可能。好きなんだけどさー、海ー!クラゲのトラウマがでかすぎるー!号泣。

そんなわけで、マジで8歳くらいから海水浴には行ってないです。何があっても絶対に泳がねえ。海は見つめるもの!以上!


いやさー、海のレジャーとか見てるとね、ちょっと羨ましい時もあるんですけどね、クラゲが怖すぎる。冒頭で挙げたもて海さんの、アクティブ研究会とかの海関連の動画なんてめっちゃ楽しそうだしさ。メガサップ?レースの動画大好き過ぎ。一生懸命頑張っておられるんだし笑っちゃいけないと思うんだけど、弥太郎さんが落っこちるあたりで耐えきれず爆笑してしまう…。かわいすぎる…。リンク貼っていいのかどうかわかんないので貼らないけども。

そんな感じで、今回の記事も無理矢理もて海さんの感想文にしようかなとも思ってたんですけど、「かわいい」「本気でかわいい」「どうしたらいいのかわからないくらいかわいい」「かわいすぎる助けて」以外の文章を綴れる自信がなく、「前々から頭ヤバいと思ってたけどついに人語も忘れましたか?」とかコメントに書かれかねないので封印することにしました。私ひとりが書いてて楽しい内容になっちゃいそうですし。ブログなんてそんなもんでいいと思うし個人的にはそういうブログの代わりのきかない情熱みたいなものが超好きなんですけどね。好きなんですけど、理性を失いかねないので自重したよ…。最初から無いでしょ、というツッコミはとりあえず夕日に向かって叫んどいてください…。

結局もて海の話をチラッと書いてしまった。もうしょうがないですね、諦めてください…。だってかわいい←以下永遠に続くので省略

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。アイスクリーム死ぬほど食べたい。砂浜に「石油王になってアイスクリーム死ぬほど食べる」って書いてくる←夢が小さい



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フィギュアスケートつらつら語り in 7月②

フィギュアスケートに関連する内容が流れたり関連する人物が出演していたりした番組の感想をつらつらと語るシリーズ。シーズンオフのためあまり放送がなく、随分前の番組について今更載せる羽目になってしまいたいへん申し訳ございません。そんな番組やってたな、と懐かしく思い出していただけたら…。

テレビつらつら語り①

まずは6月15日放送、『嵐にしやがれ』。日テレ。

ゲストは浅田真央。番組に出演することを知った時は、サンクスツアーの宣伝かな、真央ちゃん忙しいなあ、と思っていたのだが、なんと24時間テレビに真央ちゃんが出演するからだったのか!嵐も久しぶりのメインでの出演なのですね。

おおお…。今年は24時間見なきゃいけないのかもしかして。どうしよう絶対寝そう(汗)。羽生君の出演はどうなるだろう。もし今年も出演するのなら夢のアイスショーが実現しそうだけど、サンクスツアーもあるし真央ちゃんはきっとずっと武道館にいるんだろうし…、って、今年国技館なの?!どっちも行ったことないし土地勘ないけど、マラソンどうするんだろ?
ところでチャリティーパーソナリティーって何だ…?さすがに全部じゃないけど毎年のように流してたのに、覚えてないものですな…。

真央ちゃんの子供の頃のエピソードが、子供らしくて自由で面白かった…。その自由さを潰さないようにしてくれてたんだろうなあ、ご家族も。
12歳の頃の全日本の映像はたまに流れるけど、バンクーバーの映像じゃなくてバンクーバーの直前の全日本の映像が流れたのは意外だった。バンクーバーはメダルは取れたけど真央ちゃんの泣き顔が見てて辛かったからなあ…。全日本の映像で良かったのかもしれない。

ソチのフリーはノーカット。リンクに入ってから演技が始まるまでの時間もたぶんノーカットで、5年前のことだとわかっていても今更緊張してしまう…。
演技が始まった瞬間に涙が出てくるようになってしまったプログラムですが、久しぶりのノーカットをじっくり見てみると、後半になってもスピードが落ちないどころか、どんどん切れ味や強さが曲調とともに増していき、まったく目の離せない、もう言葉では追い付けないほどの素晴らしい内容に、今更ながら唸ってしまう。浅田真央というスケーターを愛したすべての人の想いが結集した、究極の演技だったように思います。

この時のラフマニノフの衣装も現物がスタジオに用意されていたけど、同じような衣装が2着。重くて作り直したりしたのかな。あれだけストーンがキラキラしてると、やっぱり重いのですねえ。

小学生の頃の作文?に魔法使いになりたいって書いてる真央ちゃんに笑っちゃったけど、そう言えば私も同じこと書いてるのよ、小学生の時に(笑)。魔法使いになりたいって(笑)。どうも好きなところへ逃げたかったらしいので、かわいらしさしかない真央ちゃんに比べると闇しか感じませんけどね(汗)。この人の人生9割くらい闇だから…←そっと目をそらす

24時間テレビが楽しみになる内容でしたね。嵐には安心感があるし、真央ちゃんには清涼感があるし、爽やかで温かな夏の24時間になりそう。やはり見るしかないのか…。


嵐については、実は活動休止の会見があまりに「いい人たち」だったので号泣してしまって、その勢いのまま書いた記事がnoteにあるので(汗)、こっそりリンク置いときます。
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テレビつらつら語り②

続いて、7月7日放送の『サラメシ シーズン9』。NHK

本放送は7月2日だったですかね。わらわらしてたので見逃しちゃったんですわ、とほほのほー。よって再放送での視聴です。

冒頭からプリンスアイスワールドの様子が流れる。おお昌磨君に刑事君に荒川さん。取り上げられるのはショーの振付をした松村充さん。ダンディーでお素敵だけど、62歳とは。チラリと映った若い頃の佐藤信夫先生も見逃さない(笑)。

コーチをしてる様子がいちばん多く時間を割いて流れたんだけど、「みなと」って呼ばれてたのは志賀海門君かな?テロップ出なかったし間違ってたらごめんなさい。トリプルアクセル挑戦中なんですね。松村さんの言葉が表現に携わる人らしくてすっごく素敵だった。目がキラキラしてるっていうその理由が。ここがいちばん印象に残ったなあ。

新横浜スケートセンターの内部がチラチラ映ってたのも面白かった。あんなとこに入口あるのね、あんなとこにセブンティーンアイスの自販機あるのね、とか(笑)。ショーのお客として行けたり見えたりする場所しか知らんからな。

ごはんの番組なのでホントのメインはご自宅でのお昼ごはん。しかも娘さんや息子さんもご一緒に。スケートファンは釘付けなのでは(笑)。
うわあ、素敵なおうち。テーブルや食器も素敵だわ…。私は大根あんまり好きじゃないんですけど、あの大根の煮物はめっちゃ美味しそうだった。こっくりした色が食欲をそそる。食べたい…。

番組はいくつかのコーナーで構成されていて松村コーチの出演は冒頭の方だけでしたけど、短くてもぎゅっと詰まってる感じで面白かったです。

あー、おなかすいたよ。おなかすいた!私は美味しそうにごはんを食べるので(※ただし好き嫌いはものすごく多い)、ごはんを食べさせるのがとても面白いらしいです。美味しそうに食べるからなんか食わせろネタの神様!キノコはいらんからな!グリンピースもいらん!降臨しないと『ミサイルマン』のサビだけ歌い続けるぞ!だってサビしか覚えてないからな←いかにも私らしい…←ハイロウズだっけ、違ったらすみません…


てなところで、本日はここまで。また次回のつらつら語りでお会いしましょう。



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人は簡単に裏切るけど歌はいつだってそばにいるんだ

今週のお題「わたしの好きな歌」


このお題が来るだろうと思ってましたわ。ほかの記事との掲載の兼ね合いで、載る頃にはお題が切り替わってるだろうと予想してはおりますが←予約投稿


一口に歌が好きと言っても、好きなポイントはそれぞれ異なりますよね。ざっと区分して挙げてみると、

①メロディが好き
②編曲が好き(とにかくイントロが好き、とかいうのも含む)
③歌声が好き
④歌詞が好き
⑤自分で歌うのが好き
⑥①~⑤の要素をいくつか、あるいはすべて兼ね備える

ってな感じでしょうか。

私は歌や音楽は好きなんですけどまったく詳しくないので、たとえば「このギターのテクニックがいい」とか「この音の構成がいい」とかいった知識や技術の側面からは何も書けず、ただ自分の感覚で語ることしかできないです。それでも歌や音楽は大好き。「歌ったり踊ったりしながら働きたい」って常日頃からふざけたこと言ってるくらいですし(笑)←歌手になりたいとかダンサーになりたいとかいう意味ではありません

とりあえず⑤

上記に挙げた6つの要素はだいたいいくつかを兼ね備えるのですけど、⑤だけはちょっと特殊かもしれない。どんなに好きでも自分の音域や声質だと歌いづらい曲というのも多いんですな。特に男性ボーカルは声が出ない…。もちろんあまり興味のない曲は覚えられないので歌いませんけど、「歌いやすいから」という理由でカラオケで入れる曲、というのが⑤の基本です。

ちなみに、歌声にピッタリ、と褒められたことのある歌は森田童子の『ぼくたちの失敗』です。ええ、高くて陰気な声です…。でもこの歌、フルで聞いたことあんまりなくて実はちゃんと歌えなかったりするんだけど。出だしの超有名なとこくらい。

声が出しやすくて入れるのは、

・『ルパン三世』のエンディングの『ラブ・スコール』(一緒に行く人選ばないと恥ずかしいけど)
奥華子の『変わらないもの』(いい曲だよなあ…)、
・『ベルサイユのばら』のエンディングの『愛の光と影』(よく最初の方に入れて声ならしにする)
坂本真綾の『約束はいらない』
新居昭乃(もしくはSherry)の『Adesso e Fortuna ~炎と永遠~』
鬼束ちひろの『月光』(『流星群』の方が好きだけどあれ難しすぎ)
斉藤由貴の『白い炎』

…オタクのラインナップですね!すみません!テレサ・テンとかも入れるよ!『つぐない』が好きだよ!何歳だよ!大塚愛の『プラネタリウム』とかも歌うけどそれももういい加減前のだな!

個人的にカラオケに入れて欲しくてしょうがないのが、『エリーのアトリエ』というゲームの挿入歌『まわれロンド』ですね。めっちゃ歌いやすいしかわいくて大好きなんだけど、永遠に入らないような気がする(笑)。しょうがないから家で歌ってるよ(笑)。
あと『超くせになりそう』の主題歌『サード・ラブ』。めちゃくちゃ好きなんだけど。かわいらしい絵柄のアニメとまったく合わない主題歌なんだけど、アニメのオープニングに使われてた歌詞がものすごく好きなので歌わせてくれ…。

①と②と③

これはもうまとめてしまう。すごく好きなんだけどカラオケでは声が出なくて入れられない曲が大半。

まずは①。ざっくりなんだけど、メロディが好きなのはこの辺かな。

・『ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎』の主題歌『He's Gone』(歌詞もわりと好き)
・『私のあしながおじさん』の主題歌『グローイング・アップ』(サビが大好き)
・『マクロス7』の挿入歌『突撃ラブハート』

この3曲は声がちゃんと出れば何とか歌えるんだけど、

Mr.Childrenの『しるし』

これは大好きだけど私には歯が立ちません!


それから②。編曲が好きなのは、ポルノグラフィティの『渦』とか。イントロがすごい好き。ポルノグラフィティの曲は編曲かっこいいのが多い気がするわ。
あと『聖闘士星矢』の主題歌『ペガサス幻想』。歌うと超スッキリする(笑)。でも、基本声が出ませんね。B'zとかもむーりー。掃除する時に『LOVE PHANTOM』の最初のとこだけ歌ってる(笑)。

そうそう、宇多田ヒカルの『桜流し』も個人的にこの区分。ピアノの音がいい…。めっちゃ好きだけど難しすぎて歌おうとしては後悔を繰り返すという…。高橋真梨子の『for you…』とかさ。めちゃくちゃいい曲ですよあれは…。間奏も好き過ぎ。
『名探偵ホームズ』の主題歌『空からこぼれたStory』もここかな。メロディや歌声も好きだけども。間奏が泣けるんだよね…。間奏大事…。

③の代表は『電子戦隊デンジマン』の主題歌かしら。『ああ電子戦隊デンジマン』でいいのかな。成田賢さんの声がいい…。イントロも好き。『サイボーグ009』の主題歌『誰がために』もいいっすよね。どっちも作品としてはほぼ見たことないはずなんだけど、歌はどこかで聞けたりして覚えていくから歌ってすごいよなあ。

結構②に区分される曲が多いかもしれない。アレンジ大事ですわ。

最後に④

で、最後が歌詞が好きな曲。私は言葉遊びが好きというか、ポエマーなので(汗)、曲はともかく歌詞が好きで文字として眺めたい、言葉そのものをじっと味わいたい、というパターンも多いです。その上でメロディも好きだともう最高ですね。
自分の人生観だったりその時その時の気持ちだったり、いちばん心に寄り添って、いちばん心を抉って、いちばんその歌のことを考えるのが、歌詞が好きで聞いてる歌かも。

そうねえ、この辺とか。

KinKi Kidsの『全部だきしめて』(こんな人がひとりだけ、ひとりだけでいいからいてくれたら、それだけで人間生きていけるんだと思うわ…)
SMAPの『夜空ノムコウ』(二番の歌詞がものすごい刺さって、将来きっとこの曲を思い出すんだろうと思ったらその通りだった。平成の最後に聞きたいと思った曲)
鈴木結女の『One and Only』(疲れてる時に聞くと染みる…)
椎名恵の『お誕生日おめでとう』(バースデーソングの中ではダントツで好き。ラストが大好き。こんな夢のある詞を書いてみたいですね。これ『みんなのうた』の曲なんだけど、あの番組は名曲が多すぎる。『秋物語』なんて涙腺破壊されるよ…)

あとねえ、ものすごくざっくり分けると切ない歌詞が好きだね。「いじけたセンチメンタル」がたぶん私の精神のコアだからすっごいそういうのが好きだね。この辺とかはもうホントガチで好きなやつです、この辺とかさ…↓

山崎まさよしの『One more time, One more chance』(出だしの歌詞が好き。何かを失った人間のやりきれなさをこれほど的確に表現した歌詞もなかなかないんじゃないだろうか)
南こうせつの『夢一夜』(とんでもなく美しい歌詞、大好き…)
DREAMS COME TRUEの『やさしいキスをして』(抉られるけど大好きだよ…)
福山雅治の『最愛』(映画館で流れてきた時死にそうになった。何この人生…。福山さんいい曲多いけどどれも低くて歌えん…)
谷山浩子の『ラ・ラ・ルウ』(これだけは歌いやすいけど、心境によってはこの世から消えたくなるほど抉られる歌詞なのでヤバい。二番がヤバい。この世でいちばん抉られた歌です個人的に…。めっちゃ好き…)

なんつーか、物語が見えるような歌が好きかも。だからさだまさしとかさ、もう好きですね。有名どころしか知らんけど。最近は『無縁坂』が染みるね…。

あと、この手のお題で毎回挙げる曲なんだけど、

結城梨沙の『Rock Candy』
槇原敬之の『MILK』

この2曲は人生に躓く度に染みる。ほとんど人生すべてで躓いてるから染み続けてる(笑)。この曲の歌詞に励まされてきたっけ、って懐かしく思い出せる日が来るといいなあ。今はホントに全然先が見えないけど…。


ほかにもいっっぱいあるんだけど、マニアック過ぎる曲はとりあえず外した(笑)。オタクなのでアニソン多くてすみません。

はてなブログでも歌詞が書けるようになったのはありがたいんだけども、何でもOKなわけじゃないので、どこまで書いていいのやら、とやっぱりドキドキしちゃいますね。結局書く勇気がなかった…。ひたすら感想述べたり好き好き言ってるだけで意味不明かもしれませんが、どこかで耳にすることがあれば、こんなメロディや歌詞だったのか、染みるなあ、と思ってもらえたら嬉しい…。
あと私の座右の銘は、KAT-TUNの『Real Face』のかの有名なサビです(笑)。でもんなこと言ってたらホントに人生ギリギリ過ぎで限界になっちゃったので「三食昼寝つき」あたりに変えようかと←駄目人間

そうね、最後にやっぱりこれだけは語っておこうか。前述の『Rock Candy』でいちばん好きな歌詞。人生いろんなことがあるけど、自分にも他人にもこれが許せる人間でいたい。その大好きな歌詞で、今回の記事を締めくくりたいと思います。結城梨沙さんのポンッと突き抜けた声もいいんだよね。

「回り道したって 別にいいじゃない」



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。原則火・木・土曜日(たまに日曜日)に更新中なのでお気軽に遊びに来てくださいね。
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Fantasy on Ice 2019 in KOBE 雑感④

長々と語ってきた感想文も、今回の記事でいよいよ最終回です。長い記事にお付き合いいただいて本当にありがとうございます。本日も是非最後まで目を通していただければ嬉しいです。


★タチアナ・ヴォロソジャール&マキシム・トランコフ
リンク全体が映ったと思ったらびっくり。アンサンブルスケーターさんも協力するプログラムなのか。
その演出といい、実況が語る物語といい、なんかすごい壮大。こういう「ロシア的なロマン」みたいなものがロシアのスケーターを見てて楽しい部分なんだろうな。タチアナさんはトランコフの女神なのね、巡り会えて良かったな…。そっと離れていくラストが美しい…。


ここで雪肌精のライブ配信が始まってしまいカオスになる私の脳内。録画ができないので放送を優先したため、配信は音だけ聞いてましたが案の定ほとんど集中できなかったので、後からアーカイブを見ることに決めました(泣)。


アリーナ・ザギトワ
へえ、彼女のこういう感じのプログラム見たことないな。お団子の髪型からも猫っぽいイメージ。ストリート系にも、言うことを聞かないけどめちゃくちゃ魅力的な猫にも見える。こういうのもできるのね。衣装もシンプルだけどハッキリした赤がいいな、彼女赤が似合いますね。


ステファン・ランビエール
神戸はコラボなかったのか。でもしっかり2プログラム流れましたね。ステファンの人気にテレ朝も気付いたのか。こんなにいつまでも人気が衰えないなんて私もびっくりですよ。むしろ新しいファンをどんどん増やしているような…。

ステファンにしては面白いスタート。だけど急に始まったから見逃した…(泣)。まさかそんな登場の仕方するなんて思わなかったもん(血涙)。
確かにステファンにしては全体的に珍しい。この人、観客と目を合わせない内にこもったようなプログラムが多いから、たまに客席見てるとビクッとしたもんな…。って私だけかなそんなの(汗)。
でも存分にキャーキャー言われて本人は絶対楽しいはず。指さされた方生きてる?私たぶん指されたら笑ってまうけどな(笑)。しかも指差しポーズの姿勢が綺麗なのよね(笑)。


★テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイヤ
May J.とのコラボ。May J.の歌も決して悪くないのだけど、この二人こそToshIとコラボすべきだったんじゃないかなあ。とんでもないものが見られたかもしれんのに…。もっと彼らの魅力を引き出せるパワーが歌に欲しかった。贅沢言って申し訳ない。


羽生結弦
ToshIとのコラボ、クリスタルメモリーズ。羽生君は1プログラムだけになりましたねここ数年は。足の調子もあるからな…。
雪肌精を流しながらだったので、羽生君の話す声を聞きながら本人の滑る映像を見る、しかも内容がリンクしていないというカオスなことに…。

マスカレイドが紅蓮の炎なら、これは水晶の国の騎士だな。羽生結弦ではなく、何かに心を捧げた氷の精みたいな。何かのキャラクターになりきってる感じもわりと珍しいような…。
『春よ、来い』ほど儚くはなく、また少年でも少女でもなく、成人男性の凛とした美しさが演技全体を覆っている。今年のファンタジー・オン・アイスにおける羽生君は全体的に世界選手権のオリジンの余韻が残っている感じだった。余韻と言うか、あの黒い炎がまだ燃えたままだと言おうか。

炎の中から生まれた氷のファントム。窓の外は燃える街。鏡の向こうには夢幻のように雪の国が覗く。
ファントムと同じ顔をした、水晶の騎士。氷の欠片を集めてできた鎧はこぼれるように白く輝く。手にした蝋燭の暖かい炎。鏡の向こうで、青年はやわらかく微笑む。
炎の世界の凍える頬。氷の世界の揺れるぬくもり。似ているようで違うもの。違うようで同じもの。ただ、世界はさかさまに鏡の中。

こんな印象でしたね、はい。テレビ以上の情報をあまり仕入れていないので、私が幕張と今回との放送の2回きりを見て(録画できないので…)自分が感じたことのそのままで、解釈は間違ってるかもしれないですけど。何となく、今シーズンのエキシビションにするのかな、と思ったので、またじっくり見てポエム…、もとい(汗)、感想が書けたらいいな。いちばんの見所であろうY字スパイラルはこれまた話題になりそうな。


★フィナーレ
君の瞳に恋してる、ですな。ステファン、衣装似合うし曲も似合う。てか絶対歌ってそう(笑)。
女子の衣装も定番って感じだがかわいい。水玉入っててちょっとレトロな雰囲気で。
しかし、プルシェンコのファンタジー・オン・アイスの群舞衣装の似合いぶりは毎回なんなんだ。特に王子系衣装の半端ない似合いっぷりにはいつも感心するんだけど、今回もいちばん似合ってない…?

周回後の一芸大会。メドベージェワから始まって、紀平さんは5連続?ザギトワは転倒してしまったが、転んだあとの様子がめっちゃかわいいんですけど…。
羽生君は4回転ルッツ!降りた!こらえたけど降りた!やっぱり羽生君のルッツは切れ味が抜群でめちゃくちゃ好きだ。
みんなが捌けたあと、ザギトワがもう一回ジャンプに挑戦、今度は成功!ザギトワを称えてToshIたちも称えて、いつもの「ありがとうございました」で去っていく羽生君。すっかり恒例になりましたねえ。

羽生君のインタビューが入って、最後にこれは、別の日に跳んだルッツか。これは綺麗に降りた…。降りたよな?!本人ガッツポーズしてるし、みんな集まって大喜びしてる。
あんな大怪我をしたルッツなのに。もう一度取り戻そうとして挑戦し続けて、ついに再び彼の支配下に置かれたのか。なんという人だ…。観客の前で成功させることが大切だったのだろう、試合で決まらなければ意味がないから。
2年近い時を経て甦ったルッツ。怪我をしたのが大阪で、復活したのが兵庫だと考えるとこれはきっと新章の幕開けだ。フリップも、そしてアクセルも、いつか我々の前に現れるに違いない。すべてを彼の納得するクオリティで、かつ演技の構成要素として破綻なく跳べるその日まで、彼は諦めることなく進み続けるのだろう。
その理想が現実化する日を、我々もまたいつまででも待とう。それはきっと、すべてのスケートファンが夢見た、スケート史上最高の演技が生まれる瞬間だから。


以上です。いやー、思った以上に長くなってしまって、今回の記事を書くのは大変でした。私がポエムを書いてしまうスケーターの二大巨頭がステファンと羽生君なんですけど、二人とも出てますからね…。ポエムは魂削って書いてるので、結構エネルギーが必要なんですよ(汗)。
来年は全公演のチケット買って「アタシがこの2年どんだけ耐えたと思ってんのよ」と顰蹙を跳ね返しながら会場に座っていたい。ネタの神様頑張ってください←投げやり

ブログの毎日更新を止めたので、記事の掲載まで間隔が空きがちでごめんなさい。ショーの予定などが少しでも入ればもう少し更新頻度を上げるのですが、現在の経済状態では厳しく…。とほほ(泣)。これからものんびりお付き合いいただければ幸いです。ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。



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Fantasy on Ice 2019 in KOBE 雑感③

テレビ放送を見て長々と語る感想文の第3回。ここから第2部に移ります。本日も最後までお付き合いいただければ嬉しいです。


★エラッジ・バルデ&アンサンブルスケーター
第2部のオープニングを飾ったプログラムのようです。バルデがいることでものすごくプログラムが締まって見える。改めて凄いな、彼。
アンサンブルスケーターさんが次々と技を繰り出す。ほう、1回転半のデスドロップとな。宮本先生も見たことがないそうで。じゃあ凄いものを観客は見たのでは…。
面白い技をいっぱい入れていて、いつもフィナーレ後にやってるオマケをプログラムに昇華させるとこうなる、って感じでめちゃくちゃカッコいい!いいですなあ。

しかし、後半開始までに席に戻ってない客が映りまくってる。こうなったらもう、トイレに行きたかったり間に合わなかったり早く帰りたかったり、何らかの事情で席を立たなければならない人用の席を最初から隔離して売ればいいんじゃない?急に事情できたらみんなそこで見るの。で、そこのエリアの人は好きなだけ離席してもいいけど、最前列は特に開演中の離席や開演後の着席を禁止にしたら。見られないのはかわいそうだと言うなら隔離エリアに座らせてあげたらいい。たぶんホントは駄目なんだけど強く言えないだけなんだろうけどさ。
それか休憩をもう10分でも延ばすか。そろそろ対策打った方が良くない?この映像一生残るんじゃないのかい?って思うとさ…。


★坂本花織
宮本先生の解説が楽しそう(笑)。このプログラム、目の付け所がすごくいいと思うのよ。忍者って意外とやってる人いない気がするし、彼女のコミカルさが前に出てきてもいいし。くノ一ならなよなよしてたら務まらないだろうから(笑)、そのジャンプの強さとかもキャラクターに説得力を持たせられますもんね。


フィリップ・キャンデロロ
47歳のダブルアクセルに感動する宮本先生。2本目は着氷乱れたけど高さあったな。
ファンタジー・オン・アイスに行くようになってから毎年のように見てたプログラムなのですけど、何度見ても不思議と飽きないのですよね。いい映画は展開を全部分かってても同じところで笑うし感動するってうちの親父が言ってたんですが、フィギュアスケートにおけるそれがこのプログラムなんだと思います。


宮原知子
ToshIとのコラボで『ひこうき雲』。いい曲だよなこれ。初めて知ったのは若くして病で亡くなった女の子のことを書いたノンフィクションでした。本だったからメロディーがわからず、初めて聞いた時は答え合わせができたと思った。あの本の主人公はこの曲に自分を重ねていたのかと思うと、切なくて。子供の頃に読んだのでタイトルなどはまったく覚えていないですが…。
以前の可憐なイメージの強い宮原さんだったら曲に負けたかもしれないけど、昨シーズン、そしてその前のシーズンを経た今だからできる演技だなあ、と見ていて感じました。宮本先生の言うとおりいいチョイスですね。また滑ってみて欲しい。

実は、子供の頃に読んだ本が気になって調べてみました。確証はないけど、『さと子の日記』という本のような気がします。確か主人公の女の子の病名が先天性胆道閉鎖症だったと思うので(この本で病名を覚えたはず)、これではないかと…。どうやらベストセラーのようなので、どこの小学校にも置いてあっただろうと考えられますし。中身まで確認したわけではないので、間違っていたらごめんなさい。


鈴木明子
彼女もToshIとコラボ。ToshIは今回いろんなヒット曲を歌うのね。女性ボーカルの歌が多いという点から彼の声質がわかるな。間奏のあとの振り付けがすごい素敵だった…。
ToshIの歌声は声量と伸びがあってスケートにはピッタリだな。今年のコラボは絶対外さないだろうとは思ってたけど、テレビで見てこれだけの質なら会場はもっとすごかったはず。
ところで鈴木さん、前半の演技はカット?それともコラボだけだったのか?


ジョニー・ウィアー
あれ、ジョニーも1プログラムだけ?それともカット?そう言えばアクロバットペアも流れてない気がするし、放送時間が三時間あってもノーカットは無理だったんかい…。すげえボリュームだな、改めて。
ジョニー以外選ばないし着こなせないデザインと色使いの衣装に釘付け。このままファッション誌に載ってる化粧品のちょっと尖った広告になりそう…←意味不明
しかし、宮本先生によるとこういうピタッとした衣装はごまかしがきかないようだ。それでこれだけジョニーらしい美しさと隙のなさを保って滑ってるのか…。見えないだけで努力してるんだろうな。プロからもあと数年で引退するという話だけど、残った日々を存分に楽しませて欲しいし、楽しんで欲しい。


★エフゲニア・メドベージェワ
『百万本のバラ』。えっ、この曲ロシアの曲だったんだ。言われてみれば確かに日本っぽくないよな、メロディだけじゃなく歌詞も含めて。
メドベージェワは演技の年齢層を一気に引き上げてきてる印象だけど、これでまた可憐なプログラム滑ったらもう絶品になるんだろうなあ。演技の引き出しが多いスケーターは強いな。


★アルフォンソ・キャンパ&メリー・アゼベド
エアリアル。おや、今年は違う方なのかな。今年の天使は髪の毛があるのか←見るとこ違う
布というよりは伸縮性のあるゴムみたいな紐が天井から垂れ下がり、それを利用してのアクロバット。口にくわえて浮き上がる技はチェスナさんたちはやってなかったからびっくり。やってることは似てるけど、ロマンチックさがそこまで強くない代わりによりアクロバットさが強い感じですね。身体能力を見せつけられたと言うか。


織田信成
ヴァイオリニストである末延麻裕子さんとのコラボ。幕張でも滑っていたプログラムですね。
この方、わりと存在感のある音色が武器なのかな。いい感じにその音を観客に聞かせながら織田君が客席に乱入したりジャンプ跳んだりするので、耳にも楽しいしすごく贅沢なプログラムに思えました。織田君はファンタジーの終焉まで出演していて欲しい…。
アナウンスに笑っちゃった。織田信クルーズって(笑)。


紀平梨花
国別でも滑ってたプログラムかな。簡単そうにやってる振り付けだが、教えてもらってもできなかったと言う宮本先生。ちょっと照れ臭そうな表情でただかわいくサラッとこなしてるように見えるのに、そんな難しいとは。昨シーズンの躍進は伊達じゃないよな…。
国別の時は作ったばっかだったんだろうな。動きが全然違うもん。あと髪飾りがすごいかわいい。


書く前は全3回くらいで収めるつもりだったんですけど、思ったよりポエムが長々と入ったせいでまさかの全4回…。てなわけで、次回でようやく最終回です。是非最後まで読んでください。泣いて喜びます…。



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Fantasy on Ice 2019 in KOBE 雑感②

前回の続きです。ここはいつも「昨日の」って書いてたけど、毎日更新をやめちゃいましたからね。ちなみに、今回の感想文は全4回の予定です。


★エフゲニア・メドベージェワ
May J.とのコラボ。ショーのためのコラボだしそこまで滑り込んでないだろうけど、環境の変化などで昨シーズンに見られた不安定さが消えてるなと思った。これは今シーズン楽しみ…。ロシアは国内だけでえらいことになってるけど頑張って欲しい。
彼女も三原さん同様、もう少女じゃないんだなとしみじみと思った。フィギュアスケートという競技は若者のまばたきをしている間に過ぎていく一瞬を見つめる競技でもあるのだなあ…。


★タチアナ・ヴォロソジャール&マキシム・トランコフ
こちらもMay J.とのコラボ。あれ、この曲前も滑ってなかったっけ彼ら。違うっけ?
そう言えばお久しぶりですね。スローは痛そうな失敗をしてたものの、お久しぶりとは思えない先端まで当たり前のように行き届いた美しさ。これが金メダリスト。隠しても隠しきれない実力だな…。隠してないだろうけどさ。
トランコフがあんまり胡散臭くないのでちょっとびっくりした(笑)。


紀平梨花
彼女は幕張と同じ衣装かな。上半身のデザインが腕を締めたり振り回したりするのに邪魔そうなのに、ものともせずジャンプをビシッと決めちゃうのがすげえ…。
宮本先生の解説がやっぱり面白い。技術解説の人と振付師とかそっち方面の人と両方いたら完璧なのかもしれん。


ジェフリー・バトル
過去の恋愛を特に表現…。そうだったのかジェフ…。それを最初に聞いてから演技を見るとイメージが変わる。少し切なそうに見える表情もあったけど、ジェフ、笑ってるんだ。あの心を溶かす笑顔で何度も笑ってるんだ…。
これまでも彼が幸せであったこと、これからも幸せであることを祈らずにいられない。涙が出た…。ヤグディンの次に大好きになったスケーター、それがジェフだった。ヤグディンの引退にあまりにも強いショックを受けた私の心を、あの笑顔と爽やかな滑りでフィギュアスケートに繋ぎ止めたのはほかの誰でもない、彼だった…。
終盤のあまりに美しいイーグルは絶品としか言いようがない。会場で見たかった…。


エリザベータ・トゥクタミシェワ
一時期女子スケーターがあまり出てなかったけど、今年はたくさん出演してていいですね。その中でも彼女は特に見たいスケーターだったから今年は行きたかった…。トホホ。
幕張と同じプログラムですかね。炎を帯びたようなヴァイオリンの音色やおろした髪、光沢のあるさりげなく豪華な衣装、すべてが彼女を美しく彩ってる。贅沢なひととき…。


アリーナ・ザギトワ
椅子が赤いとますますカルメンっぽいですね。細かいことだけども。
競技のプログラムをこんな風にアレンジしてコラボプログラムにするのって、面白い試みかも。競技のカルメンはプログラムに隙がなかったので本人にも隙がなかったけど、このカルメンはしっかりファム・ファタルっぽくていいですね。ザギトワのいい意味での「少女っぽくなさ」がよく活きてる。


ステファン・ランビエール
正統派クラシックのステファンは久しぶりな気がする。衣装がめっちゃ「ファンタジー・オン・アイス」って感じがするわ。
泉の水が湧くようなピアノの音。ステファンの足元、手の振り。あらゆるものがピアノの音色であり、ステファンそのものでもある。ただ美しいのではない、これはあえて定義するなら「ランビエール」という分野なのかもしれない。おそらく会場にいたら私は一切拍手をせずに食い入るように見つめるだろう。拍手をする手間すら惜しく、余計な雑音を耳に入れたくない。それくらい集中して見たいのだ。もう丸2年も彼の演技を見ていない。禁断症状が出そう…。

宮本先生が演技中無言だった。何を喋るのか楽しみにしてたのだが。演技が終わってからいっぱい話してたけど。宮本先生のステファン評面白いよね。


エフゲニー・プルシェンコ
フードかぶるのやめたのかい?やっぱり当時の衣装の再現なのね、めちゃくちゃ既視感あるもん。
プルシェンコってめちゃくちゃ美形というわけじゃないのに、ほかにはない美しさに圧倒されるんですよね。特にこういう咽び泣くようなプログラムだとそれは顕著で、初めて見るスケーターでもないのにいつも知らない誰かを見つけたようにハッとしてしまう。あの肉襦袢と同一人物だと誰が信じるんだ…。同一人物だけどな…。


★テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイヤ
テッサの衣装がなかなか大胆なんだけど、わりと見てる場合じゃない。足元も見なきゃいけないし腕の動きも見なきゃいけないしスコットも見なきゃいけないしああああああああ!←見るところが多過ぎてパンク
何がすごいって、一人でも音に合わせるのって大変なのにこの人たち二人だから。二人で揃って音拾ってる。達人だよ。何これ。
スコットの雰囲気にダークなプログラムは合ってそうだし、すごく良かったと思います。うう、見たかった、圧倒されたかった、とほほ。


羽生結弦
羽生君はおそらくトリに1プログラムだけだったのだろうけど、日によってプログラムを変えたのでここで収録日以外の日の演技も流してくれるらしい。

ToshIの歌声もわりと両方の性別を内包している印象だが、その声質が「時に少女のようにも見える青年」である羽生結弦の独特な佇まいに非常にマッチしているのではないかと思った。女性の声のような柔らかな高さを持ちながら、魂の底から突き上げてくるかのような迫力は男性のそれである。ToshIの歌声には魅力を感じていたけど、こんな風に分析しながら聞いたことはなかった。

その声を背に、時に内側から響かせるように羽生結弦は滑る。ベタな言い方をすれば、これは「怒りの羽生結弦」なのだろう、と私は感じた。
羽生結弦としての価値を我々に等しく与えるために、彼はいつの頃からかその仮面で彼を隠した。けれど、本当の「羽生結弦」はいつだって我々の前にちゃんと立っている。その内で渦を巻くマグマは、彼そのものであり時に仮面すらも融解させる。その瞬間を仮面をつけて見ようとしないのは、おそらく我々の方だ。
本当は言いたいこといっぱいあるんだろうな。それは永遠に、仮面の下に沈めてしまうのだろう。せめてその怒りが、氷上を焼き尽くす炎となって彼を最高に美しく燃え上がらせることを、ただ願う。

オペラ座は炎に包まれて崩壊し、クリスティーヌもおそらくは命を落としたのだろう。いや、最初から存在しなかったのかもしれない。ファントムの本当の復讐が始まる。仮面の下の、さらなる仮面を外して。
世界は燃える。ただただ紅い、怒りの炎。炎の中から生まれたファントムは血塗られたその運命ごと生まれ変わる。炎の紅に染まる横顔は、壮絶なほど美しい。
燃え尽きて崩れ落ちる瓦礫の音。振り向いたその顔は何物にも覆われぬ。魂を燃やさずして歩む人生は、所詮は仮面の下。二度と現れないはずだった幻の、脈打つ鼓動。彼は確かに、此処に居るのだ。

…シーズンオフにしてはそこそこのポエムが書けたわ…。勝手に「オペラ座の怪人・第2章」とか言ってました。ごめんなさい何でもないです…。現地で見られてたらもう少し印象や解釈が変わってたと思うので、それがとても残念です…。


羽生君はイレギュラーに挟まれているのだろうから、テッサとスコットで第1部は終了かな。というわけで、キリがいいので本日はここまで。また次回の記事でお会いしましょう。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。原則火・木・土曜日(たまに日曜日)に更新中なのでお気軽に遊びに来てくださいね。
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Fantasy on Ice 2019 in KOBE 雑感①

今年も結局どの公演にも行けずに終わってしまい、空虚過ぎる1ヶ月を耐え忍んでおりましたが、完全に終了してしまうと今更足掻きようがないので冷静になれますね、はい。
というわけで、幕張の放送よりは元気に見られたので楽しく綴っていきますよ。

BS朝日の放送を見ての感想です。記事が長いので、4回に分けてお送りします。


★オープニング
毎年神戸がいちばん豪華な気がする。P&Gの本社があるんだっけ、違ったっけ。っても今年はちゃんと出演者チェックしてないんだけど、オープニングを見ての印象では幕張よりも豪華に感じました。

幕張には出演してなかった人もいるのね、鈴木さんとかキャンデロロとか。その代わりというか、安藤さんやハビエルがいないのなんか不思議な気持ち。だいたい全公演出てたような記憶が。特に安藤さんは初回から出てたよね。

羽生結弦氏の色が白すぎてちょっとびっくりした…。知ってるはずなのにオープニングの最後に登場した姿はひときわ白く見えたわ。すっかり悪い顔を覚えて…←震える声

ToshIが歌う『残酷な天使のテーゼ』。まさかこんなものが聞けるとは…。サードインパクトが起きるかと思っちゃったじゃないかよ神々しすぎて。いつ完成するのか知らんけど映画の完結編でお流しなさいな…←混乱

しかし『残酷な天使のテーゼ』と言えばもう彼しかいないだろう。羽生結弦氏しかいないだろう。奴はエゴサの鬼だ、ぜっっっったいに知っているはずだ、シンジ君だのカヲル君だの言われていることを。オタクの彼がこの超有名なアニメーション作品を知らないとも思えない。何がどのようにして今回の選曲になったのかは知るよしもないが、ある意味これは人類補完計画そのものである。来るべき時がついに来たのだ!サードインパクト!いやスケート風にクワドインパクト!←意味不明

羽生君の二次元のようなスタイルとサラサラとした黒髪は、確かに主人公・碇シンジの姿を彷彿とさせる。しかし、作品を視聴したことのある方なら同意していただけるだろう。性格は似ても似つかないです!完全に別物です!
目をカッ開く羽生君に思わず吹き出してしまった。お前やっぱりシンジじゃねえよ!初号機だよ!覚醒してるじゃねえかよ!しかもオープニングの最後まで完全に初号機だったよ!残酷な天使ってお前かよ!そう言えばエッジカバー初号機の配色だよな?ずっとツッコミたかったんじゃあああああそれをおおおおお←暴走←落ち着け…

全人類の夢(←言い過ぎ)・「エヴァンゲリオンで滑る羽生結弦」はまさかの「シンジって言うか初号機」だったという、予想外と言うかある意味予想通りと言うか(笑)の結末であった…。これが5年前ならもうちょっとシンジっぽかったかもしれないですけどね…。
いや、むしろ、第4A使徒ユヅル。さもなくばクワドチルドレン・羽生ユヅル。エヴァ乗らなくても素手ガンダム倒せます。って作品違うからそれ←しかも伝わる気がしない←Gガンダムっていう作品が昔ありましてな…

エヴァはモロにリアルタイムな世代です。放送局がテレ東だったので実際には少し遅れて見たけど。テレ東が入らない地域なんだ。劇場版を見終わって映画館から出てくる人が全員無言だったのが映画より怖過ぎたあの夏…。ポテトチップスをバカじゃないかと思うくらい食ってオマケのカードを集めまくったっけ。半分くらいはポテトチップスが食べたくて集めてた(※大好物・ポテトチップス)。応募券みたいなのを送って収納ファイルをもらったよ。まだどこかにあるよきっと…。監督の出身県に行った時ちょうど放送かなんかやってて確か作品のTシャツを視聴者プレゼントしてたんだけど、テロップが「エヴォンゲリオン」という死ぬほどバッタもんくさい誤植になってたのが忘れられない…。←大昔の記憶なので私の見間違いだったらごめんなさい…

まさかもう作品の舞台だった2015年もとっくに過ぎてて、まだ新しい劇場版が完結してなくて、ToshIが熱唱するそのリンクでオリンピックを66年ぶりに連覇したおそらくは史上最高のスケーターが満を持して主題歌で滑ってるとか…。日本が誇るオタクカルチャーはここに二次元と三次元の完璧なシンクロを見た。これが神話じゃなくて何が神話なのか←錯乱
確かプレステで出てたエヴァのゲームで見られるとあるエンディング。どうしても見たかったけどたぶんいまだに願いは叶っていない。でも話を聞いているだけで「今後何らかの形で完結編が出るならラストはそれでいいでしょ」と思ってた。どうやら来年公開らしいけどどうなるのかな。羽生君のおかげでいろんなことを思い出したわ…。庵野監督がピンクのタオルを肩に引っ掛けた風呂上がりみたいな格好でテレビ局に呼ばれてインタビュー受けてたこととか←さっきからどうでもいいことしか覚えてないだろお前…

選曲からつい羽生君に意識が向いてしまうが、『残酷な天使のテーゼ』で滑るステファンが見られたというのも個人的には驚き。ものすごいレアな光景だな、と勝手に感激してました。うまく説明できないんだけど。明朝体なサブタイトルとかBGMとか、一度はどこかで見聞きしたことがあるだろうと予想されるくらい社会現象化してた作品ですからねえ。

しかし、羽生結弦氏と二次元の親和性は今後も注目されて良いのではないか。そうですね、加速装置!って叫びながら爆走して欲しいです。叫ばなくてもいいから黄色いマフラーで爆走して欲しいです。『サイボーグ009』は何度も映像化されていてその度にイメージが違うけど、やはり原作の石ノ森先生のあのリリカルなくせにいちばん強い島村ジョーで。あれを三次元に再現できるのはたぶん羽生結弦氏しかいません。異論は認める。
私変な時期に突然原作読んでハマったから映像化作品でちゃんと見たの超銀河伝説くらいなんだよな。だから原作のイメージしかほぼないんだ。って何の話ですかねこれは!そもそもオープニングだけでこの長さとか正気の沙汰じゃねえよ!終われ!いいから終われ!←謎の逆ギレ


三原舞依
もう「舞依ちゃん」じゃないな、三原さんだ…。昨シーズンも少し思ったけど、雰囲気が本当にガラリと変わって品のいい美しさが彼女だけの味わいにまで進化している。今シーズンが楽しみになる演技でした。


★デニス・ヴァシリエフス
月の光だけど、クビテラシビリが使ってたロックなやつかな。上品さも感じさせる動きから、野性味を帯びた滑りへの移ろい方がいい。彼はステファンに似てると言われるが、この野性味が前に出てくるとステファンとは全然違う個性だなと毎度思う。
宮本先生の解説が振付師っぽい視点で、ほかの解説者とはちょっと毛色が違ってて面白いな。


宮原知子
衣装は幕張の時と違うかな?幕張で着てたやつは競技で使えそうになかったもんな。新しい衣装は一見シックなんだけど首もとが鮮やかで、派手すぎず地味すぎずなかなかのインパクト。
昨シーズンのエキシビションをさらにエキゾチックにしたようなプログラムに感じました。いろんな経験が競技に活かされていくんですねえ。競技で見るの楽しみだな。


織田信成
突然泣き出しそうな声が入るのでビクッとしたが、映画のセリフかな。
織田君はどうしてもコミカルなイメージが強いけど、スケートそのものはそこまで癖がなくて正統派だと個人的には思う。癖が強かったり明らかな得意ジャンルがあると演技のスタイルが固定されがちになるけど、それにとらわれず多様な味付けができるのはたいへん強力な武器ではないか。ものすごくプロ向きのスケーターだと思うなあ。


…どう考えてもオープニングが長過ぎ(汗)。てなわけで本日はここで終了です。続きはまた次回。



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。原則火・木・土曜日(たまに日曜日)に更新中なのでお気軽に遊びに来てくださいね。
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振り返らないための振り返り2019上半期

今週のお題「2019年上半期」


今年もこの季節がやって来ましたね。ブログをはてなとnoteに分割してからはてなはほとんどフィギュアスケートのことしか書いていないので、例年通りブログ記事で半年を振り返るのは厳しいかな、と少し悩んだのですが、毎回参加してるお題なので今年も頑張って書いてみます。

フィギュアスケート関連

そんなわけで、まずはフィギュアスケートに関して。これについては2018-19シーズン1年間の振り返り記事を書いたばかりなので、そちらをどうぞ。厳密には上半期じゃないですけどね。
usagipineapple.hatenablog.jp


もて海

スケート以外で最も力を入れて書き、さらに反響もあったのが「土佐おもてなし海援隊」(通称・もて海)関連。ちょうど上半期にあたる今年の3月に活動終了してしまったということもあって、記事が集中しています。
本当は活動終了までにどうしてももう一度ステージを見に行って記事にしたかったのですけど、それが叶わずたいへん無念です。それでも、このグループのことを少しでも文字にしたくて、少しでも拡散されやすいはてなで書き残すことにしました。

記事が「届く」という嬉しいんだけどめちゃくちゃ恥ずかしい、でも嬉しい、というすごく奇跡的で貴重な経験もさせていただいて、ネット怖い、でも凄い、と目を白黒させてます…。何が起こったんだ←まだ動揺してる

そんなこともあって、ちょっと多目にこの3記事をピックアップ。スケート以外ではもて海の上半期だったと言えるかも。
もしまた記事を書ける機会があれば、今後もはてなに載せる予定です。最初にもて海の話を載せたのはnoteなので、どちらがいいのか悩んだんですけどね。
usagipineapple.hatenablog.jp


usagipineapple.hatenablog.jp


usagipineapple.hatenablog.jp


ラーメン食べたい

お題スロットの記事ですけど、珍しく普通の旅日記も書いてみました。以前から尾道の記事は書きたかったのですが、ちょうど尾道の超有名ラーメン店が休業するという話が出た頃に載せることになり、意図せずタイムリーに…。最後に尾道に行った時はちょうど店休日だったはず。これが運命ってやつなんだろうな…。
尾道はホントに不思議な魅力のある街なので、是非足を運んでみていただけたらな、と思います。
usagipineapple.hatenablog.jp


おすすめ記事とお題記事

1年ほど前から、時々はてなの公式ツイッターで紹介してもらえたり、おすすめ記事に載ったりするようになりました。たまーに、ですけど。
ツイッターはだいたいわかるのですが、おすすめ記事はアクセス解析をチェックして初めて「もしかして載ってた?」と気付くことも…。おすすめ記事ではなく別のところからのリンクかもしれないですけども。

だいたい一定時間内にそれなりにアクセスがあれば自動的に選出されるのかな、と予想してるのですけど、そこそこアクセスあっても紹介されなかったり、その逆にたいしたアクセスはなかったはずなのにおすすめ記事に載ったこともあるので、アクセス数以外の要素もあるのかな。タイミングとかね。

あまりアクセスは無かったと思ってたこの記事がおすすめに載っててびっくりしたので、記念に貼っておきます。上半期ギリギリだったのでちょうど印象に残った(笑)。
usagipineapple.hatenablog.jp


トップに載るおすすめ記事とは別に、お題に参加した記事もピックアップされました。これで2回目かな。編集部?の方がコメントもつけて紹介してくれるので、どの辺を読んで選んでくれたのかな、ということもわかって嬉しいです。
ちなみに、この記事でした。
usagipineapple.hatenablog.jp


平成から令和へ

あまりいい記事ではないのですけど、改元という生涯に数回しかない機会ですし、この上半期における大きな出来事なので、一応選出。
usagipineapple.hatenablog.jp


1000記事の節目

そして、上半期終了直前に、はてなブログを開始してから1000日経ちました。毎日1記事ずつ更新し続けた記事も1000記事。このまま毎日更新したかったのですが、個人的なエッセイなど、心の内をディープに綴ってるような内容はできるだけもうはてなには書かずにnoteに、と決めたので、noteを活かすためにも毎日更新は終了します。
noteを当面お休みにしてしまおうか、などとも考えたのですけど、せっかく記事の分野をはてなとnoteで分けたのに、またはてなで日記的な記事を書くようになったら意味がないかな、と思って。

できるだけフィギュアスケートに特化しつつも、できるだけはてなをメインで更新していく方針も変えずにいたいと思っておりますので、今後とも覗いていただければ幸いです。現在ははてなが週4、noteが週3のペースで、毎日どちらか一方を更新しております。

1000日目の記事はこちら。
usagipineapple.hatenablog.jp



こんなところですかね。1000日の節目やフィギュアスケートのシーズンの節目も重なり、振り返り記事が続いててすみません(汗)。

経済的困窮からも抜け出せず、まるでうまくいかないまま上半期も終わってしまいました。何とかなると思い込む一方で、先がまったく見えず不安で潰れそうにもなっています。下半期はねえ、ブログ更新できなくなるほど忙しくなりたい(笑)。

ではでは、また次回の記事でお会いしましょう。



これまでの振り返り記事もご参考までに↓

★2016年の振り返り
usagipineapple.hatenablog.jp


★2017年の振り返り
usagipineapple.hatenablog.jp


★2018年上半期の振り返り
usagipineapple.hatenablog.jp


★2018年の振り返り
usagipineapple.hatenablog.jp



「うさぎパイナップルnote分室」を開設しました。フィギュアスケート以外の話題は2018年9月よりこちらに集約させております。心の叫びや日々の呟き、小説から趣味の話、フィギュアスケートの話も時々、要するに何でもあり。原則火・木・土曜日(たまに日曜日)に更新中なのでお気軽に遊びに来てくださいね。
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